昨今根強い人気がある、ソニーのミラーレス一眼カメラ。ユーザーへの負担を軽減するコンパクトさと、初心者でも扱いやすい多彩な機能を備えています。ハイクオリティなイメージセンサーやAI技術など、高精細な映像を撮影できるのもポイントです。
そこで今回は、ソニーが展開している幅広いミラーレス一眼カメラのなかから、初心者向けからプロフェッショナル用途に使えるアイテムまでおすすめをご紹介。選び方もあわせて解説します。
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ソニーのミラーレス一眼の特徴
従来の一眼レフに劣らない性能

By: sony.jp
従来の一眼レフにも劣らない性能を備えているのが、ソニーのミラーレス一眼カメラの特徴。高画質を実現するための大量のデータを高速処理する画像処理エンジン「BIONZ XR」や、AI処理に特化したAIプロセッシングユニットを搭載したモデルも存在します。
ミラーレスならではの軽量性と快適な操作性により、さまざまな撮影シーンで使いやすいミラーレス一眼カメラがそろっているのも特徴です。
コンパクトで持ち運びやすい

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ソニーのミラーレス一眼カメラには、コンパクトかつ軽量に持ち運べるというメリットも存在します。
多彩なラインナップのなかには、フルサイズイメージセンサーを備えながら本体の重さは500gほどと高性能ながら軽量なモデルも展開。長時間の外ロケでカメラを手に持つ時間が長いなど、持ち運びの快適さと高画質を両立したいと考えている方にもおすすめです。
交換レンズのバリエーションが豊富

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交換レンズに豊富なラインナップがそろっているのも、ソニーのミラーレス一眼カメラの魅力です。さまざまなモデルのなかには、APC-Sイメージセンサー標準のパワーズームレンズキットや、光学約3.8倍の望遠ズームレンズを含むダブルズームレンズキットなども展開しています。
初心者の方でもキットを買うことでレンズを選ぶ手間や難しさがなくなるため便利です。
ソニーのミラーレス一眼の選び方
APS-Cかフルサイズかセンサーサイズを選ぼう

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ソニーのミラーレス一眼カメラを選ぶ際には、イメージセンサーのサイズもしっかりと確認しておきましょう。イメージセンサーとは、撮影の際にカメラのレンズから入った光を電気信号に変えてデータ転送する役割を担う機能です。一般的には、イメージセンサーのサイズの大きさに画質のよさが比例します。
「APS-C」は、フルサイズよりもセンサーサイズが小さいのが特徴。メリットは、小型かつリーズナブルな価格帯で展開されているモデルが多いことです。また、被写体を大きく写せるのも特徴です。
対して、「35mmフルサイズ」は、多くの光を取り込んで夜間でもノイズを抑え、細かな描写が可能。夜景などの撮影にも向いています。
高感度耐性(ISO感度)をチェック

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高感度耐性とは、「ISO感度」と呼ばれるレンズから入った光をカメラ内でどのくらい増幅させるかの指標のことを指します。感度が高いほど画像は明るくなり、光が少ない場所でも撮影できるものの、ノイズが増えるのが難点です。
ソニーのミラーレス一眼ではISO感度を自動調整できますが、必要に応じてマニュアルでの設定も可能。使用シーンに応じたISO感度を備えたモデルを選んでみましょう。
画素数をチェック

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ミラーレス一眼カメラを探すときには、画素数を確認してみましょう。デジタル写真における画素とは、「ピクセル」という小さな点を指し、画素が多いほど写真が大きく、データ量が重く、高画質の映像が完成します。
ソニーのミラーレス一眼カメラのなかには、有効約5010万画素のイメージセンサーを搭載したモデルも存在しており、高精細な映像の撮影が可能です。
手ぶれ補正機能の有無をチェック

By: sony.jp
カメラ初心者やVlogなどの動きのある撮影が多い場合には、手ぶれ補正機能の有無を見てみましょう。ソニーのミラーレス一眼カメラのラインナップには、「光学式5軸ボディ内手ブレ補正」を採用したモデルも展開されています。
手ブレ補正ユニットとジャイロセンサーに加えて、アルゴリズムによるブレ補正も搭載。望遠での撮影でも、目立つ大きなブレを抑制できます。
ソニーのミラーレス一眼おすすめ|初心者向け
ソニー(SONY) デジタル一眼カメラ VLOGCAM ZV-E10 II ZV-E10M2
画素数 | 2700万画素(総画素) 2600万画素(有効画素) | 撮像素子 | APS-C 23.3mm×15.5mm CMOS |
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撮影感度 | 標準:ISO100~32000 拡張:ISO50~102400 | 手ブレ補正機構 | ― |
幅x高さx奥行き | 114.8×67.5×54.2 mm | 重量 | 約377g(バッテリー、メモリーカードを含む) 約292g(本体のみ) |
Vlog撮影に特化したレンズ交換式のデジタル一眼カメラ。APS-Cサイズの裏面照射型センサーを搭載し、高精細な映像撮影を実現しています。軽量・コンパクトな設計で持ち運びやすく、長時間の撮影でも疲れにくい仕様です。
4K60pまでの高画質動画撮影に対応し、10ビット動画も可能。シネマティックVlogやフォーカスマップなどの動画機能が充実しており、高品質な映像制作をサポートします。リアルタイム瞳AFも搭載し、動きのある被写体も正確に追尾可能です。
大容量バッテリーNP-FZ100により、長時間の撮影でも安心。バリアングル液晶は180度回転し、自撮りやVlog撮影に便利な設計となっています。初心者でも直感的に操作でき、Vlogやクリエイティブな動画制作におすすめのモデルです。
ソニー(SONY) デジタル一眼カメラ VLOGCAM ZV-E1
画素数 | 1290万画素(総画素) 1210万画素(有効画素) | 撮像素子 | フルサイズ 35.6mm×23.8mm CMOS |
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撮影感度 | 標準:ISO80~102400 拡張:ISO40~409600 | 手ブレ補正機構 | ◯ |
幅x高さx奥行き | 121×71.9×54.3 mm | 重量 | 約483g(バッテリー、メモリーカードを含む) 約399g(本体のみ) |
フルサイズセンサーを搭載し、動画撮影に特化したVLOGカメラ。有効約1210万画素の裏面照射型CMOSセンサーと高速画像処理エンジンを組み合わせ、高感度撮影時でも美しい映像を実現します。映画のような色調を簡単に表現できるS-Cinetone機能も搭載し、クリエイティブな動画制作をサポート。
AI自動フレーミング機能により、被写体を自動で追尾し、フレーム内に収めてくれる便利さが魅力。マイイメージスタイル機能では、背景のボケや明るさをスライダーで直感的に調整可能です。5軸手ブレ補正機能も備えており、歩きながらの撮影でも滑らかな映像を撮影できます。
さらに、4K120p動画撮影にも対応し、スローモーション映像も美しく記録。3カプセル式マイクを内蔵しているため、高音質での録音も可能です。軽量コンパクトなボディ設計で持ち運びやすく、長時間の撮影にもおすすめのモデルです。
▼撮影イメージ

ソニー(SONY) デジタル一眼カメラ α6400 ILCE-6400
画素数 | 2500万画素(総画素) 2420万画素(有効画素) | 撮像素子 | APS-C 23.5mm×15.6mm CMOS |
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撮影感度 | 標準:ISO100~32000 拡張:ISO102400 | 手ブレ補正機構 | — |
幅x高さx奥行き | 120×66.9×59.7 mm | 重量 | 約403g(バッテリー、メモリーカードを含む) 約359g(本体のみ) |
Vlogや本格的な写真撮影を一台でこなすミラーレス一眼カメラ。0.02秒の高速AFとAF追随最高約11コマ/秒の連写性能で、動く被写体も瞬時に捉えます。4K動画撮影に対応し、180度チルト可動式モニターで自撮り撮影も快適です。
約2420万画素のAPS-Cセンサーを搭載し、高精細な写真と動画を記録。リアルタイム瞳AFが人物の瞳を的確に捉え、リアルタイムトラッキング機能により動きながらの撮影もスムーズに行えます。常用ISO最高32000で暗い場所でも美しい画質を実現。
359gの軽量ボディで持ち運びやすく、長時間の撮影も負担になりません。ソニーEマウントに対応し、豊富なレンズから撮影スタイルに合わせて選択可能。Wi-Fi機能内蔵でスマートフォンとの連携も便利なおすすめモデルです。
▼撮影イメージ

ソニー(SONY) デジタル一眼カメラ α6700 ILCE-6700
画素数 | 2700万画素(総画素) 2600万画素(有効画素) | 撮像素子 | APS-C 23.5mm×15.6mm CMOS |
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撮影感度 | 標準:ISO100~32000 拡張:ISO50~102400 | 手ブレ補正機構 | ◯ |
幅x高さx奥行き | 122x69x63.6 mm | 重量 | 約493g(バッテリー、メモリーカードを含む) 約409g(本体のみ) |
価格を抑えながら高画質を実現できるミラーレス一眼カメラを求めている方におすすめのアイテムです。本体には有効約2600万画素のAPS-C裏面照射型Exmor R CMOSセンサーを搭載しているのもうれしいポイント。フルサイズの上位モデルに採用されている技術を備えており、APS-Cサイズのモデルながら高性能な製品です。
また、光学式5軸ボディ内手ブレ補正機構がついているのもメリット。角度ブレ・シフトブレ・回転ブレなどのさまざまなブレを検出してしっかりと補正可能です。初心者でもテクニックに気を取られすぎず、撮影に集中できます。
さらに、高画質での動画撮影ができるのも魅力。4K120pのハイフレームレート動画を撮影可能です。明暗差のあるシーンでも、低ノイズかつ階調豊かな映像を撮れると謳われています。
ソニー(SONY) デジタル一眼カメラ α7C ILCE-7C
画素数 | 2530万画素(総画素) 2420万画素(有効画素) | 撮像素子 | フルサイズ 35.6mm×23.8mm CMOS |
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撮影感度 | 標準:ISO100~51200 拡張:ISO50~204800 | 手ブレ補正機構 | ◯ |
幅x高さx奥行き | 124×71.1×59.7 mm | 重量 | 約509g(バッテリー、メモリーカードを含む) 約424g(本体のみ) |
コンパクトなフルサイズミラーレス一眼カメラを探している方におすすめのアイテムです。本体には35mmフルサイズイメージセンサーを搭載していながら、重さは約509gと軽量なのも魅力のひとつ。フルサイズならではの高い描写力を快適に持ち運べるため便利です。
また、「4Dフォーカス」に対応しているのもうれしいポイント。Wide・Fast・Steadfastと3タイプのフォーカスをシーンによって使い分けられます。さらに、被写体を自動追跡する「リアルタイムトラッキング」機能がついているのもメリットです。
加えて、専用アプリ「Imaging Edge Mobile」の活用により、スマートフォンをリモコン代わりにしてシャッターが切れるのも特徴。カラーはシルバーとブラックの2種類をラインナップしています。
▼撮影イメージ

ソニーのミラーレス一眼おすすめ|中・上級者向け
ソニー(SONY) デジタル一眼カメラ α7 III ILCE-7M3
画素数 | 2530万画素(総画素) 2420万画素(有効画素) | 撮像素子 | フルサイズ 35.6mm×23.8mm CMOS |
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撮影感度 | 標準:ISO100~51200 拡張:ISO50~204800 | 手ブレ補正機構 | ◯ |
幅x高さx奥行き | 126.9×95.6×73.7 mm | 重量 | 約650g(バッテリー、メモリーカードを含む) 約565g(本体のみ) |
高解像度の4K映像を撮影できるミラーレス一眼カメラが欲しい方におすすめの製品です。4K映像に必要な画素数の約2.4倍の情報量を凝縮して4K映像を出力しているのもメリット。モアレやジャギーの少ない高解像度を実現できると謳われています。
また、動画からの静止画切り出しができるのもポイント。4K動画からは約800万画素、フルHD動画からは約200万画素の画像ファイルを作れるため、不可逆な瞬間を動画と静止画の両方でとらえたい場合にも便利です。通常の撮影に加えて、オンライン会議やライブ配信時のウェブカメラとしても活用できます。
さらに、ワンタッチでWi-Fiに接続できるのもポイント。専用アプリ「Imaging Edge Mobile」を使用すると、撮影データを簡単にスマートフォンに転送できます。
▼撮影イメージ

ソニー(SONY) デジタル一眼カメラ α7R V ILCE-7RM5
画素数 | 6250万画素(総画素) 6100万画素(有効画素) | 撮像素子 | フルサイズ 35.7mm×23.8mm CMOS |
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撮影感度 | 標準:ISO100~32000 拡張:ISO50~102400 | 手ブレ補正機構 | ◯ |
幅x高さx奥行き | 131.3×96.9×82.4 mm | 重量 | 約723g(バッテリー、メモリーカードを含む) 約638g(本体のみ) |
AI技術を搭載しているのが特徴のミラーレス一眼カメラです。本体には映像処理エンジンに加えて、メーカー独自開発のAIプロセッシングユニットを備えています。高度なAI処理により、人物の骨格や姿勢などに基づいた高精度な被写体認識が可能です。
また、有効約6100万画素の35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R」を採用しているのもうれしいポイント。加えて、画像処理エンジンBIONZ XRのリアルタイム処理と画像処理アルゴリズムにより、低感度時でも高い解像度を実現しています。
さらに、本体は「Wi-Fi 802.11ac 2×2 MIMO」に対応。高速データ転送ができるため、スタジオ撮影などでも無線接続で撮影データのすばやいプレビュー確認が可能です。
▼撮影イメージ

ソニー(SONY) デジタル一眼カメラ α9 III ILCE-9M3
画素数 | 2520万画素(総画素) 2460万画素(有効画素) | 撮像素子 | フルサイズ 35.6mm×23.8mm CMOS |
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撮影感度 | 標準:ISO250~25600 拡張:ISO125~51200 | 手ブレ補正機構 | ◯ |
幅x高さx奥行き | 136.1×96.9×82.9 mm | 重量 | 約703g(バッテリー、メモリーカードを含む) 約618g(本体のみ) |
高速で動く被写体をしっかりと撮影できるミラーレス一眼カメラです。本体には有効約2460万画素メモリー内蔵フルサイズ積層型CMOSイメージセンサー「Exmor RS」に加えて、「グローバルシャッター方式」を採用。全画素の同時露光と読み出しを行うことで、画像の歪みが発生させずに動きの速い被写体を撮れます。
また、高性能な被写体認識ができるのもメリット。「AIプロセッシングユニット」の搭載により、人物に加えて動物や昆虫、乗り物なども認識が可能です。「リアルタイム認識AF」や「リアルタイムトラッキング」にも対応しており、快適なAFができます。
ソニー(SONY) デジタル一眼カメラ α7S III ILCE-7SM3
画素数 | 1290万画素(総画素) 1210万画素(有効画素) | 撮像素子 | フルサイズ 35.6mm×23.8mm CMOS |
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撮影感度 | 標準:ISO80~102400 拡張:ISO40~409600 | 手ブレ補正機構 | ◯ |
幅x高さx奥行き | 128.9×96.9×80.8 mm | 重量 | 約699g(バッテリー、メモリーカードを含む) 約614g(本体のみ) |
長時間の連続録画ができるミラーレス一眼カメラを求めている方におすすめの製品です。本体にはメーカー独自開発の放熱構造を採用しているのも魅力のひとつ。熱伝導性に優れたグラファイト素材を手ぶれ補正ユニットに組み込むことで、高い放熱性能を実現していると謳われています。
また、高いフォーカス性能を備えているのもポイント。静止画はもちろん、動画撮影時にも像面位相差AFを使用可能です。スクリーン上で被写体をタッチすることでフォーカスを自動追尾できる「タッチトラッキング」にも対応しています。
▼撮影イメージ

ソニー(SONY) デジタル一眼カメラ α1 II ILCE-1M2
画素数 | 5050万画素(総画素) 5010万画素(有効画素) | 撮像素子 | フルサイズ 35.9mm×24mm CMOS |
---|---|---|---|
撮影感度 | 標準:ISO100~32000 拡張:ISO50~102400 | 手ブレ補正機構 | ◯ |
幅x高さx奥行き | 136.1×96.9×82.9 mm | 重量 | 約743g(バッテリー、メモリーカードを含む) 約658g(本体のみ) |
プロフェッショナルな高解像度映像が撮影できるミラーレス一眼カメラです。有効約5010万画素メモリー内蔵フルサイズ積層型CMOSイメージセンサーを搭載しているソニーのハイエンドモデル。本体重さは約743gと、高性能ながら比較的持ち運びやすいため便利です。
また、画像処理エンジン「BIONZ XR」と画像処理アルゴリズムにより、高い質感表現を実現できるのもうれしいポイント。人物の肌や植物の緑なども、リアルな色再現や質感表現ができると謳われています。加えて、光学式5軸ボディ内手ブレ補正を備えているのもメリットです。
コンパクトさと高画質を両立しているソニーのミラーレス一眼カメラ。プロフェッショナルはα1シリーズ、初心者はVLOGCAM ZV-E10など、幅広いユーザーに使いやすい製品が多数展開されています。気軽な旅のVlogから商品撮影などのプロユースまで、使用シーンにぴったりの1台を見つけてみてください。