安いバイク用インカムのおすすめ9選。ソロ向け人気モデルや2台セットもご紹介

バイク用インカムとは、ヘルメットに取り付けて使う通信機器です。ツーリング中に仲間との会話を可能にするアイテムで、主にBluetoothで通信する仕様。インカムには本体・スピーカー・マイクが含まれており、本体はヘルメットの外側に、スピーカーはヘルメット内部に装着します。

インカムの主な機能は、通話機能・音楽再生機能・ナビ連携機能の3つ。スマートフォンと連携し音楽を聴いたり、ナビアプリの音声案内を聞いたりできて便利。ツーリング中のルート伝達や状況把握にも役立ちます。

バイク用インカムを使用することで、仲間とのコミュニケーションが円滑になり、快適なツーリング体験が得られるのが魅力。グループでの楽しみが一層広がるアイテムです。

安いバイク用インカムの選び方

ツーリング仲間のインカムとの互換性をチェック

ツーリング仲間と異なるメーカーのインカムを使用する際は、互換性の確認が不可欠です。特に仲間が固定でない場合は、ユニバーサル接続ができるかどうかが重要。スムーズな会話のため、事前に確かめておきましょう。

大半のインカムは他社製品と1台まで接続でき、なかには複数台接続できるモデルも存在します。他社インカム同士の中継機能を備えたモデルもあり、大人数でのツーリングで活躍。違うメーカー間でも快適な通信が期待できます。互換性のあるインカムを選んで、より多くの仲間とツーリングを楽しんでみてください。

同時接続人数をチェック

インカムを選ぶ際は、ツーリングスタイルに合わせて同時接続人数を確認しましょう。タンデム・少人数か、大人数でのグループツーリングかで、使用できる製品は変わります。自分の用途に合うモノを選ぶことがポイントです。

2人同時接続を主目的とする場合は、手頃な価格帯のモデルで十分といわれています。一方、4人以上のグループツーリングには、多人数接続に対応した高性能な製品がおすすめ。メッシュ通信技術でさらに多くの人数と接続できるタイプも存在します。

快適なグループ通話が叶う、ノイズリダクション機能搭載モデルも要チェック。周囲の騒音を低減し、クリアな音声で会話を楽しめるのがメリットです。なかには、専用アプリ連携で通常よりも多くのインカムと接続できるモノもあります。

通信可能距離をチェック

バイク用インカムを選ぶ際、通信可能距離は重要なチェックポイントです。通信可能距離は製品によって異なり、一般的なBluetoothインカムでは通常200〜1000m程度。高性能なモデルでは1000mを超えるモノもあります。

街中でのツーリングでは、最低でも200m以上の通信距離がおすすめです。高速道路など見通しのよい場所では、500mから1km以上の通信距離があると安心。走行する場所に合わせて適切な距離のモノを検討してみてください。

都市部では、建物やほかの車両などの遮蔽物により、通信距離は短くなる傾向があります。実際の通信距離は環境に左右されるため、スペック上の数値より短くなることも考慮しましょう。余裕を持った通信距離の製品を選ぶことが大切です。

連続使用時間をチェック

バイク用インカムを選ぶ際は、連続使用時間も確認しましょう。短いと約8時間、なかには20時間以上使える製品もあります。自分のツーリングスタイルに対して、十分なバッテリー性能があるかチェックしてみてください。

一般的にインカム通話の場合、音楽再生時よりもバッテリー消費は早い傾向があります。長時間のツーリングを計画している方は、余裕のあるバッテリー性能を持つ製品を選ぶと安心。充電時間は製品によって異なり、数時間で完了するモノもあります。

なお、バッテリーの持続時間は使用方法や環境によって変動するため、こまめな充電を心がけましょう。

音質をチェック

バイク用インカムを選ぶうえで、音質のチェックは欠かせません。特に、走行中の風切り音やエンジン音を軽減するノイズキャンセル機能が搭載されているか確認しましょう。クリアな音声だと、快適な会話や音楽体験につながります。

Bluetoothのバージョンも音質に影響を与える要素のひとつです。また、新しいバージョンほど通信は安定しやすい傾向があります。

マイクの位置調整ができるモデルは、より聞き取りやすい音質を確保しやすいのがメリットです。ヘルメットの形状や口元との距離に合わせて調整することで、クリアな音声を相手に届けやすくなるのもポイント。最近では安価なモデルでも十分な音質を持つ製品が増えています。

防水性能をチェック

バイク用インカムはヘルメットの外側に取り付けるため、防水性能は重要なチェックポイントです。突然の雨にも対応できるよう、防水性能を示す「IPコード」を確認しましょう。

IPコードは「IP67」のように、2つの数字で表記されています。IPコードの最初の数字は防塵性能を、2番目の数字は防水性能を表し、数字が大きいほど高性能です。IPXと表示される場合は、防塵性能が未評価であることを意味します。

選ぶ際は、最低でもIPX6以上の防水性能を持つモデルがおすすめです。IPX6は「強い噴流水にも耐える」レベルなので、一般的な雨天走行なら対応できます。IP67やIP68の製品は防塵性能も高く水没にも耐えやすいため、より安心です。

あると便利な機能をチェック

ラジオ機能

バイク用インカムは、FMラジオを受信できる機能が付いていると便利です。ツーリング中に天気予報や交通情報をリアルタイムで確認できるため、ルート変更などの判断に役立ちます。オートスキャン機能付きのモデルは、簡単にチャンネルを探せるのが魅力です。

電波が届きにくい場所でも受信しやすい、アンテナ性能のよいモデルを選ぶのがおすすめ。また、ラジオ視聴中にかかってきた電話に応答できるよう、通話機能とスムーズに切り替えられる製品もあります。情報収集とコミュニケーションの両立が、ツーリングをより豊かにします。

音楽併用機能

スマートフォンと連携して音楽が聴ける機能があると、ツーリングの気分が盛り上がります。特に、仲間と会話をしながら音楽を堪能できる併用機能が付いているモデルが人気です。ソロツーリングでも、お気に入りの音楽があればより楽しめます。

走行状況に応じて音楽・通話の音量バランスを自動で調整する機能があると、より快適です。また、音楽再生中に通話が入ると自動的に音楽が小さくなるフェードアウト機能も便利。音声コマンドで曲の選択や再生・停止ができるモデルも展開されています。

デュアルチップ搭載モデル

デュアルチップ搭載モデルは、2つのBluetoothチップを備えることで複数の音声処理を同時に行えます。ナビ音声を聞きながら音楽を再生したり、通話と音楽を同時に高音質で楽しんだりできるのがポイント。最近では手頃な価格の製品にも採用されています。

デュアルチップによって、スマートフォンとナビゲーションシステムなど、いくつかのデバイスと同時に接続できる点も魅力です。Bluetooth 5.0のチップを2つ備えたモデルなどは、より安定した接続と高音質が期待できます。なお、バッテリーの減りは早い傾向があるため、持続時間とのバランスを考慮して選びましょう。

2台セットのバイク用インカムも人気

2台セットのバイク用インカムは、走行中にスマートフォンを操作する必要がなく、安全性と利便性の向上に貢献します。パートナーとのタンデムツーリングや友人とのツーリングで会話をしたい方におすすめです。常にコミュニケーションを取りやすくなるため、安心感が高まります。

グループツーリングでは、仲間同士の会話がスムーズに。より一体感のある走行が楽しめます。ユニバーサル接続機能を搭載したモデルは、他社製のインカムとも接続できるため、さまざまな仲間とのツーリングに対応可能です。道案内や休憩の合図なども簡単に行えます。

2台セットの製品は、単品で2つ購入するよりも費用を抑えられるのがポイントです。また、同じメーカーかつ同一モデルなのでペアリング設定が簡単。初心者の方でもすぐに使い始められます。ハンズフリーで操作でき、運転に集中しやすいのも大きな魅力です。

安いバイク用インカムのおすすめ｜1〜2人用

XGP バイク用インカム X1

リーズナブルな価格の高性能なバイク用インカムです。最新のBluetooth V5.3を搭載。防水性能はIP67で、雨天走行でも安心して使用できます。ジェットヘルメットからフルフェイスまで、幅広いヘルメットに対応。1人用のシンプル設計で、初めての方にぴったりです。

CVC/DSP騒音抑制技術を採用。走行中の風切り音などのノイズを効果的に軽減します。40mmの高性能ステレオスピーカーで、音質はクリア。たった2時間の充電で最大60時間使えるため、長距離ツーリングをする方にもおすすめです。

TNICER バイクインカム T5Plus

価格が比較的安いアイテムながら、優れた性能を持つバイク用インカム。最大2人での同時通話が可能で、音楽やナビゲーションを聴きながらでも会話が途切れません。Bluetooth 5.2技術により、安定した接続とクリアな音声のほか、低遅延な通話を実現します。

他社製インカムとの接続や音楽共有機能、3種類のサウンドエフェクト調整も魅力。IP67の防水性能やFMラジオ受信機能を備え、さまざまな天候での使用に対応しています。費用を抑えつつも高機能なインカムを求める方や、気軽に仲間とのツーリングを楽しみたい方におすすめです。

Generic バイク用インカム B35S

ソロツーリングにぴったりな安いバイク用インカム。1人での使用に特化しており、音楽やハンズフリー通話を気軽に楽しみたい方におすすめです。

スマートフォンと無線接続でき、運転中のハンズフリー通話や音楽鑑賞を可能にします。ノイズを低減する仕様で、クリアな音質と聞き取りやすいサウンドも魅力。IPX6の防水設計で、雨天走行にも対応できます。長時間のソロツーリングを存分に満喫したい方にぴったりな製品です。

安いバイク用インカムのおすすめ｜3人以上用

RUOEVA バイクインカム

コストパフォーマンスに優れたバイク用インカムです。OLEDディスプレイを搭載。バッテリー残量や接続状態がひと目でわかるため、初めての方でも直感的に操作できます。3人まで接続でき、2人同時通話が可能。ツーリング仲間と快適にコミュニケーションを取れます。

1000mAhの大容量バッテリーを内蔵。最大50時間の連続通話と60時間の音楽再生が行えます。IP67の防水設計で、突然の雨でも安心。また、CVC8.0ノイズキャンセリング技術により風切り音などを軽減します。価格を抑えつつも機能性を求めるライダーにおすすめのモデルです。

TNICER バイク用インカム T2

Bluetooth 5.2を搭載した安いバイク用インカムです。最大6人まで同時通話できる仕様。グループツーリングでも快適に会話できます。通信距離は1000mで、走行中でも安定した接続を実現します。

ワンタッチで簡単にペアリングでき、操作性も良好です。900mAhのバッテリーで、最大25時間の連続使用が可能。IP67防水仕様のため雨天でも安心して使えます。また、他社製のインカムとも接続できるのがメリット。すでにインカムを持っている仲間とも気軽に通話できる、おすすめのモデルです。

Vaculim バイクインカム

Bluetooth 5.3を搭載した安いバイク用インカムです。最大10人までの同時通話が可能。高い接続安定性と見やすいLCD画面を備えているのが特徴です。通信距離は最大2000mで、複数人でのツーリングを快適にサポートします。

音楽共有や自動応答、音声アシスタントなど、多彩な機能を有しており、大容量バッテリーで最大28時間連続で通話できる仕様。手袋をしたままでも操作しやすい大きめのボタン設計で、初めてインカムを使用する方にもおすすめです。

安いバイク用インカムのおすすめ｜2台セット

YOME バイクインカム S2 Plus

複数人でのツーリングに適した、2台セットの安いバイク用インカムです。最大10人で同時に通話できるのがポイント。また、障害物のない環境では最大2000mの距離でも快適に会話が可能です。1000mAhの大容量バッテリーを内蔵しており、連続インターコム通話なら最大40時間、音楽再生なら最大50時間も使えます。

直感的に操作できる大型ダイヤル式ボタンを採用。グローブをしたままでも簡単に操作できます。ジェットヘルメットとフルフェイスの両方に対応する2種類のマイクが付属。FMラジオや音楽共有機能も搭載しています。日本語音声案内機能があり、初めての方でも迷わず使えるため、費用を抑えつつもツーリングの楽しさを広げたい方におすすめです。

Amison バイクインカム

コスパに優れた、2台セットの安いバイク用インカムです。最大10人まで同時通話できるグループ機能を搭載。長距離ツーリングでも仲間との会話を楽しめます。1000mAhの大容量バッテリーにより連続28時間の通話が可能。走行中の充電切れを心配せずに済みます。

DSPノイズリダクション技術が風切り音などを効果的にカット。クリアな通話を実現します。FMラジオ機能や音楽共有機能があるのも魅力。また、最大1台の他ブランドのインカムとも接続できます。IP67の防水仕様なので、突然の雨でも安心して使いたい方におすすめです。

Moman バイク用インカム H2 PRO

2人での同時通話に対応した、2台セットの安いバイク用インカム。タンデム走行や仲間とのツーリングで会話を楽しめます。ワイヤレス接続により、ハンズフリー通話や音楽再生はスムーズです。

最長1000mの通信距離を確保できるのもポイント。また、ヘルメットへの取り付けは簡単です。内蔵バッテリーを1度充電するだけで最大20時間動作すると謳っています。

IP65の防塵・防水性能を備えているのもメリット。費用を抑えつつ、インカムを手軽に始めてみたい方におすすめの製品です。