乾電池は、リモコンや懐中電灯などの機器に電源として使用するアイテムです。使用推奨期限が10年のモノもあり、災害時の非常電源としてストック可能。液漏れしにくい製品を選べば、子供が遊ぶ玩具にも安心して使えます。

しかし、アルカリ電池やマンガン電池などの種類があるほか、機能も製品によって異なるため、どれを選ぶか迷う方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、乾電池の選び方とおすすめアイテムをご紹介します。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

乾電池の選び方

種類をチェック

パワフルで長持ちする「アルカリ電池」

By: rakuten.co.jp

アルカリ電池はパワフルで、電池を長持ちさせたい場合におすすめのタイプです。マンガン電池に比べて、パワーや容量に優れており、電池が長持ちします。

アルカリ電池は、中身の電解液に水酸化カリウムを使用しているのが特徴。水酸化カリウムは電流が流れやすい特性をもつことから、アルカリ電池は大きな電流を流すのを得意とします。

また、大電流域から小電流域まで幅広い製品での使用に適しているため、一般的な用途であればアルカリ電池を用いるのがおすすめ。現在では、マンガン電池よりもアルカリ電池のほうが多く市場にラインナップされています。

休ませると電圧が回復する「マンガン電池」

By: rakuten.co.jp

マンガン電池は、休ませると電圧が回復するタイプ。リモコンのような小さな電力かつ、オンとオフを繰り返すような機器での使用におすすめです。乾電池を休ませながら使うことで、長持ちする効果が期待できます。

マンガン電池は電解液に弱酸性の塩化亜鉛などが採用されており、古くから使用されています。価格が安く設定されているモノが多く、コストを抑えたい場合にもぴったり。一方で、アルカリ電池に比べて電力が小さい点には要注意です。

性能をチェック

液漏れ防止

乾電池を安全に使いたい方は、液漏れ防止機能を搭載したモデルを選ぶのがおすすめです。液漏れ防止の乾電池であれば、使用している機器の故障を防げるほか、子供のいる家庭でも安全に配慮しながら使えます。

液漏れとは、乾電池の中にある電解液が外に漏れてしまう現象のこと。乾電池は、化学反応により電気と一緒にガスを発生しますが、乾電池が破裂しないようにガスを放出する設計です。このとき、ガスと一緒に電解液が出てしまうことを液漏れと呼びます。

液漏れは、乾電池が使えなくなるだけでなく、乾電池を入れている機器の故障にも繋がるため要注意。また、漏れている液体は、水酸化カリウムや塩化亜鉛などの危険な材料なので、誤って目に入ると失明する恐れがあります。

自然放電防止

By: panasonic.jp

乾電池の自然放電とは別名「自己放電」とも呼ばれ、乾電池を使用していない状態でも、少しずつ電池残量が減ってしまう現象のことを指します。そのため、防災用として乾電池を長期間保存する場合は、自然放電を抑制する機能を有したモデルがおすすめです。

自然放電をなるべく抑えたい場合は、温度が低く、湿度の少ない場所に乾電池を保管してみてください。ただし、注意点として、冷蔵庫での保管は避けましょう。冷蔵庫に乾電池を保管すると、取り出した際に温度差で水分が付着してしまい、電池を消耗したり、サビが発生したりする恐れがあります。

使用する機器に合った電池のサイズ(容量)をチェック

乾電池は使用する機器に対応したサイズを選びましょう。非対応のサイズの乾電池だった場合、機器に使用できないため、買い直しによるムダな費用が発生してしまいます。

乾電池には、円筒型と角型の形状があります。マンガン電池の場合は、円筒型の単1~単4形と、角形の9Vサイズをラインナップ。アルカリ電池の場合は、円筒型の単1~単6形と、角形の9Vサイズがラインナップされています。

円筒型の乾電池は、単1形よりも単4形のほうが小さいように、表示されている数字が大きくなるほど乾電池のサイズが小さくなるのが特徴です。

防災用として保存するなら使用推奨期限をチェック

By: rakuten.co.jp

乾電池を防災用として保存するなら、使用推奨期限をチェックしておきましょう。乾電池は、仕様欄や乾電池本体に使用推奨期限が表示されています。使用推奨期限内に乾電池を使用することで、JIS(日本規格協会)で規定されている性能を発揮できるように作られています。

使用推奨期限は「月・西暦年号」の順番で表示されており、製品によって西暦年号が下二桁で表示されているモノも。また、乾電池は自然放電により、使用せずに置いているだけでも少しずつ電池の残量が減ってしまう点にも留意しておきましょう。

補償の有無をチェック

By: rakuten.co.jp

乾電池を選ぶ際は、メーカーによる補償が付いているかをチェックしておきましょう。乾電池に補償が付いている場合は、使用推奨期限内に液漏れなどで正しく乾電池を使えなかったとき、乾電池や機器を修理・交換してもらえるので安心です。

ただし補償が付いていても、使用推奨期限を過ぎている場合や、利用者がパッケージに記載されている注意事項を守らずに使用した場合などは、補償の対象外となるため注意しましょう。

乾電池のおすすめメーカー・ブランド

パナソニック(Panasonic)

By: panasonic.jp

パナソニックは、大阪府に本社を構える大手の電化製品ブランドです。名前の由来は、1955年に輸出用スピーカーの名称として、Pan(汎、あまねく)とSonic(音)という言葉を組み合わせ「当社が創りだす 音をあまねく世界中へ」 という思いを込めて名付けられています。

パナソニックの乾電池は、保存期間・使用時間ともに長持ちするのが特徴。環境負荷低減のため、1本の乾電池を長く使うことで、廃棄本数を減らす狙いがあります。製品のラインナップは、通常のアルカリ乾電池以外に、長持ちする「エボルタ」と、よりグレードの高い「エボルタネオ」があります。

三菱電機(MITSUBISHI)

By: mitsubishielectric.co.jp

三菱電機は、東京都に本社を構える大手の電化製品ブランドです。家庭電器以外にも、電子デバイス・産業メカトロニクス・情報通信システムなどの幅広い事業を展開。設立は1921年で、古くから電化製品の製造・販売を行っています。

三菱電機のアルカリ乾電池は、10年の使用推奨期限を有しているモデルや、液漏れ防止タイプなどをラインナップしています。また、現在では取り扱いの少ない、マンガン乾電池を取り扱っているのも特徴です。

アマゾンベーシック(AmazonBasics)

By: amazon.co.jp

アマゾンベーシックは、世界各国で利用されている通販サイトの「Amazon」が提供しているプライベートブランド。宣伝広告費などのコストを抑えて、安く提供しているのが強みです。

アマゾンベーシックの乾電池は、安い価格ながらも、使用推奨期限が長く長持ちするのが特徴。また、梱包のムダを省いた「フラストレーションフリーパッケージ」を取り入れているので、廃棄するゴミが少なく、開封が簡単なのも嬉しいポイントです。

乾電池のおすすめ|アルカリ電池

パナソニック(Panasonic) アルカリ乾電池単3形 LR6XJ

パナソニック(Panasonic) アルカリ乾電池単3形 LR6XJ

長期使用での安全性を向上したアルカリ乾電池です。接触抵抗の上昇を抑制する「タフコート」を採用しています。長期で安全に使用しやすいほか、10年保存可能。通常利用だけでなく、防災用でストックしておきたい方にもおすすめです。

また、単3形と単4形のモデルには、チタン化合物を使用。パナソニックの人気シリーズ「エボルタ」の技術の応用により、スムーズな放電反応を維持し、高い保存性能を発揮します。単1形から単4形までのモデルでは、液漏れ防止製法を採用。過放電によるガス発生量を抑制し、液漏れしにくい設計です。

本体はプラス極に黄色、マイナス極に赤色を配置しているので、乾電池の向きの判別がスムーズ。間違えることなく機器に電池を搭載しやすい仕様で、安全性に優れています。

パナソニック(Panasonic) 乾電池エボルタ単3形 LR6EJ

パナソニック(Panasonic) 乾電池エボルタ単3形 LR6EJ

パナソニックの人気シリーズ「エボルタ」の乾電池。長持ちする性能により、単3形アルカリ乾電池でギネス世界記録認定の実績をもつモデルです。10年後でも使える保存性能を有しており、防災用にストックしておけます。

同社の一般的なアルカリ乾電池に比べて、より長い時間LEDライトを使用できると謳われているのもポイント。液漏れ防止製法の採用により、子供用の玩具をはじめとした、さまざまな機器で安心して使えます。

本体は、プラス極とマイナス極のラベルカラーが見分けやすいユニバーサルデザインを採用。乾電池をセットしたときに、ひと目で挿入方向を識別可能です。電池の逆接防止効果が期待できるため、安心して乾電池を使えます。

一般的なシュリンクタイプと、環境に配慮した紙パッケージがラインナップされているのも特徴です。

パナソニック(Panasonic) 乾電池エボルタネオ単3形 LR6NJ

パナソニック(Panasonic) 乾電池エボルタネオ単3形 LR6NJ

同社の従来品に比べて長持ち性能やエネルギー保持率を向上した、高性能のアルカリ乾電池。利用時間の多い機器に使うのにおすすめです。

10年保存にも対応しているほか、自然放電を抑えているので、高いエネルギー保持率を発揮。チタンパワーの採用により正極の反応効率をアップし、保存性能の向上に寄与しています。

本体は、銀の力で化学反応によるガスの発生を抑える「液もれ防止製法Ag+」を採用。安全性が高く、子供用の玩具などにも安心して使えます。また、プラス極とマイナス極で異なるデザインを採用。プラス極側には+記号を表示しているため、向きの違いをひと目で判断できます。

パッケージは、シュリンクタイプと紙タイプの2種類をラインナップ。シュリンクタイプは、使う分だけ1本ずつちぎれる仕組みで、使用済みと未使用品を簡単に見分けられます。紙タイプは、袋を折り返して封をし、乾電池を保管できる仕組みです。

三菱電機(MITSUBISHI) アルカリ乾電池 単3形 LR6N

三菱電機(MITSUBISHI) アルカリ乾電池 単3形 LR6N

コスパがよい大手電機メーカーのアルカリ乾電池です。大手メーカーのアルカリ乾電池のなかでも価格がリーズナブルで、コストを抑えたい方におすすめ。長期間保存できるのも嬉しいポイントです。

また、水銀を使用していないので、安全性にも配慮されています。本体は乾電池の向きが見分けられるよう、側面にプラス極とマイナス極のそれぞれで記号を配置。乾電池を機器に搭載するときに間違えにくい設計です。

三菱電機(MITSUBISHI) アルカリ乾電池G 単3形 LR6GR

三菱電機(MITSUBISHI) アルカリ乾電池G 単3形 LR6GR

パワーのある電力供給で、長持ちするアルカリ乾電池。本体は使用推奨期限が10年と長く、防災用などで長期にストックしておきたい方におすすめです。

小・中電流領域で優れた力を発揮するのも特徴。アルカリ電池特有の高いパワーにより、LED懐中電灯などの、電力を必要とする時間が長いアイテムの利用に適しています。安心の日本製で、品質面においても良好です。

三菱電機(MITSUBISHI) アルカリ乾電池EX 単3形 LR6EXR

三菱電機(MITSUBISHI) アルカリ乾電池EX 単3形 LR6EXR

三菱電機の製品のなかで、高いグレードに位置するアルカリ乾電池です。優れた放電性能と、液漏れ防止構造を採用した10年間の保存に対応するハイスペックモデル。高機能なアルカリ乾電池を使いたい方や、長期でストックしておきたい方におすすめです。

本体は放電中にマイナス極の抵抗上昇を軽減する技術を採用。小さい負荷から中程度の負荷での連続放電性能を向上しています。

また、液漏れ防止構造で、長期保存での液漏れリスクを軽減。プラス極は特殊メッキ層により耐食性を向上、マイナス極は組成の工夫でガス発生を抑制し、液漏れの原因となる要素を改善しています。日本製で、安心して使いやすいのもポイントです。

アマゾンベーシック(AmazonBasics) 乾電池 単三形 アルカリ ALK AA20FFP-U AMZ

アマゾンベーシック(AmazonBasics) 乾電池 単三形 アルカリ ALK AA20FFP-U AMZ

ショートや自己放電を防ぐ絶縁リングと、熱の蓄積や破裂を防ぐ2つの穴を搭載したアルカリ乾電池です。気密性や耐食性にも優れているため、乾電池の破裂や液漏れなどのリスクを軽減します。

電力は1.5Vで、ゲームコントローラー・おもちゃ・懐中電灯など、日常で使うアイテムに幅広く対応。使用推奨期限は10年間と長く、非常時に備えて保管したい場合にもおすすめです。

そのほか、Amazonのフラストレーションフリーパッケージを採用。簡易的な包装でゴミを廃棄しやすいほか、簡単に開封できます。

東芝(TOSHIBA) アルカリ乾電池 単3形 Zシリーズ LR6Z

東芝(TOSHIBA) アルカリ乾電池 単3形 Zシリーズ LR6Z

ガス発生を抑制することで、長期の保存を実現したアルカリ乾電池です。本体はニッケルメッキ層と鉄の間に熱拡散層を設けており、鉄の溶出によるガスの発生を抑制。液漏れの防止に寄与し、10年の長期保存を実現しています。

また、小・中電流機器に適した長持ちハイパワーで、電池交換の手間を省きたい方にもおすすめ。本体デザインはプラス極側が黒色、マイナス極側が金色と見た目が大きく異なるため、逆接防止に効果的です。使用推奨期限も本体に見やすく表示されており、ひと目で確認できます。

オーム電機(OHM) アルカリ乾電池 単3形 Vアルカリ乾電池 LR6VN20S

オーム電機(OHM) アルカリ乾電池 単3形 Vアルカリ乾電池 LR6VN20S

コスパのよさで人気を集めているアルカリ乾電池です。価格がアルカリ乾電池のなかでも比較的安く、多くの本数を必要とする方におすすめ。電力が長持ちするよう設計されているので、乾電池の交換の手間を軽減できるのも嬉しいポイントです。

保存可能期間は7年と長く、災害用のストックとしても便利。水銀0使用で安全性にも配慮しています。また、プラス極側が黄色、マイナス極側が赤色で色分けされているため、乾電池の挿入方向を間違えにくい設計です。

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) アルカリ乾電池 単3形 BIGCAPA basic plus LR6Bbp

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) アルカリ乾電池 単3形 BIGCAPA basic plus LR6Bbp

高性能かつコスパにも優れたアルカリ乾電池です。10年の保存期間に対応した、災害備蓄におすすめのモデル。購入しやすい価格で気軽に使えるため、リモコン・ワイヤレスマウス・時計などの日常使いにもぴったりです。

また、液漏れ防止構造の採用により、未使用の期間が長くても、安全に使いやすい設計。本体のマイナス極側には、白地に乾電池のサイズが表記されており、簡単に識別可能です。プラス極側はグリーンのデザインで、プラス極とマイナス極の向きもひと目で判断できます。

マクセル(maxell) アルカリ乾電池 ボルテージ LR6 T

マクセル(maxell) アルカリ乾電池 ボルテージ LR6 T

安全性が高く、取り扱いやすいアルカリ乾電池です。本製品は、マクセル特許技術の新亜鉛合金を改良することで、液漏れの原因となる過放電後のガス発生量を軽減。反応性の向上にも寄与し、中負荷電流領域での長持ち性能をアップしています。

使用推奨期限は10年に対応し、防災用としての保存も可能。長持ち性能もよく、長時間使う機器や、頻繁に使う機器の使用におすすめです。

乾電池のデザインは、左右非対称の柄かつプラス極に記号を大きく表示しており、挿入方向の間違いを防止。乾電池のサイズ表記も大きく見やすい配置で、識別が簡単です。

シュリンクタイプのパッケージにはミシン目を設けているので、使う分だけ切り取れる設計。未使用分はパッケージに入ったままになるため、使用済みの乾電池と簡単に見分けられます。

乾電池のおすすめ|マンガン電池

パナソニック(Panasonic) マンガン乾電池ネオ黒単3形 R6PNB

パナソニック(Panasonic) マンガン乾電池ネオ黒単3形 R6PNB

ロングセラーのマンガン乾電池です。リモコンやラジオにおすすめのモデル。大手メーカーの製品で、安心して利用できます。また、水銀0使用で安全性においても良好です。

パッケージはシュリンクタイプを採用。乾電池同士の谷間にツメを入れて押し破る設計で、未使用品の乾電池はパッケージに入ったまま管理できます。

三菱電機(MITSUBISHI) マンガン乾電池 単3形 R6PUD

三菱電機(MITSUBISHI) マンガン乾電池 単3形 R6PUD

デザイン性に優れた使い勝手のよいマンガン乾電池です。ブラックベースのデザインで、プラス極側にのみシルバーを配置。加えて、+記号を配置しており、乾電池の向きをひと目で判断できます。

電圧は1.5V、使用推奨期限は2年に対応。リモコンなどの利用時間の少ない機器への使用におすすめです。

東芝(TOSHIBA) 鉛無添加マンガン乾電池 単3形 R6P EM

東芝(TOSHIBA) 鉛無添加マンガン乾電池 単3形 R6P EM

地球環境に配慮したマンガン乾電池です。本製品は、鉛を添加しない製造技術により生産されたモデル。水銀0使用で、安全性にも優れています。

用途は、時計・ラジオ・懐中電灯など、パワーをあまり必要としない機器や、使用頻度の少ない機器におすすめ。価格も比較的安価なので、乾電池にかけるコストを削減したい場合にもぴったりです。

オーム電機(OHM) マンガン乾電池 R6P-UM3/1.5V 08-4105

オーム電機(OHM) マンガン乾電池 R6P-UM3/1.5V 08-4105

価格が比較的安く、マンガン乾電池のなかでも人気の高いモデル。電池にかかるコストを下げたい方に適しています。リモコンや時計などの小さな電力で動作する機器にもおすすめです。

電池本体に使用推奨期限を表示しているのも特徴。安心して使えるかどうかの確認ができます。また、水銀0使用のモデルで、安全性に優れているのも特徴です。

乾電池の売れ筋ランキングをチェック

乾電池のランキングをチェックしたい方はこちら。

乾電池の保管方法

乾電池は、10~25℃程度の温度環境下で保管しましょう。保管する際の注意点として、ほかの金属類と一緒に保管しない、未使用品と使用品の乾電池を一緒に保管しない、直射日光の当たる場所や高温多湿の場所に保管しないといったことが挙げられます。

乾電池は、金属類と一緒に保管しているとショートしてしまい、発熱・液漏れ・破損の原因となります。また、未使用の乾電池と一緒に保管したり、直射日光・高温多湿の場所で保管したりすると、液漏れの発生や、寿命が低下する恐れがあるので注意してください。

乾電池の捨て方

乾電池を捨てる際は、電子の両端にある端子部分に、セロハンテープ・ビニールテープ・ガムテープなどを貼り、電気が流れない絶縁状態にしてから自治体の指示に従って捨てましょう。

また、乾電池は二酸化マンガン・亜鉛・鉄などで作られており、電子部品や鉄の原料としてリサイクルが可能です。自治体によっては、スーパーマーケットや役所などで専用の回収ボックスを設置し、乾電池をリサイクルしている場合があるので、事前にチェックしてみてください。

電池チェッカーがあれば残量確認が簡単に

By: chemical.com

電池の残量を知りたい方は、電池チェッカーの導入を検討してみてください。電池チェッカーとは、電池の残量を計測できるアイテムのことで、操作は機器に電池を挟むだけなので、簡単に残量確認ができます。

電池チェッカーのメリットは、機器や玩具が動かなくなったときに、電池と本体のどちらが原因なのかを確認できることや、新品と古い電池を見分けられる点にあります。また、最後まで乾電池を使い切りやすく、経済的に使えるのも嬉しいポイントです。

電池チェッカーについて詳しく知りたい方はこちら

繰り返し使える充電池という手段も

By: amazon.co.jp

充電池は、二次電池とも呼ばれるモノで、充電すれば電池の容量が切れても繰り返し使える電池のことを指します。充電する手間こそかかりますが、対応する機器が幅広くて繰り返し使える分、使用頻度の多いワイヤレスマウスや美容機器などの用途におすすめです。

充電池は使用できる回数が数百単位や数千単位と多いため、乾電池のように新しく買い替える必要がほとんどありません。また、充電1回あたりの電気代も少ないことから、経済的に使いたい方にも適しています。

充電池について詳しく知りたい方はこちら