アコースティックギターの音を増幅できる「アコギ向けプリアンプ」。各帯域の音を調節するイコライザーや、さまざまなエフェクト効果が得られるエフェクター機能を備えている製品などが多数存在します。

ただし、各メーカーから多種多様なモデルが発売されているので、購入する際は何を選んでよいか悩んでしまいがち。そこで今回は、おすすめのアコギ向けプリアンプをご紹介します。選び方のコツも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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アコギ向けプリアンプとは?

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アコギ向けプリアンプとは、アコースティックギター用のピックアップから送られる信号を増幅して整えられる機材のこと。細かく音質調節できるモデルが多く、生音に近いナチュラルなサウンドを作ることも可能です。

また、コンプレッサー・リバーブ・コーラス・ディレイなど、多数のエフェクト機能を備えているモデルも存在。スタジオやライブハウスで鳴らすサウンドを、あらかじめ自分で作っておける点も魅力です。

アコギ向けプリアンプのおすすめ

タカミネ(Takamine) CT-4BII PTU


タカミネ(Takamine) CT-4BII PTU
ケーブルなしでもチューニングが可能

ギターメーカーとして有名な「タカミネ」が製造する、内蔵型のアコギ向けプリアンプです。パネル上にはTUNER POWERスイッチを搭載。1つでクロマチックチューナーのON・OFFを簡単に切り替えられるのが特徴です。ケーブルを繋いでいない状態でもチューニングが行えます。

また、電池の消耗を抑えるオート・オフ機能を搭載しているのもポイント。乾電池は本体上部のフタを開けて取りつけます。ほか、音質の補正は、LOW・MID・HIGHの3バンドイコライザーで調節可能。センタークリップ式を採用しており、使いやすい点もおすすめのアコギ向けプリアンプです。

フィッシュマン(FISHMAN) Presys+ PRO-PSY-201

フィッシュマン(FISHMAN) Presys+ PRO-PSY-201
好みの音質にカスタマイズができるプリアンプ

本体サイズが幅55.8×高さ84.2mmとコンパクトなサイズながら、使い勝手のよい内蔵型アコギ向けプリアンプです。パネル上にはボリューム調節ノブに加えて、ベース・トレブル・ブリリアンスなどを調節するつまみも搭載。ノブを回して好みの音質にカスタマイズできる点が魅力です。

また、LEDディスプレイ付きのチューナーを内蔵しているのもポイント。ディスプレイによって視認性を高めており、簡単にチューニングが行えます。さらに、パネル左下にはノッチフィルター用のノブも搭載。オンボードフィードバックを予防したい場合に便利です。

ほかにも、電源には9Vのバッテリーを使用。電源持続時間が最大88時間と長い点もおすすめのアコギ向けプリアンプです。

フィッシュマン(FISHMAN) Prefix Plus-T


フィッシュマン(FISHMAN) Prefix Plus-T
コンパクトながら高性能なアコギ向けプリアンプ

さまざまなアコギに取りつけやすいコンパクトなサイズを採用していながら、高性能な内蔵型アコギ向けプリアンプです。パネル上部にはボリューム調節ノブとノッチフィルター用のノブを搭載しています。

中央部分には、スライダー式のイコライザーを搭載。各帯域の音を好みで調節できるのがメリットです。また、パネル下部にフェイズスイッチやチューナースイッチを備えているのも魅力。低音がカットされたフェイズサウンドを得られる点や、クロマチックチューナーで調律できる点も魅力です。

そのほか、給電には9Vのバッテリーを使用。最大で150時間持続する点もおすすめのアコギ向けプリアンプです。

フィッシュマン(FISHMAN) Prefix Pro Blend Narrow

フィッシュマン(FISHMAN) Prefix Pro Blend Narrow

アコギ内蔵型のプリアンプ。幅は44.5mmと細目に作られており、ナロータイプのギターにちょうどよいサイズです。ワイドレンジの3バンドイコライザーを内蔵。ピックアップとマイクのブレンドができるなど、幅広い音作りに対応します。

フィードバックを抑制するノッチフィルターとフェイズスイッチを搭載。ライブでの使いやすさも考慮されています。取り付けにはボディに加工する必要があります。取り付けに自信がない方はプロの手を借りるのがおすすめです。

フィッシュマン(FISHMAN) Platinum Stage EQ/DI Analog Preamp

フィッシュマン(FISHMAN) Platinum Stage EQ/DI Analog Preamp

オールアナログ回路で構成されたプラチナムシリーズのエントリー向けモデルです。コントロールがシンプルで扱いやすいことがポイント。アコギ向けプリアンプの入門機としてもおすすめです。

クラスAプリアンプと余裕のあるヘッドルームで、ナチュラルな音が得られることも魅力。4バンドのコントロールにより多彩な音作りに対応します。

XLRバランス出力付きで、DIとしても使用可能。143×85×30mmとコンパクトなので、持ち歩きにも便利です。

フィッシュマン(FISHMAN) Platinum Pro EQ/DI Analog Preamp


フィッシュマン(FISHMAN) Platinum Pro EQ/DI Analog Preamp

オール・アナログ回路を採用している外付け型のアコギ向けプリアンプです。高精度な回路によって歪みを抑え、レスポンスを高めているのがポイント。フィッシュマン伝統のトーン回路やスイープ付きのミッドコントロールも備えており、ライブからレコーディングまで幅広いシーンで利用できます。

出力は、バランス出力が可能なXLR/DI端子を採用。また、本体中央にはクロマチック・デジタル・チューナーも搭載。視認性が高く、扱いやすいのもメリットです。

さらに、コンプレッサー用のノブ、ノッチフィルター用のノブも搭載。ハウリングを抑えたい場合にも便利なアコギ向けプリアンプです。

フィッシュマン(FISHMAN) Aura Spectrum DI Preamp


フィッシュマン(FISHMAN) Aura Spectrum DI Preamp

堅牢性に優れたメタル・シャーシを採用している外付け型のアコギ向けプリアンプです。本体サイズは長さ142×幅133×高さ53mm。高い耐久性を備えているので、携帯する頻度が高い場合に便利です。

イコライザー機能は、low・mid・highの3バンドタイプ。エフェクター機能はコンプレッサーを搭載しています。さらに、本体下部にはディスプレイも搭載。視認性が高いのもおすすめのポイントです。

また、付属ソフトの「フィッシュマン AURA イメージ・ギャラリー」を利用すれば、数百種類のギターに合わせたイメージに無料でアクセス可能。ダウンロードはUSBケーブル経由で可能です。

フィッシュマン(FISHMAN) ToneDEQ Preamp EQ


フィッシュマン(FISHMAN) ToneDEQ Preamp EQ

フィッシュマン伝統の4バンドEQを搭載した、外付け型のアコギ向けプリアンプです。ベース・ミドル・トレブルに加えて、周波数帯域を選べるロー・カット・フィルターも搭載。低音域の共振を抑えられるのがポイントです。

また、エフェクターを多数搭載しているのもメリット。さらに、端子はローノイズ仕様のXLR DI端子を配置。クリアなサウンドを実現したい場合に便利です。

本体サイズは、長さ136×幅241×高さ56mm。本体上部と下部に見た目の異なるデザインを採用しており、高級感漂う外観を有している点もおすすめのアコギ向けプリアンプです。

エルアールバックス(L.R.Baggs) PARA ACOUSTIC D.I.


エルアールバックス(L.R.Baggs) PARA ACOUSTIC D.I.

スタジオ品質の性能を備えた外付け型のアコギ向けプリアンプです。強力なトーンシェーピングEQを搭載しているのが特徴。さらに、ノッチの変更が可能な機能も備えています。

また、信頼性の高いPara DIを搭載しているのもポイント。持ち運んで使用する場合にも便利です。ほかにも、本体下部にはトリムゲインを搭載。小さめに設定するとナチュラルなサウンド、上げ気味に設定するとコシのあるサウンドを実現できます。

本体サイズは長さ142×幅91×高さ48mm。比較的コンパクトなサイズを採用しており、携帯性に優れている点もおすすめのアコギ向けプリアンプです。

エルアールバックス(L.R.Baggs) VENUE D.I.

エルアールバックス(L.R.Baggs) VENUE D.I.

サウンド面はもちろん、使い勝手にも優れた外付け型のアコギ向けプリアンプです。視認性に優れたクロマチックチューナーを備えているのが特徴。フットスイッチを踏むとミュートされる仕様です。

また、原音のまま音量を増幅させるクリーンブースト機能も搭載。スイッチで任意の設定ができるのもメリットです。

本体サイズは幅194×奥行190×高さ38mm。さらに、堅牢設計のケースが採用されているだけでなく、各ノブにメタルシャフトが用いられており耐久性に優れている点もおすすめのアコギ向けプリアンプです。

エルアールバックス(L.R.Baggs) SESSION ACOUSTIC D.I.

エルアールバックス(L.R.Baggs) SESSION ACOUSTIC D.I.

コンパクトで使いやすい外付け型のアコギ向けプリアンプです。本体サイズは幅194×奥行190×高さ38mm。小さめで携帯性に優れているだけでなく、リッチなサウンドを実現できる点も魅力です。

本体中央のサチュレートノブを回すと、原音を損なわずに豊かなサウンドを表現可能。生音に近いサウンドを求める方に適しています。また、3バンドの機能を備えているのもポイントです。

自宅でアコギを練習する際はもちろん、ライブハウスやスタジオで使用する場合にもぴったり。幅広いシーンで使える点もおすすめのアコギ向けプリアンプです。

エルアールバックス(L.R.Baggs) Voiceprint

エルアールバックス(L.R.Baggs) Voiceprint

スマートフォンとの組み合わせで、リアルな生音を再現するアコギ向けプリアンプです。スマートフォンのマイクを使い、アコースティックギターそのものの音を記録。メモリーされたサウンドを再現するように、アコギの音を増幅します。自然でアコースティックなサウンドが特徴です。

スマートフォンと連携するため、操作に慣れが必要ですが、ほかでは得られないサウンドメイキングが魅力です。スマートフォンアプリはiPhone・Androidの両方に対応しています。

ボス(BOSS) Acoustic Preamp AD-10

ボス(BOSS) Acoustic Preamp AD-10

コンパクトエフェクターで有名な「ボス」が製造する、外付け型のアコギ向けプリアンプです。アンプラグドで演奏したようなナチュラルなサウンドを実現できるのがポイント。また、アコギ用に設計された4バンドEQも搭載しており、好みの音質にカスタマイズできます。

さらに、コンプレッサーやディレイ、コーラスなど多彩なエフェクト機能を備えている点もメリット。エフェクト用のノブが配置されており、直感的に操作できる点もおすすめです。

ボス(BOSS) Acoustic Preamp AD-2

ボス(BOSS) Acoustic Preamp AD-2

ボスの定番アコギ向けプリアンプです。コンパクトな筐体に高品質のサウンドエンジンを内蔵。ピックアップが拾ったサウンドをそのままに、しっかりと響かせられます。

基本の設定は「ACOUSTIC RESONANCE」を回すだけと操作がシンプルなのも特徴。プリアンプ入門者にもおすすめです。また、アコギのサウンドにスタジオ的な残響を加える「AMBIENCE」とハウリング防止に役立つ「NOTCH」を搭載。PAへ出力するためのラインアウトや、チューニングに便利なミュート機能など、ライブでの使いやすさも考慮されています。

コンパクトタイプで持ち歩きしやすいことも魅力。サイズは幅73×奥行き129×高さ59mm、乾電池を含む質量は420gとコンパクト・軽量でギグバッグのポケットなどに入れて持ち運べます。

ズーム(ZOOM) AC-3

ズーム(ZOOM) AC-3

さまざまな機能を搭載したアコギ向けプリアンプです。ギターソースを設定できるのが特徴。ドレッドノート・ラウンドショルダー・12弦ギターなど、それぞれの特性にあわせて、アコースティックギターの響きを再現します。

マーチンのD-18やギブソンのハミングバードなど、アコースティックギターの代表的モデルのサウンドをサンプリングしていることもポイント。ターゲットとして設定することにより、それぞれの特徴を再現したサウンドが得られます。

内蔵された3バンドのイコライザーやチューナーなども魅力。フィードバックの周波数を検知し自動でカットするなど、ライブでの使いやすさも考慮されています。XLRバランスアウト付きで、PA卓への接続も可能です。

ズーム(ZOOM) AC-2

ズーム(ZOOM) AC-2

ギター用のエフェクターやレコーダーなどの機器で有名な「ズーム」が製造する外付け型のアコギ向けプリアンプです。ピックアップを通すと失われがちなアコギの自然なボディ鳴りを実現できるのが特徴。使用するギターに合わせて選択できるプリセットを複数備えており、ナチュラルなトーンで再現できます。

ピエゾ・マグネティック・パッシブタイプなど幅広いピックアップに対応可能。PAミキサーに直結できるD.I機能も備えており、ライブハウスやスタジオなど幅広いシーンで利用できます。

また、クリーンブースト機能を搭載しているのも魅力。ソロプレイで音量を増幅させたい場合に活用可能です。

ラジアル(Radial) アクティブDIボックス J48

ラジアル(Radial) アクティブDIボックス J48

アコギ本体のナチュラルなサウンドを再現できる、外付け型のアコギ向けプリアンプです。本体にスイッチング・パワーサプライを内蔵しているのが特徴。一般的なD.Iに採用されている3V程度の内部動作電圧を9Vまで引き上げており、大きな信号でも歪みを抑えて原音に忠実なサウンドが再生できます。

また、不必要な低音域をカットできるハイパスフィルターを備えている点も魅力。抜けのよい中~高音域サウンドを表現できる点もおすすめのアコギ向けプリアンプです。

ベリンガー(BEHRINGER) V-TONE ACOUSTIC ADI21

ベリンガー(BEHRINGER) V-TONE ACOUSTIC ADI21

リーズナブルな価格で購入できる、外付け型のアコギ向けプリアンプです。購入時のコストを抑えられるので、初めてアコギ用にプリアンプを購入する方におすすめ。低価格ながら3バンドEQを内蔵しています。

また、チューブ/マイクモデリング回路を備えているのもメリット。真空管プリアンプを使用したような温かみのあるサウンドを実現できる点も魅力です。

アニマルズペダル(Animals Pedal) Firewood Acoustic D.I. MKII

アニマルズペダル(Animals Pedal) Firewood Acoustic D.I. MKII

動物たちが焚火を囲むかわいいイラストが特徴的なアコギ向けプリアンプです。アナログ、ディスクリート回路で構成されており、アコギの繊細な響きをしっかりとミキサーやアンプに届けます。3バンドアクティブイコライザーを内蔵しており、幅広い音作りにも対応。フィードバックの抑制にも使えます。

エフェクトループを搭載しており、コーラスやディレイなどエフェクターを使いたい方にもおすすめです。XLR端子のバランスドアウト付きで、ミキサーへの接続も可能。レコーディングにも便利です。サイズは125×95×57mm、重さは360gとコンパクト・軽量で、持ち運びやすさにも優れています。

ヘッドウェイミュージックオーディオ(Headway Music Audio) EDB-2 H.E

ヘッドウェイミュージックオーディオ(Headway Music Audio) EDB-2 H.E

音を作りこみたい方におすすめのアコギ向けプリアンプです。2つの入力を搭載しており、それぞれ独立してゲインのコントロールやイコライジングが可能。ピックアップとマイクそれぞれの音をブレンドしての音作りにも対応します。

H.E.A.T(Harmonic Enhanced Analog Technology)機能を使えば、好みに応じて倍音成分を付加でき、音に厚みを生み出します。クラスAアンプ回路によるノイズの少ないサウンドもポイントです。アコギのほか、ウクレレやウッドベースなど、さまざまなアコースティック楽器に対応。マルチプレイヤーにもおすすめです。

アルミシャーシで作られており、頑丈なことも魅力。ライブやレコーディングなど、安心して持ち運べます。

アコギ向けプリアンプの選び方

種類をチェック

内蔵型

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アコギ向けのプリアンプには、大きく分けて「内蔵型」と「外付け型」の2つの種類が存在します。内蔵型のアコギ向けプリアンプは、本体に搭載されている機能がシンプルでデザインもスマート。ピックアップと同じく、アコギのボディに直接取りつけて使用します。

内蔵型のプリアンプは、ボディ内の限られたスペースに設置しやすいようコンパクトなサイズを採用しているのが一般的。また、ボリュームやトーン機能のみを搭載したシンプルな設計が採用されています。そのほか、単純な操作で使える点もおすすめです。

外付け型

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外付け型のプリアンプは本体が独立しており、コンパクトエフェクターのように足元に置いて使用するタイプです。

音を増幅するだけでなく、多彩な機能を搭載しているのが特徴。各帯域の音を調節するイコライザーや複数のエフェクター、チューナー機能などを備えたモデルが多く、使い勝手に優れているのが魅力です。

内蔵型に比べると大きいため場所は取りますが、アコギの音作りにこだわりたい方に適しています。

プリアンプの機能をチェック

イコライザー(EQ)

「イコライザー(EQ)」とは、低音・中音・高音など、各帯域の音を強調または減衰して調節できる機能のことです。ライブハウスでは一般的にPAが担当していますが、ストリートでの弾き語りや自宅練習、DTMなどでは自分で調節する必要があります。

イコライザーを使ってサウンドを調節する際は、必要な音を上げるのではなく不要な音を下げるのが基本。好みの音作りがしやすい点もおすすめです。

ノッチフィルター

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イコライザーの1種でもある「ノッチフィルター」は、ハウリングを起こしている特定の波長帯域をカットする際に使用する機能です。

マイクなどのピックアップはハウリングが起こりやすいため、ノッチフィルターがあると便利。アコギ用のプリアンプやエフェクターに搭載されている頻度の高い機能で、つまみを回すだけで簡単にハウリングの対策が可能です。

エフェクター

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エフェクターとは、弦の振動を電気信号に変え、音を変化させる機能のこと。音の減衰を長くしてロングサステインが得られる「コンプレッサー」や、残響音を表現できる「リバーブ」、原音に遅れた音を混ぜて揺らぎを与える「コーラス」など、さまざまな種類のエフェクターが存在します。

アコギを弾くシーンに合わせて雰囲気を変えたい場合や、自分好みのサウンドを作り込みたい場合におすすめの機能です。

チューナー

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「チューナー」は、アコギの音を正しくチューニングするための機能。自宅で練習する際は、アコギのヘッドに取りつけるクリップ式やスマホアプリのチューナーでも問題ありませんが、スタジオやライブハウスで使用する場合はプリアンプ内蔵のチューナーが便利です。

チューニングの際に新たに機材を用意する必要がなく、足元のプリアンプで音合わせを行えるのがメリット。内蔵型・外付け型の両方で、チューナーを備えた製品があるのでチェックしてみてください。

D.I

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アコギやエレキギター、ベース、キーボードなどをライブハウスでミキサーやインターフェイスに接続するには、インピーダンスを変換する「D.I」が必要です。アコギ向けのプリアンプには搭載しているモデルも多く存在します。

初心者の場合は必要な機能ではありませんが、スタジオやライブハウスでの演奏頻度が高い場合には便利な機能です。

音質をチェック

プリアンプを購入する際は、機能だけでなく音質をチェックしておくのも重要なポイント。生音に近いナチュラルなサウンドを表現できるモデルや、好みの音が得られる製品を選択するのがおすすめです。

また、アコギは製品ごとに得意とする音域が異なります。所有しているアコギの特徴を引き出せるプリアンプを使用すれば、より魅力的なサウンドが得られます。