ミルク用のお湯を手間なく準備できる調乳ポット。湯沸かしから保温まで行えるモノもあり、ミルク育児の負担を軽減できるアイテムです。夜間に使いやすいよう、ライトが付いた製品も販売されています。

調乳以外の用途にも対応していると、卒乳後も長く使えるので便利です。しかし、製品によって機能や容量などが異なるため、どれを選べばよいか悩んでしまうことも。そこで今回は、選び方と併せて調乳ポットのおすすめアイテムをご紹介します。

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調乳ポットは必要?

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調乳ポットは、お湯を調乳に適した温度で保温できる便利なアイテムです。調乳には、一度沸騰させた70℃以上のお湯が必要ですが、調乳ポットがあれば毎回お湯を沸かす手間が省けます。哺乳瓶に注ぐだけですぐにミルクを作れるので、育児の負担を軽減可能です。

また、家族が授乳に参加しやすくなるのも大きなメリット。新生児は昼夜問わず数時間おきに授乳が必要なため、産後の体力が回復しきっていない時期などは、特に調乳ポットが役立ちます。

なかには、温度調整機能付きの調乳ポットもラインナップ。多くの製品が細かい温度設定に対応しており、コーヒーや紅茶などのお湯も手軽に用意できます。卒乳後も長く使えるため、汎用性の高いアイテムを探している方にもおすすめです。

調乳ポットの選び方

タイプで選ぶ

湯沸かしも済ませられる「沸騰機能付きタイプ」

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沸騰機能付きタイプは、保温に加え、湯沸かしも行えるのでおすすめ。沸騰させたお湯を別の容器に移す手間がなく、手軽に調乳できます。また、お手入れも調乳ポット本体だけで済むので、育児中の休憩時間を確保しやすくなるのも魅力です。

沸騰機能付きの調乳ポットは、火加減を気にせず熱湯が用意できるのもメリット。一方、水が蒸発しきった状態で加熱し続ける空焚きのリスクがあります。調乳ポットを選ぶ際は、空焚き防止機能の有無も確認しておきましょう。

お湯の温度を保てる「保温専用タイプ」

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やかんや電気ケトルなどでお湯を沸かすことが多いなら、保温専用タイプもおすすめ。一度沸かしたお湯を適温で保温できるため、調乳に慣れていない方でも手軽にミルク作りができます。

沸騰機能が付いた調乳ポットに比べて、比較的安価で購入できるのも強み。必要最低限の機能に絞ることで、ベビー用品にかかるコストを抑えたい方にもぴったりです。シンプルな機能で十分という方は、保温専用タイプも選択肢に加えてみてください。

保温時間をチェック

保温時間は、調乳ポットの使い勝手を左右する重要なポイントです。調乳に適した70℃以上が維持できる時間をチェックしておきましょう。

なかには、70℃以上を24時間キープできる製品もラインナップ。容量にもよりますが、保温時間が長いほどお湯を沸かす手間が減り、より便利に使えます。

しかし、衛生面を考えると、お湯はなるべく早めに使い切るのが理想的。お湯は毎日交換し、継ぎ足しも行わないようにしましょう。新しい水やお湯を入れる際は、きれいに洗った調乳ポットを使用してください。

サイズや容量を確認しよう

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調乳ポットを選ぶ際は、サイズや容量も確認しましょう。コンパクトなモノは寝室にも置きやすく、夜間の授乳時に便利です。設置する際は、赤ちゃんの手が届かない平らな場所を選び、給電式の場合はコードの配置にも注意するなど、安全面にも気を配りましょう。

1日分のお湯をまかなう場合、1L前後の容量があるモノがおすすめです。赤ちゃんが一度に飲める量は少しずつ増え、3ヶ月以降には200mLのミルクを1日5回飲む場合も。双子の場合は倍量が必要なので、2L前後を目安に探してみてください。

機能性で選ぶ

哺乳瓶の除菌機能

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調乳ポットには、哺乳瓶や乳首などを高温のスチームで加熱し、手軽に除菌や消毒ができる機能を備えたモデルもあります。薬液や除菌用のグッズを用意する間が省けて便利です。

また、日本で販売されている粉ミルクは、水道水の使用を想定して作られています。水道水に含まれる塩素は、人体に影響がない濃度に調整されていますが、残留塩素が気になる場合は「塩素除去」と表示された調乳ポットを選ぶと安心です。

ミルクウォーマー機能

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哺乳瓶に入れたミルクをあたためるミルクウォーマー機能は、事前の調乳が必要なときに活躍。水が入った容器に哺乳瓶ごと入れ、モードを選択するだけで加熱できます。離乳食のあたために使えるモノだと、さらに用途が広がるためおすすめです。

しかし、調乳から時間が経つほど、細菌も繁殖しやすくなる点には要注意。調乳後は2時間以内を目安に飲ませ、冷蔵保存した場合でも24時間以内に使い切りましょう。また、飲み残しのミルクを再度与えることも避けてください。

ライト機能

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操作パネルやボタンにライトが付いた調乳ポットは、薄暗い部屋でも操作しやすく便利。部屋全体を明るくしなくて済むので、赤ちゃんの眠りを妨げにくいのもメリットです。

また、光が届く範囲や明るさも事前に確認しておくと安心。照射範囲が広すぎたり明るすぎたりすると、赤ちゃんが眩しさを感じてしまうことがあります。手元だけを必要最小限の明るさで照らせるモノを選ぶのがおすすめです。

二重構造やチャイルドロック付きなどの安全機能もチェック

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調乳ポットを選ぶ際は、安全機能の有無も確認しましょう。二重構造のモノは、本体の外側が熱くなりにくく、やけどの心配が少ないのが利点です。子供のいたずら対策には、ボタンやフタが簡単に操作できないようにするチャイルドロック機能が役立ちます。

マグネットプラグ仕様の製品は、コードに手や足が引っかかった場合でもプラグがすぐに外れるのが特徴。本体が倒れてお湯がこぼれる危険を減らせます。

調乳ポットのおすすめ

コンビ(Combi) 調乳じょーず Q 118023

コンビ(Combi) 調乳じょーず Q 118023

ベビー用品を開発・販売する「コンビ」の調乳ポット。ガラスポットに水を入れ、電子レンジで約10分加熱すると沸騰させられます。本体にセットしてから電源を入れると、自動で適温に調整。70℃以上で長時間保温できるため、夜間の授乳時にも便利です。

容量は800mL。200mLの哺乳瓶なら4本分に相当します。ガラスポットは丸洗いできるほか、哺乳瓶に注ぎやすい設計で使い勝手も良好。沸騰機能を備えた調乳ポットのなかでは、価格が比較的安いのもおすすめポイントです。

レイコップ(RAYCOP) ミルクメイト ROM-100JPWH

レイコップ(RAYCOP) ミルクメイト ROM-100JPWH

ワンタッチで操作できる人気の調乳ポットです。「保温」「沸騰」「自動」の3種類のモードを搭載。用途やシーンに合わせて使い分けられます。

沸騰モードでは、100℃で5分間しっかりと煮沸したあと、設定温度まで自然に冷まして保温。水道水に含まれる残留塩素を除去できるとされており、赤ちゃんのミルク作りに安心して使えます。自動モードを選べば、クーリングファンを使ってお湯を素早く冷ますことが可能です。

38~100℃の範囲で、1℃刻みで細かく温度を設定できるのもポイント。また、給湯量などを記憶するスマートメモリ機能により、スムーズに調乳できます。

チャイルドロックや加熱防止モードなど安全機能も採用。1.5Lの大容量タイプで、お湯切れが起きにくいのも特徴です。フタでしっかりと密閉できるため、異物の混入も防げます。

FeeKaa 調乳ポット FK-BB-022

FeeKaa 調乳ポット FK-BB-022

汎用性に優れた調乳ポットです。細かい温度設定に対応し、ミルク作りはもちろん、コーヒーや紅茶を淹れる際にも活躍。付属品の併用でシチューや温泉たまごなど簡単な調理も楽しめます。また、スチームによる哺乳瓶の消毒も可能です。

保温時間は最大72時間。夜間や忙しい時間帯でも、適温のお湯を用意しやすく便利です。卒乳後も長く使い続けられるモノが欲しい方は、ぜひチェックしてみてください。

ハイローズ(HI-ROSE) 哺乳びんウォーマー HR-BW302

ハイローズ(HI-ROSE) 哺乳びんウォーマー HR-BW302

忙しい育児をサポートする多機能モデル。哺乳瓶に入れたお湯を、75℃で24時間保温できます。また、冷蔵保存したミルク・母乳をあたためたり、哺乳瓶・乳首を消毒したりできるのも便利です。

操作パネルは、現在の温度と設定温度が横並びで表示される仕様。お湯が沸くまでの時間を予測しやすいのが利点です。バックライトが付いており、視認性も良好。実用性に優れた調乳ポットを探している方は要チェックです。

加熱モードや解凍モードも搭載し、離乳食作りに役立つのも魅力。卒乳後も活用できるため、長く使えるモノが欲しい方にもおすすめです。

ラルタン(LARUTAN) ミルクウォーマー N026

ラルタン(LARUTAN) ミルクウォーマー N026

1台で9役をこなす多機能モデルです。沸騰させたお湯を哺乳瓶や耐熱容器に入れて本製品にセットし、必要なときに粉ミルクを加えて調乳できます。母乳を入れたフリーザーパックもあたためられるので、母乳とミルクの混合育児をしている方にもおすすめです。

タッチパネル式で直感的に操作可能。バックライト付きで夜間も見やすい仕様です。哺乳瓶を2本同時に入れられるのも便利。電源ケーブルは取り外せるため、お手入れや水の交換も容易です。

ブルーノ(BRUNO) 温度調節マルチケトル BOE103

ブルーノ(BRUNO) 温度調節マルチケトル BOE103

調乳ポットとしても使える、おしゃれな電気ケトルです。容量は1.0Lで、最大6時間の保温に対応しています。お湯の温度は、45〜100℃まで1℃単位で設定可能です。

大きなガラス窓と目盛で、お湯の残量を簡単に把握できるのも魅力。水やお湯を補給するタイミングが分かりやすく便利です。間口が広くパッキンも取り外せるため、使用後は隅々まで洗えます。

付属する茶こしに茶葉を入れてセットすれば、紅茶や緑茶も淹れられる作り。離乳食のあたために使える湯せんカップや、ゆで卵をまとめて3つ作れるたまごホルダーも付属しています。予約機能もあり、家事の効率化にも役立つおすすめのアイテムです。

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) マイコン式 ジャーポット IAHD-222

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) マイコン式 ジャーポット IAHD-222

調乳ポットとしても使用できる、スリムでコンパクトな角型の電気ポットです。お湯を沸騰させて70℃で保温可能。カルキ抜き機能付きで、カルキ臭を軽減できるのも特徴です。

給湯後、10秒間ボタンを押さないと自動でロックする機能や、空焚き防止機能も搭載。 また、コードに強い力がかかると外れるマグネットプラグ仕様で、本体の転倒を防ぎます。

目盛付きの窓があり、残量を把握しやすいのも利点。ライトを内蔵し、湯沸かし中や保温中などポットの状態を色で知らせる機能もあります。

フッ素コートにより、汚れが付きにくいのもポイント。フタは丸ごと取り外せるので、給水や洗浄もしやすくおすすめです。クエン酸を使ったお手入れにも対応しています。

タイガー魔法瓶(TIGER) 蒸気レスVE電気まほうびん PIS-G220

タイガー魔法瓶(TIGER) 蒸気レスVE電気まほうびん PIS-G220

保温性に優れており、節電効果が期待できる電気ポットです。電気とステンレス製高真空二重瓶構造の相乗効果で効率よく保温できます。70℃・80℃・90℃・98℃での保温に対応しており、調乳ポットとしてもおすすめです。

沸騰時に蒸気が出にくいうえ、傾いたり倒れたりした際の漏れも最小限に抑えられる構造。空焚き防止機能やチャイルドロック機能も搭載しており、赤ちゃんがいる家庭でも使いやすいアイテムです。

入っているお湯の量が外から見える水量計も付属。操作パネルは文字が大きく、視認性にも優れています。お湯が沸くまでにかかる時間の目安も表示できるので、段取りが組みやすいのも特徴です。

象印マホービン(ZOJIRUSHI) VE電気まほうびん 優湯生 CV-GC22-TL

象印マホービン(ZOJIRUSHI) VE電気まほうびん 優湯生 CV-GC22-TL

70℃での保温が可能で、調乳ポットとしても役立つ製品。80℃・90℃・98℃でも保温でき、卒乳後も幅広い用途で活躍します。魔法瓶構造なので、熱が逃げにくい点も魅力です。

外側に大きな窓や水量計があり、給水のタイミングを把握しやすい仕様。スピード沸騰機能により、約19分でお湯が沸きます。また、少量のお湯をゆっくり注げる機能もあり、湯量の調整が重要な場面でも安心です。

カルキ臭を飛ばして沸騰させる機能も搭載。傾いたり倒れたりした際にお湯がこぼれにくい設計で、安全面にも十分配慮されています。

ぼん家具 clocloハンディポット ETC001701

ぼん家具 clocloハンディポット ETC001701

真空二重構造を取り入れた、丈夫なステンレス製のポットです。電気を使わないコードレスタイプながら、保温・保冷効果が長時間持続。10時間後も76℃以上をキープできるため、調乳ポットとしても重宝します。

フタは、両サイドのボタンを同時につまみ、持ち上げることで外れる仕組み。本体の口が広く、お湯を注ぎやすいのもおすすめポイントです。持ち手は丸みがあり、握りやすい作り。片手でレバーを少し押すだけで簡単に給湯できます。

中栓にパッキンが付いており、密閉性も良好。レバーから手を離すと給湯が止まり、転倒時にも漏れにくい設計です。容量は1.4Lで、1度に200mLのミルクを飲む場合でも7回分をまかなえます。

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