携帯用チークブラシは、外出先でのメイク直しに便利なツール。粉含みや肌あたりのよいものもあり、ワンランク上のメイクの仕上がりを叶えます。しかし、100均などでも取り扱いがあり、毛質や形状の種類も豊富なため、どれを選ぶか迷う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、携帯用チークブラシのおすすめアイテムを、プチプラ・デパコスなどの種類別にご紹介。選び方のポイントについても解説します。
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携帯用チークブラシの選び方
ポーチに入るサイズのものを選ぶ

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携帯用のチークブラシは、持ち歩けるサイズであることも重要。いつもお使いの化粧ポーチに入るサイズかどうか、確認してから購入してみてください。
また、持ち運びする際にブラシが傷まないよう、専用のキャップが付属しているものもあります。化粧ポーチにブラシの収納場所がない場合は、あわせてチェックすることがおすすめです。
さらに、スライド式で筆が出し入れできるタイプもあります。スライド後にブラシを固定できるものから、スライドの調節度合いにより、ブラシの密集具合やブラシの毛丈を調節できるものもあるため、好みにあわせて選んでみてください。
ブラシの毛質をチェック
コシがありきれいに仕上がる「天然毛」

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動物の毛を使った「天然毛」の携帯用チークブラシは、やわらかでなめらかな使い心地が魅力。やさしい肌あたりが好みの方にピッタリです。また、天然毛は粉含みがよいため、ふんわりとチークをのせられます。
天然毛のなかでも「灰リス」などのリスの毛は毛先が細く、繊細な使い心地。敏感肌の方にも向いています。ヤギの毛は、胸元のほどよいコシがある毛を「粗光峰」といい、粗光峰のなかでもさらにソフトな毛質のものを「細光峰」といいます。
天然毛は、繊細な仕上がりとやわらかな使い心地が魅力。なお、長く使い続けるためには適切な頻度で丁寧なお手入れが必要です。人工毛に比べて高価な傾向で、長く大切に使いたい方におすすめです。
お手入れが簡単な「人工毛」

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ナイロンなどの合成繊維から作られているのが「人工毛」の携帯用チークブラシです。ほどよい粉含みで、軽やかな仕上がりが期待できるアイテムもあります。比較的安価に手に入れやすく、はじめてのチークブラシにもピッタリです。
人工毛にもさまざまな種類があり「タクロン」は、ナイロン製のブラシのなかでも高級品です。人工毛ながらなめらかで繊細な使い心地を得られ、肌あたりのよさを重視したい方にも向いています。発色よくチークを仕上げたい方にもおすすめです。
「PBT」は、プラスチック樹脂繊維です。水分を含みにくいためお手入れがしやすく、速乾性と耐久性のよさが魅力。毎日のメイクに気軽にブラシを使いたい方にピッタリです。
そのほか、環境のことを考えた「TAfrE」と呼ばれる人工毛もあります。人工毛は天然毛に比べると毛質が硬めの傾向にありますが、天然毛のブラシに負けない肌あたりのよさを備えた製品も展開されています。
ブラシの形状をチェック
楕円形にチークを入れられる「丸平型」

携帯用チークブラシのなかでも、王道といえるのが「丸平型」の形状です。ブラシ全体がまるみを帯びつつも、適度に平たくカットされた形状が特徴。チーク初心者から上級者まで幅広く支持されています。
チークを入れる範囲そのままの形状に近く、骨格に沿って楕円形にチークを入れられるのがメリット。ブラシの平たい面を使えばふんわりと自然な血色感を頬にのせられ、側面のエッジ部分を使えば骨格に沿ったシャープな入れ方も可能です。
ベーシックな形状なので、ラインナップが豊富なのも魅力。ナチュラルメイクからしっかりメイクまで対応できるため、何を選ぶか迷った際の、はじめの1本としても役立ちます。
ナチュラルな雰囲気に仕上げられる「丸型」

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まるくキュートなチークを入れたい方には「丸型」の携帯用チークブラシがピッタリです。毛先が丸くドーム状にカットされた形が特徴で、パウダーをたっぷり含みやすいのがメリット。ふんわりとナチュラルに色をのせることができます。
また、チークを一番濃くのせたい部分からくるくると円を描くようにするだけで、グラデーションメイクを作りやすいのもポイント。チーク初心者の方や、メイクのテクニックに自信がない方にも向いています。
高密度で肌あたりがよい「カブキブラシ」

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「カブキブラシ」は、もともと歌舞伎役者の白塗りメイクに使われていたことから名付けられた製品。毛束がぎゅっと高密度に詰まっており、全体的に丸みを帯びたフォルムが特徴のチークブラシです。
高密度な毛にたっぷりと粉を含ませやすく、均一感のある仕上がりが可能。密な毛は肌にもピタリとフィットしやすく、チークメイクにもカバー力とシームレスな仕上がりが期待できます。
また、チークを少量ずつのせてふんわりナチュラルにも、重ね塗りして濃密な血色感を演出するのにも便利。幅広いメイクに対応できる、おすすめのブラシです。
フェイスラインに沿って入れやすい「斜め型」

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「斜め型」のチークブラシは、毛先が斜めにカットされた形状。頬骨やフェイスラインなどの骨格にフィットさせやすく、テクニックに自信がない方にも美しいチークメイクの仕上がりを叶えます。
頬骨に沿ってライン状に入れれば、シャープに輪郭を引き締めた使い方も可能。立体感と奥行き感のある、大人っぽいチークメイクの仕上がりを求める方に向いています。メイクにメリハリ感を重視し、きりっとした仕上がりが好みの方におすすめです。
汚れが目立ちにくい暗い色の毛がおすすめ

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マメに持ち運びをする携帯用のチークブラシは、人前で使うことも多いため、汚れが目立ちにくい暗めの色のブラシがおすすめ。黒や茶色などの毛色のブラシは、チークの色味が残っていても気になりにくいのがメリットです。
白や明るい色味の毛色のチークブラシは、粉の色やついた量を確認しやすいのも魅力。色を取りすぎたり、混色しすぎたりしにくいといわれています。淡いチークの色味が好みの方はチェックしてみてください。
携帯用チークブラシのおすすめ|プチプラ
無印良品 ポリエステル携帯用チークブラシ
くり出しタイプで手軽にブラシ部分の出し入れができる、携帯用チークブラシ。肌あたりのよさを考えたポリエステル繊維による人工毛を採用しています。
ブラシ長は40mmで、ふわっとまるくチークを入れるのにも便利。シンプルなアルミニウムのパッケージで、使う人の年代や性別を選びにくいのもメリットです。化粧ポーチにも入れやすいサイズ感で、外出時にはもちろん普段使いにも向いています。
ロージーローザ(ROSY ROSA) エンジェリッチブラシ スライドチーク
超極細のファイバー繊維を採用し、なめらかな使い心地を叶える携帯用チークブラシ。パウダーをたっぷり含むことができ、繊細な仕上がりを叶えます。
また、ほどよいコシを実現する極細のファイバーも配合。使い勝手のよさも考えられています。スライド式で、ブラシ部分の出し入れも手軽。キャップが付属しているため、持ち運び時にも筆を傷めにくいおすすめの製品です。
コージー本舗(KOJI) スライドフェイス&チークブラシ
ボリューム感のあるブラシと、コンパクトな本体が特徴の携帯用チークブラシ。フェイスブラシとしても使えて、メイクの幅が広がります。
粉含みがよく、お手入れしやすい人工毛を採用。耐久性にも優れており、毎日気軽にメイクを楽しみたい方におすすめです。スタイリッシュなブラックのデザインと、毛先が暗めの毛質もポイント。汚れの目立ちにくさを重視したい方にもピッタリの製品です。
オルビス(ORBIS) メイクブラシ
天然毛である山羊毛を100%使用した、携帯用チークブラシ。プチプラの製品から天然毛のチークブラシを試してみたい方におすすめです。
毛先の形状は、王道で使い勝手のよい丸型。ふんわりまるみのあるチークを入れるのに向いています。
素材や毛の量にもこだわって作られており、テクニックに自信がない方でもプロのようなメイクの仕上がりが可能。スライド式でブラシの出し入れが簡単にできるので、外出時のメイク直し用としてもおすすめの製品です。
貝印 cosmeup スライドメイクブラシ
老舗のビューティーツールブランド「貝印」の携帯用チークブラシです。スライド式でブラシ部分を出し入れでき、キャップ付きで持ち運びにも便利。シンプルなブラック色の毛先で、汚れの目立ちにくさを重視する方にも向いています。
また、プチプラながらベーシックな機能を備えており、はじめてのチークブラシとしてもおすすめ。毛質は、お手入れしやすい人工毛であるPBTを採用しています。
貝印 ねこのメイクブラシ
コンパクトなサイズで、日常使いはもちろん携帯用としてもおすすめのチークブラシ。ねこの肉球をデザインした毛先で、見た目から楽しみたい方や、猫好きな方へのプレゼントにも向いています。
肉球の凹凸部分を使用することで、細部のパーツもていねいに仕上げることが可能。フェイスブラシとしても使えて、メイクの幅が広がります。ベースの毛色が白いので、チークの色味を確認しながら使いたい方にもおすすめです。
粧美堂(shobido) マルチフェイスブラシ スライド式
スライド式の携帯用チークブラシ。コンパクトサイズながら毛足が長めで、頬全体にサッと塗布することができます。ブラシの密度が高いため、カバー力を求める方にもピッタリです。
また、スライド具合を調節して毛の密度をより高めることが可能。チークをはじめ、ファンデーションやハイライト、リキッドファンデまでマルチに使用できます。
さらに、毛の形状にフラット面と丸み面があるのがポイント。ピンポイントにていねいに仕上げたい方にもおすすめの製品です。
粧美堂(shobido) スライドチークブラシ キャップ付
肌あたりのよさとやわらかなメイクの仕上がりを叶える、携帯用チークブラシです。人工毛ながら繊細な使い心地を得られるPBTを使用。肌あたりのよさとお手入れのしやすさの両方を求める方にも向いています。
チークの色味をのせるのはもちろん、ふんわりぼかして仕上げたいときにもピッタリ。キャップを後ろから差し込むことで、スライドが固定できます。毛の形状は丸平型で、楕円形のチークを入れるのに便利です。
ビューティワールド(beautyworld) フェリセラテノン スライドブラシ
こだわりの形状が特徴の、携帯用チークブラシ。フェイスラインにあわせて使いやすい、立体形状の斜め型ブラシです。チークを斜めに入れたいときはもちろん、フェイスパウダーやハイライトなどを使って立体感のあるメイクに仕上げたいときにも役立ちます。
また、スライド式でブラシを本体に収納できるので、持ち運びにも便利。化粧ポーチをパウダーで汚したくない方にもおすすめの製品です。
ファンケル(FANCL) 携帯用フェイス&チークブラシ
スリムでコンパクトな形状が魅力の携帯用チークブラシ。デリケートな肌にもやさしい、やわらかな肌あたりが特徴です。毛先の色味が濃いため、汚れの目立ちにくさを重視する方にも向いています。
また、収納時の長さは約9.4cm 、使用時の長さは約14.5cm。携帯用のメイクブラシのハンドルにも、長さを求める方におすすめです。キャップ付きで、清潔感を重視する方にも適しています。
携帯用チークブラシのおすすめ|デパコス・高級
ジルスチュアート(JILLSTUART) チークカラー ブラシ
人気デパコスブランド、ジルスチュアートの携帯用チークブラシ。やわらかなタッチと持ち運びのしやすいスリムなフォルムが魅力です。
また、毛足の長さを2段階に調節することが可能。長めに設定してふんわり仕上げたり、短めに設定してピンポイントにのせたり、思い通りの仕上がりを叶えます。
クリスタルを思わせる、エレガントでキュートなデザインも魅力。プレゼントにもおすすめの製品です。
竹宝堂(CHIKUHODO) チークブラシ H-6
1971年から続く、老舗の化粧筆工房「竹宝堂」の携帯用チークブラシ。丸平型の密度のある毛先でしっかりとしたコシがあり、チークメイクの発色のよさを重視する方におすすめです。
また、チークはもちろん、パウダーファンデの化粧直し用としても使えるのがメリット。毛質にはヤギの毛である粗光峰を使用しており、天然毛の繊細な使い心地が楽しめます。
コバコ(KOBAKO) ブラッシュブラシ
天然毛であるヤギの毛「粗光峰」をたっぷり使った携帯用チークブラシ。斜めにチークを入れるのに便利な斜め型ブラシで、スタイリッシュなメイクの仕上がりを叶えます。
収納時の長さは87mmとコンパクト。化粧ポーチに入れやすく、持ち運びしやすいのがメリットです。本体にはコバコのキュートなロゴと花のデザインが施されており、ツールの見た目にもこだわりたい方におすすめの製品です。
晃祐堂(KOYUDO) ハートのチーク ~Hシリーズ~

ハート型にシェイプされたブラシが特徴の、チークブラシ。全長110mmとコンパクトなので、携帯用としてもおすすめです。キュートな見た目で、プレゼントにも向いています。
毛質は、山羊毛と合成繊維のミックスタイプ。天然毛のやわらかさや肌あたりのよさと、人工毛のほどよいコシのある使い心地が期待できます。ホワイトの穂先なので、チークの色味を確認しながら使いたい方にもピッタリの製品です。
匠の化粧筆コスメ堂 熊野筆 ハート型 チークブラシ
「筆の里」ともいわれる、広島県熊野町でつくられた熊野筆のチークブラシ。全長110mmのコンパクトサイズで、化粧ポーチなどに収納しやすく、携帯用としてもおすすめです。
ハート形のキュートなフォルムもポイント。穂先をカットせずに整えられているため、やさしい肌あたりが期待できます。穂先はやわらかなピンク色。使うたびに華やかな気分が楽しめる、おすすめの製品です。
資生堂(SHISEIDO) SHISEIDO メーキャップ DAIYA FUDE フェイス デュオ

By: shiseido.co.jp
まるで自分の手先のように、繊細な仕上がりを叶えるチークブラシ。ブラシとジェルブレンダーのダブルエンドタイプで、携帯用として外出時のメイク直しにも役立ちます。
ブラシの形状はダイヤモンド型で、パウダーを肌になじませ、一体感のある仕上がりが可能。毛先が平らなのでムラになりにくく、テクニックに自信がない方にも均一感のある仕上がりを叶えます。
毛色はエレガントな赤色。個性的なツールを求める方にもおすすめの製品です。
ルナソル(LUNASOL) フェースブラシ
シンプルでスタイリッシュなフォルムが魅力の携帯用チークブラシ。人気デパコスブランド「ルナソル」の製品で、ルナソルのチークやパウダーとあわせて使いたい方にもおすすめです。
ふんわりまるみのあるチークを入れるのに便利な、丸平のラウンド型タイプ。やわらかに肌にフィットし、グラデーションチークも思い通りに仕上げられます。
ザボディショップ(THE BODY SHOP) リトラクタブルチークブラシ
人工毛ながら、なめらかでやさしい肌あたりが特徴の携帯用チークブラシ。動物実験を行っていない、クルーエルティフリーの製品です。
ふんわりボリューム感のある丸形のブラシで、ナチュラルメイクにもしっかりメイクにも対応可能。心地よいメイク時間を叶えます。シンプルなフォルムで、使う人の年齢や性別を選ばないのも魅力の製品です。
竹田ブラシ(Takeda Brush) 携帯用チークブラシ
携帯用チークブラシにも、高級感とプロ志向を求める方におすすめの製品。収納時は90mmとコンパクトなサイズ感で、化粧ポーチなどに入れて手軽に持ち運べます。
ブラシの毛には、ヤギの毛のなかでもやわらかさとほどよいコシのある「白尖峰」を採用。毛色は暗いため、汚れの目立ちにくさを重視したい方にもピッタリです。
エトヴォス(ETVOS) カブキブラシ
毛束がぎゅっと密集した、カブキブラシタイプのチークブラシ。コンパクトなフォルムなので、携帯用としても使えます。キャップは付属していないため、ブラシケースなどに入れて持ち運ぶのがおすすめです。
粉含みがよくほどよい弾力があるため、ふんわりチークを入れるのに便利。ナチュラルで透明感のある仕上がりを目指す方に向いています。
携帯用チークブラシの洗い方

By: amazon.co.jp
携帯用チークブラシは、清潔に保つことが大切。汚れをきちんと取り除くことは、発色ムラを防ぎ、きれいなメイクの仕上がりにつながります。マメにお手入れをして、清潔な状態をキープしましょう。
基本のお手入れとして、毎日使った後にティッシュペーパーや乾いた布で、毛先に残った余分なメイクを落としておきます。メイクブラシの先が広がらないよう。先を整えて保管しましょう。
毛先の汚れが気になるときは、中性洗剤や専用ブラシクリーナーをぬるま湯に溶かし、毛先をお湯のなかで軽く振るように洗います。強くこすらず、毛の流れを守るのがポイントです。
すすいだあとはタオルで水気をとり、毛先を整えて風通しのよい日陰で横に寝かせて乾かします。メイクブラシは乾かすのに時間がかかりますが、根元まで十分に乾かすことが大切です。ドライヤーなどで無理に乾かすと毛が傷むので、避けましょう。
外出先でのメイク直しに便利な携帯用チークブラシは、毛の質や形状もさまざま。なりたい印象にあわせた製品を選ぶことで、仕上がりの印象も異なります。自分のメイクスタイルや、使うシーンに合うお気に入りの1本を見つけてみてください。