ロードバイクの走行性能や乗り心地を左右するタイヤチューブ。パンクしにくいモノや軽量性、転がり抵抗のよさなど重視したいポイントもさまざまです。製品によって素材やバルブの種類などが異なるので、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ロードバイク用タイヤチューブのおすすめをご紹介します。選び方のポイントも併せて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

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• 目次
• ロードバイク用のタイヤチューブの特徴
• ロードバイク用タイヤチューブの選び方
• ロードバイク用タイヤチューブのおすすめ｜ブチル
• ロードバイク用タイヤチューブのおすすめ｜ラテックス
• ロードバイク用タイヤチューブのおすすめ｜TPU

ロードバイク用のタイヤチューブの特徴

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ロードバイク用タイヤチューブは、比較的薄く軽量なのが特徴です。多くの製品が、仏式バルブ（フレンチバルブ）と呼ばれる細いバルブを使用。高圧の空気を入れやすく、高速走行に適した設計が採用されています。

素材は主に、ブチル・ラテックス・TPUの3種類。素材によって空気の保持力や乗り心地、耐久性、価格に違いがあります。自身のライドスタイルや予算にあわせて選ぶことが大切です。

また、高速走行や長距離走行を前提として設計されているのも魅力。ロードバイクの性能を引き出すための仕様になっているのがポイントです。

ロードバイク用タイヤチューブの選び方

タイヤの大きさ・幅に適したサイズを選ぶ

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ロードバイク用タイヤチューブを選ぶ際は、タイヤの大きさと幅に適合するサイズを選びましょう。ロードバイクのタイヤサイズは主に700Cなどがあり、タイヤ幅も23Cや25Cなどさまざまです。自身のタイヤ表記を確認することが重要です。

チューブのパッケージには「700x25C」のように対応サイズが記載されています。前の数字がホイール径、後の数字がタイヤ幅を示しています。「700×18-28C」のように幅に範囲がある製品は、数値の範囲内のタイヤに使用可能です。

タイヤとチューブのサイズがあっていないと空気が入れにくいだけでなく、パンクのリスクも高まります。走行中のトラブルを避けるためにも、タイヤ側面の表記をしっかり確認し、適合するチューブを選んでみてください。

性能や予算から素材を選ぶ

ブチル

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比較的安価ながら、空気の抜けにくさと耐久性の高さが魅力のブチル。日常的なトレーニングやロングライドなど、幅広いシーンで重宝する製品です。

重量はほかの素材と比較するとやや重めですが、その分、耐パンク性能に優れている傾向があります。初めてロードバイクに乗る方やコストを抑えつつ信頼性を求める方には、ブチル製のチューブがおすすめ。スペアとしてひとつ持っておくと安心です。

ラテックス

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ラテックスチューブは、ブチルに比べて軽量でしなやかな点が特徴。路面からの細かな振動を吸収しやすく、なめらかで快適な乗り心地が魅力です。転がり抵抗も少ないため、走行性能の向上を期待する方に適しています。

一方で、ラテックスは空気の抜けが早いといわれている素材。走行前にはこまめな空気圧チェックをしっかりと行いましょう。価格はやや高価な傾向。レースやヒルクライムなど、軽さと走行性能を重視する方にぴったりの素材です。

TPU

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軽量で薄くたためて、携帯性に優れているTPU。かさばらずにコンパクトにできるので、スペアチューブとして持ち運ぶのに適しています。また、耐パンク性能が高いのもメリットです。

ただし、熱に弱く、経年劣化が比較的早い点には留意しておきましょう。価格は比較的高価な傾向がありますが、ヒルクライムロードバイクの軽量化を重視したい方にぴったりの素材です。

バルブのタイプ・長さをチェック

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ロードバイク用チューブは、主に仏式バルブが採用されています。細長い形状で軽量なため、高圧の空気を入れやすいのがメリット。空気圧の微調整がしやすいのも魅力です。

バルブの長さもチェックしておきたい重要なポイントです。ホイールのリムの高さにあわせて適切な長さを選びましょう。リムから10〜20mm程度バルブが出る長さが目安で、一般的には42mm・60mm・80mmなどの製品が展開されています。

速さを重視するなら重量にも注目

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ロードバイクの速さを追求したい方は、タイヤチューブの重量にも注目しましょう。ホイール周りの部品は回転するため、わずかな軽量化でも走行感の向上に繋がります。特に漕ぎ出しや登坂での軽快さに影響を与えるポイントです。

一般的なブチルチューブが100〜120g程度であるのに対し、軽量タイプは60〜80g、TPU素材は40g程度の製品も展開されています。前後輪のチューブを交換することで、数十グラム単位での軽量化も可能です。

ただし、軽量なチューブは価格が高くなる傾向があり、薄く作られているためパンクリスクが高まる可能性も。走行性能の向上と予算や耐久性とのバランスを考慮して、自身の目的にあったアイテムを選んでみてください。

ロードバイク用タイヤチューブのおすすめ｜ブチル

パナレーサー サイクルチューブ 700 仏式バルブ

700サイズに対応したパナレーサー製の自転車チューブ。日本製の高品質な素材を使用しており、耐久性と信頼性を兼ね備えているのが魅力です。

仏式バルブを採用しており、適合サイズは700×18～23C。ロード・マウンテンバイク・トライアスロンバイクなどの、レース用自転車に多く使用されています。空気圧の微調整も簡単なのもメリット。高圧使用に適した製品です。

パナレーサー スーパーチューブ 700 仏式バルブ

自転車チューブの耐久性を高めた肉厚構造モデル。高品質なゴム素材を採用し、厚みを持たせることでパンクに強い特性を実現しています。国内生産による安定した品質が長く安心して使用できるのが魅力です。

700×28-32Cのサイズに対応し、仏式バルブを採用した使いやすい設計。約160gの適度な重量バランスで走行性能を損ないにくいのがポイントです。普段使いしやすく、可能な限りパンクを避けたい方に適しています。

パナレーサー R’AIR軽量チューブ 700 仏式バルブ

新開発素材を使用した超軽量自転車チューブ。わずか65gの軽量設計ながら、高強度ブチルゴム「Air Flex Lite Butyl」を採用し、伸縮性を実現しています。優れた振動吸収性と路面追従性により、ライディング時のストレスを軽減するのが特徴です。

軽量化と耐久性を両立させた設計で、パンクへの耐性も確保。700×18-23Cのタイヤに対応し、34mm・48mm・60mmのバルブ長からニーズにあわせて選べるため、スポーツサイクルの性能向上を求めるサイクリストにおすすめです。

コンチネンタル チューブ Race28 Wide 700×25-32c

高品質なブチル素材を採用し、幅広いタイヤサイズに対応する汎用性と優れた耐久性を両立したワイドタイプモデル。バルブコア取り外し可能な仕様で、メンテナンス性にも配慮された設計です。

700×25-32Cのサイズ範囲に適合し、重さは約125g。幅広いタイヤサイズに対応できるため、予備チューブとして持っておくと安心です。長距離ライドや日常使いなど、さまざまな場面で快適な走行を求める方にぴったりです。

・1個

・2個

ハッチンソン(Hutchinson) チューブ700ｘ20-25

130年以上の歴史を持つハッチンソン製のチューブ。0.9mmの肉厚設計で耐久性に優れています。長距離走行でもパンクのリスクを軽減できる、バランスの取れたつくりが魅力です。

仏式バルブ採用で空気圧調整が容易なうえ、700×20-25サイズのタイヤに対応。マウンテンバイクやシティ・トレッキングなど、幅広いシーンでサイクリングをする方におすすめの製品です。

SCHWALBE ミディアムロングバルブ 20SV-ML

自転車チューブの性能を追求した仏式バルブモデル。高品質なブチルゴム素材を採用し、優れた気密性と耐久性を実現しています。伸縮性に優れた素材で、幅広いタイヤサイズに適合する利便性の高い設計です。

700×18-25Cのタイヤサイズ対応で、バルブコアが取り外し可能。約65gの軽量設計ながら、シーラントやパンク防止剤の注入も簡単なのもメリットです。トラブルなく快適な走行を楽しみたい方に適しています。
・1個

・2個

ロードバイク用タイヤチューブのおすすめ｜ラテックス

Vittoria Latex ラテックス チューブ　RVC 700c

軽量で繊細なつくりのラテックスチューブ。プレミアムなラテックス素材を採用しており、タイヤとの摩擦抵抗が少なく優れた転がり性能を発揮するのが特徴です。路面からの抵抗も軽減できるため、走行効率が向上します。

また、高いパフォーマンスを追求したレース仕様の設計で、スピードを重視するサイクリストに適しています。バルブには信頼性の高いRVCタイプを採用し、空気圧の安定性も確保。本格的なレースからタイムを縮めたいトレーニングまで、高い走行性能を求める方におすすめです。
・1個

・2個

ソーヨータイヤ(SOYO TYRE) ラテックスチューブ

自転車チューブの走行性能を追求した高機能モデル。天然ラテックス素材を採用し、優れた耐パンク性と高い反発弾性を両立しています。伸縮性に優れており、しなやかな乗り心地を実現する特殊構造です。

バルブ長42mmの仏式バルブを採用し、バルブコアが取り外し可能。約48gの軽量ボディなので、スピードと快適性を重視するロードバイクやレース志向のサイクリストに適した製品です。

ミシュラン Michelin ラテックスチューブ 700C

高性能なラテックス製インナーチューブ。耐パンク性能を備えており、重さも約79gと軽量です。路面からの振動も効率よく吸収します。ミシュランならではの高度な素材技術により、高い耐久性と優れた走行感を両立しているのが魅力です。

700×22/23Cサイズの仏式バルブ仕様で、ロードバイクやレース向け自転車にもぴったり。レースからロングライドまで、パフォーマンスを重視する方におすすめの高品質チューブです。

ロードバイク用タイヤチューブのおすすめ｜TPU

パナレーサー(Panaracer) パープルライト TPUチューブ 700×23~32C/32~47C 仏式 65/85㎜ 金属製バルブ 超軽量

しなやかな弾力性と強さを兼ね備えたアイテムです。ウレタン樹脂を採用することで軽量性に優れているのが魅力。700×23～32Cサイズで、重さはわずか36gです。コンパクトに折りたためるため携行性も高く、長距離ライドでのスペアチューブとしても重宝します。

バルブ先端部が金属製になっているので、電動ポンプにも対応可能。リムナットやベーススペーサーが付属しており、ポンプの口金を確実にセットできるよう配慮されています。

マージーン(Magene) EXAR TPUチューブ 700C

TPU素材を採用し、わずか36gの超軽量設計のロードバイク用タイヤチューブ。体積は小さめで、携帯性にも優れています。

転がり抵抗も低減され、ラテックスチューブに近い走行感覚を実現。耐パンク性能備えており、リムブレーキにも対応する240℃までの耐熱性を備えています。より軽快で安全なライドを求めるロードバイクやレース志向のサイクリストにおすすめです。

・1個

・2個

CYCLAMI 超軽量ロードバイクTPUインナーチューブ

優れた耐久性と軽量性を実現した自転車用インナーチューブ。特殊なTPU素材を採用し、約30gと軽量ながら優れた耐パンク性能を備えています。薄く作られた素材は転がり抵抗を減少させ、自転車のパフォーマンスを引き出す設計です。

コンパクトに折りたためて、携帯性に優れているのもメリット。バルブはしっかりとしたつくりで、空気の保持力も高く安定した走行をサポートします。効率的な走りを追求するサイクリストや、バイクの軽量化にこだわる方におすすめです。

ギアトル インナーチューブ TPU レゲーラ 超軽い 700 x 18-32C

自転車の走行性能を高めてくれるインナーチューブです。TPU素材を採用しており、重さはわずか約38g。折れにくく耐久性にも優れたアルミ合金バルブを使用し、安全性と機能性を両立しています。

さらに、700×18-32Cの幅広いタイヤサイズに対応。タルク粉不使用なので手や周囲を汚さず快適に取り付けられます。コンパクトに収納できて携帯性にも優れているので、軽量化とレスポンス向上を求めるロードバイクユーザーにぴったりです。

Thinvik TPU インナーチューブ ロードバイク MTB グラベルバイク 700C

自転車の性能を向上させる、TPU製のインナーチューブです。コンパクトに折りたたみ可能。ライド中にポケットやバッグに収納できる、優れた携帯性も魅力です。

さらに、優れた耐パンク性能を備えており、サイクリング中のトラブルも軽減。18-32C、33-50cなどさまざまなタイヤサイズに対応しています。ロードバイクやグラベルバイクなど幅広い自転車で使用可能です。

RideNow TPUインナーチューブ 700C

特殊なTPU素材を採用し、約36gという軽さを実現したモデル。ホイール周りの重量を減らして、走行時の負担を軽減できるのがメリットです。

また、耐摩耗性と耐久性に優れており、油や水に強い設計を採用しているのもポイント。転がり抵抗を低減することで高いパフォーマンスが発揮できます。

さらに、18〜32cまでのさまざまなタイヤサイズに対応。ライド中の疲労感を減らしたい方におすすめです。