円座クッションとは、中央に穴の開いた円形のクッションのこと。その形状から「ドーナツクッション」と呼ばれることもあります。お尻に悩みがあって通常のクッションに座るのがつらい場合に便利なアイテムです。
そこで今回は、自分の悩みや体形に合った円座クッションの選び方を詳しく解説。また、おすすめのアイテムもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
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円座クッションの選び方
硬さをチェック
リラックスタイムに使うなら「普通タイプ」
一般的なクッションと同じ綿入りやビーズ入りの円座クッションは、ほどよいやわらかさが特徴。ただ座るだけでなく、うたた寝するときの枕や抱き枕代わりにも使えます。テレビを見るときなどのリラックスタイムにおすすめです。
ただし体重の重い方が座ったり、長時間のデスクワークに使ったりすると、クッションがつぶれて弾力感がなくなってしまうことがあります。
お尻や腰の負担を減らしたい方は「低反発タイプ」
円座クッション初心者の方におすすめなのは、低反発タイプのモノ。ウレタンフォームでできているため、ふんわりとした感触が魅力です。手のひらで押すとゆっくり沈み、跡が残る程度の硬さがあります。
お尻をやさしく包み込むので、デリケートゾーンが気になる方にもおすすめ。また、お尻全体をしっかり支えて正しい姿勢をサポートする効果が期待できるため、座り方にこだわりたい方にもぴったりです。
長時間のデスクワークにおすすめの「高反発タイプ」
高反発タイプの円座クッションは、ウレタンフォームが高密度で入っているため、硬くてヘタりにくいのが特徴。長時間座ってもしっかりとお尻を支えられます。そのため、柔らかすぎる円座クッションで満足できなかった方や、体重の重い方におすすめです。また、デスクワークの方もチェックしてみてください。
ただし、硬めなのでデリケートゾーンに痛みがある方は注意しましょう。
穴の大きさや形状をチェック
デリケートゾーンにクッションを当てないようにするのは、意外と難しいもの。デリケートゾーンが気になる方は、円座クッションの穴が大きめのモノやU字型タイプがおすすめです。一方、穴の小さいタイプなら長期間使ってもへたりにくいのがメリット。デスクワークなどで長く使う方にぴったりです。
ただし、体格によってはサイズが合わないこともあります。購入前に円座クッションのサイズをきちんと確認しておきましょう。
洗えるかどうかをチェック
円座クッションは日常的に使うモノなので、汚してしまう可能性があります。手入れしやすいかどうかもチェックしておきましょう。円座クッションには、本体ごと洗えるタイプのほか、カバーを取り外して洗えるタイプなどがラインナップ。なかには、汚れを拭き取りやすい素材を採用した製品もあります。好みに合わせて選んでみてください。
円座クッションのおすすめ
モグ(MOGU) ホールクッション
中材に流動性の高いパウダービーズを使用し、お尻にやさしくフィットする円座クッション。真ん中の穴が体圧を分散すると謳われており、お尻にかかる負担を軽減し心地よく座れます。長時間座り続けるとお尻が疲れやすい方にもおすすめです。
約8°の傾斜により、背筋が伸びた姿勢で座りやすいと謳われているのも特徴。デスクワークなどでイスに心地よく座りたいときにも活躍します。また、厚みのある後方部分がイスの背もたれと腰の隙間を埋めるため、安定して座れるのも魅力です。
本体をまるごと手洗いできるのもポイント。汗や汚れを落とせるので清潔に使えます。さらに、カラフルでおしゃれなデザインもメリット。インテリアのアクセントにもなるおすすめの円座クッションです。
アルファックス(alphax) ふわもち リングクッション
ファー生地とスパンデックス生地のリバーシブル仕様で、オールシーズン心地よく座れる円座クッション。中材にマイクロビーズを使用し、猫の肉球のような弾力のある手触りを楽しめます。やや硬めなので、しっかりとした座り心地を好む方におすすめです。
マイクロビーズが体圧を分散させると謳われており、お尻にかかる負担を軽減できるとされているのもメリット。座り疲れが気になる方にも適しています。
花のようなかわいいデザインも魅力です。また、ねじるとリング・フラワー・ツイスト・ブロックの4通りに変形させることが可能。円座クッションとしてだけでなく、首枕や腰あてとしても活躍します。
ニチロ毛皮 シルバラード 円座クッション
保温性と吸放湿性の高いムートン生地を使用した、寒い季節にぴったりの円座クッションです。お尻のぬくもりを逃がしにくいので、お尻の冷え対策にもおすすめ。また、汗をかいても蒸れにくいため、長時間でも快適に座れます。
生地にはオーストラリア産のメリノ種を採用。1平方センチメートルあたり約3000本と羊毛の密度が高く、ふわふわの手触りを楽しめます。
洗濯機で手軽に洗えるのもメリット。防ダニ加工と抗菌加工も施されているので、長く清潔を保てます。
オカモト(OKAMOTO INDUSTRIES) オカモト円座ラバークッション S
中材を使わず空気を注入して膨らませるタイプの円座クッション。自宅だけでなく、外出先や車内などで使いたい方におすすめです。洗濯できるカバーが付属しているので汚れても安心。清潔な状態で使用できます。
素材に天然ゴムを使用し、適度な弾力を感じられるのもポイントです。また、空気が抜けにくいように設計されており、反発力をキープしやすいのも魅力。へたりにくいため、痛みが気になるデリケートゾーンを地面からしっかり浮かせて座りたい場合にも活躍します。
外径35cmのSサイズで、お尻が小さめの方におすすめ。なお、MとLも展開しているので、座りやすいサイズをチェックしてみてください。
ヨック(YOKK) ヨック円座 サポート
3つのクッションを一体化させた構造により、しっかりお尻を支えられる円座クッション。体圧をやさしく分散させる効果があると謳われており、座り心地がよいのが魅力です。また、表面にフロッキー加工が施されているので、さわやかな手触りを楽しめます。
空気の注入量を調節することにより、円座クッションの厚みや硬さをカスタマイズできるのもメリット。さらに、使わないときは空気を抜いてコンパクトに折りたためるため、オフィスや旅行などへ持ち運んで使いたい方にもおすすめです。
素材に耐水性のあるポリ塩化ビニールを採用しており、汚れが気になるときは濡れた布などで表面を拭き取ることが可能。手軽にお手入れできる円座クッションを探している方にも適しています。
アルファックス(alphax) お医者さんの円座クッション
低反発ウレタンフォームを採用し、安定感のある座り心地を楽しめる円座クッション。体圧を分散させる効果が期待できると謳われており、お尻の痛みや座り疲れが気になる方にもおすすめです。
約9cmと厚みがあるので、底付き感を覚えにくいのも魅力。また、適度な弾力がありヘたりにくいため、デスクワークなどで長時間使用したい方にも適しています。
真ん中の穴に向かって深く座り込むことにより、背筋が伸びた姿勢で座りやすくなると謳われているのもポイントです。さらに、リバーシブルカバーが付属し、季節に合わせて使い分けられるのもメリット。カバーは取り外して洗濯できるので、清潔に保つことが可能です。
エアリゾームムインテリア(Air Rhizome Interior) デニムデザイン 低反発円座クッション モーニ
デニム風のおしゃれなカバーが付いており、部屋のコーディネートの一部としても取り入れやすい円座クッション。シックな色合いなので、メンズライクやナチュラルテイストの部屋によくなじみます。また、綿100%のサラッとした心地よい手触りも魅力です。
本体の素材には低反発ウレタンを使用し、安定感のある座り心地が楽しめるのも特徴。7cmと厚みがあるため、底付き感を抑えられます。
メイダイ 勝野式医学博士の低反発円座クッション
高さ約8cmの厚みがあり、包み込まれるような座り心地を楽しめる低反発タイプの円座クッション。体圧が分散されやすいと謳われており、お尻の負担を軽減する効果が期待できるとされています。
綿パイルのふわふわとした手触りを楽しめるカバーが付いているのも魅力。裏面には滑り止め加工が施されており、ずれにくく快適に使用できます。また、ファスナー式なので、カバーを簡単に取り外すことも可能。洗濯できるため、清潔に使いたい方にもおすすめです。
コジット(COGIT) お尻にやさしいフローリングクッション
約16cmと高さがあり、フロアクッションとして使いたい方にもおすすめの円座クッションです。脚を伸ばしたりあぐらを組んだりしても座ることが可能。床に直接座るよりも、楽に座れるのが魅力です。
高反発と低反発のウレタンを含む4層構造を採用し、身体の沈みすぎを軽減。座面にはマイクロわたを使用し、やわらかな座り心地を楽しめます。また、ドーナツ形状とウレタン層により体圧が分散され、お尻の負担を和らげやすいと謳われているのも魅力です。
和室でも洋室でもなじみやすいおしゃれなデザインなので、幅広いシーンで活躍。さらに、裏地に滑りにくい生地を使用しているため、フローリングでもずれにくく快適に使用できます。
東京西川 リバーシブルクッション
U字形状で、デリケートゾーンの痛みが気になる方におすすめの円座クッション。座ると中央の穴が少し広がるため、デリケートゾーンに触れにくく座りやすいのがメリットです。
硬めのポリエステルとやわらかいウレタンフォームの2種類の中材を使用しているのも特徴。リバーシブル仕様で、好みに合わせて硬い面とやわらかい面を使い分けられます。
表面の生地に、汚れをはじきやすいウレタンコーティングが施されているのもポイント。乾いた布、もしくはしっかりしぼった布巾を使って、汚れをサッと拭き取れます。
TCC ロザリー 円座クッション
穴が縦に長いため、痛みが気になるデリケートゾーンが触れにくい円座クッションです。また、素材に硬さのある高反発ウレタンを使用し、お尻が沈み込みにくいのも特徴。高さ6.5cmと厚みもあり、デリケートゾーンを浮かせた状態をしっかり保てます。
耐久性の高さも魅力。ヘたりにくいため、長く愛用したい方にもおすすめです。さらに、カバーは取り外して洗濯機で洗うことが可能。手軽にお手入れできます。カバーには取っ手も付いており、持ち運びも簡単です。
価格が比較的安いのもうれしいポイント。お手頃で使いやすい円座クッションを探している方はチェックしてみてください。
ネクサスシュピッツェ(Nexus Spitze) ラ・クッション 円座クッション NS001
幅37×奥行30cmと横に長い楕円型で、お尻がすっぽりと収まりやすい円座クッション。また、穴により背筋が伸びた姿勢で座りやすくなると謳われています。前方に傾斜があるため太ももにかかる負担が少なく、快適に座りやすいのが特徴です。
やわらかめの高反発素材を使用しているのもポイント。沈みすぎないようにお尻をしっかり支えられるうえ、ほどよいやわらかさがあるので心地よく座れます。さらに、体圧を均一に分散できるとも謳われているため、お尻の負担を軽減したい方にもおすすめです。
小泉ライフテックス 美姿勢サポート円座クッション SUWARELA 181-8035
太ももがフィットする立体的な形状により、きれいな姿勢をサポートする円座クッション。約3cmの前傾斜により骨盤が前方へ押し出され、背筋を伸ばして座りやすいと謳われています。姿勢よく座りたい方などにおすすめです。
幅45×奥行40×高さ7.5cmのやや大きい楕円形で、お尻全体がすっぽり収まりやすいサイズ感。ほどよい硬さの高反発ウレタン素材を使用しており、お尻をしっかり支えます。また、穴があるため、デリケートゾーンが触れにくくより安心して座れます。
ニットスムース生地のカバーは、取り外して洗濯することが可能。清潔に使用できます。
デリケートゾーンに悩みを持つ方におすすめな「円座クッション」。長時間のデスクワークやドライブ時が多く、お尻や腰にかかりやすい方にも適しています。今回ご紹介したさまざまな素材・カタチ・大きさの円座クッションを参考にしながら、自分に合うモノを選んでみてください。