赤ちゃんへの授乳時に腕にかかる負担を軽減できる「授乳クッション」。U字型・三日月型・Cカーブ型の3種類が展開されており、製品によって厚みや硬さが異なります。授乳のしやすさやお手入れのしやすさ、へたりにくさなどにこだわった製品が人気です。
今回は、授乳クッションの選び方とおすすめのアイテムをご紹介。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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授乳クッションは必要?
新生児期〜生後4ヶ月頃の赤ちゃんは、1日6〜12回前後と授乳頻度が高いうえ、1回の授乳に3〜20分ほどかかるのが一般的です。個人差はありますが、新生児の体重は3kg前後。赤ちゃんを抱き上げて授乳する場合は、腕が疲れたり猫背になったりしやすいのが難点です。
授乳クッションがあれば、より楽に授乳を行えるのでおすすめ。腰まわりに置いた授乳クッションの上に赤ちゃんを寝かせることで、抱き上げずに授乳できます。横から赤ちゃんを支えるだけなので腕が疲れにくく、背筋が伸びた正しい姿勢を保ちやすいのがメリットです。
一般的なクッションでも代用できますが、厚みや高さが足りず使いにくさを感じる場合も。特に、初産などで授乳に不慣れな方は、あると便利なのでチェックしてみてください。
授乳クッションはいつまで使える?
授乳クッションの使用期間は、赤ちゃんの成長スピードや用途によってさまざま。基本的に卒乳まで使えますが、赤ちゃんの体が十分大きくなったり、首や腰が据わったりすると、大きなクッションがかえって邪魔になるため、使わなくなる傾向があります。
長く使い続けたい方は、授乳以外の用途にも使える製品に注目。腕置き・背あてとして普段使いできるモノや、赤ちゃんのお座りサポートとして使えるモノなどもあるので、チェックしてみてください。
授乳クッションのおすすめ
エルゴベビー(Ergobaby) ナチュラルカーブ ナーシングピロー FDEGNPAGRYSTP
適度な硬さと高さで快適な授乳姿勢をサポートするアイテム。赤ちゃんの頭の位置が安定し、ママもラクな姿勢で授乳できます。さらに、クッションを体にしっかり固定できるサポートベルト付き。授乳中にズレにくく、快適に使用できます。
ゆるやかなカーブによって、赤ちゃんとママが自然と向き合える設計です。また、哺乳瓶での授乳にも使いやすいと謳っているのがポイント。パパや祖父母がミルクをあげる際にも活躍します。
側面には持ち手が付いており、ポジションの調節や持ち運びに便利です。カバーは洗濯機で簡単にお手入れ可能。赤ちゃんに触れる部分を清潔に保てるのでおすすめです。
ダッコ(dacco) 授乳用クッション ふつう
ボリューム感が長持ちしやすいU字型授乳クッション。中綿にはテイジンの中空繊維「クリスター」を採用しており、へたりにくいのが魅力です。厚みは16cm。胸の高さに赤ちゃんを寝かせれば、楽な姿勢で授乳を続けられます。
カバーは上質なパイル生地で作られており、やわらかな肌触りが魅力。カバーは洗濯機で洗えるほか、本体も手洗い可能で衛生的に使えます。授乳クッション以外に、お座りサポートや腕置きとしても使用可能。汎用性の高さを求める方にもおすすめです。
カーメイト(CAR MATE) エールべべ 3wayクッション プレミアム
妊娠中から産後までマルチに活躍するU字型の授乳クッションです。妊娠中は腰を支えるクッションとして、出産後は授乳クッションや赤ちゃんのおすわりをサポートするクッションとして使用できます。
中央に向かって緩やかな傾斜があり、赤ちゃんの体全体がママの方に向かう設計。しっかり密着し、飲みやすい姿勢をサポートします。中綿が詰まっているので潰れにくく、安定感も良好です。
また、赤ちゃんの頭部をサポートするピローが付属します。頭を起こした状態で快適に飲めるのでおすすめ。ママが無理に支える必要がなく、腕の負担を軽減できるのもポイントです。
カバーには、なめらかな肌触りが心地よいソフトマイクロパイル生地を採用。洗濯機でのお手入れが可能です。
カーメイト(CARMATE) エールベベ ギュット4WAY
4通りの使い方ができる人気アイテムです。三日月型クッションとサポートクッションがセットになっており、妊娠中はくつろぎ枕・抱き枕として活躍。全長約145cmでゆるやかなスロープ形状がお腹にフィットし、楽に横になれます。妊婦の頃から使い続けたい方におすすめです。
両端を留めることで授乳クッション・お座りサポートとして活用可能。約18cmの厚みがあり、胸の高さに赤ちゃんを寝かせやすいのがメリットです。コットンのパイル生地で作られたカバーは、ふんわりとしたやさしい肌触りを楽しめます。
カバーは取り外して洗濯可能。衛生的に使いたい方にも適しています。
はぐまむ(hugmamu) 洗える 授乳クッション
カバー・本体ともに洗濯機で洗えるU字型授乳クッション。カバーはコットンのダブルガーゼで作られており、ふっくらとやわらかい肌触りを楽しめます。
厚さは約16~17cm。胸の高さに赤ちゃんを寝かせることで、楽に授乳できます。また、赤ちゃんのお座りサポートや背もたれ、ネックピローなどとしても活用できるため、汎用性が高いモノが欲しい方にもぴったりです。
比較的価格が安いのも嬉しいポイント。コスパを重視する方にもおすすめです。
はぐまむ(hugmamu) 抱き枕になる 授乳クッション
素材にこだわった日本製の三日月型授乳クッションです。コットン100%のガーゼ生地をカバーに採用。肌あたりがやさしいうえ、通気性・吸水性に優れており、1年中快適に使えます。
カバー・本体の両方を洗濯機で丸洗い可能。清潔に保ちやすいのもおすすめポイントです。約20cmの厚みがあり、胸の高さに赤ちゃんを寝かせやすいのも魅力。背筋を伸ばした正しい姿勢で楽に授乳できます。
両端を広げると妊婦用抱き枕になるのもポイント。そのほか、お座りサポート・腰クッション・腕置き・円座クッションなど幅広く活用できます。長く使い続けたい方にもおすすめです。
サンデシカ(sandesica) 妊婦さんのための抱き枕 エミ レギュラー
三日月型授乳クッションとしても使える抱き枕。カバー・本体の両方を洗濯機で洗えます。洗濯後は日陰で平干しをして中綿をしっかり乾かす必要はありますが、本体に染み込んだ汚れも落としやすいので、衛生的に保ちたい方におすすめです。
授乳クッションとして使う際は、カバーの両端を合わせて留め、腰にしっかり固定できます。面が広いため、赤ちゃんと腕をゆったりのせやすいのが魅力です。厚みは約21cm。中綿をたっぷり詰め込んでおり、へたりにくいと謳っているのが嬉しいポイントです。
両端を広げると約134cmの長さがあり、妊婦用の抱き枕としても使用できます。ゆるやかなカーブが大きなお腹にフィットし、妊婦に推奨されているシムスの体位を取りやすいのが特徴。妊娠中から使い続けられる授乳クッションが欲しい方にもおすすめです。
プッパプーポ(PUPPAPUPO) 洗える 授乳クッション イブル モロッカン
ポコポコとしたキルティング模様がおしゃれなU字型授乳クッション。モロッカン柄のイブルをカバーに使用しています。コットンで作られているので、やさしい肌触りを求める方にもおすすめです。カバーは汚れたら取り外して洗濯可能。衛生的に使えます。
厚みは約16cm。適度な硬さで沈み込みすぎず、楽に授乳できます。内側のカーブが腰によくフィットするのも特徴。左右にずれにくいので、より安定した状態で使用できます。
授乳クッション以外に、お座りクッション・腰かけクッション・枕としても使えて便利。卒乳後も活躍するおすすめのアイテムです。
ニトリ(NITORI) ふっくら、さらさらキルトシリーズ イブル 授乳クッション 7910533
カバーにイブルを使用したU字型授乳クッション。コットン製生地に雲柄のキルティング加工が施されています。ポコポコとしたおしゃれな見た目と、やさしい肌触りを楽しめるのが魅力です。カバーは取り外して洗濯機で洗えます。
厚みは14cm。内側がカーブしており、腰まわりにフィットします。そのほか、赤ちゃんのお座りサポートとしても使用可能です。
青葉 ベビハグ 授乳用クッション
厚み約23cmのU字型授乳クッションです。胸の高さに赤ちゃんを寝かせやすいのがメリット。背筋が伸びた正しい姿勢を保ちながら楽に授乳したい方におすすめです。加えて、弾力のある中綿がたっぷり詰まっており、へたりにくいので長く使えます。
カバーにベルトを搭載し、腰まわりに固定できるのも特徴。高いフィット感が得られるうえ、前後・左右にずれにくいため、より安定した状態で使用できます。カバーはコットンで作られており、肌触りがやさしいのも魅力です。
また、カバー・本体の両方を洗濯機で丸洗いできます。衛生的に保ちたい方や、楽にお手入れしたい方にもおすすめの授乳クッションです。
スマイルケアジャパン おやすみたまごプラス 多機能Cカーブ ベッド
20通りの使い方ができるベビー向けクッション。ファスナー付きで2つに分割できるほか、長さ調節ができるバックル式ベルトを採用しており、さまざまな形状に変化するのが特徴です。
ファスナーをすべて閉じるとCカーブ型になり、赤ちゃんが自然な姿勢で横になれると謳っています。加えて、ファスナーの片側を閉じて反対側をバックルで留めれば、浮き輪のような感覚で腰に固定可能。両サイドに双子を寝かせて同時授乳も可能です。
厚みは約22cm。胸の高さに赤ちゃんを寝かせやすいため、猫背を予防しながら授乳できます。授乳時に重宝するだけでなく、赤ちゃんを寝かしつけるのにも便利。分割すれば抱き枕や足枕としても活躍します。機能的で長く使える授乳クッションが欲しい方におすすめの人気アイテムです。
ケラッタ(kerata) イブル 三日月 授乳クッション
機能性とデザインの両方にこだわった三日月型授乳クッション。カバーは「イブル」と呼ばれる韓国発祥のコットン製キルティング生地で作られており、肌あたりがやさしいのが魅力です。ファスナーが大きく開くため、簡単に着脱できます。
本体にはポリエステル綿をたっぷり詰め込んでおり、約18cmの厚みがあるのも特徴。胸の高さに赤ちゃんを寝かせやすいので、猫背を予防しつつ楽に授乳できるのがメリットです。
赤ちゃんが卒乳したら、腕置き・枕・背あてなどとして日常使いできます。長く使い続けられる、おしゃれな授乳クッションを探している方におすすめです。
ディモワ(10mois) ママ&ベビー授乳クッション 500097-3022
シンプルでかわいいデザインが魅力的なU字型授乳クッション。カバーはインド産高級超長綿とリヨセルと呼ばれる天然繊維を混紡して作られており、しっとりとした風合いとやわらかな肌触りを楽しめるのもおすすめポイントです。
中材にはポリエステル綿を使用しています。厚みは約18cm。胸の高さに赤ちゃんを寝かせやすく、背筋が伸びた正しい姿勢で楽に授乳できるのがメリットです。腕の中で赤ちゃんを寝かしつけたいときにも役立ちます。
授乳クッションとしてだけではなく、赤ちゃんのお座りサポートや腕置きとしても使えるので便利。カバーは洗濯機で洗えるほか、本体は部分的に手洗い可能。衛生的に使えるのでおすすめです。
ディモワ(10mois) ソレイアード ラ プティット ムーシュ ママ&ベビー授乳クッション
シックで上品なデザインに仕上げられたU字型授乳クッション。フランスのテキスタイルブランド「ソレイアード」の伝統的な図柄をあしらったカバーを採用しており、規則正しく並んだ模様がモダンな印象を与えます。
腰にはめて深く抱えながら使う仕様です。厚みは約18cm。胸の高さで赤ちゃんを寝かせやすく、背筋が伸びた正しい姿勢で授乳しやすいのがメリットです。また、赤ちゃんのお座りサポートやパソコン作業時の腕置きとしても使えます。
中綿をたっぷり詰め込んでおり、ヘたりにくいのも特徴です。カバーは洗濯機洗いに対応。本体は手洗い可能で衛生的に使えます。おしゃれで長期間快適に使える授乳クッションを探している方におすすめです。
ロウヤ(LOWYA) 授乳クッション 日本製 綿100% 京都西川 ウォッシャブル カバーリング
シンプルでかわいいデザインが特徴の三日月型授乳クッションです。老舗寝具メーカー「京都西川」によって仕立てられた品質の高さも魅力。プレゼントとしてもおすすめの授乳クッションです。
カバーにコットンのパイル生地を使用しており、やわらかでやさしい肌触りを楽しめます。ファスナー式で簡単に着脱できるほか、洗濯機で洗えるのもメリットです。
使う際は腰に巻いて両端を留めるだけと簡単。左右・前後にずれにくく、安定した状態で授乳できます。加えて、赤ちゃんの頭を支える枕が付属。腕にかかる負担を軽減し、より楽に授乳できるのでおすすめです。
両端を広げると妊婦用の抱き枕になるので、長く使えるモノが欲しい方もチェックしてみてください。
ラクーナ(Lacuna) エアリコ 授乳クッション アピュア
硬めで厚さのあるU字型授乳クッション。弾力性のある高密度ウレタンを使用し、赤ちゃんをのせたときに沈み込みにくいのが特徴です。厚みは約20cm。胸の高さに赤ちゃんをキープしやすく、背筋を伸ばした正しい姿勢で楽に授乳できるのでおすすめです。
へたりにくいので、長く使いたい方にもぴったり。お座りサポートとして活用できるのもメリットです。カバーにはコットン製のニット生地を使用しており、やさしい肌触りを楽しめるのも魅力。汚れたら取り外して洗濯できるため、衛生的に使えます。
モグ(MOGU) ママ マルチウエスト 本体・カバーセット
しっとりとしたやさしい肌触りを楽しめるU字型授乳クッション。パイル生地のカバーに、天然よもぎ成分を配合しています。汚れたら取り外して洗濯できるので衛生的。別売の専用カバーも展開しています。洗い替えが欲しい方はチェックしてみてください。
本体は、伸縮性に優れた生地を用いているほか、高流動性パウダービーズが詰め込まれています。約19cmの厚みがあり、胸の高さに赤ちゃんを寝かせやすいのもおすすめポイントです。
使い方は腰にはめるだけと簡単。授乳クッション以外に、腕置き・背あてなどとしても活躍します。長く使い続けたい方にもおすすめです。
アメジスト(amethyst) 授乳用エアークッションH型カバー付 39303
携帯用として便利なU字型授乳クッションです。エアークッションタイプで空気を入れると膨らみ、空気を抜くとコンパクトに折りたためます。トートバッグなどにすっぽり収まりやすく、帰省や旅行などで持ち運んで使うのにおすすめです。
空気の入れ具合によって厚みを調節できるのも特徴。へたりにくいので、長く使いたい方にもぴったりです。ベルト付きのカバーを採用。腰まわりに合わせて3段階のサイズ調整が可能です。安定した状態で授乳を行えます。
授乳クッションのほか、赤ちゃんのお座りサポートや腕置きとしても活躍。カバーは洗濯可能で衛生的に使えます。
ハッシュクード(HashkuDe) 授乳クッション Zoo
カラフルな動物のイラストがあしらわれたU字型授乳クッション。赤ちゃんが見て楽しのが魅力です。コットン製カバーなので、肌触りがやさしいのもメリット。カバー・本体の両方を洗えるため、清潔さをキープしやすいのもおすすめポイントです。
また、中綿にテイジンのポリエステル中空繊維「クリスター」を使用し、へたりにくいと謳っています。厚みは約15cm。胸の高さに赤ちゃんを寝かせることで、より楽に授乳できます。授乳クッションとしてだけではなく、お座りサポートや腕置きとしても使用可能です。
価格が比較的安いのも嬉しいポイント。コスパのよい人気モデルです。
リッチェル(Richell) ふかふか授乳クッション
空気の量で高さや柔らかさを調節できるエアタイプの授乳クッション。へたる心配がなく、長期間快適に使用できます。空気を抜けばコンパクトになるため、旅行や里帰りの際に持ち運びやすいアイテムを探している方におすすめです。
中央に向かって傾斜が付いており、自然な授乳姿勢をサポートします。カバーの片面には、通気性に優れたメッシュ生地を採用。密着によるムレを軽減するので、心地よく授乳できます。
授乳以外に、赤ちゃんのおすわりをサポートするクッションとしても使用可能。安定感があり、赤ちゃん特有のCカーブ姿勢を保ちます。
授乳クッションの使い方
授乳クッションを正しく使うと、背筋が伸びた状態を保ったまま楽に授乳できます。ただし、使い方を間違えると、体を痛めてしまったり、赤ちゃんが上手く母乳を飲めなかったりするので注意が必要です。
基本的な使い方は、まず座った状態で腰まわりに授乳クッションを置き、赤ちゃんを寝かせます。このとき、背筋を伸ばした正しい姿勢で胸と赤ちゃんの顔が同じ高さになることが大切。胸より顔が低い場合は、授乳クッションの下にタオルなどを挟んで調節しましょう。
次に、胸と向かい合わせるようにして赤ちゃんを抱き寄せます。最後に、赤ちゃんの頭と体がねじれないように腕でしっかりと支えながら授乳してみてください。
授乳クッションの選び方
形状で選ぶ
スタンダードで使いやすい「U字型」
腰まわりにはめて使うスタンダードな「U字型」の授乳クッション。内側のカーブが体にフィットし、安定した状態で使いやすいのがメリットです。片手でサッと装着可能。赤ちゃんを待たせることなくスムーズに授乳できます。
また、多くのU字型授乳クッションは、赤ちゃんのお座りサポートとしても活躍。腕置きや背あてとして日常使いしやすい製品も豊富にラインナップしています。汎用性の高いモノが欲しい方にもおすすめです。
妊娠中から長く使える「三日月型」
「三日月型」の授乳クッションは、広げると110~140cm前後と長さがあり、ゆるやかにカーブした三日月のような形状をしています。妊婦用抱き枕としても使用できるため、妊娠中から長く使えるのがメリットです。
授乳クッションとして使う際は、腰にぐるりと巻いて両端を合わせ、ボタンなどで留めるのが一般的。浮き輪のような形状になるので、腰によくフィットします。前後・左右にずれにくいのもポイント。しっかり安定した状態で授乳したい方におすすめです。
加えて、左右のクッションが長めなので、正面だけではなく側面にも赤ちゃんを寝かせやすく便利。横抱き・交差横抱きはもちろん、フットボール抱き(脇抱き)でも授乳しやすいモノが欲しい方は、ぜひチェックしてみてください。
赤ちゃんの寝かしつけにも活躍する「Cカーブ型」
赤ちゃんの背筋がC字に丸まった状態は、赤ちゃんにとって自然で心地よい寝姿勢とされています。「Cカーブ型」の授乳クッションは中央がくぼんでおり、赤ちゃんを仰向けに寝かせると背筋がC字に丸まるように設計されているのが特徴です。
赤ちゃんに安心感を与えられるため、スムーズに授乳できます。くぼみに背中がはまり、赤ちゃんがずり落ちる心配が少ないのもメリットです。
ただし、赤ちゃんを寝かせる位置が決まっている点に注意。胸に赤ちゃんを引き寄せる際や授乳姿勢を変える際は、授乳クッションごと傾けたり移動させたりする必要があります。
また、授乳クッションとしてだけではなく、バウンサーのような使い方も可能。赤ちゃんの寝かしつけに便利です。
長期間快適に使うなら厚み・硬さがあるモノがおすすめ
授乳クッションの厚みは15~20cm前後。授乳時は胸と顔の高さが同じになるように赤ちゃんを寝かせる必要があるので、十分に厚みのある製品を選びましょう。厚みが足りないと、タオルや別のクッションを併用し、赤ちゃんの高さを調節するなど手間がかかってしまいます。
授乳クッションの硬さもチェックしたいポイント。硬めの製品は沈み込みにくいため、安定した状態で理想的な高さに赤ちゃんを寝かせやすいのがメリットです。加えて、厚み・硬さのある製品はへたれにくいので、長期間快適に使い続けられます。
硬めの授乳クッションを選ぶなら、中材に注目。中綿がたっぷり詰まったモノや弾力性に優れたウレタン素材を使用した製品、空気で膨らむエアークッションタイプがおすすめです。
肌触りやお手入れのしやすさを踏まえて素材を選ぼう
肌触りのよい授乳クッションを選びたいなら、カバーの素材に注目しましょう。やさしい肌触りを好む方や肌が敏感な赤ちゃんには、天然素材であるコットンを使用したカバーがぴったり。なかでも、タオルなどに用いられるパイル生地は、やわらかでやさしい肌触りを楽しめます。
ガーゼなど通気性のよい生地で作られたカバーもおすすめです。汗によるムレ・べたつきを抑え、快適に使えます。
授乳クッションは汗・よだれ・吐き戻しなどにより汚れやすいため、お手入れのしやすさもチェック。着脱しやすいカバーを選ぶと、より手軽に洗濯できます。
本体は、部分的に手洗いできる製品が主流。簡単にお手入れしたい方は、拭くだけでお手入れできるエアークッションを採用した授乳クッションを検討してみてください。
洗濯機で丸洗いできると便利
お手入れの手間を減らしたい方は、カバー・本体の両方を洗濯機で丸洗いできる授乳クッションをチェック。手洗いする手間が省けるほか、本体の中材に染み込んだ汚れまで落としやすいので、衛生的に保ちたい方にもおすすめです。
ただし、洗濯機で授乳クッションを丸洗いすると、型崩れが起こりやすい点は留意しておきましょう。型崩れを抑えるには、洗濯ネットに入れて手洗いコースなどでやさしく洗濯するのがポイントです。
授乳クッションの上に赤ちゃんを寝かせると、背筋が伸び正しい姿勢で楽に授乳できます。腰に固定できるタイプならずれにくく、より安定した状態で授乳可能。赤ちゃんが自然と胸と向かい合うように設計された製品も便利です。抱き枕などとして幅広く活用できるモノも人気。使いやすい1点をぜひ見つけてみてください。