コーヒーの旨みを濃縮したコク深い味わいを楽しめる「エスプレッソ」。産地や焙煎度の違いによって、異なる味わいを楽しめるのが特徴です。ほのかな酸味のある中深煎りから、インパクトのある苦味が魅力の極深煎りまで幅広く展開されています。
そこで今回は、エスプレッソにおすすめのコーヒー豆をご紹介。エスプレッソに適した挽き方や、美味しく淹れる方法も併せて解説しているので、参考にしてみてください。
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- 目次
- エスプレッソとは?ドリップコーヒーとの違いは?
- エスプレッソ向けコーヒー豆の選び方
- エスプレッソ向けコーヒー豆のおすすめ|深煎り
- エスプレッソ向けコーヒー豆のおすすめ|中深煎り
- エスプレッソ向けコーヒー豆のおすすめ|極深煎り
- 美味しいエスプレッソの淹れ方
エスプレッソとは?ドリップコーヒーとの違いは?
エスプレッソとは、圧力を使って一気に抽出するコーヒーのことです。専用の器具で高い圧力をかけて素早く抽出し、旨みを濃縮しています。短時間で素早く抽出することから急行の意味を持つ「EXPRESS」が語源で、イタリアが発祥です。
7~8gのコーヒー粉に対して水を40mlほど入れて、約30mlのエスプレッソが仕上がります。苦味が強く、コク深い濃厚な味わいが魅力です。上手に淹れると、はちみつのようなとろみのある舌触りを実現。少量なので、デミタスカップと呼ばれる小さなカップで飲みます。
一方、ドリップコーヒーはドリッパーやフィルターにセットしたコーヒーの粉に、熱湯を注いで抽出するのが特徴です。1杯で120~150mlほどあり、マグカップやコーヒーカップで飲むのが一般的。エスプレッソよりも見た目が澄んでおり、やさしいマイルドな味わいに仕上がります。
エスプレッソ向けコーヒー豆の選び方
生産国をチェック
アフリカ
コーヒー豆は産地によって風味が異なるので、自分好みのエスプレッソを淹れるためには原産国にこだわるのもポイントです。タンザニアで作られるコーヒーは、日本で「キリマンジャロ」と呼ばれています。強い酸味とコクがあり、酸味系と表現されるのが特徴。深い焙煎だと上品な苦味をメインとした味わいを楽しめます。
「モカ」は、イエメンやエチオピアでとれるコーヒー豆のことです。独特の酸味とフローラルな香りが特徴。酸味が引き立つだけでなく、甘味とコクもあります。
アジア
インドネシアではマンデリン・トラジャ・ジャワコーヒーなど、さまざまな豆が作られています。なかでもマンデリンは強いボディがあり、しっかりとした苦味やコクが特徴。酸味は控えめで、独特の後味が広がります。シナモンやハーブを思わせる、上品な味わいです。
インドシナ半島に位置するラオスのコーヒー豆は、バランスのよい味わいで日本だけでなく世界中から高く評価されています。コーヒー通の方だけでなく、初心者の方にもおすすめです。
インドやベトナムなどでは、主に中南米で育つ品種の苗木を導入しています。育成環境や生産技術が異なるため、同じ品種でも異なる味わいに仕上がるのがポイント。中南米産に比べて酸味や香りが控えめで、重めの風味にできあがります。
中南米
中南米では、グァテマラ・ジャマイカ・コロンビア・ブラジルなど、広範囲でコーヒー豆が作られています。グァテマラはレモンやオレンジといった柑橘系の香りがほのかにあり、フルーツを連想させる爽やかな酸味が特徴。キレのよい後味を楽しめます。酸味に加え豊かなコクもあるので、全体的に華やかな印象を与える味わいです。
ジャマイカで作られるコーヒー豆のうち、ごく一部の産地で作られたモノを「ブルーマウンテン」と称しています。バランスのよい味わいと優れた香りが魅力。口当たりが軽く、なめらかな喉ごしです。
コロンビアの豆は、甘味・酸味・コクをバランスよく仕上げています。芳醇な香りと自然な甘さがあり、しっかりとしたコクも魅力。フルーティーで口当たりが軽いのもポイントです。
ブラジルで作られる豆は酸味と苦味のバランスのよい味わい。飲みやすいため、ブレンドのベースとしてもよく使用されています。
焙煎度合いをチェック
深煎り
焙煎度合いはライトロースト・シナモンロースト・ミディアムロースト・ハイロースト・シティロースト・フルシティロースト・フレンチロースト・イタリアンローストの8段階に分類されます。このうち、下から2番目の焙煎度であるフレンチローストを深煎りに相当するとしているメーカーが多い傾向にあります。
ただ、この分類はメーカーによって異なり、イタリアンローストでも深煎りと分類しているメーカーや、単にダークローストと表記しているメーカーもあります。エスプレッソは抽出時間が短く、効率を上げるために焙煎度の高い豆を使用することが多かったため、エスプレッソ向けのブレンドは深煎りの豆を多く販売しているのが特徴です。
キレのよい苦味と芳醇な質感が魅力。また、重い質感を楽しめるコーヒーのことを、「フルボディ」と表現します。味や香りをしっかりと味わいたい方におすすめです。
中深煎り
中深煎りには、シティローストやフルシティローストが相当します。あっさりとした酸味のあとから広がる、やわらかな苦味と濃厚な甘味が特徴。フルシティローストはコーヒー豆らしい苦味や甘味はもちろん、酸味も味わえるバランスのよさが魅力です。
うまく抽出できない場合は酸味の目立つ飲みにくい味わいになりますが、しっかり抽出できると豆本来の味が残ったコクのあるエスプレッソを楽しめます。強いボディは深煎りの商品が多い傾向にありますが、ロブスタ種を50%配合して重厚感のあるボディに仕上げている中深煎りの商品もあります。
極深煎り
極深煎りはイタリアンローストが該当し、インパクトのある苦味が特徴です。酸味はほぼ感じられず、酸っぱいコーヒーが苦手な方にも適しています。苦味が強い分、ミルクと相性がよくカフェラテやカプチーノにもぴったりです。
単に飲むだけでなく、コーヒーゼリーのベースにするなど、さまざまな使い方が可能です。パンチの効いた苦さを重視する方は、チェックしてみてください。
豆の挽き方もチェック
自宅でエスプレッソを淹れる場合は、家庭用エスプレッソマシンか直火式エスプレッソメーカーが必要です。使用する器具によって、適した豆の挽き方も異なります。
家庭用エスプレッソマシンとは、業務用のモノをコンパクトにした機械のことです。家庭用エスプレッソマシンで淹れる際は、極細挽きがおすすめ。細かさの程度は上白糖にたとえられることが多いですが、実際は粉糖のようなパウダー状に近い仕上がりです。
直火式エスプレッソメーカーは「マキネッタ」とも呼ばれており、直接火にかけて蒸気圧を利用し抽出します。キャンプなどのアウトドアでも使用可能。直火式エスプレッソメーカーで使う際は、細挽き程度が適しています。極細挽きだと、目詰まりする可能性があるからです。
エスプレッソ向けコーヒー豆のおすすめ|深煎り
キンボ(KIMBO) エスプレッソ ナポリ
イタリアの有名メーカーが手がける、エスプレッソ向けの極細挽きコーヒーです。アラビカ種とロブスタ種を使用し、上品な甘味とコクのある味わいに仕上げています。ナポリの伝統的なエスプレッソならではの、濃厚でフルボディな味わいが特徴。華やかなアロマから感じる、チョコレートのような風味が魅力です。
ダークローストで、しっかりとしたボディや苦味をより引き立たせています。エスプレッソだけでなく、ドリップコーヒー・アイスコーヒー・アフォガードなど、多彩な楽しみ方が可能です。
温度を徹底して管理することによって、イタリア本国で味わう美味しさをできる限り再現しています。ナポリの伝統的なコーヒーを味わいたい方におすすめです。
イリー(illy) エスプレッソ ダークロースト インテンソ
1933年にイタリアで創業したメーカーが手がけるコーヒーです。オリジナルレシピでブレンドした豆をダークローストし、力強いコクのある濃厚な味わいに仕上げています。9ヵ国のアラビカ種を厳選して使用。トーストやチョコレートを連想させる香りが特徴です。
エスプレッソに適した深い味わいは、牛乳ともよく合います。カフェラテやカプチーノにするのもおすすめ。エスプレッソ向けの極細挽きですが、ドリップコーヒーとしても飲めます。
内容量は250gで、賞味期限は24ヵ月です。缶に入っており、保存しやすいのも魅力。缶入りのコーヒー豆を探している方は、チェックしてみてください。
クラシカルコーヒーロースター スペシャルエスプレッソブレンド
エスプレッソと相性のよいシグネチャーブレンドのコーヒーです。ビターで香ばしく、控えめな酸味をしたボディのある味わいが特徴。深煎りで時間をかけて丁寧に焙煎しています。チャックの付いたスタンドパック袋に入っているのもポイント。手軽かつ、スタイリッシュな保存が可能です。
高性能ガス抜きバルブを装着しており、焙煎後のコーヒー豆から生じるガスを排出する効果が期待できます。ドリップコーヒー・アイスコーヒー・ブルーワードコーヒーなど、幅広い飲み方が可能です。
生豆原産国はブラジル・コロンビア・メキシコで、100%アラビカ種のみを使用しています。内容量は1kg。エスプレッソ以外の飲み方も楽しみたい方におすすめです。
スターバックス コーヒー ジャパン エスプレッソ ロースト
スターバックスがエスプレッソドリンクのベースとして提供しているコーヒーです。キャラメルのような甘味が特徴。コクのある、風味豊かな味わいをしたダークローストです。商品名にエスプレッソと入っていますが、ほかの抽出方法でも楽しめます。
キャラメル・チョコレート・スパイス・ナッツなど、幅広いフレーバーと相性のよい味わいです。ミルクやクリームの風味をより引き立たせる、表情豊かな味わいが魅力。濃いめに抽出してバニラアイスクリームにかけるだけで、本格的なアフォガードが簡単に作れます。内容量は250g。スタバのエスプレッソが気になる方におすすめです。
カルディコーヒーファーム(KALDI COFFEE FARM) 焙煎珈琲 エスプレッソブレンド
飲みごたえのあるオリジナルコーヒー豆です。深煎りで、酸味よりも強い苦味が強調されています。苦いだけでなく、芳醇なアロマを楽しめるのも魅力。香りが強く、フルボディで重厚な味わいを楽しめます。
内容量は200g。生豆生産国はブラジルやインドネシアなどです。さまざまな器具で香りと味わいが引き立つため、エスプレッソだけでなくカフェオレにしても美味しく飲めます。飲みごたえのあるコーヒーを探している方におすすめです。
成城石井 エスプレッソ
アラビカ種のみを使用したエスプレッソ向けのコーヒーです。風味豊かに仕上げているのが特徴。芳醇な質感と甘味が魅力で、しっかりとしたコクやキレのある苦味を楽しめます。エスプレッソはもちろん、ドリップでも美味しく飲める深煎りコーヒーです。
生豆生産国はブラジル・エルサルバドルで、内容量は450g。豆の種類にもこだわりたい方におすすめです。
エフイーエム コーヒーばかの店 グァテマラ
シトラスフルーツの香りを思わせるコーヒーです。レモンやオレンジなど、柑橘系の香りがほのかにあります。豊かなコクとキレのある味わいが特徴です。香りとコクをより引き立たせるため、豆の持ち味をできる限りいかして焙煎。豊かな風味に仕上げています。
エスプレッソ専用の焙煎機を購入するほど、焙煎技術にこだわっているのがポイント。酸味が甘味に変化する、絶妙なフレンチローストで仕上げています。香りのよい深煎りコーヒーが好きな方におすすめです。
honu加藤珈琲店 スペシャルティ バリスタ仕様エスプレッソブレンド
キャラメルを思わせる甘さのコーヒーです。甘味のある香りや、ワインを連想させる円熟なボディが特徴。芳醇な味わいで、エスプレッソに適しています。生豆生産国はブラジルやコロンビアなどです。「ブラジル完熟コーヒー豆」をベースにブレンドしてフレンチローストで仕上げています。
アイスコーヒーにもぴったり。エスプレッソだけでなく、コーヒーメーカーでの抽出やペーパードリップでも美味しく飲めます。内容量は100g・200g・300g・500gをラインナップ。ほかにも、500gのコーヒー豆を複数袋入れた業務用もあります。キャラメルのような甘味を堪能したい方におすすめです。
コクテール堂 エスプレッソブレンド
エスプレッソ向けのエイジングコーヒーです。生豆を自然乾燥させることを「エイジング」と呼び、コク・まろやかさ・旨み・甘味をより引き出します。エイジングコーヒーの製造と販売を行うメーカーの商品です。
8種類のコーヒー豆を、イタリアンローストしてからブレンドしているのが特徴。使用しているコーヒー豆は、コロンビアがベースです。創業以来、変わらない配合比で作られ続けています。キレのある苦味を楽しめるだけでなく、香りや甘味も引き立つ深煎りコーヒーです。エイジングコーヒーが気になる方は、チェックしてみてください。
ジエットコーヒー エスプレッソブレンド
存在感のある深煎りコーヒーです。サントスのしまったコクや、コロンビアの心地よい苦味やコクを楽しめます。香ばしい味と香りが魅力。それぞれのコーヒー豆が持つ個性をいかすために、豆に合わせた焙煎を行ってからブレンドしているのが特徴です。
ミルクにも劣らないしっかりとした苦味は、アイスコーヒーやカフェオレとしても楽しめます。エスプレッソはもちろん、ペーパードリップでも美味しく飲める味わいです。内容量は250g・500g・1000g・2000g。存在感のある深煎りコーヒーが好きな方におすすめです。
エスプレッソ向けコーヒー豆のおすすめ|中深煎り
エフイーエム コーヒーばかの店 フィレンツェ ブレンド
本場イタリアの甘く香ばしい風味を再現したコーヒー豆です。中深煎りで、スイートチョコレートを思わせる香りが魅力。バランスがよさを楽しめる味わいです。芯までしっかりと火を通すために、時間をかけて丁寧に焼き上げています。
焙煎する際は、豆の産地・種類・保存状態・当日の天候に合わせて、職人が微調節しているのが特徴。細かく調節することによってコーヒーの個性を引き出し、厚みのある味わいに仕上げています。
焙煎機を豆に合わせて使い分けているのもポイント。コーヒー豆の個性をいかしながら、丸みを帯びたマイルドな味わいを実現しています。エスプレッソはもちろん、ミルクを入れたラテやカプチーノにもぴったり。チョコレートのような風味のコーヒーが好きな方におすすめです。
藤田珈琲 プレミアムラオスブレンド
ラオスやベトナムでとれた豆を使用している中深煎りのコーヒーです。あっさりとした酸味のあとから、やわらかい苦味と濃厚な甘味が広がります。やさしく、マイルドな酸味が魅力。余韻を残すナッツ系の香りがあり、コーヒー初心者の方はもちろん、通の方にもおすすめです。丸みのある香りと、バランスのよい味わいを楽しめます。
使用している豆の個性をいかすために「アフターミックス製法」を採用。豆に合った焙煎をしてからブレンドしています。袋の正面に付いている「アロマフィンバルブ」という透明のシールもポイント。煎りたてのコーヒー豆から発生するガスを外に逃がしつつ、逆止弁の構造で外の空気が入らないように工夫しています。
内容量は500gで、賞味期限は製造日より1年間です。コーヒー初心者の方も美味しく飲める豆を探している方は、チェックしてみてください。
ローグトレード エスプレッソ ブレンド コーヒー
エスプレッソ向けの有機コーヒー豆です。JAS認証を受けているコーヒー豆のなかからハイグレードなモノを厳選してブレンドしています。高品質なコーヒー豆がもたらす、上質な味わいが特徴。日本でもなじみ深い、エチオピアモカを使用したブレンドです。
フルシティローストなので、コーヒーならではの苦味や甘味に加え、酸味も楽しめます。ナッツ・ストロベリー・ダークチョコレートのような風味が魅力。インパクトのある口当たりと、甘味がありながらもさっぱりとした後味です。
エスプレッソのほかに、ハンドドリップ・エアロプレス・フレンチプレスにも適しています。有機コーヒー豆を味わいたい方におすすめです。
チャオッペ エスプレッソブレンド 中深煎りフルシティロースト
100%フルシティローストで仕上げた中深煎りのコーヒーです。フレンチローストよりも浅めの焙煎が特徴。粉量が少なかったり、グラインドが粗く抽出時間が短かったりすると酸味が際立ちますが、うまく抽出できると豆本来の味が残ったコクのあるエスプレッソを楽しめます。
アラビカ種とロブスタ種を、50%ずつ使用しているのがポイント。ロブスタ種はエスプレッソにふんだんに入れることによって、強いボディで味わい深く仕上がります。内容量は200g。原産国はコロンビア・グァテマラ・インドネシアです。
エスプレッソ専用のブレンドですが、味がしっかりしているのでカプチーノにも適しています。水と氷で割って、アイスアメリカーノにするのもおすすめ。ロブスタ種を使用した中深煎りのコーヒーが気になる方は、チェックしてみてください。
くらっち エスプレッソ・ピエモンテ
シティローストで焙煎しているコーヒーです。ほのかな酸味を楽しめる、あっさりとした味わいが特徴。豆はブラジルをベースにし、中南米とアフリカのモノをブレンドしています。100%アラビカ種を使用。イタリア北部を連想させる、淡泊な味わいです。
ストレートのままで美味しく飲めます。朝食後にもぴったり。淡泊な飲み心地のエスプレッソを探している方は、チェックしてみてください。
エスプレッソ向けコーヒー豆のおすすめ|極深煎り
土居珈琲 家庭で楽しむエスプレッソ イタリアンロースト
自宅で美味しく飲めるように作られたエスプレッソ向けの豆です。家庭で使うエスプレッソマシンは業務用よりも抽出時の圧力が弱く、エグみを強調してしまう傾向があります。本商品は、自宅で美味しく飲める味わいに仕上げるため、あえて苦味とコクを抑えているのが特徴です。
コロンビア・ブラジル・グァテマラを使用。内容量は100gと200gの2種類をラインナップしています。自宅でエスプレッソを何杯も味わいたい方におすすめのコーヒー豆です。
サーティーフーズ パオコーヒー キリマンエスプレッソ
エスプレッソに適した苦味の強いコーヒー豆です。酸味系と呼ばれるキリマンジャロなどの豆を、エスプレッソに合うよう深煎りにしています。イタリアンローストなのでほぼ酸味はなく、パンチの効いた苦味と爽やかな甘さが特徴。グァテマラをアクセントにした上品な味わいは、エスプレッソにぴったりです。
エスプレッソだけでなく、アイスコーヒーや水出しコーヒーにしても楽しめます。苦味が強い分、ミルクをふんだんに入れたカフェラテなど、多彩なアレンジが可能。苦味が好きな方は、ホットコーヒーにしてもおいしく飲めます。
豆原産国はタンザニア・コロンビア・グァテマラ。内容量は100g・200g・500g・1000gをラインナップしています。幅広い飲み方ができる苦味の強いコーヒーが好きな方におすすめです。
サーティーフーズ パオコーヒー ビターエスプレッソ
酸味が苦手な方にぴったりなイタリアンローストのコーヒーです。当メーカーが取り扱っている商品のなかでも特に苦味の強い味わいが特徴。商品名の通り、濃厚な苦味のあるエスプレッソに仕上がります。ミルクをふんだんに入れたカフェラテやカプチーノにもおすすめです。
豆原産国はブラジル・グァテマラ・インドネシア。爽やかなグァテマラが入っているため、コクのある濃厚な苦味もすっきりとした後味を楽しめます。内容量は100g・200g・500g・1000gをラインナップ。インパクトのある苦味を味わいたい方は、チェックしてみてください。
白馬焙煎工房 Foro Romano フォーロ・ロマーノ
エスプレッソを抽出するためにブレンドしたコーヒーです。奥深いコクと豆の甘味が織りなす、複雑な味わいを楽しめます。ビターチョコレート・アーモンド・ウォールナッツ・リキュールを思わせる風味が特徴です。
季節によって使用する豆や配合を変えた、独自のブレンドがポイント。エスプレッソ専用コーヒー豆とされていますが、ドリップコーヒーやアイスコーヒーにも向いています。
商品名の由来は、古代ローマにある「フォロロマーノ」という有名な遺跡です。エスプレッソの起源がイタリアであることに敬意を込めてブレンド名にしています。豆の甘味も味わいたい方におすすめの極深煎りです。
麻生 イタリアンロースト珈琲豆
強い苦味の自家焙煎コーヒーです。ブラジルサントス・コロンビア・ペルー・マンデリン・インドネシアのコーヒー豆をブレンドし、イタリアンローストで仕上げています。しっかりとしたコクと強い苦味が特徴です。
味が濃いのでエスプレッソはもちろん、アイスコーヒー・カプチーノ・カフェオレにしても美味しく飲めます。ミルクを入れるラテ系のアレンジコーヒーや、コーヒーゼリーのベースとしても使用可能です。内容量は200g。酸っぱいコーヒーが苦手な方にもおすすめです。
美味しいエスプレッソの淹れ方
家庭用エスプレッソマシンと、直火式エスプレッソメーカーは美味しい淹れ方のコツも異なります。家庭用エスプレッソマシンで淹れる際は、しっかりと「タンピング」することが重要です。
まず、フィルターに粉を入れる際は、粉をならして均等に詰めます。次に、タンパーを使って真上から水平に圧力をかける「タンピング」をします。タンピングすることで、コーヒーの旨みが十分に引き出されるのがポイントです。
直火式エスプレッソメーカーの場合では、バケットに入れたコーヒー粉はならす程度で十分。上から圧力をかける必要はなく、そのままサーバー部を取り付けて弱火にかけます。マキネッタがガスコンロの上で安定しない場合は、網などを用いて安定させることが重要です。
中深煎り・深煎り・極深煎りなど、エスプレッソに適した焙煎度は複数あります。迷っている方は、重厚な味わいで苦味の強い深煎りがおすすめです。よりインパクトのある苦味を楽しみたいなら、極深煎りがぴったり。原産国によって風味が異なるので、産地のチェックも重要です。自分の好みに合う豆を探してみてください。