初心者の方でも簡単においしいコーヒーが淹れられる「フレンチプレス」。コーヒーを淹れる方法のひとつで、豊富な製品が販売されています。最近では、より使いやすく改良した製品なども登場しており、幅広いユーザーに人気のアイテムです。
そこで今回は、フレンチプレスのおすすめ製品をご紹介します。選び方もあわせて解説するので、ぜひチェックしてみてください。
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フレンチプレスとは?
フレンチプレスとは、容器にコーヒー粉とお湯を入れ、金属フィルターを押し込むことでコーヒーを抽出する方法やその器具を指します。日本では紅茶を淹れる方法として有名ですが、元々はフランスでコーヒーを抽出するために開発された方法です。
主なコーヒーの抽出方法としては、ハンドドリップやサイフォン、ネルドリップなどが挙げられますが、フレンチプレスは失敗が少なく初心者でもおいしいコーヒーを淹れやすいのが魅力。オイル感のある豆本来の味わいを楽しめる点も特徴です。
最近では、フレンチプレスのなかにもさまざまな種類が登場しており、味の好みや使い道に応じて自分に適したモノを選べます。
フレンチプレスのおすすめメーカー
ボダム(bodum)
ボダムは1944年にデンマークで創業されたキッチンウェアブランドです。北欧らしい洗練されたおしゃれなデザインと、優れた機能性が魅力。コーヒー関連器具も充実しており、フレンチプレスのラインナップも豊富です。
同ブランドのフレンチプレスは、さまざまな容量の製品があり、シンプルでスタイリッシュなデザインとカラーバリエーションに富んでいるのが特徴。デザイン性だけでなく抽出性能も優れています。初めてフレンチプレスの購入を検討している方も、ぜひチェックしてみてください。
ハリオ(HARIO)
ハリオは日本の耐熱ガラスメーカーで、コーヒー関連器具も豊富に扱っています。特にハリオの円錐型ドリッパー「V60」はコーヒー愛飲家の間で高い人気を集めており、ハンドドリップの定番製品として有名です。
フレンチプレスも多彩な製品を展開しています。コストパフォーマンスに優れたお手頃価格の製品や、木を使用した上質なデザインの製品など、幅広い製品を販売。容量や価格帯から自分に合ったモノを選択しやすいのが魅力です。
フレンチプレスのおすすめ
ボダム(bodum) KENYA ケニヤ フレンチプレス 10682-01J
ボダム製品のなかでも、根強い人気を誇るフレンチプレス。ブラックを基調としたラウンドデザインと、プランジャーの丸いツマミがモダンな雰囲気を漂わせるおしゃれなアイテムです。
ステンレスメッシュフィルターを採用しており、コーヒーオイルをしっかり抽出。コーヒー豆が持つうま味を引き出すため、豊かな味わいのコーヒーが楽しめます。
また、長く使いやすいパーツの採用や、手入れのしやすさが魅力。初めてのフレンチプレスにもおすすめです。本体サイズは、350ml・500ml・1000mlのモノがラインナップされています。
ボダム(bodum) CHAMBORD シャンボール フレンチプレス 1923-17
耐熱ガラスに金属フレームのコンビネーションがクラシカルな雰囲気を演出するフレンチプレス。1950年代にデザインされた姿がそのまま引き継がれており、職人の手により細部までこだわって作られています。
太めのハンドルは握りやすく押しやすいほか、挽いた豆がこぼれるのを防ぐ仕様。機能面も充実しています。また、ステンレス製フィルターを採用しており、オイル感とコクのあるコーヒーを抽出可能です。フレンチプレスの原型ともいわれる本アイテムで、ぜひコーヒータイムを楽しんでみてください。
ボダム(bodum) CAFFETTIERA カフェティエラ フレンチプレスコーヒーメーカー 1913-540BTR
再利用できるシリコンフィルターを採用した経済的なフレンチプレスです。コーヒー豆に含まれる油分をしっかりと抽出できる仕様で、こだわりのおいしいコーヒーを楽しめるのが魅力。本体もキズつきにくく、長くきれいに使い続けられます。
本体を保護するフレーム、プラスチック製のリッド・ハンドルを採用し、快適な使い心地を実現している点もメリット。ステンレス製プランジャーを採用しているので、コーヒーを注ぐ際に挽いた豆がこぼれるのも予防できます。
食器洗浄機や乾燥機に対応しており、お手入れしやすいのもポイント。カラーバリエーションも豊富で、インテリアに合ったモノを選べます。
ボダム(bodum) BRAZIL ブラジル フレンチプレスコーヒーメーカー 10948-04
BPAフリープラスチックを素材に採用した軽量なフレンチプレスです。ハンドルやリッドもスタイリッシュでデザイン性も優れているため、見た目にこだわりたい方にもおすすめ。本体にはホウケイ酸ガラスを使用し、汚れが付きにくいだけでなく、耐熱性が高く、コーヒーの風味を劣化させにくいのも特徴です。
コーヒーを注ぐ際に挽いた豆がこぼれるのを予防できるステンレス製プランジャーを採用しているのもポイント。お手入れもしやすい設計なので、長くきれいに使い続けられます。
ボダム(bodum) EILEEN アイリーン フレンチプレス 11198-16
ユニークかつ高級感のあるデザインのフレンチプレスです。コーヒーオイルをしっかりと抽出する3層のステンレスフィルターを採用しているのが特徴。コーヒー粉を入れてお湯を注ぐことで手軽においしいコーヒーを楽しめます。
耐熱性の優れたガラスビーカーを採用しているのもポイント。汚れも付きにくいので、長くきれいに使い続けられます。おしゃれかつ簡単に使えるフレンチプレスを求めている方はチェックしてみてください。
ボダム(bodum) COLUMBIA コロンビア フレンチプレスコーヒーメーカー 11055-16
ステンレスの高級感のあるデザインが特徴的なフレンチプレス。洗練された曲線美と耐久性のあるクローム仕上げで、キズが目立ちにくく、ヴィンテージスタイルやモダンなキッチンと相性がよいのも魅力です。
また、独自の二重構造により、コーヒーの温度を最大2時間保つことができ、まとめて作って置けるのも魅力のひとつ。4分で簡単にコーヒーを淹れられるので、朝の忙しい時間帯でも朝食と合わせておいしいコーヒーが楽しめます。
ボダム(bodum) TRAVEL PRESS SET トラベルプレスセット K11067-01
付属のフタを付ければタンブラーとしても利用できる、2way仕様の便利なフレンチプレス。オフィスや出張先、アウトドアシーンなどに携帯して、美味しいコーヒーを楽しめます。
本体は2重構造なのが嬉しいポイント。保温性、保冷性に優れており、飲み頃の温度をキープします。また、本体が耐久性に優れたステンレス製で、長く愛用しやすいのもメリット。シリコンバンドは、滑り止めの役目もあり、使い勝手も良好です。
食洗器に対応しているため、お手入れも簡単。汎用性の高いフレンチプレスを探している方におすすめです。
ハリオ(HARIO) ハリオール ブライト N THJN-2HSV
ステンレスフレームを採用したスタイリッシュな雰囲気のフレンチプレス。コーヒーのほかに、紅茶やハーブティーも美味しく抽出できます。
容量は300mlで、1~2人分のコーヒータイムにぴったり。食洗器に対応しているので、お手入れが簡単なのも嬉しいポイントです。リーズナブルな価格も魅力。高品質で、コスパの高いフレンチプレスを探している方におすすめです。
ハリオ(HARIO) カフェプレス・U プレス式コーヒー CPU-4-B
手にフィットしやすい大きめのハンドルを採用したフレンチプレスです。手に持って安定してコーヒーを注げるのが魅力。口径90mmと広めに設計されているので、お手入れしやすいのもポイントです。
コーヒーの旨味成分であるコーヒーオイルも抽出できる設計で、コーヒー豆の個性を楽しめるのも魅力のひとつ。汎用性が高く、紅茶の抽出にも対応できます。
ハリオ(HARIO) カフェプレス・ウッド CPSW-2-OV
耐熱ガラスのジャグに、オリーブウッドの持ち手とフタの組み合わせがおしゃれなフレンチプレス。テーブルに置くだけでおしゃれな空間になり、贅沢な気分のコーヒータイムが楽しめます。
コーヒー粉とお湯を入れてプレスするだけで、安定した味のコーヒーが抽出可能。コーヒーのうま味成分をたっぷり含んだコーヒーオイルを抽出でき、コク深い味わいを堪能できます。
サイズは、300mlの2人用と600mlの4人用をラインナップ。プレゼントにしても喜ばれる、おすすめのフレンチプレスです。
メリタ(Melitta) フレンチプレス プレミアム MJF-1702
高級感のあるスタイリッシュなデザインが特徴的なフレンチプレスです。350mlと程よい容量で、一度に3杯分のコーヒーを抽出可能。抽出時間を調節できるので、好みの味わいに仕上げられるのも魅力です。
汎用性が高く、紅茶やお茶をプレスして抽出できるのもポイント。また、ハンドルカバーとガラス本体を取り外せる設計なので、手軽にお手入れできます。おしゃれで汎用性の高いフレンチプレスを求めている方はチェックしてみてください。
メリタ(Melitta) フレンチプレススタンダード MJF-1701
おしゃれな取っ手を採用し、デザイン性に優れたフレンチプレス。コーヒーオイルのうま味をダイレクトに味わうことができ、フレンチプレスならではのコクや甘みが楽しめます。
容量は使い勝手のよい350ml。価格もリーズナブルなので、シンプルでコスパの高いフレンチプレスを探している方や、コーヒービギナーにおすすめです。
ビアレッティ(BIALETTI) フレンチプレス オミーノ 0.35L 3160
ブランドのアイコンでもある型抜きの「ビアレッティおじさん」がデザインされた、おしゃれなフレンチプレス。人間工学に基づいた形状のハンドルは握りやすく、使いやすさを追求して設計されたアイテムです。
コーヒービギナーでも、安定して美味しいコーヒーを淹れやすく、コーヒー本来のうま味を楽しめます。容量は2人用にちょうどよい350mlと、たっぷりのサイズの1000mlをラインナップ。シンプルで使いやすいので、初めてのフレンチプレスにおすすめです。
バリスタコー(BARISTA&CO) Core Coffee Press 3 Cup
美しいカラーのステンレススチールとガラスの組み合わせが、クラシカルな雰囲気のフレンチプレス。コーヒー粉とお湯を入れてプランジャーを押すだけで、コーヒーのうま味が楽しめます。紙フィルターや布のフィルターを使ってドリップしたコーヒーとはまた違った味わいが魅力です。
サイズは350ml。小さめのコーヒーカップで約3杯分のコーヒーが淹れられます。クラシックモダンなデザインは飽きにくく、長く愛用しやすいアイテム。コーヒーが好きな方へのプレゼントにもおすすめのフレンチプレスです。
下村企販 珈琲考具 KOGU 割れにくいフレンチプレス 44587
ガラスのように透明で耐久性のある「トライタン」を採用した割れにくいフレンチプレスです。樹脂製で落としても割れにくいため、アウトドアシーンなどに持ち運びたい方にもおすすめ。コーヒー粉を入れてお湯を注ぐだけで簡単にコーヒーを作れるので、はじめて購入する方にもぴったりです。
コーヒーオイルまでしっかり抽出できる金属フィルターを採用しているのも魅力のひとつ。フィルターは目が細かいため、舌触りがよいコーヒーを楽しめます。底部分は取り外しできる設計なので、コーヒー粉の後片付けがしやすい点もメリット。キャンプなどでも使える汎用性の高いフレンチプレスです。
パール金属(PEARL METAL) フレンチプレス ブレイクタイム HB-552
リーズナブルな価格が嬉しいフレンチプレス。安価ながらも、コーヒーオイルのうま味をしっかり楽しめる本格的なコーヒーが淹れられ、機能性に優れたアイテムです。容量は350mlで、コーヒーカップ約2杯分を抽出できます。
取っ手や各パーツは取り外せて、お手入れが簡単なのも嬉しいポイント。コストパフォーマンス重視の方にもおすすめのフレンチプレスです。
スノーピーク(snow peak) チタンカフェプレス3カップ CS111
直火にかけられるチタン製のカフェプレスです。本体を直火にかけお湯を沸かしたのち、コーヒー粉を入れてプレスするだけで、3人分のコーヒーが簡単に淹れられます。お湯を別に沸かす手間が省けるのが嬉しいポイントです。
サイズは、直径82×高さ140mm。本体は200gと軽さも魅力です。取っ手が折りたためるうえ、付属の収納袋にコンパクトにまとまります。キャンプに適したフレンチプレスを探している方におすすめです。
エアロプレス(AeroPress) コーヒーメーカー フレンチプレス
圧力を使って簡単にコーヒーを抽出できるエアロプレスです。コーヒーの量や挽き目、湯量などを調節しやすく、さまざまな味わいのコーヒーを楽しめるのが魅力。抽出方法による味わいの変化が少ないため、高度な技術が必要なく、安定した仕上がりを実現できます。
お湯だけでなく、ミルクを追加することでも味わいのバリエーションを広げられるのもポイント。抽出後にコーヒー粉とフィルターを一押しで捨てられる仕様なので、後片付けしやすい点もメリットです。
エアロプレス(AeroPress) エアロプレスゴー
コーヒーを抽出するのに必要なアイテムが、すべてマグカップにコンパクトに収納できるアイテム。アウトドアや旅行、オフィスなどにも気軽に持ち運び可能です。
使い方はシンプルで、コーヒー粉とお湯を注ぎプレスすれば、約1分で濃厚なコーヒーが淹れられます。また、豆の挽き具合や、お湯の量を調節することで、あっさりとしたドリップテイストのコーヒーから、コクのあるエスプレッソテイストまで、気分に合わせて好みの味のコーヒーを淹れられるのも魅力です。
携帯性に優れたフレンチプレスを探している方や、自由にアレンジしてコーヒーを楽しんでみたい方はぜひチェックしてみてください。
フレンチプレスの種類
フレンチプレス
フレンチプレスは、コーヒープレスのなかでもスタンダードなタイプ。容器の中にコーヒー粉をセットし、お湯を入れてプランジャーを押すだけで、美味しいコーヒーが淹れられます。
紙フィルターを使わずコーヒー豆をプレスするので、コーヒー豆の油分がそのまま抽出されやすく、味や香りを楽しめるのが特徴。コーヒー初心者の方でも、安定した味のコーヒーを淹れられます。最も一般的なタイプなので、デザインやカラーリングの豊富さも魅力です。
エアロプレス
空気の圧力を利用してコーヒーを淹れるのが「エアロプレス」。2000年代に入ってから考案された抽出方法で、短時間で濃厚なコーヒーを淹れられるのが特徴です。
容器にお湯とコーヒー粉をセットして蒸らした後、一気にプレスします。エスプレッソのような濃厚な味わいのコーヒーが楽しめるほか、紙フィルターを使用しているので、比較的後片付けが簡単なのもメリットです。
豆の量やお湯を注ぐタイミングなどを変えて、あっさりしたテイストから濃厚なテイストまで、さまざまな味わいのコーヒーを作れるのが魅力。味を追求したい方や、コーヒー上級者にもおすすめのタイプです。
アメリカンプレス
アメリカンプレスは、コーヒー豆に適度な圧をかける抽出方法で、超微細な目のスチール製フィルターを使用しているのが特徴。フレンチプレスにありがちなざらっとした舌触りがなく、奥深い味わいのコーヒーが楽しめます。
フィルターは繰り返し何度も使え、洗浄やお手入れも簡単。手軽に本格的なコーヒーを淹れたい方は、アメリカンプレスを、ぜひチェックしてみてください。
フレンチプレスの選び方
容量で選ぶ
フレンチプレスは製品の容量によって、1度に淹れられるコーヒーの量がある程度決まっています。そのため、1度に淹れるコーヒーの量や家族の人数に合わせて容量を検討するのがおすすめです。1〜2杯分なら350ml、3〜4杯分なら500mlを目安に検討してみてください。
ただし、容量の大きい製品であれば1杯から4杯まで自在に抽出できるというわけではない点には、留意しておきましょう。容量の大きなフレンチプレスに少量分のコーヒー粉を入れてもプランジャーが届かず、うまく抽出を行えません。味を損なう場合もあるため、適した容量のモノを選びましょう。
フィルターをチェック
コーヒー豆の油分には、コーヒー本来の香りと味がふんだんに含まれています。フィルターの素材や目の細かさによって、コーヒーオイルの抽出加減が決まるので、フィルターも事前にチェックしておきましょう。
濃厚なコーヒーのオイル感を味わいたい方は粗めのメッシュタイプを、なめらかな口当たりを好む方は細かな目のメッシュが使われているフィルターを選んでみてください。
お手入れのしやすさで選ぶ
お手入れのしやすさでは、エアロプレスとアメリカンプレスがおすすめ。一般的なフレンチプレスの場合、使用後容器の底にコーヒー粉が押し固められているので、粉を取り除いても底に微粉が残ってしまいやすいことに加え、パーツが多く洗いにくいのが欠点です。
エアロプレスは紙フィルターを使用すると抽出後の固まったコーヒー粉と共にそのまま捨てられるので、より便利に使えます。また、アメリカンプレスは、フレンチプレスの欠点を改良するために開発された製品。使用後にプランジャーを引き抜けばコーヒー粉をそのまま取り出せるよう設計されており、取り扱いは簡単です。
お手入れのしやすさを重視する方は、エアロプレスかアメリカンプレスを検討してみてください。
フレンチプレスでおいしいコーヒーを淹れるために技術は必要なく、しっかりと手順を守ることで安定した味わいを引き出せます。製品自体の性能も大切ですが、好みのデザインで選ぶのもおすすめです。フレンチプレスを入手したら、ぜひ蒸らし時間や豆の挽き方などを調整して好みの味を追求してみてください。