ロードバイクが倒れないように立てて固定するための「ロードバイク用スタンド」。ロードバイクには標準でスタンドが搭載されていないため、屋外での駐輪時や室内での保管時にあると便利なアイテムです。縦置きタイプ・折りたたみタイプ・壁掛けタイプなど豊富な種類が展開されています。
今回は、おすすめのロードバイク用スタンドをご紹介。選ぶ際にチェックするポイントも併せて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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ロードバイク用スタンドがあると便利なシーンとは?
自宅での保管時
ロードバイクを自宅で保管する場合は、ロードバイク用スタンドがあると便利です。スタンドがないと、壁などに立て掛ける必要があります。安定感がなく倒れる可能性があるため、スタンドを使用することで安心して保管できるのがメリットです。
縦置きタイプや壁掛けタイプのスタンドを使用すれば、ロードバイクを置くスペースを抑えられます。しかし、収納場所に限りがある場合、スタンドの大きさや形状によっては保管が難しい可能性も。事前に設置スペースを確認して、自分に合ったモノを選びましょう。
撮影時
ロードバイクの写真を撮影するなら、ロードバイク用スタンドがあると便利なのでおすすめ。スタンドを使用することで、安定した状態でロードバイクを自立させられるのがメリットです。
壁に立てかける必要がないため、さまざまなアングルで撮ることができ、撮影の幅が広がるのがポイント。ツーリング先などで撮影を楽しみたい方は、ぜひチェックしてみてください。
メンテナンス・洗車時
ロードバイク用スタンドを使用すると、メンテナンスや洗車時の作業を効率的に行えるのがメリット。スタンドで立たせれば、ペダルやタイヤなどの部分を自由に動かせます。チェーンの清掃やホイールの取り外しなど、細かい作業がしやすくなり便利です。
安定した状態でメンテナンス・洗車をしたい方は、ぜひチェックしてみてください。
ロードバイク用スタンドの選び方
タイプで選ぶ
限られたスペースでも収納しやすい「縦置きタイプ」
少ないスペースでロードバイクを収納できるのが「縦置きタイプ」です。ロードバイクを垂直に固定するため、横幅のスペースが最小限に抑えられるのがメリット。収納場所にスペースをあまり確保できない方や、複数台ロードバイクを収納したい方におすすめです。
ただし、縦置きタイプのスタンドは、タイヤのサイズに合わせたモノを選ぶ必要があります。タイヤが大きすぎると、スタンドに対応せず使用できないため注意しましょう。また、ほかのロードバイク用スタンドと比べて価格が高い傾向にあるのも要注意です。
リーズナブルなモノが多い「折りたたみタイプ」
折りたたむことでコンパクトにできるのが「折りたたみタイプ」です。車輪を挟み込んで固定させるタイプが主流。タイヤが浮いた状態で固定できるため、タイヤやチェーンのメンテナンスがしやすいのもメリットです。
また、価格が比較的リーズナブルなモノが多い点も魅力。購入コストを抑えたい方にもおすすめのタイプです。ただし、自転車のサイズや形状によって使用できない場合があります。そのため、使用可能な車種を事前にしっかり確認しましょう。
おしゃれなインテリアとして飾れる「壁掛けタイプ」
固定器具を使用してロードバイクを壁に固定するのが「壁掛けタイプ」です。床に置く必要がないため、省スペースなのがメリット。インテリアのように飾れるので、部屋をおしゃれに演出できる点も魅力です。
しかし、壁掛けタイプのスタンドは、取り付けにドリルやハンマーなどの工具が必要な場合があり、設置の手間がかかるのが難点。また、ロードバイクの重量を支える必要があるので、取り付け場所によっては重さに耐えられない場合があります。設置する前には取り付け場所の確認を忘れずに行いましょう。
使用シーンで選ぶ
外出時など持ち運びやすさを重視するなら「携帯式」
外出時の持ち運びに便利なのが「携帯式」のロードバイク用スタンド。コンパクトなため持ち運びやすく、一時的な駐輪の際にも手軽に使用できるのがメリットです。旅行先でのサイクリングや、レース会場でのメンテナンス時などに活躍します。
また、軽量なモノが多く、バッグに入れて持ち運べるのがメリット。出掛けた先で愛車の写真を撮影したいときにも携帯式のスタンドがおすすめです。
場所を問わずに使いたいなら「キックスタンド式」もおすすめ
通勤や通学などの街乗り用途でロードバイクを使うなら「キックスタンド式」がおすすめです。場所を問わずに使いやすいため、駐輪などの際に便利。ロードバイクのフレームに取り付けるだけなので、専門的な知識や技術が必要なく、簡単に取り付けられるのもメリットです。
付けたままにしておけるため、スタンドを持ち運ぶのが面倒に感じる方も要チェック。ただし、取り付けることでロードバイクの重量が重くなってしまう点には注意しましょう。
スタンドの長さや高さが調節できるかどうかで選ぶ
ロードバイク用スタンドを選ぶ際には、スタンドの長さや高さが調節できるかどうかが重要です。車種によってフレームの長さが異なるため、長さや高さを調節する機能が付いていると使い勝手もよくなります。
また、メンテナンス時に作業しやすい位置に変えられるのがメリット。なお、縦置きタイプや壁掛けタイプなど製品の種類によって調節方法が異なるため、購入する際は事前にチェックしておくのがおすすめです。
タイヤの大きさと幅に合わせて選ぶ
ロードバイク用スタンドを選ぶ際には、タイヤの大きさや幅が対応しているかどうかも重要なポイント。固定したときに安定感を出すためには、タイヤにスタンドがしっかりフィットすることが大切です。
サイズが合っていない場合、余分な隙間ができてしまい、ロードバイクが倒れる原因にもなります。スタンドを購入する際は、持っているロードバイクのタイヤの大きさ・幅を確認してから選ぶようにしましょう。
ロードバイク用スタンドのおすすめ
ゴリックス(GORIX) メンテナンス簡易スタンド GX-013D
3タイプの設置方法に対応できるロードバイク用スタンドです。後輪を支えて縦置きまたは横置きできるだけでなく、前輪を差し込んで自転車を支えることも可能。設置するスペースや使用する環境に合わせて置き方を変更できます。
後輪を支えて横置きすれば、クランクを回すことも可能。チェーンの清掃やオイルの注油など、メンテナンス時にも便利です。縦置きする際に前輪を引っ掛けるフックには保護ラバー付き。ホイールを傷つけたくない場合にもおすすめです。
また、ロードバイク以外に、クロスバイクやマウンテンバイク、ミニベロなど幅広い自転車に対応できるのも魅力。29インチのタイヤにまで使用できます。カラーバリエーションは、ブラック・レッド・グリーン・チェレステ・オレンジと豊富に展開されています。
丸八工機 IWA 縦置きバイクスタンド A01V Special
力学的設計によって、車体を安定した状態で縦置きまたは横置きできるロードバイク用スタンドです。玄関やガレージなどに常時設置する際は横置きで、室内にディスプレイするときは縦置きで、というように環境に合わせて設置方法を選べます。
前輪を差し込むだけで自転車を固定可能。使用するロードバイクに合わせて、高さを調節できるのもメリットです。保管する際のタイヤ設置面は、前後輪ともに壁面や床に接触しない設計。室内を汚したくない場合にも便利です。
自転車に優しい独自の固定方式を採用しているのも魅力。フレームやホイールに傷をつけたくない場合にもおすすめです。タイヤサイズは20〜29インチに対応するので、ミニベロにも使用できます。
GIZA PRODUCTS バイク スタンド KP449A
自転車の後輪を支えて横置きできるロードバイク用スタンドです。ホイールスペーサーを付属。16〜29インチ×2.50インチのタイヤに対応するので、幅広い自転車で使用できます。
後輪を差し込むだけで両側から支えて固定でき、ワンタッチで簡単に自転車を取り外せるのもポイント。使い勝手に優れています。使用しない際は折りたたみが可能。コンパクトな形状で保管しておける点もおすすめです。
素材には中空スチールを採用。重量は1.63kgと持ち運びやすい重さを実現しています。
エーゼット AZ 自転車用ワークスタンド 折りたたみ式 KF02
比較的リーズナブルな価格で購入できるコスパに優れたロードバイク用スタンド。後輪のハブ軸を左右から挟み込んで固定するタイプです。ハブ幅は約130〜160mmに対応しています。
また、後輪を持ち上げて支えられるのもポイント。チェーンの掃除などメンテナンスを行う際に利用できる点もおすすめです。
本製品はクイックリリースを採用した一般的な自転車向けに設計されています。ただし、カンパニョーロやマヴィック、FSA、フルクライムなどのクリックリリースには対応していないので注意が必要です。
ゴリックス(GORIX) 自転車用壁掛けスタンド GX-WALL
壁掛けタイプのロードバイク用スタンドです。スタンド本体を木材やコンクリートなどの壁に取り付けて使用します。取り付け後は、前輪をフックに引っ掛けて後輪をタイヤ受けに収めるだけなので、簡単に縦置き可能。省スペースでロードバイクを保管したい方におすすめです。
フック部分は柔らかいゴム製のコーティング素材で加工してあるため、ホイールと接触する部分の傷を予防できるのがメリット。また、使用しないときは折りたためる仕様になっています。折りたたみ時のスタンドの厚みは約3cmと薄く、邪魔になりにくいのも魅力です。
ミノウラ(MINOURA) バイクハンガー 4R
壁や柱に取り付けて使用するロードバイク用スタンドです。ロードバイクのトップチューブを、フックに掛けるだけで水平に固定できます。スタンドから簡単に取り外せるため、スムーズにロードバイクを使用できるのがメリットです。
ロードバイクを支えるフック部分は、耐久性に優れたスチール素材を採用。壁の構造にもよりますが、約20kgまでの重さに耐えられるため、重いロードバイクもしっかり支えられます。
また、本体中央に小さなフックが付いているので、ヘルメットやサイクルウェアなどを掛けておくことも可能。おしゃれにロードバイクを収納したい方におすすめのアイテムです。
RITEWAY BBB ストレージフック パーキングロット スイベル BTL-127
壁面に取り付けて自転車を縦置きできるロードバイク用スタンド。蝶番のようなスウィング機能を備えており、ロードバイクを壁に対して斜めに収納できるのが魅力です。室内の限られたスペースに自転車を保管しておきたい場合にも便利です。
対応する自転車の重量は20kg、タイヤ幅は3インチまで。素材にはスチールが使用されており、スタイリッシュな外観ながら車体をしっかりと保持できる設計です。
また、バックプレートが付属しているのもポイント。前輪をフックに引っ掛けるだけでなく、後輪を支えて車体に安定感を与えられる点もおすすめです。
ゴリックス(GORIX) スマートな自転車スタンド GX-KC22AAJ-Z
細身で軽量ながらも、丈夫なアルミ製のロードバイク用スタンドです。本体重量は約250gと軽量なため、持ち運びに便利。チェーンステーの上下から挟み、ボルトで固定するだけなので初心者でも簡単に装着できます。
スタンドの先端は網目状の溝が採用されており、滑りにくく安定した状態で自立させることが可能。脚の長さは最大11cmまで調節できるため、愛車の高さに合わせて使用できるのが特徴です。
また、ブラック・ホワイト・レッド・ピンク・オレンジ・グリーン・チェレステ・ブルーが用意された豊富なカラー展開が魅力。車体の色とマッチしたスタンドを使用したい方におすすめです。
トピーク(TOPEAK) フラッシュスタンド スリム X
クランク部分に取り付けて使用するロードバイク用スタンド。本体サイズは、長さ160×幅180×高さ130mm。クランク先端から80mmの場所の縦横寸法が幅41×厚さ16mm未満の自転車であれば使用できます。
素材にはアルミ合金を採用。最大14kgまでの荷重に耐える設計です。本体の重量は196gと軽く、気軽に持ち運べるのもポイント。折りたたんだ際のサイズが長さ160×幅47×高さ23mmとコンパクトなだけでなく、キャリングバッグ付属で携帯性に優れている点もおすすめです。
GIZA PRODUCTS Wレッグスタンド CL-KA56
車体のセンターに取り付けて使用するロードバイクにおすすめのスタンド。ダブルレッグでしっかりと車体を支えられるのが魅力です。また、レッグ部分の高さが調節できるのもポイント。24〜28インチのタイヤを採用した自転車で使用できます。
素材にはアルミ合金を採用。スタンド本体の重量は560gと軽めですが、最大30kgまでの荷重に耐えられます。カラーは、ブラックとシルバーの2種類が展開されています。
ミノウラ(MINOURA) バイクタワー 20D
天井突っ張り式のロードバイク用スタンドです。ロードバイク2台分のクレードルが標準で付属しています。クレードルを追加することで、最大4台までのバイクを収納できるのが魅力。ロードバイクを複数所有している方におすすめです。
また、クレードルにはスライドアームを採用。角度が上下最大10°、フック間隔は325~415mmまで調節可能です。フレームデザインの異なるロードバイクでも一緒に使えます。
本体のポールは3分割にできる組み立て式のため、使わないときはコンパクトに保管しておけるのがメリット。さらに、ポールの高さは2.1~2.7mまで調節可能です。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) 自転車スタンド サドル引っ掛け式 800-BYST5
最大で5台の自転車をまとめて駐輪できるロードバイク用スタンドです。サドル部分を引っ掛けるようにして固定するタイプ。サッとかけるだけで簡単に自転車を駐輪できるのが魅力です。
工具不要で組み立てられるのもポイント。2本の脚にバーを乗せて、脚部分の固定金具に付いているネジを締めるだけで簡単に使用できます。パイプの直径は38.1mmと太め。脚部もどっしりとしており、安定感があります。
また、駐輪する自転車の大きさや台数にわせて、横幅を1150〜2000mmの間で調節できるのもポイント。最大50kgまでの荷重に耐える設計もおすすめです。
ロードバイク用スタンドは、所持している自転車や保管する状況に合わせて選ぶ必要があります。スペースが確保しにくい方は、縦置きタイプや壁掛けタイプのように省スペースで保管できるモノがおすすめ。また、安定感や重さも使用する際に大切なポイントです。おしゃれなモノも多いので、ぜひチェックしてみてください。