埼玉・川越で誕生した「コエドビール」は、ドイツの醸造技術を採用している日本のクラフトビール。“Beer Beautiful”をコンセプトにしており、選び抜かれた素材を使った高品質で美味しいビールを製造しているのが魅力です。
今回はコエドビールの種類をご紹介します。特徴や歴史についても解説するので、ぜひチェックしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。コエドビールとは?
コエドビールは、埼玉・川越のコエドブルワリーが製造しているクラフトビールです。「瑠璃(るり)」や「伽羅(きゃら)」など色の和名が各銘柄に付けられており、それぞれ個性のある味わいを楽しめるのが魅力。職人の手で丁寧に造られているのもポイントで、その品質の高さは「ヨーロピアンビアスター2010」など世界のコンテストでも認められています。
コエドビールの特徴
ドイツの醸造技術を採用しているのがコエドビールの特徴のひとつですが、それに加えて、川越の自然をしっかりと活かしたビール造りが行われており、日本のクラフトビールとして国内はもちろん海外でも親しまれています。
「紅花(べにはな)」は赤みのある琥珀色でさつまいもの風味、「漆黒(しっこく)」は黒色でまろやかな風味というように、各銘柄の名前に紐付いた特徴を持っているのも魅力です。
コエドビールの歴史
麦を肥料として土に植える農法が行われてきた川越。その麦を使ったビール造りに挑んだことが、コエドビールの原点とされています。
その後、試行錯誤を繰り返して生まれたのが、コエドブルワリー初めての製品でもある川越のさつまいもを使ったビールです。このようにコエドビールは、川越の恵まれた大地と共に歩んできた歴史があります。
コエドビールの種類
瑠璃-Ruri-
口当たりが軽やかでスムーズに飲めるコエドビール。定番かつ王道のピルスナータイプで、グラスに注げばキレイな黄金色とクリーミーな泡が楽しめます。
香りと苦みのバランスが取れており、クセが少ないため食事の邪魔をしないのが魅力。それでいて味に深みがあるので、”ビールらしさ”をしっかりと感じられます。初めてコエドビールを飲む方は、スタンダードな「瑠璃(るり)」を選ぶと間違いがないので、ぜひチェックしてみてください。
毬花-Marihana-
アロマホップの香りがシトラスを感じさせる爽やかなコエドビール。セッションIPAと呼ばれるタイプのビールで、華やかな香りとしっかりした苦みがありながら、アルコール度数が4.5%と低いため飲みやすいのが特徴です。ビール特有の風味を生み出すホップの個性も存分に感じられます。
味と香りを強く引き出す製法で丁寧に造られているのもポイント。日本人の好みに合わせた繊細な仕上がりとなっているおすすめの1本です。
伽羅-Kyara-
6種類の麦芽が使われている香り高いコエドビール。柑橘系や白ブドウを思わせる芳醇なホップが魅力です。口に含むと苦みと同時にアロマが広がり、濃厚な味わいが堪能できます。
ほどよい重さが感じられるミディアムボディで、アルコール度数も5.5%と高めなので、飲みごたえのあるビールが好みの方におすすめ。少し赤みがある黄褐色の見た目もポイントです。繊細で滑らかな口当たりの泡が立つため、ぜひグラスに注いで楽しんでみてください。
白-Shiro-
小麦麦芽と選び抜かれた酵母が採用されているヘーフェヴァイツェンタイプのコエドビール。「白」という名前の通り、白濁色の見た目をしています。
フルーティーな香りと味わいが楽しめるので、ビールの苦みが得意ではない方でも美味しく飲めるのが魅力。爽やかな風味ながら、クリーミーで滑らかな口当たりに仕上がっており、飲んだときにコクが感じられるのもポイントです。
漆黒-Shikkoku-
2種類のブラックモルトが使われている黒色の「漆黒(しっこく)」。それに加えて6種類の麦芽が配合されており、重くなりすぎず味のバランスが取れています。
ローストした麦芽の香ばしい匂いが広がるため、味覚だけではなく嗅覚でもビールを楽しみたい方におすすめ。また、ラガータイプのビールなので、黒ビールながらクセが強すぎず飲みやすいのも魅力です。
紅赤-Beniaka-
「紅赤(べにあか)」は、麦芽とホップに加えてさつまいもが使用されているコエドビールです。瓶詰めの際に濾過が行われておらず、酵母由来のコクのある味わいが楽しめるのも魅力。さつまいもの甘みを存分に感じられます。アルコール度数が7%と高いため、飲みごたえがあるのも特徴です。
コエドブルワリー初の製品がさつまいもを使ったビールであることから、紅赤はコエドビールの歴史を感じられる1本ともいえるので、ぜひその味わいを堪能してみてください。
日本の職人魂が感じられる埼玉・川越の名産品「コエドビール」。そのこだわりや質の高さから、自分用としてはもちろんお土産用のビールとしてもおすすめです。王道で飲みやすい「瑠璃」をはじめ、フルーティーな「白」や甘みのある「紅花」など種類によってさまざまな味が楽しめるので、コエドビールを飲んだことがないという方もぜひこの機会にチェックしてみてください。