「ハーモニカ」は、コンパクトながらパワフルで存在感のある音色が特徴の楽器です。息の吹き方で簡単に音の強弱を調節できるため、表現豊かな演奏が楽しめます。ハーモニカだけで演奏するのはもちろん、ギターサウンドとの相性がよいため、弾き語りをしながら吹くのもおすすめです。

そこで今回は、ハーモニカのおすすめをご紹介します。ハーモニカの種類や演奏ジャンルに合わせた選び方も解説するので、ぜひチェックしてみてください。

ハーモニカとは?

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ハーモニカは「フリーリード楽器」の一種で、口にくわえたあと息を吹いたり吸ったりすると音が出せます。両手に収まるコンパクトなサイズで演奏しやすいのはもちろん、持ち運びもラクなのが特徴です。

和音を吹くこともできるため、ハーモニカが1本あればさまざまな音色で自在に演奏可能。ほかの楽器と比べてハーモニカは価格がリーズナブルで、手を出しやすいのも魅力といえます。

ハーモニカの選び方

種類で選ぶ

ダイアトニックハーモニカ

ダイアトニックハーモニカは、吹き口がまっすぐ1列に並んでいる一般的なタイプ。10穴のモノはテンホールズとも呼ばれており、その中でも特にホーナー社の「ブルースハープ」が有名です。コンパクトで扱いやすいので、ハーモニカを初めて購入する方におすすめ。ギターと一緒に演奏するためのハーモニカとしても適しています。

なお、ダイアトニックタイプは「C調」や「D調」などハーモニカごとに鳴らせる調が決まっており、演奏する曲の調に合わせて持ち替える必要があるので注意しましょう。

クロマチックハーモニカ

「♯」や「♭」などの派生音を出せるのがクロマチックハーモニカです。ダイアトニックハーモニカと異なり、半音階を鳴らせるので、全ての音階に対応できるのが魅力。調によってハーモニカを持ち替える必要がないため、1本あればさまざまな曲を演奏できます。

また、クロマチックハーモニカの中でも「上下式」と「スライド式」の2種類が存在。上下式は吹き口が2段あるタイプで、幹音となるドレミファソラシドと派生音が上下に並んでいるのが特徴。一方のスライド式はスライドレバーがハーモニカ本体に付いており、レバーを押すと派生音が鳴らせます。

現在の主流はスライド式ですが、トンボのクロマチックハーモニカなど上下式を採用しているモノもあるので、好みに合わせて選んでみてください。

複音ハーモニカ

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複音ハーモニカは、同じ音を鳴らせる穴が2段並んでいるタイプ。上下でわずかに調律をズラしているのが特徴で、息を吹いたり吸ったりしたときにビブラートのような音の揺れが生まれます。これにより、厚みのある豊かなサウンドを鳴らせるのが魅力。独奏に向いているタイプのハーモニカなので、ソロで音色をしっかりと聴かせたい方は要チェックです。

演奏ジャンルで選ぶ

ロックやブルースなど

ロックやブルースを演奏するときは、シンプルなダイアトニックハーモニカがおすすめ。コンパクトで扱いやすいモノが多いため、ギターで弾き語りをしながらの演奏にも適しています。

また、「C調」や「D調」など鳴らせる調が決まっているので、曲に合わせた調のハーモニカを選べば音が大きく外れることがなく気軽に演奏可能です。

クラシックやジャズなど

クラシックやジャズなどのジャンルは半音階を使うことが多いため、クロマチックハーモニカを選ぶとスムーズに演奏できます。全音階に対応しており、さまざまな曲を1本で吹けるのも魅力。

また、クラシックやジャズらしい緊張感や不安定感を出しやすいので、表現力豊かな演奏を楽しみたい方は、ぜひクロマチックハーモニカをチェックしてみてください。

童謡や演歌など

童謡や演歌をはじめ、懐かしさを感じる曲の演奏がしたい場合は、複音ハーモニカを選ぶのがおすすめ。ほどよく揺らいだ音が鳴らせるため、ノスタルジックな雰囲気のある心地よいメロディを奏でられます。

リズムとメロディを同時に吹く「ベース奏法」や、ピアノのように和音を分散させる「分散和音奏法」などさまざまな奏法に対応しており、演奏に活かせるのもポイントです。

ハーモニカのおすすめ

トンボ(TOMBO) 10ホールズハーモニカ メジャーボーイ 1710

トンボ(TOMBO) 10ホールズハーモニカ メジャーボーイ 1710

ハーモニカメーカーとして世界的に知られている「トンボ」のテンホールズモデル。プレート落とし込み型の樹脂製ボディを採用しているのが特徴で、耐久性に優れているため長く使えます。空気のロスを減らした気密性の高い構造が用いられているのもポイントです。

また、コンパクトなサイズでありながら、ボリュームがあるので存在感のある音色を鳴らせます。音を曲げて味のあるサウンドに変化させる「ベンド奏法」がしやすいのも魅力。さらにメンテナンスがラクに行えるため、手軽にお手入れできるハーモニカを探している方はぜひチェックしてみてください。

トンボ(TOMBO) クロマチックハーモニカ S-50

トンボ(TOMBO) クロマチックハーモニカ S-50

トンボのS-50は、3オクターブの音域で演奏ができる上下式のクロマチックハーモニカ。キレイな音色を鳴らせるのはもちろん、吹きやすさや耐久性の高さも重視されており、ラクに扱えます。

サイズが約180×38×27mmと大きめでありながら、重さは157gほどで負担になりづらいため手軽に吹くことが可能。ドレミファソラシドが順番に並ぶ正常配列を採用しており、演奏しやすいのもポイントです。

トンボ(TOMBO) 複音ハーモニカ プレミアム21 3521

トンボ(TOMBO) 複音ハーモニカ プレミアム21 3521

鳴りのよさを重視した樹脂が使われている複音ハーモニカ。ビブラート効果により、上品で味のある音色を鳴らせるのが魅力です。音質のよさと耐久性の高さを両立させた新設計のボディが採用されているのも特徴で、倍音のある豊かなサウンドを楽しめます。

音の立ち上がりがよいほか、ボリュームがあるパワフルな音色で演奏できるのも魅力。ベース奏法や分散和音奏法など、さまざまな吹き方に対応しているため、初心者はもちろん、ハーモニカを吹き慣れている上級者の方にもおすすめのモデルです。

スズキ(SUZUKI) 10穴ハーモニカ HARP MASTER MR-200

スズキ(SUZUKI) 10穴ハーモニカ HARP MASTER MR-200

スズキの「HARP MASTER」は、10穴ハーモニカの定番として長く愛されているモデル。息漏れを減らすために気密性を高めているのが特徴で、少ない息でもしっかりと音を鳴らせます。握ったときに安定感があるカバーを採用しているのもポイントです。

音を鳴らすための「リードプレート」という部品が交換できるタイプなので、替えながら長く使い続けられます。メンテナンスのしやすいハーモニカを探している方はぜひチェックしてみてください。

スズキ(SUZUKI) クロマチックハーモニカ シリウスシリーズ S-64C

スズキ(SUZUKI) クロマチックハーモニカ シリウスシリーズ S-64C

低音から高音まで豊かな音色が鳴らせるスライド式クロマチックハーモニカ。音の抜けがよいのが特徴で、特に低音部は迫力のあるサウンドになります。吹いたときの息漏れが少ないことで、軽く吹いてもキレイな音を鳴らせるのが魅力です。

くわえたときの口当たりがよい銀メッキマウスピースを採用しているため、吹き心地を重視する方におすすめ。抗菌効果も期待できるので、清潔な状態でハーモニカを使いたい方にも適しています。

スズキ(SUZUKI) 21穴複音ハーモニカ ハミング SU-21

スズキ(SUZUKI) 21穴複音ハーモニカ ハミング SU-21

軽い息でもキレイな音色が鳴らせる複音ハーモニカ。1.1mmの厚いリードプレートを採用しており、ボリュームのあるパワフルなサウンドで演奏可能です。丁寧な調律が行われているのも特徴で、キレイなビブラートを生み出せます。

ハーモニカ本体には天然木の繊維が入った樹脂を採用。これにより、柔らかい音色を鳴らせる木製ボディのメリットと、息漏れしにくい樹脂製ボディのメリットを両立させているのが魅力です。音の強弱もつけやすいので、表情豊かな演奏を楽しみたい方はぜひチェックしてみてください。

ホーナー(HOHNER) ブルースハープ マリンバンドクラシック 1896/20CL

ホーナー(HOHNER) ブルースハープ マリンバンドクラシック 1896/20CL

ハーモニカやアコーディオンのメーカーとして広く知られる「ホーナー」のブルースハープ。10穴のシンプルなタイプで扱いやすいのが魅力です。奥深さと力強さを兼ね備えた味のある音色を鳴らせるので、ブルージーな演奏を楽しみたい方に適しています。

さまざまなミュージシャンたちに愛されてきた歴史あるハーモニカなので、ハズレのない定番の1本を探している方は要チェックです。

エスヤイリ(S.Yairi) ハーモニカ SYH-20

エスヤイリ(S.Yairi) ハーモニカ SYH-20

リーズナブルな価格で入手できる10穴ハーモニカ。安いモデルでありながらしっかりとしたハーモニカの音色を鳴らせるので、気軽に演奏できる1本を探している方に最適です。

初心者の方が使う練習用としてはもちろん、サブのハーモニカとしてもおすすめ。プラスチック製の専用ケースが付属するため、持ち運びもラクに行えます。