マクロキーボードは、定型的な操作や複雑なコマンドをワンタッチで実行できる便利な入力デバイスです。キーボード入力の効率を向上させ、作業時間を短くしたい場合に役立ちます。製品によってキー数や機能などが異なるため、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめのマクロキーボードをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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マクロキーボードとは?

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マクロキーボードとは、一連のキー操作やマウスの動きなどを記録し、特定のキーに割り当てておけるアイテム。複雑なコマンド入力や繰り返し行う作業をキーひとつで実行できるようになるのが魅力です。
例えば、プログラミングの現場では、複数の手順が必要なアクションをワンタッチで呼び出せます。ゲームにおいては、複数のスキルを組み合わせた連続攻撃をひとつのボタンで発動させるなどの活用も可能です。
動画編集ソフトの操作や、オフィスでの定型的なデータ入力作業などの効率化も期待できます。よく使う操作をショートカットとして登録しておけば、手動で何度も入力する手間が省け、作業時間を短縮できるのがメリットです。
マクロキーボードのメリット・デメリット

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マクロキーボードのメリットは、繰り返し行う作業を自動化し、入力作業の効率と速度を上げられる点です。また、好きなキーに好きな機能を割り当てられるカスタマイズ性の高さも魅力で、自分の使い方に合わせて設定できます。ノブやレイヤー機能といった多機能性を持つ製品も便利です。
一方で、マクロを設定した本人以外が使った場合、トラブルが起きてしまう可能性があります。オンラインゲームなどではマクロの使用が規約で制限されている場合もあるため、注意が必要です。
マクロキーボードの選び方
接続方式をチェック
有線タイプ

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有線タイプのマクロキーボードは、USBケーブルでパソコンと直接つなぐため、安定した動作が期待できます。データの送受信に遅延が発生しにくく、入力がシビアな作業でもスムーズに操作できるのがポイント。また、接続が途切れる心配が少ないのも魅力です。
さらに、パソコンから給電されるので、キーボード本体のバッテリー切れを気にする必要がありません。主にデスクトップパソコンで使用する方や、特定の場所で固定して使いたい方におすすめです。充電の手間を省きたい方にも適しています。
無線タイプ

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無線タイプのマクロキーボードはケーブルがなく、デスク周りをすっきりとさせられるのが魅力です。Bluetoothや専用レシーバーで接続するため、ケーブルの取り回しを気にせず自由な位置に設置できます。見た目を重視する方や、配線をシンプルにまとめたい方におすすめです。
持ち運びしやすいのもメリット。ノートパソコンと一緒にカフェやコワーキングスペースへ持って行くなど、場所を選ばずに使えます。電源方式には電池式と充電式があるので、自分の使い方に合ったモノを選びましょう。
キー数をチェック

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マクロキーボードは、搭載されているキーの数も重要なポイントです。キー数が9~12個程度の少なめのタイプは、必要なマクロやショートカットだけを登録してシンプルに使いたい方に適しています。
20キー以上のキー数が多いタイプは、さまざまな種類のマクロを登録したい方や、プログラマブルテンキーとして数値入力とマクロ機能を併用したい方におすすめ。多くの機能を割り当てられるため、業務での作業効率を上げたい方や、複雑な操作を頻繁に行う方にぴったりです。自分の用途に合わせてキー数を選んでみてください。
キースイッチをチェック

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キースイッチの種類によって、打鍵感や静音性は異なります。メンブレンスイッチは、多くの一般的なキーボードで採用されており、比較的静かでソフトな打鍵感が特徴。構造がシンプルで、手頃な価格の製品が多いのもポイントです。
メカニカルスイッチは、キー一つひとつが独立した作りで、しっかりとした打鍵感とカチッとした音を楽しめます。また、耐久性の高い製品が豊富。軸の種類ごとに打鍵感や音の大きさが違い、好みに合わせて選べるのが魅力です。ゲームや長時間のタイピングにも適しています。
回転ノブの有無をチェック

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マクロキーボードのなかには、回転式のノブ(つまみ)が付いている製品もあります。ノブに音量の調整や画面のスクロール、数値の入力といった機能を割り当てられるのが一般的です。キー操作よりも直感的に素早くコントロールできるのが魅力で、作業効率の向上に役立ちます。
回転ノブが搭載されていないシンプルなマクロキーボードも多くラインナップ。キー操作だけで十分という方や、できるだけコンパクトな製品を求める方には、ノブなしタイプが適しています。自分の使い方やデスク環境に合わせて、回転ノブの有無を選びましょう。
マクロキーボードのおすすめメーカー
レイザー(Razer)

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レイザーは、1998年にアメリカで創業されたゲーミング周辺機器メーカーです。「For Gamers. By Gamers.」を理念に掲げ、ゲーマーのための製品を複数展開しています。世界19か所にオフィスを構えるグローバル企業です。
マクロキーボードにおいては、8つの専用マクロキーを搭載したBlackWidow V4 Proなどがラインナップ。コマンドダイヤルによる音量や明るさ調整機能を備え、Razer Synapseソフトウェアで細かくカスタマイズできます。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY)

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サンワサプライは、1951年に創業された日本の老舗周辺機器メーカーです。岡山県に本社を構えており、パソコン・タブレット関連製品やオフィス家具など約13000アイテムを手がけています。
プログラマブルキーボードは、3つのキーから27個のキーまでさまざまなサイズがラインナップ。ショートカットや文字列登録、アプリ起動なども設定可能です。設定はキーボード本体に保存され、ほかのPCでもそのまま使えます。作業効率を重視する方におすすめです。
マクロキーボードのおすすめ
レイザー(Razer) Tartarus V2 RZ07-02270100-R3M1
ゲームプレイに特化した左手用のキーパッド。エルゴノミックデザインにより手にしっかりとフィットし、長時間のゲームセッションでも快適な操作感を維持できます。ゲーミング環境の効率化を実現する設計です。
メカ・メンブレンスイッチを採用し、メカニカルスイッチの押し込みとメンブレンのやわらかなクッション感を両立。また、32個のキーとスクロールホイールなどを備えています。
全キーのカスタマイズに対応し、マクロ機能の設定で複雑な操作も簡単に実行可能。約1680万色のRGBバックライトがゲーミングデスクを彩ります。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) プログラマブルキーボード 400-SKB075
ショートカット操作に特化した3キー構成のマクロキーボード。メカニカルキースイッチの青軸を採用し、明確な押し込み感とクリック音を実現しています。
本体に2つのポートを搭載しており、縦横どちらの向きにも設置可能。ショートカットをワンボタンで実行でき、キーボード・マウス操作や文字列入力もプログラムできます。約30gの軽さも魅力です。
赤・青・白の3色から選択できるLEDバックライトを内蔵し、作業環境をおしゃれに演出。ショートカット操作を簡単にしたい方におすすめのマクロキーボードです。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) プログラマブルテンキー 400-NT008
左手で使える、プログラマブル設計モデルです。Enterキー以外の22キーにショートカットや機能を自由に割り当て可能。複雑な操作をワンタッチで実行でき、繰り返し作業の時間短縮に役立ちます。
キートップカバーを外してラベルを挿入し、割り当てた機能を視覚的に確認できるのもポイント。個人のスタイルに合わせたカスタマイズもできます。
有線USB接続で安定して操作しやすいのも特徴。動画編集、Excel作業などを頻繁に行う方におすすめのテンキーです。
エアリア(AREA) NUMERICK Keypad AS-K24
LEDイルミネーションをカスタマイズできる、21キーのメカニカルテンキーパッドです。13パターンの効果と独立制御のキーLEDを搭載。光るタイミングや方向、スピードまで細かく調整できます。アンビエントライトを備えており、視覚的に楽しめるのも特徴です。
青軸メカニカルスイッチと高性能なARM Cortex-M0コアを内蔵しています。32Kオンボードメモリでマクロ編集に対応するため、複雑なキーバインドも簡単に設定可能。ゲームに合わせたカスタマイズも容易に行えます。
専用ソフトウェアを使い、キーボード機能やマクロの作成・記録ができるのもポイントです。なお、本製品はWindowsに対応しています。ゲーム用途で好みのセットアップをしたい方におすすめのキーパッドです。
SIKAI CASE 片手キーボード
12キーと2つのノブで作業効率を高められるマクロキーボードです。各キーとノブにはショートカットなどを自由に設定できます。RGB LEDの照明効果が楽しめるのもポイント。コンパクトながら高機能な設計が特徴です。
設定内容は本体に記憶するため、ほかのPCでもそのまま使用できます。専用ソフトウェアで詳細な設定を行い、個人の作業環境に合わせられるのも魅力です。
赤軸メカニカルスイッチが、滑らかで静かな打鍵感を実現。また、有線接続なので、安定性に優れています。クリエイティブ作業から事務作業まで、幅広く活用したい方におすすめです。
KIBU DOIO KB16
片手操作に特化した16キーのマクロキーボード。アルミニウム素材を使用した堅牢な筐体で、アクリル素材との組み合わせでスタイリッシュな見た目を実現しています。3つのノブを備え、操作性は良好です。
最大4つのレイヤー設定により、さまざまな操作を自在にカスタマイズ可能。0.91インチのOLEDディスプレイを搭載し、レイヤー状況を目視で確認できるのもポイントです。全キーがマクロ対応しており、編集作業の効率化をサポートします。
ホットスワップ機能によって、キースイッチの交換は容易です。RGB照明対応で、デスク環境をおしゃれに彩ります。Photoshop・Premiere・Blenderなどの編集ソフトが使えるのもメリット。クリエイティブ作業におすすめです。
HUION Keydial mini
ワイヤレスBluetooth接続に対応したクリエイター向けのマクロキーボードです。18個のキーとダイヤルコントローラーを搭載。USBレシーバーでの接続もできます。
各キーやダイヤルの機能などを自在に設定可能。ショートカットやマクロを自由に割り当てられるため、作業効率の向上が期待できます。効率重視の作業環境を構築したい方におすすめです。
Newhui 12キーメカニカルゲーミングキーボード
軽いタッチで高速入力できるチェリーレッドスピードスイッチを12個搭載したキーボード。片手操作に特化した設計で、ゲームやクリエイティブ作業のショートカット操作を効率化します。
Windows・Linux・macOS・Androidなど幅広いOSに対応。HID標準キーボードのため、ドライバー不要で認識されます。有線接続によるプラグアンドプレイができるのもポイントです。
プログラム可能なホットスワップ機能により、キーのカスタマイズは自在。ゲームプレイや動画編集作業を快適にしたい方におすすめです。
Vaydeer プログラマブルキーボード
効率的な作業環境に整える、プログラマブル設計のマクロキーボードです。片手での直感的な操作で、作業効率を向上させます。コンパクトな設計で、デスクスペースを有効活用できる点も魅力です。
メカニカルスイッチによる確実な打鍵感と、優れた耐久性が特徴。6レイヤー編集とNKRO機能を搭載しており、複数のキー同時押しにも正確に対応します。
個人の作業スタイルに応じた設定が可能なため、プログラミングやデザイン、ゲームなどで使用したい方におすすめです。
Koolertron 片手キーボード
複雑な操作を簡単に行えるマクロキーボードです。全てのキーがカスタマイズでき、16個のマクロキーを使えば頻繁に使うショートカットをワンタッチで実行可能。専用ソフトで好みに設定できます。
メカニカルスイッチを採用した23キー構成で、高い打鍵感を実現。確実なタイプ感が、正確な入力操作をサポートします。
ゲーム向けの青色バックライトを搭載。暗い環境での視認性と直感的な操作を両立しています。動画編集やイラストなど、効率的な左手操作を求める方におすすめのキーボードです。
マクロキーボードは、キーの数やソフトウェアの使い勝手、接続方式など、選ぶポイントがいくつかあります。自分の作業環境や目的に合わせて、ぴったりなモデルを見つけることが大切です。テンキー型や左手用など、形状もさまざま。ぜひ本記事を参考に、自分に適した一台を探してみてください。