バイクに設置できるナビゲーションシステム「バイク用ナビ」。ツーリングで知らない土地に行くときや、道に迷ってしまったときに便利です。防水性を備えていたり、専用マウントが付属していたりなどバイクに設置しやすいモデルも販売されています。
しかし、バイク専用から車で使えるタイプまでさまざまなモデルがあり、どれを選んだらよいのか迷ってしまう場合も。そこで今回は、おすすめのバイク用ナビをご紹介します。
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バイク用ナビを使用するメリットとは?

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バイク用ナビは、屋外での走行を想定してバイク専用に設計されたアイテムです。防水機能を備えており、悪天候下でも安心して走行できます。さらに、振動に強く、走行中に激しく揺れても壊れにくいのがメリットです。
真夏の暑い時期に使用しても熱暴走を起こしにくく、安定して稼働するのも魅力。スマホのナビとは異なり、ハードな環境でも使用できます。
トンネル内・山奥・高層ビルの影など、電波状況の悪い環境でも安定して位置情報を取得しやすいのもポイント。バイク用ナビは本体のメモリから地図を読み込むため、途切れずに道案内ができます。
バイク用ナビのおすすめメーカー
ガーミン(GARMIN)

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ガーミンはGPSナビゲーションシステムを活用した、スマートウォッチやスポーツ、アウトドア製品を展開しているメーカーです。
バイク専用ナビにおいては、機能性に優れたモデルをラインナップしています。Wi-Fiを内蔵し、ファームウェアを常に新しい状態に保てるのが魅力。パソコンなどに接続して更新する必要がなく、ボタンを押すだけで簡単に更新が完了します。
また、事故の衝撃を検知して登録先へ自動的に通知するなど、安心してバイクツーリングを楽しめる機能を搭載しているのも魅力です。
マックスウィン(Maxwin)

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マックスウィンは、カーパーツやドライブレコーダー、車載モニターなど自動車電装機器を中心に展開している企業です。バイク用として使えるナビも豊富にラインナップしています。
寒さや熱に強いスーパーキャパシタ方式を採用しているのが特徴。電源関係のトラブルを減らし、バッテリーが膨張するような重大な事故を防ぐ効果が期待できます。比較的新しい地図データはもちろん、取り締まり情報やマルチメディア再生対応など機能が充実しているのも魅力です。
バイク用ナビのおすすめ
ガーミン(GARMIN) zumo XT2 010-02781-70
6インチの高輝度ディスプレイを搭載したバイク用ナビ。ランドスケープモードやポートレートモードにすることで、より明るいHD解像度で使用できます。また、グローブを着用したままでも使いやすく、操作性に優れているのが特徴です。
道路地図・地形図・衛星画像の切り替えが可能で、シーンに合わせて適切な地図を表示できます。さらに、世界中の衛星画像を用いたサポートも可能です。一緒に走る友人のトラッキングができるGroup Ride Mobile機能も搭載しています。
Bluetooth接続にも対応しており、スピーカー・マイク内蔵のヘルメットと接続ができるのもポイント。スマホと繋いでターンバイターンの道順を聞いたり、音楽を流したりすることも可能です。
IPX7の防水性能を備えているのも魅力。悪天候時や荒れた地形でも安心して使用できるモノが欲しい方におすすめです。
マックスウィン(Maxwin) バイク用7インチポータブルナビキット
ポータブルナビとバイク用取り付けキットのセット。ナビ本体に加えて、防水ケースホルダー・バイク用取付ステー・ケース落下防止ケーブルなどが付属しています。ケースのフィルム部分はタッチ可能な素材を使用しており、ケースに入れたまま操作が可能です。
昼間でもナビを見やすい高輝度液晶を採用しているのもポイント。液晶輝度が向上されており、日中の屋外でも地図がよく見えます。
地図データは2025年度版を収録。3年間無料で更新できるので、常に新しいデータにしておきたい方におすすめです。
マックスウィン(Maxwin) バイク用5インチポータブルナビキット NV-A011I
バイク用ナビとしても使用できる一体型GPS内蔵のポータブルナビ。画面サイズはコンパクトな5インチで、運転中に視界を妨げずに設置可能です。防水ケースホルダー・バイク用取付ステー・ケース落下防止ケーブルなどがセットになっています。
画面操作をしやすいようにボタンデザインやレイアウトが工夫されているのも魅力。また、右左折時には矢印を大きく表示し、わかりやすく案内します。コンパクト性と操作性を両立したモノが欲しい方におすすめです。
速度取締エリア・Nシステム・オービスの3種類の取締ゾーン情報を取得できるのもポイント。警告表示機能はオン・オフの切り替えが可能で、使用シーンに合わせて使い分けられます。
ケーワイプラザ(KYPLAZA) バイク用ナビ 5.0型
地図データを3年間無料で更新できるバイク用ナビ。るるぶ約200冊に相当するデータを収録しており、旅行に行く際にも活躍します。
ナビゲーション機能が充実しているのも魅力。画面を見なくても音声で道案内してくれるらくらく音声ガイドに加え、オートリルート・トンネルアシスト機能などが付いています。さらに、オービス警告機能が搭載されているのもポイントです。
バイクに接続するためのキットが付属しているのも魅力。工具不要で簡単に取り付けられる専用マウントや充電ケーブル、USBケーブルなどがセットになっています。
Changer バイクナビ MT5
バイク用ナビとしても使用できるスマートモニター。約5.5インチのタッチパネル液晶を搭載しており、グローブを着けた状態でも操作可能です。また、分割画面モードも搭載しているので、同一画面で複数の機能を同時に使えます。
タイヤの空気圧や温度をモニタリングする、タイヤ空気圧監視システムを搭載しているのも特徴。タイヤに異常が発生した際に素早く気づけます。また、リアカメラ付きで後方の状況を確認できるのもメリットです。
本製品はIP67の防塵・防水仕様。ハードな環境でも安心して使用できます。
三金商事(MTK) バイク用ポータブルカーナビ PD-003B-V
2025年度版の地図を搭載したバイク用ナビ。観光・宿泊・温泉情報が入ったるるぶデータも収録しているので、バイクで旅行したい方にもおすすめです。さらに、地図データは3年間無料で更新できます。
画面は5インチのコンパクトサイズで、ハンドル周りをすっきりさせられるのもポイント。TFT液晶を使用したタッチパネル式でボタン表示も分かりやすく、操作が楽にできます。また、Bluetooth連携機能が付いているのもメリットです。
本製品はIPX5の防水仕様。雨などの水滴が付いても壊れにくいので安心です。
ビーライン(BEELINE) Moto II ナビゲーション BLD30
コンパスのような丸い形の小型バイク用ナビ。「シンプル×スマート」をコンセプトに設計されており、高級感のあるデザインが魅力です。カラーはブラック・ガンメタ・シルバーの3種類がラインナップされています。
コンパスライクなナビゲーションモードとマップベースのルートナビゲーションを使い分けられるのも魅力。市街地などの入り込んだ道でも分かりやすく、目的地までの走行ルートや曲がるポイントも把握できます。
ディスプレイには大型の高輝度IPS TFTフルカラー液晶を採用。高い画面解像度と反射低減加工・疎水加工により、走行中の視認性も良好です。さらに、クリック式のRockerTop2ボタンを搭載しており、グローブをしたままでも操作できます。
本製品は専用アプリでスマホと連動させて使用するタイプ。コンパクトサイズのバイク用ナビが欲しい方におすすめです。
ビーライン(BEELINE) ビーライン Moto ナビゲーション BLD20
専用アプリをダウンロードしたスマホとBluetoothで接続して使用するバイク用ナビ。コンパクトに設置できる小型のモノが欲しい方におすすめです。カラーはガンメタ・シルバーの2種類がラインナップされています。
IP67の防塵性・防水性を備えているのもポイント。耐衝撃性にも優れており、エンジンの激しい振動にも耐えられます。さらに、メモリーインピクセル液晶ディスプレイにより、直射日光下での視認性に優れているのも魅力です。
ナビゲーションモードは、ルートモード・コンパスモードの2種類があります。ルートモードは目的地までの道のりを随時ガイドし、コンパスモードは目的地の方向のみを指すのが特徴です。
VANLINKS バイク専用マルチスマートモニター VLBM-02
バイク用ナビに加えて、バイクの運転をサポートするさまざまな機能を備えた製品。Apple CarPlayとAndroid Autoに対応しており、ワイヤレスでスマホ連携が可能です。
ディスプレイには高解像度の6.1インチパネルを採用しています。5mmの狭いベゼルデザインにすることで画面占有率を高め、見やすくしているのも特徴です。また、夜間など暗いシーンでは、夜間モードを使うことで画面の明るさを抑えられます。
ナビだけではなく、タイヤ圧監視システム・安全走行支援システムなどの機能を搭載しているのもポイント。安心してバイクの運転を楽しみたい方におすすめです。
タナックス(TANAX) スマートライドモニター AIO-5 Play SRS-015
ナビ機能を備えたバイク用スマートモニター。ワイヤレスでスマホ連携ができ、画面上でスマホアプリの操作ができます。スマホの地図を使って道案内ができるのが特徴です。
IP68の防塵・防水設計がされているのもポイント。雨や粉塵などがかかっても壊れにくく、安心して使えます。また、インナーフレームには耐久性の高いアルミチタン合金を使用し、放熱・振動吸収設計が施されているのもポイントです。
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バイク用ナビのよくある質問・Q&A
バイク用ナビの取り付けは自分でできる?

バイク用ナビを取り付けるには、モニターを取り付けるステーやホルダー、マウントなどの取り付け具が必要です。セットで販売されているモデルもありますが、付属されていないなら汎用品を購入しなければいけません。ステーやホルダーの取り付け自体は簡単なものの、電源をバッテリーから取る場合は電気の知識が必要です。
バッテリーと本体を直結するのではなく、シガーソケットやUSBの差込口を設けるのが一般的。USB電源を取り付ければ、スマホやバイク用ドライブレコーダーなどにも給電できて便利です。
取り付けを業者に頼んだ場合の工賃はどれくらい?

バイク用ナビの取り付け工賃は業者によって異なりますが、配線の取り回しが少ないため車用ナビよりも安い傾向があります。製品購入時に取り付けを依頼するケースでは、1万円以下が目安です。
ただし、製品をほかで買って持ち込む場合の工賃は割高になるのが一般的。購入と同時に取り付けを依頼するのと比べて、倍以上の工賃になる場合があります。
バイク用ナビの選び方
取り付け方法をチェック

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バイク用ナビを選ぶ際は、好みの位置に設置できるか取り付け方法をチェックしておきましょう。専用ケースやマウントを使ってバイクに取り付けるタイプが一般的。ワンタッチでマウント部品を取り外せるクリップ式やネジ式なら、使用しないときにナビ本体を保管しやすく便利です。
本体を取り外せるタイプは盗難やイタズラの防止にも活躍。また、さまざまな形状のマウントに対応できるモデルなら、自動車や自転車などに設置しやすいのもポイントです。
マウントが付属していないポータブルタイプの場合、タンクバッグやポーチを使用して取り付け可能。マグネットやゴムひもで簡単に設置できるタイプもあります。ナビ対応のタンクバッグやポーチも販売されており、画面サイズやバッグの大きさなどを考慮して選んでみてください。
グローブを着けたまま使えるかチェック

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バイク用ナビを選ぶ際は、グローブを着けたまま使用できるかチェックしましょう。タッチパネル操作ができるバイク用ナビには、感圧式と静電式の2種類があります。感圧式のモノは画面を押す力に反応するため、グローブを着けたままでも使用可能です。
一方、静電式のモノは人の身体から発せられる微量な静電気に反応して画面操作ができます。グローブを着けたままだと画面タッチに反応しないため、操作の際に毎回グローブを外さなければいけません。
静電式のモノを使用する場合、グローブを外すのが面倒な方は静電式対応のグローブかタッチペンを用意するといった方法もあります。購入の際は画面操作の方法も確認しましょう。
画面サイズをチェック

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バイク用ナビの画面サイズは5〜7インチのモノが主流です。画面サイズの小さいモノはコンパクトに設置できるので、ハンドル周りをすっきりさせたい方や視界を妨げたくない方に適しています。
一方、画面サイズの大きいモノは地図表示が見やすく、操作もしやすいのがメリット。取り付けにより多くのスペースが必要ですが、操作性や視認性を重視する方におすすめです。
画面の見やすさをチェック

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バイク用ナビを選ぶ際は、画面の見やすさもチェックしましょう。日差しの強い屋外でも見やすいモノが欲しい方は、サンバイザー付きのモノがおすすめです。製品によっては、眩しい場所と暗い場所両方の視認性に優れた液晶を使用しているモノもあります。
夜間の暗い時間に使用する場合は、夜間モードを備えたモデルがおすすめです。明るさを抑えて画面を見やすくするため、暗くなりがちな場所でも快適に使用できます。
防水機能があるモノを選ぶ

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バイク用ナビは精密機器のため、雨が降ったときなどの防水性も要チェック。防水性を備えていないと、故障の原因になるため注意が必要です。長く使うためにも、防水性を確認しておきましょう。
防水性は、性能レベルを表す保護等級を確認するのがおすすめ。「IPX7」のように表示されており、数値が大きいほど高い防水性が期待できます。なかには、専用ケースで雨の侵入を防ぐモデルも販売されているので確認してみてください。
地図の更新ができるかチェック

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バイク用ナビを選ぶ際には、地図データを更新できるのかを確認しておきましょう。地図が古いままだと新しい道路に対応できないほか、新設の施設などの情報も得られません。更新に対応しているバイク用ナビなら、地図をバージョンアップできるので安心です。
地図の更新には、パソコンからダウンロードしたデータを収録したmicroSDカードを使用するタイプや、Wi-Fiでインターネットと接続して更新するタイプなどが展開されています。モデルやメーカーによって更新の回数やサポート期間、料金などが異なるので購入前に確認しておくのがおすすめです。
Bluetooth連携機能の有無をチェック

バイク用ナビのなかには、Bluetooth連携機能を搭載したモデルがあります。運転中に画面を見るのは危険なため、ナビの案内音声をペアリングさせたスピーカーマイクに飛ばしたい場合に活躍。Bluetooth接続対応のワイヤレスイヤホンとも連携可能です。ただし、走行中のイヤホン使用は都道府県によって規制されている場合もあるため確認しておきましょう。
スピーカーとマイク内蔵のヘルメットを装着するなら、Bluetooth連携機能は必須です。ただし、各自治体の基準や規制をチェックしておくほか、周囲の音を拾える安全な状態で使用しましょう。
また、Wi-Fi機能搭載のモデルならWi-Fiスポットで地図を更新したり、自宅のWi-Fiルーターと接続したりも可能。ナビを常に最新の状態にしたい場合に役立ちます。
バイクに設置してツーリングに役立つバイク用ナビ。バイク専用ではなく車用として使えるタイプの場合、電源をうまく取れるかを確認しておきましょう。なかには、充電して使えるモデルもあります。今回ご紹介したおすすめモデルを参考に、ツーリングに便利な1台を見つけてみてください。