幅広い層から人気を集めている「キヤノン」のミラーレス一眼。プロからも定評のある高画質や、初心者にやさしいサポート機能を備えているのが魅力です。しかし、さまざまな製品を展開しているため、どれを選べばよいのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、キヤノンのミラーレス一眼のおすすめ製品をご紹介。選び方も詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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キヤノンのミラーレス一眼の特徴とは?
キヤノンのミラーレス一眼は、高画質を楽しめるのが特徴です。キーデバイスを全て自社で製造しており、各部品を密接に連携させることでキヤノン特有の高画質を実現。自然で親しみのある色彩の画作りは、人物や風景を撮影するプロにも高く評価されています。
初心者向けのサポート機能が充実しているのもキヤノンのミラーレス一眼のメリット。スマホと同じタッチ操作で明るさや鮮やかさを調節できる「クリエイティブアシスト」など、キヤノン独自の機能が利用できます。ミラーレス一眼を初めて使う方にもおすすめです。
豊富なレンズがラインナップされているのもキヤノンのミラーレス一眼が人気な理由。主力のEOS Rシリーズでは、ボケ表現が手軽に味わえる小型軽量の単焦点レンズを含む、40本近い専用レンズが使用可能です。加えて、キヤノン純正のマウントアダプターを使えば、膨大な一眼レフ用のレンズも装着できます。
キヤノンのミラーレス一眼の選び方
シリーズの違いを比較
EOS Rシリーズ
「EOS Rシリーズ」は、現在キヤノンが注力しているミラーレス一眼です。一眼レフを超える高画質を実現するために、2018年にシリーズ初号機としてフルサイズミラーレスのEOS Rをリリース。以来同シリーズには新しく設計された大口径54mmの「RFマウント」が採用されています。
豊富に用意された専用レンズ群「RFレンズ」が使えるのもEOS Rシリーズのポイント。全域で開放F2通しの超大口径ズームレンズや、携帯性も重視した超望遠レンズなど、高性能な交換レンズも活用可能です。
EOS Mシリーズ
「EOS Mシリーズ」は、かつてキヤノンが展開していたミラーレス一眼の初心者向けブランドです。2012年にシリーズ初号機としてAPS-CミラーレスのEOS Mを発売。小型軽量を重視した「EF-Mマウント」を採用しており、当時は持ち運びやすさと手軽さで初心者を中心に多くの人気を集めました。
携帯性に特化した初心者向けの専用レンズ群「EF-Mレンズ」が使えたのもEOS Mシリーズのメリット。わずか8本のレンズで必要な画角や効果を一通りカバーでき、一眼レフユーザーのサブシステムとしても活躍しました。
初心者ならEOS Kiss Mにも注目
「EOS Kiss Mシリーズ」は、キヤノンが2018年から展開しているミラーレス一眼のエントリーモデルです。初心者が使いやすいように小型軽量の設計が施されているのが特徴。なかでもシリーズ最初のモデルとなる「EOS Kiss M」は、当時の最新の映像エンジンを搭載したことで注目を集めました。
ファインダー方式は「電子ビューファインダー」を採用。一眼レフの「光学ファインダー」と違い、撮影設定時の見え方がファインダーで確認できます。初心者でも露出を感覚的に理解できるのがメリットです。
センサーサイズをチェック
フルサイズ
フルサイズとは、約36×24mmの寸法を採用している大型イメージセンサーのことです。スマホのカメラが搭載するセンサーと比べて面積が約30倍、後述するキヤノンのAPS-Cミラーレスと比べても約2.5倍も大きく設計されています。
プロ仕様の高画質を得られるのがフルサイズセンサーの特徴。一度に多くの光量を取り込めるため、暗所でもノイズを抑えて鮮明に記録しやすく、明暗差のあるシーンもより自然な明るさで描写できます。また、APS-Cと比べて背景や前景がよりボケやすいので、人物や静物の撮影でボケ表現を多用したい方にもおすすめです。
レンズ本来の焦点距離を活かせるのもフルサイズセンサーの魅力。APS-C機と違って撮影時の画角が変わらないため、マウントアダプターを介して一眼レフ用レンズやオールドレンズを使う場合にも重宝します。
APS-C
APS-Cとは、キヤノンでは約22.3×14.9mmの寸法を採用する中型イメージセンサーのことです。面積はフルサイズの半分以下ですが、スマホカメラのセンサーと比べて約13倍と十分大きなサイズで設計されています。
携帯性や取り回しに優れているのがAPS-Cセンサーの特徴。必要十分な高画質を確保したまま、カメラ本体と交換レンズの両方を軽量コンパクトに設計できます。また、価格もリーズナブルなので、ミラーレス一眼の初心者はもちろん、日常や旅行の記録用として使いたい方にもおすすめです。
望遠撮影に有利なのもAPS-Cセンサーの魅力。キヤノンのミラーレス一眼では撮影時の画角がレンズ焦点距離の約1.6倍相当に変化するため、野鳥やスポーツの撮影もフルサイズより身軽な機材で楽しめます。
オートフォーカス機能をチェック
自動でピントをあわせるオートフォーカス(AF)性能もミラーレス一眼選びで重要なポイントです。キヤノンのEOS Rシリーズには、高速・高精度なAFが可能な「デュアルピクセルCMOS AF」が採用されています。
AF性能を重視するなら測距エリアが600以上配置されているモデルがおすすめ。測距エリアとはAF時に合焦できる位置のことで、多く搭載したミラーレス一眼ほど捕捉力が高く、画面の広範囲にあるほど被写体を自由な構図で撮影可能です。
動く被写体の撮影にも積極的に挑戦したいなら、AIによる「被写体検出機能」に対応したミラーレス一眼が便利。動き回る人物・動物・乗り物などをレンズを向けるだけで捕捉し続けられるので、初心者でも本格的な動体撮影が手軽に楽しめます。
連写速度をチェック
ミラーレス一眼の連写速度もチェックしたいポイントです。1秒間に撮影できるコマ数が多いほど、一連の動きを小刻みに記録可能。高速で動き回る被写体の決定的瞬間もより捉えやすくなります。
動く被写体を主に撮影するなら、10コマ/秒以上の高速連写が使えると便利。キヤノンのEOS Rシリーズでは、大半のモデルで条件をクリアしているため、スポーツ・動物・乗り物などの動体撮影にも積極的に活用できます。
ただし、連続撮影可能枚数には注意が必要。枚数が少ないミラーレス一眼の場合、連写速度が速くても連写がすぐ強制終了します。復帰するまでは撮影ができず、その間に決定的瞬間を逃す恐れもあるので、連写を多用する際は気を付けましょう。
重量をチェック
ミラーレス一眼の重量も確認したいポイントです。普段の散歩や旅行で積極的に使いたい場合は、重量が約500g以下のモデルがおすすめ。キヤノンのEOS Rシリーズでは、条件に合うミラーレス一眼がAPS-C機に多くあります。
ただし、装着するレンズの重さを含めた総重量にも注意。携帯性を重視するなら、総重量が1kg以下に収まるミラーレス一眼と交換レンズの組み合わせが適しています。
スマホ連携に対応しているかチェック
撮影した写真をスマホへ転送できるかチェックするのもポイントです。キヤノン専用のアプリ「Camera Connect」を入れておくことで、撮影した写真をスマホで確認できます。撮影した写真をSNSにそのまま投稿したい方は、Wi-FiやBluetooth接続に対応したミラーレス一眼を選ぶのがおすすめです。
スマホからシャッターを切る「リモートライブビュー撮影」にも対応しているのも特徴。カメラを三脚に固定し、手ブレを抑えて撮影する際に便利です。
キヤノンのミラーレス一眼のおすすめ
キヤノン(Canon) ミラーレス一眼カメラ EOS R100
キヤノンの魅力を手軽に楽しめる入門用のAPS-Cミラーレス一眼です。設計をシンプルにすることで、EOS Rシリーズのなかでも軽量の約356gを実現。さらに、価格が安いため、初心者にもおすすめです。
「デュアルピクセルCMOS AF」を搭載しているのもポイント。顔・瞳検出機能にも対応し、最高約6.5コマ/秒の連写も使えるため、ポートレート撮影で子供が見せる一瞬の表情などを捉える場合にも重宝します。
初心者向けの機能として「ビジュアルガイド」が用意されているのも魅力。また、Wi-FiとBluetoothを使ったスマホ連携に対応しているのもメリットです。
▼撮影イメージ
キヤノン(Canon) ミラーレス一眼カメラ EOS R50
キヤノンの初心者向けAPS-Cミラーレス一眼です。キットズームと合計で約505gと軽量かつコンパクト。加えて、本格的な撮影機能も凝縮されているので、初めてのミラーレス一眼としてもおすすめです。
被写体の種類を自動で判別できる「被写体検出機能」を搭載しているのもポイント。また、「デュアルピクセルCMOS AF II」や、最高約15コマ/秒の高速連写も利用可能です。
明るさ・鮮やかさ・ボケ具合などをタッチ操作で調節できる「クリエイティブアシスト」に対応。初心者でもスマホ感覚で高品質な撮影が可能です。
▼撮影イメージ
キヤノン(Canon) ミラーレス一眼カメラ EOS R10
ワンランク上の高性能を備えたキヤノンのAPS-Cミラーレス一眼です。重さ約429gの小型軽量ボディに、有効約2420万画素のAPS-Cセンサーを搭載しています。
動く被写体の捕捉力に優れた高性能AFシステムが採用されているのもポイント。人物・動物・乗り物など広く対応する被写体検出機能も備えており、最高約23コマ/秒の超高速連写も使用できます。
「マルチコントローラー」や「サブ電子ダイヤル」など、マニュアル操作が直感的に行える機構が充実しているのも魅力。さらに、動画性能も高く、4K 60fpsとFHD 120fpsのハイフレームレート撮影で速い動きも滑らかな映像で記録可能です。
▼撮影イメージ
キヤノン(Canon) ミラーレス一眼カメラ EOS R7
高解像と高速性能を両立したキヤノンのAPS-Cミラーレス一眼のフラッグシップモデルです。有効約3250万画素のセンサーを搭載しているのが魅力。軽快さを残したまま高画質な撮影が可能なので、本格的な作品撮りをできるだけ身軽な機材で楽しみたい方におすすめです。
高画素ながら最高約30コマ/秒の超高速静音連写に対応しており、連続撮影可能枚数も最高約224枚と多めなのもポイント。また、動体捕捉力も高く、高度な被写体検出機能「EOS iTR AF X」も備えているので、動体撮影でも主力のミラーレス一眼として使えます。
対応レンズ使用時に最高約8段分の効果を発揮する「5軸手ブレ補正機構」を内蔵しているのもメリット。三脚が使えないシーンでも手持ちで安定した撮影が可能です。さらに、マグネシウム合金の高耐久ボディと防塵・防滴性能も有しています。
▼撮影イメージ
キヤノン(Canon) ミラーレス一眼カメラ EOS RP
高画質をカジュアルに楽しめるキヤノンの初心者向けフルサイズミラーレス一眼です。フルサイズセンサーを搭載しながら重さ約485gと軽量かつコンパクト。持ち運びやすさを重視する方におすすめです。
入門モデルながら視野率約100%かつ、倍率約0.7倍の大きく見やすい電子ファインダーを搭載しているのもポイント。さらに、タッチパネル内蔵のバリアングル液晶モニターも備えているので、自撮りを含む多彩なアングルからの撮影を楽しめます。
「ビジュアルガイド」や「クリエイティブアシスト」など、キヤノンならではのサポート機能が充実しているのも魅力。また、アウトドアでも活用できる防塵・防滴構造を採用しているほか、Wi-FiとBluetoothによるスマホ連携機能も備えています。
▼撮影イメージ
キヤノン(Canon) ミラーレス一眼カメラ EOS R8
重さ約461gの小型軽量ボディが特徴的なキヤノンのフルサイズミラーレス一眼です。有効約2420万画素のフルサイズセンサーを搭載。また、マグネシウム合金シャーシと防塵・防滴構造が採用されているため、登山などのアウトドア撮影にもおすすめです。
1053の測距エリアを駆使するキヤノン独自の「デュアルピクセルCMOS AF II」を採用しているのもポイント。さらに、高度な被写体検出機能や、最高約40コマ/秒の超高速連写にも対応するので、動体撮影にも積極的に活用できます。
最高でISO 102400の超高感度を常用できるのもメリット。暗いシーンでも高速シャッターが使えるため、手ブレを抑えつつ鮮明に記録できます。加えて、タッチ対応のバリアングルモニターも便利。4K 60fpsやFHD 180fpsでの動画撮影も可能です。
▼撮影イメージ
キヤノン(Canon) ミラーレス一眼カメラ EOS R6
オールラウンダーとして使えるキヤノンで中級者向けのフルサイズミラーレス一眼です。有効約2010万画素のフルサイズセンサーを搭載しており、ISO 12800を超える超高感度でも実用的な画質が取得可能。キヤノンEOS Rシリーズのなかでも性能バランスが高いので、さまざまな被写体を撮影したい方におすすめです。
最高約8段分の補正効果が得られる強力な「5軸手ブレ補正機構」を内蔵しているのもメリット。また、重さ約680gと携帯性や取り回しやすいほか、防塵・防滴構造も備えているため、野外でも高い機動力を活かして撮影できます。
「デュアルピクセルCMOS AF II」と最高約20コマ/秒の超高速連写に対応しているのも魅力。さらに、連続撮影可能枚数も約1000枚以上を実現しているので、動体撮影にも活躍します。
▼撮影イメージ
キヤノン(Canon) ミラーレス一眼カメラ EOS R6 Mark II
高速性能と動画機能が強化されたキヤノンのフルサイズミラーレス一眼です。最高でISO 102400の超高感度を常用できる、有効約2420万画素のフルサイズセンサーを搭載しています。
AIのディープラーニング技術を活用した追尾性能を持つ新AFシステムを採用しているのもポイント。さらに、新たに馬・鉄道・飛行機にも対応した被写体検出機能や、最高約40コマ/秒の超高速連写も使用できます。
連続録画時間の上限が最長6時間に延長されているのも魅力。長回しやドキュメンタリー撮影にも重宝します。
▼撮影イメージ
キヤノン(Canon) ミラーレス一眼カメラ EOS R5
有効約4500万画素のフルサイズセンサーを搭載したキヤノンのフルサイズミラーレス一眼です。臨場感のある仕上がりで細部まで鮮鋭に記録できます。人物・風景・建築物などの本格的な作品撮りにおすすめです。
ディープラーニング技術を活用した被写体検出機能「EOS iTR AF X」や、最高約20コマ/秒の超高速連写などを活用できるのもメリット。鉄道や動物などを画面内に含めた風景撮影にも重宝します。
▼撮影イメージ
キヤノン(Canon) ミラーレス一眼カメラ EOS R3
キヤノンのフルサイズミラーレス一眼のフラッグシップモデルです。暗所耐性と高速処理を強化した有効約2410万画素の裏面照射積層型フルサイズセンサーを搭載。最高ISO 102400の超高感度が常用できるため、夜間に開催されるスポーツ試合や薄暗い森の中で野鳥を撮影する場合にもおすすめです。
ファインダーで見つめた先にAFフレームを移動させる「視線入力機能」を採用しているのもポイント。被写体検出機能「EOS iTR AF X」との併用で、動体に対する対応力をより向上できます。
縦位置グリップ一体型のデザインを採用しているのも特徴。大型の望遠レンズを装着する場合でもホールド感が安定します。また、フルマグネシウム合金ボディと防塵・防滴構造を採用しており、過酷な環境でも活用できます。
▼撮影イメージ
キヤノン(Canon) ミラーレス一眼カメラ EOS R
高精細な写真が撮影できるキヤノンのフルサイズミラーレス一眼です。有効画素数約3030万画素のCMOSセンサーと映像エンジン「DIGIC 8」を搭載することで、臨場感あふれる豊かな写真表現が可能。最大常用ISO 40000を実現しており、夜景や薄暗い室内でもクリアな画質が得られます。
約369万ドットの電子ビューファインダーを搭載していることもポイント。高精細な画面で被写体を認識できるため、より撮影に集中できるのがメリットです。EOSシリーズ初のEV-6までの低輝度限界を実現しており、暗いシーンでも被写体を捕捉することが可能。さまざまな環境下で撮影を楽しみたい方におすすめです。
キヤノン(Canon) ミラーレス一眼カメラ EOS Kiss M2
高速かつ高精度なAF性能を実現したキヤノンのミラーレス一眼です。スムーズにピントをあわせられる「デュアルピクセルCMOS AF」を採用することで、精度の高い被写体の追従が可能。被写体の瞳を自動で検出する「瞳検出」に対応しており、初心者でも簡単にピントをあわせて撮影できます。旅行や運動会で家族を撮影するのにおすすめです。
有効画素数約2410万画素のAPS-Cセンサーを搭載しているのもポイント。4Kの動画撮影を可能としており、1台で写真と動画両方の撮影を楽しめます。液晶モニターの向きを変えられる「バリアングル液晶モニター」を活用することで、自撮りも可能です。液晶モニターはタッチ操作に対応しており、ピントをあわせたい人物をタップして切り替えできるのが魅力です。
キヤノンのミラーレス一眼の売れ筋ランキングをチェック
キヤノンのミラーレス一眼のランキングをチェックしたい方はこちら。
初心者向けからプロ向けまで豊富なラインナップから選びやすいキヤノンのミラーレス一眼カメラ。高画質なのはもちろん、機能が充実しているので幅広いシーンに対応できます。ぜひ気になったミラーレス一眼を入手して、キヤノンならではの魅力を体感してみてください。