一狩りいこうぜのキャッチコピーで有名な「モンスターハンター」シリーズ。2019年12月時点で、シリーズ累計出荷本数が6000万本を突破した大人気ゲームソフトです。新作の『モンスターハンター:ワールド』は海外でも大ヒット。2020年にはハリウッドの実写映画が公開されるなど、世界からも注目が集まっています。

そこで今回は、モンハンのおすすめシリーズをピックアップ。面白さや遊びやすさなどを総合的に評価して、ランキング形式でご紹介しています。まだプレイしたことがない方はもちろん、シリーズ経験者もぜひチェックしてみてください。

モンハンシリーズの魅力

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「モンスターハンター」シリーズは、密林や孤島など、さまざまなフィールドで狩りを楽しめるハンティングアクションゲーム。プレイヤーはハンターとなって狩りへ出発。手に入れたアイテムで装備を強化して、再び狩りへ出発するという、いわゆるハクスラ系のゲームとなっています。

モンハンの魅力はたくさんありますが、最大のポイントはオンラインやローカル通信につなぐことで「最大4人で協力プレイできる」ところ。一人では勝てないような強敵も、みんなと力を合わせれば倒せるかもしれません。アクションゲームとしてはもちろん、パーティーゲームとしてもおすすめのゲームソフトです。

モンハンシリーズの選び方

シリーズで選ぶ

メインシリーズ

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シリーズの本流で、いわゆるナンバリングタイトルと呼ばれるものです。タイトルごとに狩りの拠点が異なり、それぞれ別の物語が展開されます。モンハンは熱いストーリーも魅力。過去作をプレイしてみるのもおすすめです。

タイトルに「G」と付いているのは、いわゆるアップグレード版。新しいフィールドやモンスター、装備などが追加されています。ストーリーだけ追いたい方は無印版、やり込みたい方はアップグレード版がおすすめです。

ポータブルシリーズ

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携帯ゲーム機のPSPで発売されていたシリーズです。当時、PS2版のモンスターハンターは、複数人でプレイする場合「マルチマッチングBB」というサービスを利用する必要がありました。しかし、PSPは本体とソフトさえ持ち寄れば無料で協力プレイすることが可能。気軽にワイワイと遊べることから人気が爆発しました。

第1作はPS2用『モンスターハンターG』を移植したモノですが、第2作目からはオリジナル路線を展開しています。メインシリーズと比べて難易度が低く、ちょっとした空き時間にサクッとプレイできるのも魅力。初めての方におすすめのシリーズです。

フロンティアシリーズ

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かつてカプコンが運営していたオンラインゲーム。『モンスターハンター2』をベースに、独自のフィールドやモンスター、みんなで遊べるイベントなど、オリジナル要素を導入しているのが特徴です。

大型アップデートのたびに『モンスターハンター フロンティアG』や『モンスターハンター フロンティアZ』と改題。オンラインゲーム特有の手応えのある高難易度がコアなユーザー層に人気でしたが、2019年12月にサービスを終了しました。

スピンオフ作品

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マスコットキャラであるアイルーにスポットを当てた『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村』、落ち物パズルゲーム『アイルーでパズルー』、シリーズで初めてのRPG作品『モンスターハンター ストーリーズ』など、モンハンシリーズから派生した作品もリリースされています。

モンハンは流血表現があるため、シリーズを通してCERO「C(15歳位以上)」に指定されていますが、スピンオフ作品はCERO 「A(全年齢対象)」のソフトが多いため、小さな子供もプレイできます。ファンはもちろん、シリーズを遊んだことがない方にもおすすめです。

ハードで選ぶ

高画質でじっくり遊ぶなら「据え置き機」

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グラフィックを優先したい方は、据え置き機でリリースされているタイトルがおすすめ。大画面で迫力のあるハンティングを楽しめます。文字やインターフェースも大きく表示されるので、視認性も良好。長時間プレイしたい方にもピッタリです。

ただし、据え置き機はオンライン通信がメイン。古いタイトルはサービスが終了していたり、プレイ人口が少なくなっていたりして、協力プレイが楽しめないことがあります。ソロプレイ派ならば気にする必要はありませんが、複数人で遊びたい場合は注意しましょう。

ゲームを持ち寄って遊ぶなら「携帯機」

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ひとつの場所に集まって、友達や恋人などの親しい人たちとモンハンを遊びたい場合は、携帯機でリリースされているタイトルがおすすめです。PSPや3DSは無線による近距離通信に対応しているため、人数分のハードとソフトがあればいつでも協力プレイを楽しめます。

古いゲームはグラフィックが荒かったり、不親切なところがあったりしますが、楽しみを共有できる仲間がいればそれほど気になりません。ゲームソフトを安価に手に入れられるのもポイント。全員で新しいキャラクターを作って遊ぶのもおすすめです。

モンハンのプレイ歴で選ぶ

初心者の方は『ポータブル 3rd』がおすすめ

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モンハンをプレイしたことがない初心者の方は、PSP版の『モンスターハンターポータブル 3rd』がおすすめです。アクションゲームが得意ではない方も楽しめるように調整されたポータブルシリーズの集大成で、快適に遊べます。大画面でプレイしたい場合は、PS3で発売されたHDバージョンもおすすめです。

シリーズ経験者なら『モンハン4以降』がおすすめ

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モンハン経験者でゲームの立ち回りが分かっている方には、『モンスターハンター4』以降の作品がおすすめです。ゲームシステムが洗練されているため、ストレスフリーで遊べるのがポイント。上級者向けのクエストも導入されており、手応えのあるハンティングが楽しめます。

モンハンシリーズのおすすめランキング

第1位 モンスターハンター:ワールド【PS4,Steam】

モンスターハンター:ワールド

シリーズ最新作。システムを一新した次世代モンハン

従来のゲームシステムを一新した『モンスターハンター:ワールド』。国内はもちろん、海外でも大ヒットを記録。2020年1月時点での世界累計出荷本数が1500万本を超えるなど、シリーズで最も売れているタイトルです。

本作はオープンワールド風のマップで、移動時の画面切り替えがなくなったのが特徴。また、フィールドのギミックを利用できるのもポイントで、ツタを使ってモンスターを拘束したり、ダムを決壊させて濁流で押し流したり、敵性生物をけしかけて争わせたりと、狩りの幅が広がりました。

2019年には拡張コンテンツの『アイスボーン』が登場。本編導入後にインストールすることで、新たなフィールドやモンスターが追加されます。これから本格的にプレイしたい方は、本編と拡張コンテンツがセットになった『モンスターハンターワールド:アイスボーン マスターエディション』がおすすめです。

・モンスターハンター:ワールド(PS4版)

・モンスターハンターワールド:アイスボーン マスターエディション(PS4版)

第2位 モンスターハンター ダブルクロス【3DS,Switch】

モンスターハンター ダブルクロス

「狩猟スタイル」と「狩技」で新たな境地へ

2017年にニンテンドー3DSで発売された『モンスターハンター ダブルクロス』。メインシリーズのうち、5作目のアップグレード版となっています。『4』からの要素を引き継ぎつつ、批判が多かった〈極限状態〉などのマイナス要素を削ぎ落としているのが特徴。難易度も比較的下がっており、万人向けのゲームソフトとなっています。

本作は、新たに「狩猟スタイル」を搭載。バランスが取れたギルドスタイル、空中技が得意なエリアルスタイル、強力なカウンター攻撃を狙えるブシドースタイルなど、立ち回りに応じてスタイルを変更できます。

また、ゲージを消費することでいわゆる必殺技にあたる「狩技」が使えるなど、スタイリッシュなアクションが楽しめるのもポイント。過去作の人気モンスターも多数復活しているので、昔からのファンにもおすすめです。

・モンスターハンター ダブルクロス(3DS版)

・モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver.(ニンテンドースイッチ版)

第3位 モンスターハンターポータブル 3rd【PSP,PS3】

モンスターハンターポータブル 3rd

ポータブルシリーズの集大成

2010年にPSPでリリースされた『モンスターハンターポータブル 3rd』。ポータブルシリーズの最後の作品で、前作の遊びやすさと、当時の最新作だった『3』の要素を取り入れているのが特徴です。発売日当日は各地のゲームショップで行列ができるなど、ちょっとした社会現象になりました。

本作の拠点は、和の雰囲気が漂う温泉地「ユクモ村」。フィールドには新しく渓流が追加されたほか、新モンスターとして牙竜種「ジンオウガ」が登場。既存モンスターにも新モーションが追加されるなど、携帯機でありながらメインシリーズ並みのボリュームとなっています。

また、前作で好評だった「オトモアイルーシステム」を強化。オフラインでも最大2匹のCPUキャラを連れていけるようになったので、ソロプレイがより快適に楽しめるようになりました。初心者の方にもおすすめのゲームソフトです。

・モンスターハンターポータブル 3rd(PSP版)

・モンスターハンターポータブル 3rd HD Ver. (PS3版)

第4位 モンスターハンター 3G【3DS, Wii U】

モンスターハンター 3G

シリーズで唯一、水中戦が楽しめる作品

2011年に3DSで発売された『モンスターハンター 3G』。携帯ゲーム機でありながらメインシリーズで、『3(トライ)』のアップグレード版です。3DSのタッチパネル部分にショートカットボタンを配置することで操作性が向上。より快適に狩りが楽しめるようになりました。

拠点は、海に浮かぶ小さな漁村「モガの村」。孤島や水没林といった水に関係するフィールドが多いのが特徴で、本作ならではの要素として水中戦が楽しめます。陸上とは操作方法が異なるため、慣れるまでは大変ですが、一風変わったバトルを体験したい方におすすめです。

通常版では、双剣・ガンランス・狩猟笛・弓が使えなかったので、一部のハンターからは悲しみの声が上がっていましたが、アップグレード版ではすべて復活。また、登場するモンスターも増えているので、今から遊ぶのなら『3G』がおすすめです。

・モンスターハンター 3G(3DS版)

・モンスターハンター 3G HD Ver. (Wii U版)

第5位 モンスターハンターポータブル 2nd G【PSP, PS Vita】

モンスターハンターポータブル 2nd G

やりこみ要素はトップレベル。シリーズ最高峰ともいわれる名作

2008年にPSPで発売された『モンスターハンターポータブル 2nd G』。ポータブルシリーズの『2nd』に新要素を加えたアップグレード版です。従来のメインシリーズと比べると難易度が大幅に低下しているのが特徴。プレイヤー層も広がって、420万本以上のセールスを記録しました。

旧作の要素をほぼ全て収録しているほか、新モンスターとして「ナルガクルガ」や「ウカムルバス」が登場。さらに、オンラインゲームの『モンスターハンターフロンティア』から「ヒプノック」や「ヴォルガノス」を逆輸入するなど、携帯ゲーム機とは思えないほどのボリュームがあります。

また、本作の『2nd G』から新たに「オトモアイルー」システムが導入されているのもポイント。狩りをサポートしてくれるCPUで、一人でも擬似的な協力プレイが楽しめます。初心者から上級者まで楽しめるおすすめのゲームソフトです。

・モンスターハンターポータブル 2nd G(PSP版)

第6位 モンスターハンター 4G【3DS】

モンスターハンター 4G

旧作モンスターが勢揃い。熱いストーリーは一見の価値あり

2014年に3DSで発売されたゲームソフト。『4』のアップグレード版で、過去に登場したモンスターが数多く収録されているのが特徴です。古参ハンターに人気の「ミラボレアス(祖龍)」「オオナズチ」「ウカムルバス」なども復活しており、登場するモンスターはシリーズで最多クラスとなっています。

各地を旅するキャラバンの一員となった主人公。生態系を乱す「狂竜化」事件をめぐって、壮大なストーリーが展開されます。筆頭ハンターをはじめとする個性的なNPCが登場するのもポイント。物語重視のプレイヤーからは高く評価されています。

一方、『4G』から追加された高難易度は賛否両論。攻撃を与える隙きがほとんどなくなっており、パーティープレイ前提のゲームデザインとなっています。特にモンスターが超絶強化される「極限状態」はやりすぎなレベル。普通の狩りでは満足できなくなってしまった上級ハンターにおすすめです。

・モンスターハンター 4G(3DS版)

第7位 モンスターハンターポータブル【PSP】

モンスターハンターポータブル

携帯ゲーム機向けに「遊びやすさ」を重視

『モンスターハンターポータブル』は、2005年のPSP用に発売されたゲームソフトです。初代のアップグレード版『モンスターハンターG』をベースにしつつ、空き時間にサクッと遊べるように調整が施されているのが魅力。拠点でアイテムの採取ができる「農場」システム、フィールドで採取だけできる「採取ツアー」など、おなじみのシステムが初めて導入されたタイトルです。

また、武器やモンスターのバランスを見直すことで、万人向けの難易度になっているのもポイント。ハードとソフトを持ち寄れば簡単に協力プレイができるのも相まって、大ヒットを記録しました。モンハンの原点に触れてみたい方におすすめです。

・モンスターハンターポータブル(PSP版)

第8位 モンスターハンター 2【PS2】

モンスターハンター 2

多くの新要素を取り入れた意欲的タイトル

2006年にPS2で発売された『モンスターハンター 2』。新たな武器として太刀・狩猟笛・ガンランス・弓が追加されているほか、季節や昼夜の概念、古龍種の登場など、さまざまな新要素を取り入れているのが特徴です。

続編にも引き継がれた要素がある一方、荒削りな部分もちらほら目立ちます。特にモンスターが全体的に優遇されており、ザコモンスターですら倒すのは苦労するほど。また、アイテム集めも時間がかかるなど、よくも悪くもスローライフなゲームとなっています。高難易度クエストとはまた違った、手応えのある狩りを楽しみたい方にはおすすめです。

・モンスターハンター 2(PS2版)

第9位 モンスターハンター G【PS2,Wii】

モンスターハンター G

「双剣」や「訓練所」が初登場

2005年にPS2で発売された『モンスターハンター G』。初代モンハンのアップグレード版で、高難易度のG級クエストをはじめ、新武器「双剣」、亜種モンスター、訓練所など、さまざまな新要素が導入されています。

2009年にはWii版が登場。大剣の溜め攻撃が追加されたり、報酬を直接アイテムボックスに送れるようになったりと『モンスターハンターポータブル 2nd G』までのゲームシステムを逆輸入。さらに遊びやすくなっています。遊びやすさを重視するならWii版がおすすめです。

・モンスターハンター G(PS2版)

・モンスターハンター G(Wii版)

第10位 モンスターハンター ストーリーズ【3DS】

モンスターハンター ストーリーズ

シリーズ初のRPG。子供から大人まで楽しめる“絆”の物語

2016年にニンテンドー3DS用に発売された『モンスターハンター ストーリーズ』。いわゆるスピンオフ作品で、シリーズ初のRPG作品となっています。同年から2018年まで、テレビアニメ『モンスターハンター ストーリーズ RIDE ON』が放送されるなど、マルチメディア展開されていました。

ハンターとなってモンスターを倒すメインシリーズと違って、本作はモンスターとの絆を育む物語。仲間となった「オトモン」と一緒に、モンスターハンターの世界をめぐる大冒険へと旅立ちます。

モンハンの世界観をベースに、従来の要素をしっかりとRPGに落とし込んでいるのが魅力。やりこみ要素も豊富で、ストーリーのクリア後も引き続きプレイできます。小さなお子さんにもおすすめのゲームソフトです。

・モンスターハンター ストーリーズ(3DS版)