2018年12月3日、ソニー・インタラクティブエンタテインメントから発売の「プレイステーションクラシック」。1994年にリリースされた初代プレイステーションのデザインをそのままに、約80%サイズダウンしています。さらに、プレステを代表する人気ゲームソフトを20作品内蔵しているのが魅力です。
これまでPlayStation Plus加入者限定で先行予約が開始されていましたが、11月3日から一般予約が開始。当時のゲーマーはもちろん、初代プレイステーションで遊んだことがない方からも注目が集まっています。
そこで、今回はプレイステーションクラシックの魅力をはじめ、収録されているゲームソフトをすべて紹介します。ゲームファンはもちろん、購入検討中の方は是非チェックしてみてください。
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小さくなって新登場
1994年12月3日にソニーから発売された家庭用据え置きゲーム機「プレイステーション」。記録媒体にCD-ROMを使用しているのが特徴で、当時では画期的な3DCGのリアルタイム描画を実現するなど、ソニーの技術力が光る次世代ゲーム機でした。
当時のデザインやコンセプトを守りつつ、現代に復刻したのが「プレイステーションクラシック」です。オリジナルと比べて約80%サイズダウン。手のひらに乗るくらいの大きさとなっています。据え置きゲーム機としてプレイするのはもちろん、旅行やパーティーに持って行って遊んだり、コレクションとして飾ったりするのもおすすめです。
人気ゲームソフトを20作品収録
「プレイステーションクラシック」は、初代プレステでリリースされたソフトを20タイトル内蔵しているのが特徴です。代表的なものとしてはバンダイナムコエンターテインメントの『R4 RIDGE RACER TYPE 4』や『鉄拳3』、ソニー・インタラクティブエンタテインメントの『ワイルドアームズ』やなど。いずれもプレステで人気となった名作タイトルです。
PS3やPSP、PS Vitaでは「ゲームアーカイブス」として、初代プレステのゲームをダウンロードすることができます。上記のゲームソフトを有料でダウンロードすることもできますが、個別に購入するよりもプレイステーションクラシックのほうがお得。また、ゲームアーカイブスで配信されていないソフトも収録されています。
協力・対戦プレイも可能
「プレイステーションクラシック」には、付属品として専用コントローラーが同梱されています。初代プレステに同梱されていたモノと同じでアナログスティックが搭載されていません。造りがシンプルな分、コントローラーの重量は140gと軽め。長時間プレイしても疲れにくいのが特徴です。
初めからコントローラーが2つ付属しているので、2人プレイに対応しているゲームソフトを遊ぶ場合はすぐに協力・対戦プレイを楽しむことができます。ソロプレイで遊びたい方はもちろん、友達や家族、大切な人と一緒にゲームをプレイしたい方にもおすすめです。
プレイステーションクラシック内蔵のゲームソフト全20本紹介
アークザラッド – ソニー・コンピュータエンタテインメント
『アークザラッド』は、1995年のプレイステーション発売初期にリリースされたゲームソフト。主人公は、勇者の力を得た少年・アーク。世界を救うために、6人の仲間とともに旅に出るという王道ファンタジーRPGです。
従来のRPGは敵に遭遇すると別画面に切り替わるのが一般的でしたが、『アークザラッド』ではマップ上で敵と戦う「フィールドバトルシステム」を採用。また、ムービーシーンの導入、人気声優を起用したキャラクター、そしてオーケストラ演奏によるメインテーマなど、現在のRPGでは当たり前となった豪華演出に挑戦するなど、新ゲームハードに相応しいチャレンジングなタイトルとなっています。
RPG作品としてはストーリーが短め。クリア目的ならば10時間もかからずにエンディングを迎えます。しかし、「遺跡ダンジョン」をはじめとしたやりこみ要素が豊富。手ごたえのあるゲームが好きな方におすすめです。
アークザラッドⅡ – ソニー・コンピュータエンタテインメント
『アークザラッドⅡ』は、1996年に発売されたシミュレーションRPGです。主人公は”炎使い”の異名を持つバウンティハンター「エルク」。とある依頼の最中、不思議な少女・リーザと出会ったことにより、運命の歯車が回り始めます。
“光と音のRPG”と呼ばれた前作『アークザラッド』と同様、グラフィックやCGムービーをはじめ、バトルシーンなどの演出力がパワーアップ。新たにモンスターを仲間にできる「モンスター仲間システム」が導入され、パーティ編成の自由度も上がりました。
また、ボリュームが大幅にアップしているのもポイント。前作は10時間程度でクリアできたのに対して、『アークザラッドⅡ』はメインストーリーを追うだけでも100時間以上かかります。サブイベントなどのやりこみ要素も充実。初代プレイステーションを代表する名作ゲームソフトです。
ARMORED CORE – フロム・ソフトウェア
1997年に発売されたアクションゲーム『ARMORED CORE』。舞台は、”大破壊”と呼ばれる戦争によって荒廃してしまった世界。プレイヤーは組織レイヴンズ=ネストに属する傭兵として人型兵器〈アーマード・コア〉を操り、さまざまなミッションに挑んでいくというゲームソフトです。
人型兵器の〈アーマード・コア〉は、自由にカスタマイズできるのが魅力。頭・胴・腕・脚・武器など、計11か所のパーツを組み合わせて自分だけの機体を作ることができます。作り上げたアーマード・コアはカラーリングを施したり、自作のエンブレムを張り付けたりすることも可能です。
また、引き受けたミッションに応じてストーリーが分岐するマルチエンディング方式を採用。エンディングを迎えたあとも資金やパーツを持ち越せるので、何度も繰り返し遊べます。画面分割方式での対戦プレイにも対応したおすすめのアクションゲームです。
R4 RIDGE RACER TYPE 4 – バンダイナムコエンターテインメント
『R4 RIDGE RACER TYPE 4』は、1998年にリリースされたプレイステーション用レースゲームです。プレステ後期に発売された作品で、3DCGに力を入れているのが特徴。同世代のゲームはまだまだポリゴンの角が目立っていたのに対し、本作のグラフィックは(比較的)丸みを帯びています。発売当時は「プレステの限界を超えた作品」として話題を呼びました。
リッジレーサーシリーズの特徴は「ハイスピードコントロールによる爽快感」。本作もそのコンセプトを引き継いでいて、時速300km近いスピードでコースを走り回ったり、ドリフトで颯爽とカーブを滑ったりと、現実ではなかなか体験できないレースを楽しむことができます。カジュアルにスピードを競いたい方にピッタリです。
また、本作では新たに1人専用のゲームモード「グランプリモード」を採用。”雇われのレースドライバー”となって、数々のレースを勝ち抜いていくというモードです。使用できるクルマはカラーリングを含めて300種以上。お手軽にレーサー人生を体験できるおすすめのゲームソフトです。
I.Q Intelligent Qube – ソニー・コンピュータエンタテインメント
『I.Q Intelligent Qube』は、1997年に発売されたパズルゲームです。ピタゴラスイッチなどを生んだクリエイター・佐藤雅彦氏が原案。黒い背景に浮かび上がる無機質なステージ、プロの作曲家である服部隆之氏による荘厳なBGMなどが話題となって、ミリオンセラーを記録しました。
プレイヤーは地面に「マーキング」することが可能。その地面の上にキューブが乗ったときにマーキングを解除すると、キューブを消すことができます。奥から次々と迫りくるキューブをすべて消したらクリアです。ただし、黒いフォービドゥンキューブを消すとフィールドが狭くなってしまうので要注意。消すべきキューブとそうでないものを一瞬で見抜く力が求められます。
ステージクリア時には、スコアに応じて「I.Q」が算出されるのも特徴。ステージごとに定められている規定歩数を下回るとポイントがアップします。ただステージをクリアするだけでも面白いのですが、高I.Qを目指すというやりこみプレイにも是非チャレンジしてみてください。
グラディウス外伝 – KONAMI
1997年にリリースされた『グラディウス外伝』。ゲームセンターでもおなじみの名作シューティングゲームで、本作はシリーズの番外編的な位置づけ。家庭用向けに遊びやすくカスタマイズされているのがポイントです。
グラディウスは、敵が落とすパワーアップカプセルを使って、任意のタイミングで自機を強化できるのが特徴。ただし、本作では「ゲージエディット」機能により、パワーアップの順番を自由に入れ替えることが可能です。たとえば、敵の弾を一定数防げる〈シールド〉。本来はたくさんカプセルを集めないといけない装備をすぐ使えるように変更できるなど、はじめての方でも楽しめる難易度となっています。
また、本作は2人同時にプレイできるのもポイント。2人同時に遊べるシューティングゲームではアイテムの取り合いになってしまうことも多いのですが、本作はパワーアップカプセルが豊富に出るので争うことなく協力して遊ぶことができます。上級者はもちろん、初心者の方にもおすすめのシューティングゲームです。
XI [sái] – ソニー・コンピュータエンタテインメント
1998年にプレイステーションでリリースされた『サイ』。かわいい悪魔”アクイ”を操作して、次々と地面から湧いてくるダイスを消していくというアクションパズルゲームです。ゲームクリエイターの発掘オーディション「ゲームやろうぜ!」で採用された作品で、日本ではミリオンセールを達成しました。
ルールは簡単。ダイスを押したり、玉乗りのように転がしたりして「ダイス上面の目と同じ数以上つなげる」とダイスを消すことが可能。たとえば、上面の目が”4”のときは縦または横に4つ隣接させるとダイスが沈みながら消えていきます。
難問・奇問のステージをクリアしていく「PUZZLE」のほか、対戦できる「BATTLE」、自分の限界までひたすらダイスを消していく「TRIAL」など、さまざまなゲームモードを収録。シンプルなルールながら、ついつい熱中してやりこんでしまうおすすめのパズルゲームです。
サガ フロンティア – スクウェア
『サガ フロンティア』は、1997年にプレイステーション用ソフトとしてリリースされたRPGです。スクウェアを代表する人気タイトル「サガ」シリーズの第7作目。某動画投稿サイトでは現在もやりこみ動画がアップロードされているなど、熱狂的に愛されているゲームソフトのひとつです。
本作は、7人の中から好きな主人公を選んでプレイできるのが特徴。若き天才魔術師、変身ヒーロー、ロボットなど、キャラクターごとに異なるストーリーが楽しめます。メインストーリーとは別にサブシナリオも充実。寄り道好きなプレイヤーには堪らないゲームです。
また、バトルシステムが作りこまれているのもポイント。ランダムに技を習得する「閃き」システム、味方キャラクターの技や術がつながって大ダメージを与える「連携」システムなど、毎回バトルが楽しめるように工夫されています。RPG好きの方に是非プレイして欲しいおすすめのソフトです。
Gダライアス – タイトー
1998年にプレイステーション用ソフトとしてリリースされた『Gダライアス』。シーラカンス・ウミガメ・クジラといった海洋生物をモチーフにした巨大戦艦など、独自の世界観を持ったシューティングゲームです。
ダライアスシリーズの特徴として挙げられるのが「キャプチャー」。敵ユニットにキャプチャーボールを当てると捕獲できるというシステムです。キャプチャーした敵は弾除けとして使えるほか、敵を消費して「αビーム」や「キャプチャーボム」といった強力な攻撃を放つことも可能。このキャプチャーシステムを臨機応変に使い分けることがカギとなっています。
また、『Gダライアス』はステージが分岐しているのもポイント。ルートによってステージの雰囲気が変わるほか、敵の攻撃パターンが変化したり、異なるボスが配置されたりと、毎回新鮮な気持ちでプレイできます。何度も繰り返し遊べるおすすめのシューティングゲームです。
JumpingFlash! アロハ男爵ファンキー大作戦の巻 – ソニー・インタラクティブエンタテインメント
『JumpingFlash! アロハ男爵ファンキー大作戦の巻』は、1995年にプレイステーション用ソフトとしてリリースされたアクションシューティングゲームです。プレイヤーは、悪の科学者・アロハ男爵の野望を打ち砕くために、万能害虫駆除マシーン〈ロビット〉で出撃。ショットや踏みつけによって敵を倒しながらステージを進んで行きます。
本作は元祖「とびゲー」を自称しているとおり、ジャンプ移動が基本。3D空間を主観視点で跳び回る爽快感を味わえます。2段3段とジャンプしていくとかなりの高さになるので、高所恐怖症の人は要注意です。
敵の名前からも分かるようにギャグテイスト満載の世界観もポイント。クラゲの頭にヤシの木が生えたような見た目の「ムームー星人」は、その愛らしさからソニーの看板キャラクターとしても活躍していました。女性や小さな子どもも楽しめるおすすめのゲームソフトです。
スーパーパズルファイターIIX – カプコン
『スーパーパズルファイターIIX』は、1996年にプレイステーション用ソフトとしてリリースされたパズルゲームです。「ストリートファイター」シリーズからリュウやケン、「ヴァンパイア」シリーズからはモリガンやレイレイなど、カプコンの人気キャラクターが勢揃い。当時の”落ちモノ系パズル”ブームで生まれた人気作品のひとつです。
ルールはシンプル。2個1組で落ちてくる「ノーマルジェム」に同じ色の「クラッシュジェム」をつなげて消すだけです。同じ色のジェムを四角形にくっつけると大きな「パワージェム」に変化。これを消すと相手に大量の「お邪魔ジェム」を降らせることができます。連続してブロックを消す、いわゆる”連鎖”のような複雑なシステムではないので、パズル初心者も気軽に遊ぶことが可能です。
アーケード版からの移植に伴って、家庭用オリジナルの「ストリートパズルモード」を収録。コンピュータとバトルするモードで、勝利すると隠し要素を開放することができます。1人プレイはもちろん、2人での対戦プレイも盛り上がるおすすめのパズルゲームです。
鉄拳3 – バンダイナムコエンターテインメント
『鉄拳3』は、1998年にプレイステーション用ソフトとしてリリースされた3D対戦格闘ゲーム。鉄拳シリーズの三作目です。前作の19年後を舞台にしており、キャラクターのほとんどをリニューアルしています。スタイリッシュなプレイアブルキャラが増えた一方、宇宙忍者やクマ、木人などイロモノ系も続投。鉄拳らしいシュールでカオスなバトルも楽しめます。
本作から、3D空間を活かした「横軸移動」を導入。相手の技を軸移動で避けたり、横軸から側面や背面を狙って攻撃したりと、戦略が広がりました。本システムはその後の作品にも取り入れられるなど、鉄拳シリーズの基礎が固まった作品といえるでしょう。
また、モーションキャプチャーを採用しているのもポイント。本物の格闘家から動きをキャプチャーすることで、リアルな格闘モーションを再現しています。シングルプレイはもちろん、2人対戦専用モードなど、さまざまなモードを収録。対戦プレイを楽しみたい方におすすめのゲームソフトです。
闘神伝 – タカラトミー
『闘神伝』は、1995年にプレイステーションでリリースされた3D対戦格闘ゲームです。当時の人気アニメ『VS騎士ラムネ&40炎』や『セイバーマリオネットJ』などを手掛けたマンガ家・ことぶきつかさ氏がイラストを担当。さらに、登場キャラクターたちが素手ではなく、刀・短剣・槍など、さまざまな武器で戦うといった点が話題を呼びました。
本作は3Dグラフィックでありながら、2D対戦格闘ゲームのシステムを導入しているのが特徴です。コマンド入力で必殺技を出したり、対戦相手の逆方向にキーを入力することでガードしたりと、従来の対戦格闘ゲームと似たような感覚でプレイすることができます。
また、「リングアウト」が導入されているのもポイント。いくら体力があっても、リングから落ちてしまうと一発で負けてしまうというシステムです。力差のある相手でもタイミングを見計らって攻撃をよけたり、押したりすることで勝利できます。格闘ゲームで遊んだことがないという方も楽しめるおすすめのゲームソフトです。
バイオハザード ディレクターズカット – カプコン
『バイオハザード ディレクターズカット』は、1997年にプレイステーション用ソフトとしてリリースされたホラーアクションアドベンチャーゲーム。1996年に発売されたオリジナル版『バイオハザード』に、さまざまな新要素や新演出を加えたバージョンです。
猟奇殺人事件の調査を行っていた特殊部隊「S.T.A.R.S.」。とある洋館に足を踏み入れた彼らは、ゾンビをはじめとするさまざまなクリーチャーに襲われてしまいます。銃弾が限られていたり、セーブするためにはアイテムが必要だったりと、極限の状況でのサバイバルが楽しめる名作ソフトです。
ディレクターズカット版では、アクションゲーム初心者でも気軽に遊べるように難易度を調整した「BEGINNER」モードを搭載。さらに、アイテムやクリーチャーの配置などを変えた「ARRANGE」モードも収録しています。バイオハザードファンの方はもちろん、シリーズを遊んだことがない方にもおすすめのゲームソフトです。
パラサイト・イヴ – スクウェア
『パラサイト・イヴ』は、1998年にプレイステーションでリリースされたアクションRPGです。瀬名秀明氏による同名の小説をベースに、舞台を東京からニューヨークのマンハッタン島に変更。さらに、登場人物も一新した完全オリジナルストーリーが展開されます。
細胞内に存在するミトコンドリアに寄生して、何億年も命を繋いできたネオ・ミトコンドリア「Eve」。人類への反乱を目論むEveに対して、ニューヨーク市警の刑事アヤ・ブレアが立ち向かうというストーリーです。バトルでは、FFシリーズでもおなじみのアクティブタイムバトルを採用。基本はRPGでありながら戦闘中も自由に動き回って敵の攻撃を回避できるなど、アクション要素の強いゲームとなっています。
「シネマティックRPG」というジャンルのとおり、美しいムービーを用いた映画的な演出が見どころ。また、ゲームクリア後には自動生成ダンジョンに挑戦できるなど、やりこみ要素も充実しています。ホラー好きの方におすすめのRPGソフトです。
ファイナルファンタジーⅦ インターナショナル – スクウェア・エニックス
『ファイナルファンタジーⅦ インターナショナル』は、1997年にプレイステーション用ゲームソフトとしてリリースされたRPG。「ファイナルファンタジー」シリーズのメインタイトル7作目にあたる作品です。
本作は、国内で300万本以上を売り上げた人気ゲームソフト『ファイナルファンタジーⅦ』のマイナーチェンジ版。アメリカ版で追加された新要素を逆輸入しているのが特徴です。新ムービーや新イベント、新アイテムなどが追加されているほか、バトルのバランス調整、システム周りの改善など、国内オリジナル版と比べて遊びやすくなっています。
国内はもちろん海外にもファンが多い人気タイトル。ドラマティックなストーリー、魅力的なキャラクターなど、今プレイしても色あせない名作ゲームソフトです。大量のミニゲームが収録されており、やりこみ要素も充実。未プレイの方も是非遊んでみて欲しいおすすめのゲームソフトです。
ミスタードリラー – バンダイナムコエンターテインメント
1999年にゲームセンター用に開発された『ミスタードリラー』。ドリルでひたすら地面を掘っていくというシンプルなアクションパズルゲームです。分かりやすいゲームシステムとポップな絵柄が話題を呼んで大ヒットとなりました。本作はアーケード版にさまざまな新要素を加えた移植版です。
主人公は、「ホリ・ススム」くん。ドリルを使って隣接するブロックを破壊することができます。壊したブロックの上にあるブロックは重力に従って落ちてくるので、潰されないように頭上注意。地中にある〈エアカプセル〉で酸素を補充しながら、どんどん掘り進んでいきましょう。
地底500mまたは1000mを目指す「アーケードモード」のほか、規定時間内のクリアを目指す「タイムアタックモード」、ミスをするまでどこまでも地底を掘り進める「とことんドリラーモード」で遊ぶことができます。時間を忘れてついついやりこんでしまうおすすめのゲームソフトです。
女神異聞録ペルソナ – アトラス
『女神異聞録ペルソナ』は、1996年にプレイステーションでリリースされたゲームソフトです。本作は、少年少女たちの青春群像劇を描いた学園ジュブナイルRPG。現代まで続く人気作品「ペルソナ」シリーズの記念すべき第一作目にあたります。
学生の間で流行っているオカルト儀式「ペルソナ様」で遊んだことで、突如意識を失ってしまった主人公。その一件をきっかけに、やがて街には悪魔たちが現れ始めます。少年少女特有のコンプレックスを通して、キャラクターの成長を描いたシナリオは高評価。プレイヤーの選択によってストーリーが分岐するなど、大ボリュームのRPGとなっています。
シリーズ一作目ということもあって難易度は高めです。攻略に2時間以上かかるダンジョンもありますが、プレイステーションクラシックならば中断できるので安心。未プレイの方はもちろん、かつてギブアップしてしまった方も是非チャレンジしてみてください。
METAL GEAR SOLID – KONAMI
1998年にプレイステーションでリリースされた『METAL GEAR SOLID』。日本を代表するゲームクリエイター・小島秀夫監督が手掛けたアクションゲームで、国内はもちろん、海外からの評価も高い人気タイトルです。
主人公は、元特殊部隊隊員のソリッド・スネーク。核武装したテロリスト集団を排除すべく、アラスカ沖にあるシャドー・モセス島へ単独潜入するというストーリーです。”ステルスアクション”と呼ばれるように、敵から見つからないように立ち回ることが重要。まるでスパイ映画の主人公になったかのような緊張感が味わえます。
アメリカのビジネス雑誌で「20世紀最高のシナリオ」と称されるほど、作りこまれたシナリオは見どころ。また、各所に小ネタもたくさん仕込まれているなど、遊び心も満載です。メタルギアソリッドシリーズの第一作目。ゲームファンの方には是非プレイして欲しいおすすめの名作です。
ワイルドアームズ – ソニー・インタラクティブエンタテインメント
『ワイルドアームズ』は、1996年にプレイステーション用ゲームソフトとしてリリースされたRPGです。SFファンタジーと西部劇をミックスした独特な世界観が特徴。『アークザラッド』や『ポポロクロイス物語』と並んで、プレイステーション初期に発売された三大RPGのひとつに数えられます。
本作は昔ながらのコマンド選択型を採用。バトルもターン制の分かりやすいシステムを採用しており、RPG初心者の方も気軽に遊ぶことが可能です。ザコ戦はサクサクと進める一方、ボス戦は戦略を立てる必要があるなど、緊張感のある戦いを楽しめます。
また、ワイルドアームズといえば西部風の音楽も魅力。「口笛と荒野のRPG」と言われており、特に口笛調のメロディを乗せたOPアニメーションはシリーズでも最高の出来と言われています。正統派RPGで遊びたい方におすすめのゲームソフトです。
2018年12月3日発売の「プレイステーションクラシック」。オリジナル版が発売されたのも同じ”12月3日”でした。プレステを代表する名作を20本収録。また、コントローラーも2つ付属しているのですぐに協力・対戦プレイで遊べます。数量限定の製品なので、気になる方は早めにチェックしてください。