ベースを演奏する際に音色や弾き心地に大きな影響を与える「ベース弦」。ニッケルやステンレスなどの素材を採用したモデルだけでなく、ナイロンを使った製品など幅広い製品が豊富に展開されています。

そのため、どれを選んでよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、おすすめのベース弦をピックアップ。選び方のコツもご紹介するので参考にしてみてください。

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ベース弦の交換時期とは?

ベースの弦は長期間弾かなかったり放置したりすると、手汗や脂の付着によってサビが発生してしまいがち。サビた弦は変色または光沢がなくなり、指触りがザラっとしてピッチが合いにくくなってしまいます。

一般的にベース弦の寿命は2週間程度といわれており、1ヶ月に1度は交換して使用しましょう。ただし、演奏する機会が多い場合には劣化が早くなるので注意が必要。反対に使用するベース弦によっては、長持ちする場合もあります。

2週間程度の寿命を目安に、サビが発生する前に定期的な交換を行うのがおすすめです。

ベース弦のおすすめメーカー

ダダリオ(D’Addario)

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エレキギターやアコースティックギター、ベースなどの弦を展開する「ダダリオ」。世界中のギタリストやベーシストから高い支持を得ているリーズナブルながら高品質な弦が人気です。

ダダリオが製造するベース弦は、バリエーションが豊富。サウンドのバランスに優れたモデルが多く、ベース初心者からプロまで幅広い層におすすめです。

特に、ニッケルワウンド弦の「XL NICKEL」シリーズは、ベース弦の定番としても知られています。さらに、芯線に高炭素カーボンを採用した「NYXL」シリーズも人気。低音から高音まで太さのある整った伸びやかなサウンドが奏でられます。

エリクサー(Elixir)

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「エリクサー」は、コーティングが施されたギターやベースの弦を製造していることで知られているメーカー。特許取得済みの極薄コーティングによって、弦の腐食や汚れを予防し、皮脂や汗による音色の劣化を防げるのが魅力です。

エリクサーが製造するベース弦は、耐久性の高さがメリット。価格はやや高額ですが、ランニングコストを削減したい場合にも適しています。

また、きらびやかなサウンドや優れたフィーリングもエリクサーが製造するベース弦の魅力。好みのサウンドを長期間維持したい場合にもおすすめのメーカーです。

アーニーボール(Ernie Ball)

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1962年から長期間にわたって高品質なギター弦やベース弦を作り続けている「アーニーボール」。ポール・マッカートニーやキース・リチャーズ、エリック・クラプトンなど世界的に有名なミュージシャンからも支持を得ているメーカーです。

アーニーボールが製造するベース弦は、「SLiNKY」と呼ばれるシリーズが人気。ダダリオの「XL NICKEL」シリーズと並んで定番のベース弦として知られています

アーニーボールのベース弦はしなやかでテンションが低め。指にかかる負担を抑えたい場合にもおすすめです。ベース初心者の方や扱いやすい弦を探している場合にも適しています。

リチャードココ(R COCCO)

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「リチャードココ」は、1951年にアメリカで誕生した弦メーカー。ギターやベースなどのハンドメイド弦製作で知られており、高品質な素材や伝統的な製造機を使用してクオリティの高い弦を展開していることで人気を集めています。

リチャードココが製造するベース弦は、職人の手によって1本1本丁寧に巻かれているのが魅力。楽器の性能をしっかりと引き出したサウンドが奏でられます。

ベース弦のおすすめ|ニッケル

ダダリオ(D’Addario) XL NICKEL EXL165

ダダリオ(D'Addario) XL NICKEL EXL165

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世界中のベーシストからも支持されているダダリオの「XL NICKEL」シリーズに属するベース弦。素材にニッケルを採用しているラウンドワウンド弦です。

ダダリオ独自のデジタル制御機器で精密に製作されているのが特徴。高品質で高いパフォーマンスが期待できます。弦の太さは.045〜.105で、パワフルなローエンドとクリアな広域が魅力。サウンドのバランスに優れており、明瞭な音を好む場合にもおすすめです。

定番のベース弦で、ミディアムスケールやショートスケール、スーパーロングスケールなどのラインナップも展開。5本以上の弦を備えたベース用のモデルも製造されています。

ダダリオ(D’Addario) XL HALF ROUNDS SEMI-FLAT WOUND ENR71

ダダリオ(D'Addario) XL HALF ROUNDS SEMI-FLAT WOUND ENR71

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ピュアニッケルの巻線に高精度な研磨を施したおすすめのベース弦。表面がフラットに仕上げられたハーフラウンドタイプのベース弦で、ラウンドワウンドとフラットワウンドの中間の特性を備えているのが特徴です。

クリアかつヴィンテージ感があるサウンドが魅力。エアロスミスのTom Hamiltonに使われていることでも知られています。

アーニーボール(Ernie Ball) SUPER SLINKY NICKEL WOUND 5-STRING ELECTRIC BASS STRINGS 40-125 GAUGE P02824

アーニーボール(Ernie Ball) SUPER SLINKY NICKEL WOUND 5-STRING ELECTRIC BASS STRINGS 40-125 GAUGE P02824

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ダダリオの「XL NICKEL」シリーズと並んで定番のベース弦として知られているアーニーボールの「SLiNKY」シリーズに属する製品。低域から高域までバランスに優れたサウンドを奏でられるのが魅力です。

芯線にはスズ・メッキ・ヘックス・スティール・コア、巻線にはニッケル・メッキ・スティール・ワイアーを採用。南カリフォルニアのコーチェラ・バレーで高品質な原料を使って製造されています。

また、展開されているゲージの種類が幅広い点もおすすめです。

リチャードココ(R COCCO) FINEST HANDMADE STRINGS STAINLESS STEEL OR NICKEL ROUND WOUND RC4GN

リチャードココ(R COCCO) FINEST HANDMADE STRINGS STAINLESS STEEL OR NICKEL ROUND WOUND RC4GN

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リチャードココの歴史や経験を注ぎ込んで製造されている、クオリティに優れたベース弦として知名度の高い製品。職人の手によって作られており、信頼性や安心感のあるベース弦に仕上がっています。

サウンドは芯が太く、クリアながら存在感をアピールできるのが魅力。ベース本来の音色を1ランクアップさせたい場合にもおすすめです。

SIT STRINGS TAPER WOUND TNR545125L 5-STRING LIGHT

SIT STRINGS TAPER WOUND TNR545125L  5-STRING LIGHT

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4弦目・5弦目がテーパード仕様になった、ベース弦です。ブライトなサウンドが特徴で、さまざまなジャンルやプレイスタイルで重宝します。

各音域はバランスが良好で、トレブルが出過ぎないのも魅力。初めて5弦ベース用の弦を購入する方におすすめです。

PLAYTECH ベース弦 EBS-45105

PLAYTECH ベース弦 EBS-45105

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比較的リーズナブルな価格で購入できるコスパに優れたベース弦です。素材にはニッケルを使用しているスタンダードなラウンドワウンド弦。手触りはナチュラルでピュアなサウンドが実現できます。

一般的な長さのロングスケールベースに対応しているので、初心者の方はチェックしてみてください。

Ibanez IEBS4C

Ibanez IEBS4C

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USAスチールの芯線にニッケルを巻いて製造されているベース弦。断面の丸い巻線を採用したラウンドワウンド弦で、倍音が多くクリーンなサウンドを実現しています。

また、コーティングが施されている点もメリット。サビに強く、長寿命なのがポイントです。弦交換の回数を減らし、ランニングコストを抑えられます。

フェンダー(Fender) Bass Strings 7250

フェンダー(Fender) Bass Strings 7250

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ニッケルメッキ・スチールを採用しているベース弦。ニッケルの滑らかな感触とスチールの高出力かつダイナミックなサウンドを兼ね備えているのが特徴です。

断面の丸いラウンドワウンド弦は、明るくパンチの効いた音色を奏でられるのが魅力。ロックやブルースなどの音楽ジャンルをプレイする場合にもおすすめです。

弦の太さは、.040〜.0100。やや細いベース弦を求めている場合にも適しています。

Aria AriaProII AGS-600C

Aria AriaProII AGS-600C

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上質な6角芯を採用しているベース弦。極薄のテフロンでコーティングされているのが特徴です。手汗や脂が付着してもサビにくく、弦の寿命を延ばせるのがメリット。ベース弦の交換によるランニングコストを抑えたい場合にもおすすめです。

Ariaはギターやベースを製造する日本国内のメーカーで、安心して購入できるのもポイント。品質を重視する場合にも適しています。

DINGWALL CUSTOM BASS STRINGS NICKEL 5ST

DINGWALL CUSTOM BASS STRINGS NICKEL 5ST

クリアな低音域とパンチの効いた高音域が特徴の5弦ベース用の製品。サウンドのバランスに優れているだけでなく、弾きやすさにも定評があります。

DINGWALLのベース弦は、フレットを扇状に配置して弦ごとに異なるスケールをあてはめたFanned-Fret Systemに対応しているのが特徴。マルチスケールのベースを使用している場合にもおすすめです。

JIM DUNLOP STANDARD SERIES NICKEL WOUND BASS STRINGS 45-105 DBN45105

JIM DUNLOP STANDARD SERIES NICKEL WOUND BASS STRINGS 45-105 DBN45105

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ブライトなサウンドが奏でられるので、バンドのなかでベースの音を際立てたい場合にもおすすめの製品です。パンチのある中音域と甘い高音域が特徴。素材にはニッケルを採用しているラウンドワウンド弦です。

また、各弦のバランスに優れているのもポイント。指板のどの部分を弾いてもしっかりとしたローエンドが得られる点もおすすめです。

DR SUNBEAMS NMR-45

DR SUNBEAMS NMR-45

ラウンドコアにニッケルメッキ巻線を採用しているベース弦です。ニッケル・プレート巻のワイヤーは磁力に対する反応がよく、音の立ち上がりに優れているのが特徴。ベーシストのフィーリングを損なわず出力できるのが魅力です。

また、あたたかみがあり、タイトで抜けのよいサウンドを楽しめるのも長所。高度なテクニックを多用するプレイヤーにもおすすめのベース弦です。

ベース弦のおすすめ|ステンレス・スチール

ダダリオ(D’Addario) NYXL NYXL45100SL

ダダリオ(D'Addario) NYXL NYXL45100SL

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ダダリオ独自の高炭素カーボン「NY STEEL」を芯線に採用しているベース弦です。ダイナミックレンジが広く、サスティンの効いたサウンドを奏でられるのが魅力。精密なデザインで、幅広いプレイスタイルに対応できます。

また、低音がディープでパンチが効いている点もメリット。倍音のレスポンスが際立っている点もおすすめです。

エリクサー(Elixir) エレクトリックベース ステンレス NANOWEBコーティング 14777

エリクサー(Elixir) エレクトリックベース ステンレス NANOWEBコーティング 14777

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素材にステンレスを採用している5弦ベース用の製品。ステンレスベース弦らしい攻撃的な音色と重低音が魅力です。一般的なステンレス製の弦は弾き心地がザラザラとしていますが、本製品はスムースかつナチュラルな感触が得られます。フィンガーノイズを軽減したい場合にもおすすめです。

また、極薄のコーティングが施されているのもポイント。巻線の隙間に汚れが入り込むのを防ぎ、サビを予防できる点もおすすめです。

ベース弦の交換頻度を抑え、ランニングコストを軽減したい場合にも適しています。

ROTOSOUND SWING BASS 66 RS66LD

ROTOSOUND SWING BASS 66 RS66LD

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ジェームズ・ハウとジョン・エントウィッスルによって完成された業界標準と謳われるベース弦です。サウンドはブライトでパンチが効いており、バンドサウンドのなかでベースをアピールしやすいのが魅力。ロックを演奏する際にもおすすめです。

素材にはステンレスを採用しており、サビに強いのもメリット。長寿命なベース弦を求めている場合にも適しています。

DR HI-BEAM MR-45

DR HI-BEAM MR-45

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DRが製造する定番のベース弦。素材にはステンレスを採用しており、クリアでパンチがあって抜けのあるモダンなサウンドを実現しています。

また、明るすぎず、各帯域のバランスに優れているのもポイント。各弦の出力が均等になるように設計されている点もおすすめです。さらに、演奏がしやすい点も長所。サビに強く長寿命な点もメリットです。

GHS Bass Boomers M3045

GHS Bass Boomers M3045

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1975年に登場して以来、「THE POWER STRING」の名称で親しまれているベース弦です。六角形の芯線にニッケルメッキのスチール・カバーを巻いた製品。アグレッシブかつ大胆な低中音域が特徴です。

また、低音弦にステンレスとニッケル・プレートを使用しているのもメリット。ピックを使って演奏する場合だけでなく、フィンガーピッキングを使用する場合にもおすすめです。

THOMASTIK-INFELD JF344

THOMASTIK-INFELD JF344

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比較的高額ながら、愛用者の多いフラットワウンドタイプのベース弦です。シルク・インレイが施されたスチールの芯線を採用。巻線にはリボン状のニッケル合金が使われています。

一流のベーシストが愛用していることでも知られており、プロミュージシャンが使用するベース弦の弾き心地を試したい場合にもおすすめ。程よい深みがあり、ベースが強調されたサウンドが得られます。

Markbass ENERGY SERIES MAK-S 4ENSS40100

Markbass ENERGY SERIES MAK-S 4ENSS40100

高品質なステンレスワイヤーを使用し、職人の手でハイ・カーボン・ヘックスコアに巻きつけているベース弦。腐食に強く、長期間使用できるのが魅力です。また、弦交換にかかるランニングコストを抑えたい場合にも適しています。

サウンドはブライトで豊かな倍音が特徴。深みがありファットなトーンを求める場合にもおすすめです。

ベース弦のおすすめ|ナイロン

ダダリオ(D’Addario) TAPEWOUNDS BLACK NYLON ETB92S

ダダリオ(D'Addario) TAPEWOUNDS BLACK NYLON ETB92S

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金属の芯線にナイロンのテープを巻きつけているテープワウンドタイプのベース弦。フラットワウンド弦の深みのあるサウンドやアタック感を実現でき、ヴィンテージ感のあるトーンを得られるのが魅力です。

弾き心地はスムーズで長寿命な点もメリット。サウンドや弾き心地、耐久性などのバランスに優れている点もおすすめです。

フェンダー(Fender) Nylon Tapewound Bass Strings 9120

フェンダー(Fender) Nylon Tapewound Bass Strings 9120

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フレットレスベースに使用するベース弦として適した製品。フラットなナイロンの巻線が使われており、あたたかくジャジーなサウンドを得られるのがメリットです。

また、指にやさしく、弾き心地に優れているのもポイント。音色も耳に心地よく、芳醇なトーンが響きます。加えて、長寿命な設計が採用されているのもポイント。弦交換の頻度を抑えたい場合にもおすすめです。

La Bella Beatle Bass Black Nylon Tape 50-100 760NHBB

La Bella Beatle Bass Black Nylon Tape 50-100 760NHBB

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ヘフナーが製造するバイオリンベースなどに適したベース弦です。ヘフナーの3種類のブリッジに対応できる製品。クラシカルなスタイルを好む場合にもおすすめです。

また、素材にブラックナイロンを採用しているのも特徴。あたたかみのあるヴィンテージトーンが楽しめるだけでなく、優れたサスティンや長寿命も実現できる点もメリットです。

ベース弦のおすすめ|ブロンズ

ダダリオ(D’Addario) PHOSPHOR BRONZ EPBB170

ダダリオ(D'Addario) PHOSPHOR BRONZ EPBB170

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アコースティックベース用に設計されているベース弦です。素材には、ブロンズに燐を加えたフォスファーブロンズを採用。落ち着いたなかに華やかさを感じられるサウンドが得られます。

また、指触りが滑らかな点もメリット。思い通りのピッキングやプラッキングが実現できます。さらに、コーティングが施されたモデルが展開されている点もおすすめです。

フェンダー(Fender) Phosphor Bronze Acoustic Bass Strings 7060

フェンダー(Fender) Phosphor Bronze Acoustic Bass Strings 7060

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素材にフォスファーブロンズを採用しており、複雑な倍音とキラキラとした高音域が特徴のベース弦。轟き響くような低音域を備えており、リッチであたたかみのあるサウンドが奏でられます。

また、耐久性に優れているのもポイント。スタジオやライブハウスのステージなど幅広いシーンで高いパフォーマンスが披露できるベース弦としてもおすすめです。

ROTOSOUND BRONZE BASS 44 RS44LC

ROTOSOUND BRONZE BASS 44 RS44LC

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フォスファーブロンズ製のラウンドワウンド弦を採用している製品。ROTOSOUNDが製造する弦のなかでもアコースティックベースのプレイヤーに愛用されているモデルです。

特別に調合されているブロンズのサウンドは、ホローボディのアコースティックベースが発する濁った音を明るくすることが可能。あたたかみがあり、ジャズを演奏する場合にもおすすめです。

Aria AGS-600AB

Aria AGS-600AB

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価格は抑えつつ、高品質を実現しているベース弦。素材には80/20ブロンズが使われており、ロングスケールのベース用に設計されています。

弦の太さは、.040〜.095とやや細め。演奏する際に指にかかる負荷を抑えられるので、太さのある弦が弾きにくいと感じる場合にもおすすめです。また、キラキラとした高音域を好む場合にも適しています。

ベース弦のおすすめ|コバルト

アーニーボール(Ernie Ball) SUPER SLINKY COBALT FLATWOUND ELECTRIC BASS STRINGS 45-100 GAUGE P02814

アーニーボール(Ernie Ball) SUPER SLINKY COBALT FLATWOUND ELECTRIC BASS STRINGS 45-100 GAUGE P02814

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錫メッキが施されたスティールワイアー・ヘックス・コアにコバルト・アンダーラップを巻きつけたベース弦。アーニーボールの「SLiNKY」シリーズらしい弾き心地はそのままに、コバルト弦のモダンなパワーを実現しているのが魅力です。

また、フラットワウンド弦の特性を活かすテンションで巻かれているのもポイント。中音域が明瞭で、ツヤやかかつ滑らかなフィーリングが楽しめる点もおすすめです。

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ベース弦の選び方

ベースのスケールに合うモノを選ぼう

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ベース弦は、所有しているベースのスケールに合ったモノを選ぶのが重要です。スケールはベースの長さを意味します。多くのベースはロングスケールを採用していますが、ショートスケール・ミディアムスケール・スーパーロングスケールなどの製品もあります。

長さの違うベース弦を使用すると、チューニングの狂いやすさや弦のビビりやすさの原因となってしまう場合も。また、ベースに対して短すぎるベース弦を購入すると、長さが足りずに交換できない場合もあります。ベース弦を購入する際は、事前に所有しているベースのスケールを確認しておきましょう。

弦の本数をチェック

一般的にベースの弦は4本が基本。すべての弦をまとめて交換する場合には、4本のベース弦が入った製品を選択しましょう。ただし、ベースには4本以上の弦を備えたモデルも存在するので注意が必要。5弦ベースを所有している場合には、5本の弦がセットになった製品を選択する必要があります。

弦を無駄にしないためにも、使っているベースの弦の本数に合わせた製品を購入するようにしましょう。

太さをチェック

ベース弦は、長さだけでなく太さも製品ごとに異なります。一般的にベース弦は太くなればなるほど中低音域が豊かになり、どっしりとしたサウンドを鳴らすことが可能。ただし、太いベース弦ほど押さえる技術が必要になります。

反対に細いベース弦は、高音域がギラギラとしたサウンドを奏でられるのが特徴。演奏する際にかかる負荷も軽減が期待できます。サウンドの好みと併せて、弾き心地も考慮して弦の太さを検討してみてください。

弦の素材をチェック

使い勝手がよい「ニッケル」

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ニッケルを採用しているベース弦は、もっともスタンダードなタイプ。各メーカーから多彩な製品が展開されており、好みのベース弦を見つけやすいのが魅力です。

また、市販されているベースに標準で張られているのも基本的にはニッケルのベース弦です。弾き心地は比較的滑らかで、中音域が出やすいのが特徴。初心者はもちろん、どのベース弦を購入すべきか迷った場合にはニッケル製のモノを選択するのがおすすめです。

硬くて耐久性に優れている「ステンレス・スチール」

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「ステンレス・スチール」を素材に使用しているベース弦は、ニッケルほどではないものの比較的ラインナップが豊富に展開されているタイプ。硬さを備えており、ザラザラとした弾き心地が特徴です。

また、サビに強いのもステンレス・スチール弦のおすすめポイント。ニッケル弦に比べると耐久性にも優れています。サウンドは高音域の響きやすさが魅力。スラップ奏法の際にバキッとした感覚が得られるのもメリットです。

暗めなトーンの「ナイロン」

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「ナイロン」素材を使ったベース弦は、メロウなトーンを奏でたい場合に便利。あたたかみや丸みを帯びたやや暗めの音色とディープな響きで人気を集めており、ウッドベースとエレキベースの中間のような印象を与えられます。

ナイロンのベース弦は、比較的柔らかで伸縮性を備えているのも魅力。押さえやすいベース弦を求めている場合はもちろん、フレットへの影響を抑えたい場合にもおすすめです。

あたたかい音色が出せる「ブロンズ」

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「ブロンズ」は、銅と錫の合金素材のことをいいます。ブロンズ素材のベース弦は、あたたかく落ち着いた印象の音色が特徴。ジャズやアコースティックな楽曲を演奏する際に適しています。

また、ブロンズに燐を加えた「フォスファーブロンズ」と呼ばれる素材を採用したベース弦も人気。落ち着いたサウンドながら、華やかな印象を与えられるのがメリットです。

パワフルな音を出したいなら「コバルト」

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「コバルト」を素材に採用したベース弦は、パワフルで迫力のあるサウンドを奏でられるのが特徴。クリアな音色を好む方に適しており、低音域を重視したい場合にもおすすめです。また、バンド演奏時にベースの存在感を出したいシーンにも役立ちます。

コバルト製のベース弦は、やさしく滑らかなタッチを得られるのもポイント。耐久性にも優れており、長期間使用できるベース弦としても知られています。

弦の巻き方をチェック

ラウンドワウンド

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ラウンドワウンドは、断面の丸い巻線を使用しているタイプ。スタンダードなタイプのベース弦です。ベース弦の表面に凹凸があり、触った際にザラザラとした感触が得られます。

サウンドは倍音が多く明るくクリーンなのが特徴。立ち上がりの早さやサスティンが長い点もポイントです。

フラットワウンド

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「フラットワウンド」は、断面が四角い巻線を採用しているタイプのベース弦。弦の表面が滑らかなので、触った際の感触はツルツルとしています。

フラットワウンドのベース弦は、丸みのある落ち着いた雰囲気の音色が特徴。サスティンは短めで、アコースティックベースやジャズ系の楽曲で使用するベースに使われる傾向があります。

ハーフラウンド

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「ハーフラウンド」は、内側は丸く表面が平らな巻線を使用しているタイプ。ラウンドワウンドとフラットワウンドの中間に位置するベース弦として知られています。

サウンドや弾き心地も、スタンダードなラウンドワウンドとフラットワウンドの中間の特性を備えています。音色やベース弦を触った際の感触にこだわりたい場合にもおすすめです。

特殊加工されているかどうか

コーティング弦

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一般的なベース弦は素材に金属を採用しており、演奏しているうちにサビが発生してしまいます。サビを抑えてベース弦を長持ちさせたい場合には、コーティングが施された弦を使用するのがおすすめ。コーティング弦は、表面に施したコーティングによって弦の寿命を伸ばしているのが魅力です。

通常のベース弦に比べて約2〜3倍長持ちするのがコーティング弦のメリット。高額なモデルが多い傾向ですが、弦交換の頻度を減らして手間を軽減できる点もおすすめです。

テーパーコア弦

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「テーパーコア弦」は、特殊加工によってブリッジ付近の弦を細くしているのが特徴です。サドルにのる部分のベース弦が細く、振動をしっかりと伝えられるのがメリット。サスティンを長くしたい場合におすすめです。

ただし、ベースの構造によっては取り付けできない場合もあるので注意が必要。弦高やオクターブなどを調整し直す手間がかかる点も留意しておきましょう。