1年を通じて暑いタイは、ビールの消費量の多いビール大国です。「タイビール」は、暑い気候やスパイシーな料理に合うさっぱりした味わいが特徴。タイ本国では、氷を加えて飲むスタイルも多く見られます。
タイではラガータイプのビールが主流なので、日本のビールを飲みなれた方にも馴染みやすい味といえます。東南アジア独特のパッケージで南国気分が味わうのも、楽しみ方のひとつです。そこで今回は、日本でも購入できるおすすめのタイビールをご紹介します。
タイビールの特徴は?

By: rakuten.co.jp
タイビールは日本のビールに比べて味が薄めなのが特徴です。すっきりしたライトな飲み心地は、暑い気候や、独特の辛い料理にぴったり。現地では氷を入れたグラスにビールを注ぐことで、よりさっぱりとした味わいで飲むこともあります。
また、タイビールのラベルには動物が描かれていることが多いのもポイントです。キャッチーで覚えやすく、東南アジアらしい雰囲気が感じられます。
タイビールのおすすめ
ブンロート・ブリュワリー(Boon Rawd Brewery) シンハービール
タイ王室お墨付きの証「神鳥ガルーダ」の紋章を冠した、由緒あるタイビールです。ラベルに描かれた金色の獅子「シン」がトレードマーク。「ビア・シン」の愛称で世界50ヵ国以上の人々に愛飲され、「世界の一流ビール500」にも選ばれている銘柄です。
一番搾り麦汁から醸されたビールは、淡いゴールドの液色に、華やかな香りが特徴。モルトのおだやかな甘みと、ポップの苦みが調和した、飲みごたえのある味わいに仕上げられています。
すっきりとシャープな口当たりは、辛いタイ料理をはじめ、パンチの効いたエスニック料理などと好相性。普段の晩酌にはもちろん、パーティーやアウトドアシーンを盛り上げる乾杯ビールにもおすすめです。
王室にも認められたと謳われるプレミアムビールをぜひ堪能してみてください。
・1本
・24本
ブンロート・ブリュワリー(Boon Rawd Brewery) レオビール
「ブンロート・ブリュワリー」が展開する、スタンダードラインのタイビールです。ヒョウを力強くあしらった、インパクトのあるラベルデザインが特徴。タイ国内で人気の1本です。
グラスに注ぐと広がる、ゴールドの淡く澄んだ液色に、麦のやわらかな香りが魅力。苦みの少ないさっぱりとした味わいと爽やかなのど越しで、ゴクゴクと飲みやすいのもポイントです。
比較的安価なので、チャレンジしやすいのもメリット。とくに、コスパを重視する方やタイビール初心者や、ライトな飲み口のビールを好む方などにおすすめです。
・1本
・24本
タイビバレッジ(Thai Beverage) フェダブロイ
タイのアルコール飲料メーカー「タイビバレッジ」が展開する、高級ラインのタイビール。ドイツ産の高品質なジャーマンシングルモルトを用いて醸す、プレミアムな1本です。
「ビールの原料は麦芽・ホップ・水のみ」とするドイツの伝統的な製法をベースに、副原料としてタイ米を加えているのが特徴。シングルモルトのリッチな旨味とコクに、タイ米特有の爽やかな風味が溶け込んだ、上品かつ斬新な味わいを堪能できます。
グリーンのクラシカルなボトルに赤い羽根をあしらった、おしゃれなパッケージも魅力。味や見た目に、特別感のある上質なタイビールを探している方におすすめです。
・1本
・12本
タイビバレッジ(Thai Beverage) チャーンビール クラシック
タイ語で象を意味する「チャーン」の名を冠した、ラガータイプのタイビールです。グリーンとゴールドのクラシカルな佇まいに、2頭の象が向かい合うラベルが特徴。50を超える国々で愛飲されています。
原料には、アメリカとヨーロッパから輸入される高品質の大麦を採用。グラスに注げば、華やかなゴールドの液色とともにフルーティーな香りが立ち上がり、口に含めばコクのあるフルボディの味わいが広がります。
地下200m以深の水源からくみ上げる良質な軟水で仕込んでいるため、口当たりがまろやかなのも魅力。食中酒に飲めば、酸味や甘味、辛味や苦味といったさまざまな料理の味をバランスよく引き立てます。
なお、本銘柄には缶のほかに瓶ビールも展開されています。ぜひ、好みやシーンに合わせてセレクトしてみてください。
・1本
・24本
タイビバレッジ(Thai Beverage) チャーンビール エスプレッソラガー
ビール特有の苦みとのど越しに、ロースト感溢れるコーヒーの風味が心地よくマッチした、コーヒーフレーバーのタイビール。世界規模のビール審査会「オーストラリアン・インターナショナル・ビア・アワード2021」でも銀賞を獲得している実力派の銘柄です。
コーヒーには、タイヤラオスなどのコーヒー農園から仕入れる、アラビカ種とロブスタ種を使用。ビールへ独自にブレンドし、琥珀色の深く美しい液色を引き出しています。
口に含むと最初に広がるのは、コーヒーの芳ばしい香りとおだやかな苦み。後口に、ポップの効いたビールならではの爽快な香味を堪能できます。
ビール単体で飲むほか、ナッツやチョコレートなどと合わせるのもおすすめ。コーヒー好きの方や、変わり種のタイビールを探している方などはぜひチェックしてみてください。
・12本
プーケットビール(PHUKET Beer) プーケット
2002年にタイ・プーケット島で誕生したオリジナルタイビール。保存料や添加物を一切使用していない、100%天然醸造のプレミアムな銘柄です。
原料のモルト・ホップ・イースト・水はすべて高品質のモノを使用し、すっきりと爽やかな味わいを実現。さらに、上質な「ジャスミンライス」を加えて、フルーティーな香味を引き出しています。
苦みが少なく飲みやすいので、タイビール初心者や、ライトボディのビールを好む方などにおすすめ。ラベルにオオサイチョウをあしらった南国リゾートテイストのパッケージは、ビーチやキャンプ、バーベキューなどでの乾杯ビールにもぴったりです。
・24本
日本での流通量はあまり多くないタイビールですが、南国独特の飲み心地は、ほかのビールにはない爽やかさをもたらしてくれます。パッケージも特徴的で、見た目でも楽しませてくれるタイビール。今回の記事を参考にお気に入りのタイビールを選んで、スパイシーな料理や暑い気候に合わせて飲んでみてください。