地域によって独自の製法がある「メキシコビール」。メキシコはクラフトビールの宝庫ともいえる国で、150以上ものクラフトビールメーカーが存在しています。ライム・レモン・塩を加えるなど、メキシコのビールは銘柄によって味わいや楽しみ方もさまざまです。

今回はメキシコビールのおすすめ銘柄と特徴をご紹介。ぜひ、この機会に自分に合った1本を見つけてみてください。

メキシコビールの特徴

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メキシコビールは炭酸水のようにゴクゴク飲める、あっさりとした味わいが特徴。味が薄めのビールが多い理由としては、メキシコ料理はスパイシーで濃い味付けが多く、飲みやすいビールが支持されやすい傾向にあるためです。あっさりとしたメキシコビールは飲み方のアレンジも幅広く、ライムや塩を加えて楽しんだり、ホットソースやサルサソースを入れて飲んだりする場合もあります。

また、メキシコは地域によって気候が大きく異なる国です。そのため、地域によってチョコレートや唐辛子などを使用した個性的なビール「クラフトビール」も豊富に存在し、その数は150種類以上にものぼります。

メキシコビールの種類

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近年、メキシコではクラフトビールの人気が爆発的に高まっており、レストランやバーなどでも広く取り扱われています。現在では150以上のクラフトビールメーカーが存在し、メキシコ国内のスーパーやコンビニで安価に入手できるほか、一部の銘柄は、ネットでも手に入れることが可能です。

メキシコのクラフトビールは地域によってさまざまな個性をもった銘柄があります。たとえば、メキシコ国内の太平洋側にあるバハカリフォルニア州で造られる「デイ・オブ・ザ・デッド」というブランドでは、ヘーフェヴァイツェン・アンバーエール・IPA・ポーターなどの幅広いスタイルのビールが造られています。また、米国カリフォルニア州の国境付近で造られる「メヒカリ」はスッキリと爽快感のある味わいが特徴。幅広い料理を楽しめるビールです。

メキシコビールのおすすめ

コロナ(Corona) エキストラ ボトル

コロナ(Corona) エキストラ ボトル

「コロナ エキストラボトル」は日本での輸入ビールブランドでトップクラスの売り上げを誇る銘柄です。すっきりとした軽い口当たりから、世界中で愛されています。特に、飲み口にレモンやライムを挟んだ楽しみ方が有名です。

メキシコではさらに塩やサルサソースを加えて楽しむことも多く、ライムより小さなグリーンレモンの果汁を絞って加える飲み方もあります。ほかにも、コロナ瓶を逆さまにしてグラスへ挿入し、少しずつカクテルへコロナを溶かしながら飲む「コロナリータ」もおすすめ。見た目のインパクトがあり、近年は日本でも人気が加熱してきている飲み方です。

ロスムエルトス(LOS MUERTOS) デイ・オブ・ザ・デッド IPA

ロスムエルトス(LOS MUERTOS) デイ・オブ・ザ・デッド IPA

ホットソースのような独特の見た目が特徴的な「デイ・オブ・ザ・デッド」シリーズ。デイ・オブ・ザ・デッドとは、中南米で行われる死者の祭りのことで、日本でいうお盆のようなものです。本製品はフローラルな香りと強い苦味が特徴の「IPA(インディアンペールエール)」タイプです。アルコール度数は7%とビールとしてはかなり高めなので、飲みすぎには注意しましょう。

特徴としては、綺麗な琥珀色の見た目をしており、深い苦味と豊かな香りを有します。パンチのある味わいなので飲みごたえ抜群のおすすめビールです。

ロスムエルトス(LOS MUERTOS) デイ・オブ・ザ・デッド ヘーフェバイツェン

ロスムエルトス(LOS MUERTOS) デイ・オブ・ザ・デッド ヘーフェバイツェン

フルーティーな甘い香りが特徴の「デイ・オブ・ザ・デッド ヘーフェバイツェン」。麦芽とホップを原料に使用し、バナナのようなフルーティーな香りが楽しめます。本製品は香りが強いものの味わいはすっきりとしていて苦味が少なく、アルコール度数は5.5%と比較的飲みやすいのもポイント。濾過処理をおこなっていないビールなので、酵母がしっかりと効いた深い味わいも楽しめる1本です。

レモンやライムなどの柑橘果汁を加えると爽やかさが追加され、さらに飲みやすくなります。暑い夏のパーティでの熱気払いにもおすすめのクラフトビールです。

ロスムエルトス(LOS MUERTOS) デイ・オブ・ザ・デッド アンバーエール

ロスムエルトス(LOS MUERTOS) デイ・オブ・ザ・デッド アンバーエール

焙煎されたモルトによってキャラメルやコーヒーのような香ばしい香りと、カラメルのほどよい甘みが特徴のメキシコビールです。サルサソースをかけた料理やタコス、中華などの辛い料理が出る場面によく合います。

また、本銘柄「デイ・オブ・ザ・デッド アンバーエール」は強い苦味も特徴。ビールの苦味に用いられる「IBU値」は一般的な日本国内メーカーのビールが16~25とされています。本製品はそのIBU値が30とかなり高め。ほどよく酔いがまわり、2本目のビールをゆっくり味わって楽しみたい場面にもおすすめです。

ロスムエルトス(LOS MUERTOS) デイ・オブ・ザ・デッド ポーター

ロスムエルトス(LOS MUERTOS) デイ・オブ・ザ・デッド ポーター

焙煎した「茶色麦芽」を使用し、漆黒とも言えるほどの真っ黒な見た目が特徴の「デイ・オブ・ザ・デッド ポーター」。見た目が可愛らしく特徴的なため、ビール付きな方へのプレゼントにおすすめの1本です。

本銘柄はチョコレートやコーヒーのようなビターでフルーティーな香りが特徴のメキシコビール。温度をあえて12℃程度のぬるめにして飲むことで、より深く香りを楽しむこともできます。見た目通りの渋さと香ばしさが際だつビールなので、コーヒー好きな方にもおすすめです。

ドスエキス(DOS EQUIS) アンバー

ドスエキス(DOS EQUIS) アンバー

ラベルの「XX」が印象的な黒ビール。20世紀を祝うビールとして1900年にメキシコで販売された銘柄です味わいは見た目に反してさっぱりとしていて爽やか。黒ビールのコクもしっかり備えているので、一度味わえば忘れられない独特の風合いがあります。

また、香りも強くないのでクセがなく、タコスなど味の濃いメキシコ料理との相性が良好。ゴクゴク飲めるため、食事中の水分補給にもおすすめのビールです。

テカテ(TECATE)

テカテ(TECATE)

「テカテ」は、メキシコで国民的人気を集めているビール。黄金色で透明感のある見た目が特徴です。すっきりとした口当たりなので、塩とライムを加えることで爽やかな味わいを楽しめます。タコスなどのメキシコ料理やスペイン料理、フレンチや中華などの幅広い料理と相性がよく、バーベキューなどのアウトドアシーンにもおすすめです。

アルコール度数は4.5%とやや低め。汗をかきやすい夏場の食卓でがぶがぶ飲めるのも魅力。クセが少ないため、あまりお酒には強くない方にもおすすめのビールです。

メヒカリ(MEXICAL) ダーク

メヒカリ(MEXICAL) ダーク

メキシコとアメリカの国境沿いにある都市「メヒカリ」で製造されているビール。1923年に創業された頃から変わらない製法で造られ、現地で愛され続けている銘柄です。

ほのかな甘みを出す「クリスタルモルト」、ほどよい酸味を出す「ドイツポップ」を原料に使用しているのもポイント。爽快感があり、すっきりとした口当たりが特徴です。飲み口にライム・レモンを挟んでラッパ飲みするのもおすすめ。バランスの取れた味わいから食事にもよく合う、毎日飲んでも飽きないビールです。

メヒカリ(MEXICAL) ピルスナー

メヒカリ(MEXICAL) ピルスナー

メキシコビール「メヒカリ」のピルスナータイプです。「ピルスナー」は、黄金色のビールに目立つ白い泡、そして適度な苦味と爽快な喉越しが特徴。一般的に日本国内で販売されている大手ビールと同じスタイルです。

本銘柄は、グラスに注いだ時の美しい見た目と、メヒカリならではの芳醇な香りや軽い口当たりが魅力。暑い日にぐびぐび飲んで喉を潤し、ドライな爽快感がクセになるメキシコビールです。

ネグラモデロ(NEGRA MODELO)

ネグラモデロ(NEGRA MODELO)

1926年に発売されたミュンヘンスタイルのメキシコビールです。「ネグラ」とはスペイン語で「黒」を表し、本製品「ネグラモデロ」は濃い琥珀色をしています。飲むと深いコクと豊かな香りが広がるのが特徴です。

また、見た目に反して苦味が少ないので、ゴクゴクとたくさんのビールを飲みたい方におすすめ。クリーミーな泡は口当たりがよく、酔いがまわったあとでも、スッと飲めてしまうビールです。

モデロ・エスペシャル(Modelo especial)

モデロ・エスペシャル(Modelo especial)

メキシコの老舗ビールメーカー「モデロ」の最初のビールとして発売された「モデロ・エスペシャル」。「エスペシャル」はスペイン語で「特別な」という意味を表し、特別な場面を演出したい場合によく飲まれています。

また、本製品の味わいはすっきりと爽やかなのが特徴。後味はフルーティーでほんのり甘みが残ります。多くの料理に合うため、食中酒としてもおすすめ。ビール初心者にもピッタリのプレミアムな1本です。

ソル(SOL)

ソル(SOL)

1899年から醸造された、古い歴史のあるメキシコビール。「ソル」はスペイン語で「太陽」を表し、本製品は神々しい太陽のラベルが特徴です。軽くて爽やかな口当たりなので、コロナと同様にライムやレモンなどを絞って飲むことをおすすめします。

また、苦味が少なくすっきりとしたのどごしなのでどんな料理にも合うのもポイント。毎日の食卓を楽しむ食中酒として飲むのもおすすめです。なお、本ブランドはオランダのビールメーカー「ハイネケン」によって買収されたことで、原産国はオランダとなっているので、気になる方は注意しておきましょう。

チリビール(Chili Beer)

チリビール(Chili Beer)

ハラペーニョ(青唐辛子)がそのまま1本入っている、独特の辛さが特徴のビールです。一見、ビールに辛味は合わないと思いがちですが、飲み進めていくうちにピリっとくる辛さがクセになります。

あえて暑い夏の日に大量の汗をかきながら食事と合わせるのもよし、本製品をトマトジュースで割って飲むのもよしと、多彩な楽しみ方があるのも魅力。また、唐辛子に含まれる辛味成分「カプサイシン」は代謝を促進し、食欲を増進させる効果も期待できます。食欲がなくなりがちな夏にピッタリのおすすめビールです。