ツーリングの際、荷物を運ぶのに便利な「バイク用シートバッグ」。身体の重心が崩れにくく、安定したバイクの操作が可能です。テールバッグやリアバッグと呼ばれることもあり、多くのメーカーが取り扱っています。
ただし、アイテムによって容量や特徴が異なるため、どのモデルを選べばよいか迷いがちです。そこで今回は、おすすめのバイク用シートバッグをピックアップ。選び方もあわせてご紹介します。
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バイク用シートバッグの選び方
用途にあったサイズと容量をチェック
普段使いなら5L以下

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メインコンパートメントの容量が5L以下のバイク用シートバッグは、通勤や通学をはじめとした普段使いにおすすめ。容量が小さい分、本体サイズもコンパクトなモデルが多く、気軽に持ち運びできて便利です。
なかには、A5サイズのツーリングマップが入れられたり、長財布やモバイルバッテリーを収納できたりと、ポケットが複数搭載されているモデルもあります。一方で、収納できるモノが限られてしまう点には注意が必要です。
日帰りツーリングには5~20L

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日帰りツーリングの場合は、ニーズによって必要なコンパートメントの容量が異なります。スマートフォンや財布、レインコートなど、必要最低限のモノだけを携行する場合は5L前後のモデルがおすすめです。
一方、デジタルカメラをはじめとしたアイテムを持っていく場合や、ツーリングの帰りにお土産を購入する場合は容量が20L前後あると便利。ツーリングのスタイルに合わせて容量を選択しましょう。
デイキャンプや1泊2日のツーリングなら25L以上

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メインコンパートメントの容量が25L以上あるモノは、1泊2日のツーリングに適しています。容量が25Lあれば、着替えや予備の服などが余裕を持って収納可能。レインコートも入れられるので、雨にも対応できます。
また、コンパクトサイズのテントやタープ、食料や調理器具なども入れられるのが特徴。デイキャンプにもおすすめです。帰りにお土産などを買って帰ることもできます。
キャンプや2泊以上のツーリングには40L以上

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メインコンパートメントの容量が40L以上あるバイク用シートバッグは、連泊を伴うツーリングにおすすめです。2泊以上の着替えが余裕を持って収納できるほか、予備の着替えも入れられます。
また、テントやタープ、調理器具のほかに寝袋や寝袋用のマットも入れられるので、宿泊を伴うキャンプにも便利。なかにはトップパネルの上に追加で荷物が載せられるモデルもあります。
容量を変えられるモノもおすすめ

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バイク用シートバッグのなかには、ファスナーを開閉することで容量を自由に変えられるモデルがあります。荷物が少ないときには本体サイズをコンパクトにできるのがポイント。荷物の量に応じて、快適なサイズに調節できます。
また、荷物が多いときには容量が増やせるので、旅行先でお土産を購入する際などにもおすすめ。日帰りのツーリングや泊まりがけのライディングまで、幅広いシチュエーションで活躍します。
固定方法と取り付けやすさをチェック

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バイク用シートバッグを購入する際、固定方法を事前にチェックしましょう。バイク用シートバッグの主な固定方法には、ベルトやゴムコードを用いたモノがあります。また、取り付けやすさもあわせて確認するのがおすすめです。
なお、なかにはタナックスの「Kシステムベルト」やゴールドウインの「Xベルトシステム」など、メーカーが独自に開発した固定方法を用いたモデルもあります。それぞれ着脱のしやすさに工夫が施されているのが特徴です。
持ち運びやすさをチェック

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トイレに立ち寄る際やサービスエリアで休憩する際、シートバッグを取り付けたままバイクを離れてしまうと盗難に遭う危険性があります。そのため、持ち運びやすさもチェックするのがおすすめです。
ボディ上部に持ち手が付いているモデルなら、簡単に持ち運びができます。また、携行用のベルトが付いているモデルは肩にかけて移動できるのがポイント。シートバッグとしてだけでなく、ショルダーバッグとしても活躍します。
防水性能をチェック

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泊まりがけのツーリングを楽しみたい方や、天気の変わりやすい山道を通る機会が多い方は、防水性能の高さをチェック。防水性に優れたモデルは内部まで水が浸透しにくく、収納した荷物が濡れにくいのが魅力です。
また、レインカバーが付属しているモデルを選べば、急な雨に見舞われても対応可能。なお、容量可変式のバイク用シートバッグを選ぶ際には注意しましょう。レインカバーが容量可変式に対応しているかをあわせて確認するのがおすすめです。
デザインも重要

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バイク用シートバッグはモデルによってデザインもさまざま。バイクの塗装に合わせてカラーを選べば統一感を出せるのでおすすめです。なかには、複数のカラーをラインナップしたモデルもあります。
また、使用している素材によっても印象が変わるため、おしゃれなバイク用シートバッグを選びたい方は、革を採用した製品などもチェックしてみてください。
バイク用シートバッグのおすすめ|コンパクト
デイトナ(DAYTONA) ヘンリービギンズ シートバッグ DH-708 95741
コンパクトでスポーティーなバイク用シートバッグ。一体感のある合皮の生地を採用しているため、スポーツバイクのデザインに合わせやすいのが魅力です。
簡単にバイクへ固定できるイージーリングベルトが付属しているのが特徴。中央のリングと独立した4本のベルトで、シートバッグを簡単に固定できます。
容量は4Lで、A5サイズのツーリングマップやスマートフォン、モバイルバッテリーや500mlのペットボトルなどを収納可能。通勤通学など、日常シーンで使いやすいバイク用シートバッグが欲しい方におすすめです。
デイトナ(DAYTONA) ヘンリービギンズ シートバッグ DH-722 97241
使い勝手の良いA4サイズのバイク用シートバッグ。容量可変式で、7~12Lと、荷物の量に合わせてサイズを調節できるのが特徴です。グローブなどを挟めるバンジーコードやカラビナを装着できるパルステープ、A5マップを収納できるインナーポケットを搭載しています。
また、低めの設計になっており、乗り降りの際に足が当たりにくいのもポイント。そのほか、メイン荷室には、南京錠に対応したリングファスナーが付いています。
コンパクトながら高い収納力を備えるバイク用シートバッグが欲しい方におすすめです。
デイトナ(DAYTONA) ヘンリービギンズ ツーリングシートバッグ WR DH-732 98878
防水性能に優れるバイク用シートバッグ。雨の侵入を防ぐ止水ファスナーや水に強いインナーバッグを内蔵する二重構造などを採用しています。
開口部が大きく、モノの出し入れや確認がしやすいのが特徴。また、金属ワイヤーと補強板を搭載しており、荷物が少ないときでも型崩れしにくいのもポイントです。
容量は20L。ちょっとした荷物の整理に役立つサイドポケットも付いています。急な雨にも対応できるバイク用シートバッグを探している方におすすめです。
タナックス(Tanax) MOTOFIZZ スポルトシートバッグ2 MFK-284
サイドフラップ内に取り付けバックルを隠せるバイク用シートバッグ。バイク全体のフォルムを崩しにくいのが魅力です。
長財布が入る背面大型ポケットやグローブやメガネなどを仮置きするのに便利なバンジーコードを搭載しているのが特徴。また、ワイヤーフレームと3面構造体により、荷物が少なくてもバッグの形状を保てます。
容量は9.1L。すっきりと取り付けられるバイク用シートバッグが欲しい方におすすめです。
タナックス(Tanax) MOTOFIZZ シェルシートバッグMT MFK-238
上面には衝撃に強く空力に優れるハードシェル、仮面には柔軟性に優れ荷物が積みやすいソフトな素材を採用したバイク用シートバッグ。容量可変式で、10~14Lの荷物を収納できます。
Kシステムベルトで素早く簡単に装着できるのが特徴。さらに、隙間なく固定できるうえ、シート接地面にはすべりにくいノンスリップ素材を採用しているので、ずれにくいのもポイントです。
また、バッグを外した際の持ち運びに便利なハンドグリップや、盗難対策になるロック機能付きのスライダーを搭載しているのも魅力。そのほか、付属のレインカバーをかければ、雨の日でも安心して使えます。
デグナー(DEGNER) アジャスターシートバッグ NB-119
メインの収納スペースに仕切りが無く、使いやすいバイク用シートバッグ。天面には小物などを分けられるポケットが付いています。容量可変式で、9.5~16Lの荷物を収納可能です。
バッグ背面に収納されているベルトを取り出すことで、リュックとして持ち歩けるのが特徴。また、バッグの側面には、夜間の視認性を高めるリフレクターを搭載しています。シンプルなバイク用シートバッグが欲しい方におすすめです。
ゴールドウイン(GOLDWIN) シートバッグ16 GSM27809
スクエアタイプのバイク用シートバッグ。フラップ開口型の1気室構造です。容量可変式で、A4ファイルなど、約14~16Lの荷物を収納できます。
コンプレッションベルトにより、可変時でも荷物をしっかりホールドし、走行中の揺れを軽減するのが特徴。また、盗難対策として、ファスナーの鍵穴や装着ベルトにワイヤーロックを通せるループを搭載しています。
さらに、容量可変時にも対応する蛍光色のレインカバーや被視認性を高めるリフレクター、バッグを外した際に便利な持ち手が付いているのも魅力。そのほか、Xベルトで簡単に固定できます。普段使いから日帰りのツーリングにも対応できるバイク用シートバッグが欲しい方におすすめです。
ドッペルギャンガー(DOPPELGANGER) ターポリンデイパック DBT420
気密性の高いターポリン素材を採用したバイク用シートバッグ。防水性能が高く、天候が変わりやすいアウトドアシーンで活躍します。
バッグ内部の空気を排出するエアバルブを搭載しているのが特徴。スピーディーにバッグを圧縮できます。また、ロールトップ形状を採用しているため、モノを出し入れしやすいのも魅力です。
さらに、固定用Dカンを合計6か所に配置しているので、バイクのシートにしっかり固定できるのもポイント。そのほか、必要に応じて、ショルダーベルトはバックル操作で簡単に取り外せます。
容量は約20L。バッグの前面には小物の収納に便利なポケットも付いています。さまざまな場面で使いやすいバイク用シートバッグが欲しい方におすすめです。
バイク用シートバッグのおすすめ|大容量
デイトナ(DAYTONA) ヘンリービギンズ ツーリングシートバッグ BASIC DH-718 96720
可変ファスナーで素早く容量を33~42Lまで変えられるバイク用シートバッグ。側面縁の金属ワイヤーにより、バッグの形状がしっかり維持されます。
開口部が大きいうえ、両サイドを開けられるので、モノを出し入れしやすいのが特徴。また、ドリンクホルダーや細かい荷物の整理に役立つサイドポケット、カラビナなどを装着できるパルステープを搭載しているのもポイントです。
さらに、車体から外した際の持ち運びに便利なショルダーベルトが付いているのも魅力。そのほか、シートバッグは付属の固定ベルトを使って、4点支持でしっかり固定できます。拡張性の高いバイク用シートバッグが欲しい方におすすめです。
デイトナ(DAYTONA) ヘンリービギンズ キャンプシートバッグ SYSTEM DH-750 19000
バッグのずれに強いバイク用シートバッグ。ノンスリップシートとスライドストッパーを搭載しており、走行中に起きる前後左右のずれを抑えます。
開口部が広いため、荷物の出し入れや中身の確認をしやすいのが特徴。そのうえ、両サイドが開くので、上部にモノがあっても、下に入れた荷物にアクセスできます。
また、連結ベルトを搭載しており、型崩れしにくいのもポイント。そのほか、サイドを内側に折りたたむことで、使わないときにバッグをコンパクトに保管できるのも魅力です。
容量は65L。キャンプやロングツーリングに使いやすいバイク用シートバッグが欲しい方におすすめです。
タナックス(Tanax) MOTOFIZZ ミドルフィールドシートバッグ MFK-233
乗り降りしやすいローフォルムながら、容量も大きいバイク用シートバッグ。容量可変式で、29~40Lの荷物を収納可能です。インナーホールドベルトを搭載しているため、荷物をしっかりホールドします。
上面に収納袋がついているのが特徴。中身を崩すことなく、ツーリング先などで不意に増えた荷物を積載できます。そのうえ、デジカメなどを収納できる右サイドポケットや小物の整理に便利な左サイドポケット、ドリンクホルダーを搭載しているのも魅力です。
また、バッグの前後にインナーフレームを内蔵しており、型崩れに強いのもポイント。そのほか、両サイドがオープンするので、バッグ上部に荷物があっても必要なモノを出し入れできます。ツーリングに使いやすいバイク用シートバッグが欲しい方におすすめです。
タナックス(Tanax) MOTOFIZZ キャンピングシートバッグ2 MFK-102
大容量のバイク用シートバッグ。容量可変式で、59~75Lの荷物を収納できます。開口部が大きいうえ、両サイドオープンファスナーを搭載しているため、モノの出し入れがしやすいのが特徴。さらに、下部がインナーフレーム構造なので、荷崩れしにくいのも魅力です。
また、ドリンクホルダーやサイドポケット、衣類などの積載に便利なホールディングコードが付いているのもポイント。そのほか、レインカバーが付属しているので、雨の日にも対応できます。長期間のツーリングにも対応できるバイク用シートバッグが欲しい方におすすめです。
ドッペルギャンガー(DOPPELGANGER) ターポリンツーリングドラムバッグ DBT511-BK
ターポリン素材やロールトップ構造を採用し、高い防水性能を備えるバイク用シートバッグ。急な雨でも、レインカバー不要で荷物を守れます。
バイクに装着したまま荷物を出し入れできるのが特徴。また、PEボード骨格を3面に封入することで、型崩れを抑えています。さらに、持ち運びに便利なショルダーストラップが付いているのもポイントです。
容量は30L。雨やタイヤが跳ね上げる泥水にも対応できるバイク用シートバッグが欲しい方におすすめです。
ゴールドウイン(GOLDWIN) GWM X-OVERリアバッグ39 GSM27904
シンプルな1気室構造のバイク用シートバッグ。スタイリッシュなデザインで、3つのカラーバリエーションを展開しています。
上部フラップにファスナー付きポケットを搭載しているのが特徴。頻繁に出し入れする小物を収納するのに便利です。また、メイン気室のフラップ裏にはメッシュポケットも付いています。
さらに、バッグを持ち運ぶ際に便利な持ち手やショルダーベルトを搭載しているのもポイント。そのほか、Xベルトで簡単に固定できるのも魅力です。蛍光色のレインカバーも搭載しています。
容量可変式で、約29~39Lの荷物を収納可能。ヘルメットも入ります。使い勝手のよいバイク用シートバッグが欲しい方におすすめです。
ゴールドウイン(GOLDWIN) ツーリングリアバッグ 78 GSM27000
両サイドが拡張する大容量バイク用シートバッグ。容量可変式で、48~78Lの荷物を収納できます。アルミフレームでボディを補強しているため、荷物を多く収納してもつぶれにくいのが特徴。また、側面に開口部がついており、サイドから荷物にアクセスできるのもポイントです。
さらに、容量可変に対応する蛍光色レインカバーや、持ち運びに便利な持ち手とショルダーベルトも付いているのも魅力。そのほか、使用しないときには折りたたむことで、コンパクトに保管できます。キャンプにも対応できるバイク用シートバッグが欲しい方におすすめです。
バイク用シートバッグがあれば、多くの荷物を携行したりお土産を購入したりと、ツーリングやキャンプをより快適に楽しめます。モデルによってコンパートメントの容量や機能などが異なるので、ニーズや予算に合わせて選ぶのがおすすめです。本記事を参考に、お気に入りのモノを探してみてください。