通勤通学から週末の趣味まで、幅広く使用できるロードバイク。ロードバイクは高価なイメージがありますが、手頃なモデルも登場しており、本格的なサイクリングを身近に楽しめます。しかし、種類が多いため、どれを選ぶべきか悩む方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、安いロードバイクのおすすめをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

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ロードバイクとは?

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ロードバイクとは、舗装された道路を高速で走行するために特化したスポーツ自転車です。軽量なフレームと細いタイヤで構成され、効率よくスピードを出せるのが特徴です。もともとはレース用として開発されましたが、現在では通勤や趣味のサイクリングにも広く使われています。

一般の自転車と大きく異なるのは、空気抵抗を減らすための前傾姿勢をとれるドロップハンドルを採用している点です。また、地面との摩擦を減らす細いタイヤと軽量なフレームにより、少ない力で速く走れます。効率的なペダリングが可能なため、長距離走行にも向いています。

ロードバイクのなかには、ストレートなハンドルが採用され初心者の方にもおすすめのフラットバーロードや、舗装路だけでなく未舗装路も走れるよう設計されたグラベルロードもラインナップ。自分の走りたいシーンに合わせて選んでみてください。

安いロードバイクの相場は?

安いロードバイクの相場は、6~10万円程度が初心者向けのエントリーモデルとなっています。この価格帯では、通勤や短距離サイクリングに十分な性能を持ち、重量も12kg以下ほどの扱いやすいモデルが多く揃っています。5km以上の距離を定期的に走行する方におすすめのモデルです。

10万円前後になると、主要なメーカーが提供する本格的なエントリーモデルが選べるようになります。フレームにはアルミニウム、フォークにはカーボンを使用したモデルも増え、長距離走行でも快適な乗り心地を得られるのが魅力です。性能と価格のバランスがよく、初めてのロードバイクとして検討する価値があります。

予算を6万円以下に抑えたい方は、いわゆる「ルック車」と呼ばれるモデルも選択肢になりますが、長距離走行では物足りなさを感じる可能性があります。初めてのロードバイクは、価格だけでなく用途や使用頻度も考慮して選んでみてください。

安いロードバイクの選び方

車体重量をチェック

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ロードバイクを選ぶとき、車体重量は性能に直結する重要なポイントです。軽量なロードバイクはペダリング効率がよく、加速性やヒルクライム性能に優れています。特に坂道の多いコースを走りたい方には、軽量モデルがおすすめです。

初心者向けの安いロードバイクでは、10~13kg程度の重量が一般的です。アルミフレームを採用した価格帯7~10万円のエントリーモデルであれば、この重量帯で十分な走行性能が得られます。平地中心の走行なら12kg前後、坂道を積極的に攻めたい方は10kg台前半を目安に選んでみてください。

車体重量はフレーム素材と密接に関連しています。エントリーモデルではアルミフレームが主流で、コストパフォーマンスに優れているのが魅力。価格を抑えながらも軽量化を図るには、フレームの形状やコンポーネントにも注目してみてください。

変則段数をチェック

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安いロードバイクを選ぶとき、変速段数は重要なチェックポイントです。変速段数は、フロント(前輪側)のギア枚数とリア(後輪側)のギア枚数を掛け合わせた数値で表されます。一般的なロードバイクでは、フロント2~3枚×リア8~11枚で、合計16~33段の変速機能を備えています。

初心者の方には、フロント2枚×リア8~10枚(計16~20段)の変速機が扱いやすい傾向にあります。この段数があれば平地から緩やかな坂道まで対応できて実用的です。

変速操作に慣れていない方は、無理に高段数モデルを選ぶよりも、操作が直感的で扱いやすい変速機を優先しましょう。また、変速機のグレードは価格に直結するため、予算と相談しながら必要十分な段数のモデルを選んでみてください。

フレームの素材をチェック

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安いロードバイクを選ぶなら、フレーム素材に注目しましょう。安価なモデルでは主にアルミフレームが使われています。アルミフレームは軽量でありながら高剛性を持ち、エントリーモデルに適した特性を持っています。初めてのロードバイク購入を考えている方にもおすすめです。

アルミフレームは加工がしやすく大量生産に向いているため、コストを抑えられるのが魅力。ペダルを踏み込んだ力が無駄なく推進力に変わり、軽快な走りが楽しめます。ただし、路面からの振動が伝わりやすいため、長距離走行では疲れを感じやすい点に注意してみてください。

フレーム素材には他にもカーボン、スチール(クロモリ)、チタンなどがありますが、予算を抑えたい方にはアルミがおすすめです。カーボンは軽量で振動吸収性に優れていますが、価格は大幅に上昇します。購入予算と使用目的に合わせて、適切な素材を選びましょう。

コンポーネントのメーカー・グレードをチェック

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安いロードバイクを選ぶときは、コンポーネントのメーカーとグレードをチェックしましょう。主要メーカーはシマノ、スラム、カンパニョーロの3社があります。日本国内ではシマノが主流で、初心者でも扱いやすく、パーツ交換や修理のしやすさが魅力です。サポート体制も整っているため、初めてのロードバイクならシマノ製がおすすめです。

シマノのグレードは上から「デュラエース」「アルテグラ」「105」「ティアグラ」「ソラ」「クラリス」の順番になっています。初心者の場合、価格を抑えたいならエントリーグレードの「クラリス」か「ソラ」、少し予算に余裕があれば「ティアグラ」がバランスよく、長く使いたい方には「105」がコスパに優れています。

購入時には、完成車に表記されているグレード名が全パーツに適用されているか確認してみてください。「105仕様」と記載があっても、一部のパーツだけが105で、他は下位グレードというケースもあります。特にブレーキやクランクは重要なので、カタログや店頭でしっかりとチェックしてみてください。

安すぎるモノには注意

安すぎるロードバイクには安全面での危険性があります。外見はロードバイクでも、フレームの溶接が雑で強度不足だったり、ブレーキの効きが悪かったりするモノが多く存在します。走行中の事故リスクも高く、初心者の方は特に注意が必要です。

安価なモデルはパーツ交換や修理が困難なケースも多いため、最低でも6〜8万円台のモデルを選びましょう。専用パーツや規格外部品が使われていると、故障時に「嵌め殺し」状態になるケースもあります。メーカーのアフターサポート体制もポイントです。

また、型落ちモデルやセール品を狙うと、安全性を確保しながらもコストを抑えられるので、タイミングをみて購入するのがポイントです。

安いロードバイクのおすすめ

コーダブルーム(KHODAABLOOM) ファーナ クラリス ロードバイク

コーダブルーム(KHODAABLOOM) ファーナ クラリス ロードバイク

SHIMANO CLARISコンポーネントを搭載した安いロードバイク。日本人の体格に合わせたコンパクトなハンドル設計と裾の巻き込みを防止するカバー付きギアクランクにより、初めての方も扱いやすいモデルです。

トリプルバテッド加工が施された軽量アルミフレームと、振動吸収性に優れたフルカーボンフォークを採用。グリップ力と走行性能を両立したタイヤやSHIMANO製ホイールで、スムーズで快適な走行が楽しめます。

適応身長に合わせて430mm・465mm・500mmの3サイズを展開。通勤通学からサイクリング、ツーリングまで幅広く活用でき、本格的なロードバイクを求めるビギナーの方におすすめです。

ジオス(GIOS) FENICE 2023 ロードバイク

ジオス(GIOS) FENICE 2023 ロードバイク

クロモリフレームを採用したしなやかな走り心地が魅力の安いロードバイク。振動をしっかり吸収するフルクロモリスチールフレームとフォークにより、長時間の走行でも疲れにくい快適な乗り心地を実現しています。耐久性にも優れ、毎日の使用にも安心です。

直線的でシャープなルックスも特徴。さらに、操作性とメンテナンス性に優れたシマノ・クラリスコンポーネントを搭載しています。

16段変速により、さまざまな路面状況に対応する走行性能を発揮。450mmからの豊富なサイズ展開で、小柄な方や女性にもフィットします。通勤・通学からのんびり楽しむ週末のサイクリングまで、幅広い用途で活躍するロードバイクをお探しの方におすすめのモデルです。

MARIN グラベルロード NICASIO

MARIN グラベルロード NICASIO

クラシックスタイルと現代的な性能を融合させた安いグラベルロードバイク。衝撃吸収性に優れたダブルバテッド成型のクロモリフレームを採用し、長時間のライドでも疲労を軽減します。クロモリフォークとの組み合わせにより、振動を効果的に抑制し、なめらかな乗り心地を実現しています。

標準装備の700cホイールに加え、650Bホイールにも対応し、最大47cまでのワイドタイヤが装着可能。この余裕あるタイヤクリアランスにより、舗装路からダートトレイル、砂利道まで多彩な路面で安定した走行性能を発揮します。また、適切なギア構成で急な坂道も楽に上れます。

ロードバイク、通勤通学用、ツーリング、グラベルライドと幅広い用途に活用できる汎用性の高さが魅力。初めてのスポーツバイクとしても、オールラウンドな一台を求めるベテランライダーにもおすすめのモデルです。街乗りから冒険的なライドまで、さまざまなシーンで楽しみたい方にぴったりです。

ラレー(RALEIGH) フラットバーロード Radford Classic

ラレー(RALEIGH) フラットバーロード Radford Classic

クラシックなデザインと走りやすさを兼ね備えた安いフラットバーロードバイク。細身のクロモリフレームと美しいオールメッキのフォークが組み合わさり、通勤通学からサイクリングまで幅広いシーンで活躍します。クラシカルな外観ながらロードバイク寄りの設計によってスポーティな走行性能も兼ね備えています。

高品質なシマノCLARIS 2×8速の変速機がスムーズな変速操作を実現し、さまざまな路面状況に対応します。また、700×25Cの細いタイヤが装着されており、ロードバイクに近い軽快な走りを楽しめるのも魅力です。

リアセンター415mmというロードバイク寄りのジオメトリーにより、振動吸収性と加速性能のバランスが絶妙です。クラシックなデザインを好みながらも軽快な走りを求める方や、初めてのスポーツバイクとして長く使いたい方におすすめのモデルです。

NESTO ロードバイク ALTERNA

NESTO ロードバイク ALTERNA

軽量で高剛性のアルミフレームを採用した安いディスクロードバイク。振動吸収性や路面追従性が良好ながらも、高級感あふれるルックスが特徴です。

エントリー〜ミドルクラスに位置づけられる価格帯ながら、高い走行性能と耐久性を両立。アルミフレームの軽さと扱いやすさで、初めてロードバイクに挑戦する方から日常的にスポーツバイクを楽しみたい方まで幅広くおすすめのモデルです。

NESTO フラットバーロード ALTERNA FLAT

NESTO フラットバーロード ALTERNA FLAT

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ロードバイクの走行性能とクロスバイクの扱いやすさを両立した安いフラットバーロード。ロードバイクと共通設計のフレームにフラットハンドルを組み合わせ、スピーディーな走りと直感的な操作性を実現しています。街乗りでも安心して楽しめるよう設計された一台です。

約9.5kgの軽量ボディは、優れた加速性能と俊敏なコーナリングを可能にします。28Cタイヤが路面からの衝撃を和らげつつスピードを維持し、2×8段変速のシマノクラリスコンポーネントがスムーズなギアチェンジをサポート。初心者にも扱いやすい仕様となっています。

スタンドやベル、後方反射板など街乗りに必要なアイテムも標準装備。ロードバイクの速さと機動性を活かしながら、日常使いの利便性も両立した設計です。通勤や通学など、軽快に移動したい方におすすめのフラットバーロードバイクです。

NESTO グラベルロード ミクスチャー

NESTO グラベルロード ミクスチャー

オンロードからオフロードまで幅広い路面に対応する安いグラベルロードバイク。アルミニウム製のフレームを採用し、軽量性と耐久性を兼ね備えています。

チェーンステーに搭載されたFLEXOR振動吸収機構により、荒れた路面での衝撃を軽減し快適な乗り心地を実現。SHIMANO CLARISコンポーネントを採用しており、安定した変速性能と操作性を提供します。

フラットマウントディスクブレーキと12mmスルーアクスルという現代的な規格を採用しており、カスタムのベース車としても優れています。豊富なボトルケージマウントとダボ穴により積載能力も高く、長距離ライドを楽しみたい方におすすめのモデルです。

ライトウェイ(RITEWAY) グラベルロード ソノマアドベンチャー 650B

ライトウェイ(RITEWAY) グラベルロード ソノマアドベンチャー 650B

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さまざまな路面を軽快に走行できる安いグラベルロードバイク。2段で絞り加工されたダブルバテッドクロモリフレームを採用し、軽量でしなやかな乗り心地と高い反応性を実現しています。街乗りからグラベル、キャンプツーリングまでさまざまなシーンで活躍する汎用性の高い一台です。

センターロックタイプのディスクブレーキが安定した制動力を発揮し、あらゆる路面状況でも安心して走行できます。さらに、シマノのクラリスコンポーネントを統一採用することで、切れのよい変速レスポンスを実現しました。

RITEWAY独自の3層構造マシュマロサドルを搭載し、長時間のライドでも快適な乗り心地を提供します。リム内部が二重構造のホイールは軽さと強度を両立し、高い耐久性を備えています。街乗りからアドベンチャーライドまで幅広く楽しみたい方におすすめのモデルです。

FUJI JARI 1.7 グラベルロードバイク JARI 1.7 サイズ52cm SABI

FUJI JARI 1.7 グラベルロードバイク JARI 1.7 サイズ52cm SABI

舗装路から未舗装路まで快適に走行できる安いグラベルロードバイク。振動吸収性に優れた6061番アルミと強靭な6066番アルミを組み合わせたミックスフレームで、快適性と剛性をバランス良く両立しています。低いBBハイトとロングホイールベース設計により、高速での安定した走行を実現しました。

幅広のハンドルバーは25°のアウトスウィープで未舗装路でのコントロール性を高め、フラットマウント対応のディスクブレーキが確実な制動力を提供します。シマノ・ティアグラ2×10スピード仕様で、幅広い路面状況に対応できる柔軟なギア比を確保しています。

フレームにはマルチマウントボトルシステムを採用し、BENTO BOXも標準装備されているため、長距離ライドでも荷物の携行が容易です。高い直進安定性と速度維持性能を備え、ツーリングやアドベンチャーライドを楽しみたい方におすすめのマルチパーパスバイクです。

FUJI グラベルロード FEATHER CX+

FUJI グラベルロード FEATHER CX+

舗装路から未舗装路まで幅広いシーンで活躍するクロモリフレームの安いグラベルロードバイク。バテッド加工を施したクロモリパイプが、しなやかさと剛性のバランスに優れた乗り心地を実現します。ロングツーリングからタウンユースまで汎用性が高く、幅広いシチュエーションで活用できます。

雨天や悪路でも安定した制動力を発揮するディスクブレーキを採用し、安全性を確保。35Cのブロックタイヤが標準装備され、荒れた路面でもスムーズな走行を可能にします。さらに、シマノCLARISコンポーネントによる信頼性の高い変速システムで多様な地形に対応します。

前後にキャリア取り付け用マウントを備え、バイクパッキングなどの拡張性も魅力です。グラベルロードの走破性とツーリングの快適さを両立させたいライダーにおすすめの一台です。