スポーツバイクを製造するメーカーとして高い人気を集める「ビアンキ」。街乗りに適したロードバイクだけでなく、レース向けの高性能な製品も数多く展開しています。

しかし、採用しているコンポーネントやフレームのデザインは製品ごとに異なり、購入する際にはどれを選んでよいか迷ってしまいがち。そこで今回は、ビアンキのおすすめロードバイクをご紹介します。選び方のコツも解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

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ビアンキのロードバイクの魅力

By: ysroad.co.jp

120年以上にわたって自転車を作り続けているビアンキのロードバイクは、さわやかな青緑色の「チェレステカラー」を採用した製品が人気。一目でビアンキのロードバイクと判別しやすい色合いなので、走行性能はもちろんデザイン性にこだわりたい場合にもおすすめです。

また、街乗りに適したモデルからレース向けのモデルまで、多彩なラインナップが展開されているのも魅力。初心者から上級者まで幅広い層から支持を得ています。

カテゴリごとの特徴をチェック

RACING(レーシング)

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RACINGのカテゴリに属するロードバイクは、名称通りレース向けに設計されているのが特徴。ヒルクライムに特化した「SPECIALISSIMA」やエアロ性能が高く平坦路の走行に適した「OLTRE」、初心者がレースに参加する場合におすすめの「ARIA」、オールラウンドに使用できる「SPRINT」などのロードバイクがRACINGのカテゴリに分離されています。

ENDURANCE RACING(エンデュランスレーシング)

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「ENDURANCE RACING」のカテゴリに分類されるビアンキのロードバイクは、長距離をより速く快適に走行する設計を採用しているのが特徴。RACINGカテゴリの製品に比べると乗車姿勢がやや起き上がるようにデザインされており、比較的ラクな姿勢で乗れるのがメリットです。

ENDURANCE RACINGには、「VIA NIRONE 7」や「INFINITO」などのロードバイクが属しています。街乗りで利用する場合やロードバイク初心者の方にはVIA NIRONE 7、長距離を高速で走行したい場合にはINFINITOがおすすめです。

ALL ROAD(オールロード)

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「ALL ROAD」のカテゴリに属するビアンキのロードバイクは、悪路を含めたさまざまな路面状況に対応する設計を採用しているのが特徴です。泥除けやキャリアなどの取り付けに対応したモデルが展開されているのがメリット。ツーリングを楽しみたい場合にもおすすめです。

また、デザインはロードバイクベースながら、比較的太めのタイヤを備えているのがポイントです。初めてロードバイクに乗る場合には「IMPULSO」、より本格的なオフロードの走行を視野に入れたい場合には「ARCADEX」などのロードバイクをチェックしてみてください。

CYCROCROSS(シクロクロス)

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「CYCROCROSS」のカテゴリに入るビアンキのロードバイクは、オフロードの自転車競技として知られるシクロクロス向けの設計を採用しているのが特徴です。少し太めのタイヤを備えているのが魅力。安定して速く走りやすいのがポイントです。

CYCROCROSSのカテゴリに属する「ZOLDER PRO」は、幅広のタイヤの取り付けに対応できるタイヤクリアランスを採用しているのがポイント。泥詰まりによる抵抗を抑え、タイムロスを抑えて走行できる性能を備えています。

ビアンキのロードバイクのおすすめ|初心者向け

ビアンキ(Bianchi) VIA NIRONE 7 DISC SHIMANO SORA 9SP YTBJK

ビアンキ(Bianchi) VIA NIRONE 7 DISC SHIMANO SORA 9SP YTBJK

ビアンキが製造するエントリーモデルのロードバイク「VIA NIRONE 7」に制動性に優れたディスクブレーキを搭載した製品です。コンポーネントには、シマノのSORAを採用。街乗りや休日のサイクリングを楽しみたい場合には十分なスペックを備えています。

加えて、ヘッドチューブにアップライト設計を採用しているのもメリット。上体を起こした比較的ラクな姿勢で乗車できるので、初めて乗るロードバイクとしてもおすすめです。

タイヤサイズは700×32c。太めのタイヤで安定した走行性能が期待できます。フレームのサイズは47・50・53・55・57などが展開されています。

ビアンキ(Bianchi) IMPULSO ALLROAD SHIMANO GRX 600 11SP YRBJB

ビアンキ(Bianchi) IMPULSO ALLROAD SHIMANO GRX 600 11SP YRBJB

軽量なアルミフレームを採用しているALL ROADカテゴリに属するビアンキのロードバイク。シマノのグラベルロード用コンポーネントのGRXを搭載しているのが特徴です。

タイヤサイズは700×40c。太めのタイヤが採用されているだけでなくフレア形状のハンドルも備えており、悪路を安定して走行したい場合にも適しています。

また、泥除けやキャリアの取り付けに対応しているのもポイント。キャンプなどのアウトドアシーンで、泥や水のはねを予防したい場合や荷物を積んで走りたい場合にもおすすめです。

ビアンキ(Bianchi) SPRINT ICR SHIMANO 105 12S YTBR5

ビアンキ(Bianchi) SPRINT ICR SHIMANO 105 12S YTBR5

カーボン素材を採用したフレームが特徴のロードバイク。軽量なカーボンフレームは剛性も高く、パワーをロスなく伝達したい場合にも適しています。1台目からカーボン製のロードバイクに乗りたい初心者の方にもおすすめの製品です。

また、内蔵ケーブルルーティングシステムが採用されているのも長所。走行時の空気抵抗を抑えるだけでなく、ヘッド周りがすっきりとして美しい外観も実現しています。

コンポーネントにはシマノの105を採用。12速でのギアチェンジが可能です。カラーバリエーションは、2種類が展開されています。

ビアンキ(Bianchi) INFINITO XE DISC SHIMANO 105 12SP YRB2J

ビアンキ(Bianchi) INFINITO XE DISC SHIMANO 105 12SP YRB2J

ビアンキのENDURANCE RACINGカテゴリのロードバイクです。同カテゴリの「INFINITO CV」からコンセプトを継承しつつ、コストパフォーマンスを重視して設計されているのが特徴。振動を除去するカウンターヴェイルを廃してコスパを高めているのが魅力です。

また、ステーやフォークの設計もINFINITO CVから変更されており、安定性をしっかりと確保しているのもメリット。初心者でも比較的乗りやすいロードバイクです。コンポーネントにはシマノの105を採用。サイズは5種類、カラーラインナップは2種類展開されています。

ビアンキ(Bianchi) OLTRE RACE SHIMANO 105 12S YTB8D

ビアンキ(Bianchi) OLTRE RACE SHIMANO 105 12S YTB8D

ワイヤーフル内装に対応しているビアンキのロードバイクです。ケーブルがフレーム内を通る構造により、すっきりとした外観を実現しているのがポイント。デザイン性にこだわりたい場合にもおすすめです。

コンポーネントにはシマノの105を採用。OLTREシリーズのなかでは価格が抑えめに設計されており、日常のサイクリングからレースまで幅広いシーンで利用できます。

ビアンキ(Bianchi) VIA NIRONE 7 SHIMANO SORA 9SP YTBJJ

ビアンキ(Bianchi) VIA NIRONE 7 SHIMANO SORA 9SP YTBJJ

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初心者の方にもおすすめのビアンキが製造するロードバイクです。シティサイクルからロードバイクに移行する場合には、乗りこなすスキルを身につけることも大切。本製品はクセの少ないロードバイクなので、進む・曲がる・止まるなど基本的で正しいバイクコントロールを覚えたい場合にも適しています。

また、適度な剛性を備えており、リズミカルにペダリングできるのもポイント。コーナーを曲がる際の挙動も安定しています。さらに、ヘッドチューブが長めに設計されている点もメリット。ハンドル位置が比較的高いため、上半身を支えている体幹への負担を抑えられます。

ビアンキ(Bianchi) ARIA DISC CHORUS IS Summertime Dream YSB3DI44PX

ビアンキ(Bianchi) ARIA DISC CHORUS IS Summertime Dream YSB3DI44PX

空力性能に優れたエアロレーシングシェイプを採用したビアンキのロードバイクです。空気抵抗を抑えて高速で走行できるだけでなく、インパクトのある外観を有しているのが特徴。見た目にこだわりたい場合にもおすすめです。

コンポーネントには、カンパニョーロのCHORUS 12Sを採用。振動を除去するカウンターヴェイルの非採用により、価格を抑えている点もメリットです。

ビアンキのロードバイクのおすすめ|中・上級者向け

ビアンキ(Bianchi) OLTRE XR3 CV DISC SHIMANO ULTEGRA Di2

ビアンキ(Bianchi) OLTRE XR3 CV DISC SHIMANO ULTEGRA Di2

ビアンキが製造するピュアレーシングモデルにあたるロードバイク。プロが使用する「OLTRE XR4」のベースモデルでもあり、振動を除去するカウンターヴェイルもしっかりと搭載されています。

また、ブレーキにはディスクモデルを採用し、高い制動性を期待することが可能。コンポーネントはシマノのULTEGRAを搭載しており、優れた走行性能を備えている点もおすすめです。

ビアンキ(Bianchi) SPECIALISSIMA PRO SHIMANO ULTEGRA Di2 12SP YTB45

ビアンキ(Bianchi) SPECIALISSIMA PRO SHIMANO ULTEGRA Di2 12SP YTB45

スピードにこだわりたい上級者のライダー向けに設計されているビアンキのロードバイクです。ビアンキのレーシング部門「レパルトコルサ」によって開発された製品。フレームサイズが55の完成車でも重量が6.6kgと軽く、高い登坂性能を備えているのが魅力です。

加えて、エアロダイナミクスに優れたチューブ形状を採用しているのもメリット。上り坂だけでなく、下りや平坦な道も快適に走行できます。

コンポーネントにはシマノのULTEGRAを採用。本格的なレースに参加する場合にもおすすめです。

ビアンキ(Bianchi) INFINITO CV DISC SHIMANO 105 12SP YRB1J

ビアンキ(Bianchi) INFINITO CV DISC SHIMANO 105 12SP YRB1J

エアロ&コンフォタブルをコンセプトに設計されているビアンキのロードバイク。イタリア語で「長い距離を移動する」を意味する「グランフォンド」というロングライドの自転車イベントにも対応できる製品です。

また、カウンターヴェイルを搭載しているのも特徴。フレームやフォークの剛性を向上させつつ、しっかりと振動を除去できるのがメリットです。長距離走行時にかかる負荷を軽減したい場合にも適しています。

加えて、32mm幅に対応できるタイヤクリアランスが採用されているのもポイント。走行する路面の状況に合わせてタイヤを選択したい場合にもおすすめです。

ビアンキ(Bianchi) ZOLDER PRO SHIMANO GRX 600 11SP YRBJX

ビアンキ(Bianchi) ZOLDER PRO SHIMANO GRX 600 11SP YRBJX

シクロクロス大会での優勝経験者も愛用していたビアンキのロードバイク。完成度の高いフルカーボンのフレームを採用しているのが特徴です。

コンポーネントには、スペックが高いシマノのGRX600を採用しています。油圧式のディスクブレーキを備えているのがポイント。走る際にしっかりとバイクを制御できる点もおすすめです。

ビアンキ(Bianchi) ARCADEX GRX810 DI2 YRBX6WMDGX

ビアンキ(Bianchi) ARCADEX GRX810 DI2 YRBX6WMDGX

55サイズのフレームで重量1100gを実現しているフルカーボンのロードバイク。オフロード向けのバイクとしては比較的軽量な設計が採用されており、高い走破性を期待できます。

また、最大で700×42cと太いタイヤに対応できるのもおすすめのポイント。タイヤクリアランスが広く、カスタマイズしやすい点もメリットです。

加えて、ヘッドチューブが長めに設計されているのも長所。ENDURANCE RACINGカテゴリのロードバイクに近いデザインなので、上体を起こしたラクな姿勢で乗車できます。