形状によって操作性が変化する「ロードバイク用ハンドル」。シャロー・アナトミック・アナトミックシャローなどの形状や、ドロップハンドルやブルホーンハンドルなどの種類の違いが存在します。

トムソンやエフエスエー、日東など、さまざまなメーカーから多種多様なモデルが展開されているので、購入する際にはどれを選んでよいか迷ってしまいがち。そこで今回は、おすすめのロードバイク用ハンドルをご紹介します。

ロードバイク用ハンドルの選び方

持ち手の形状の種類をチェック

スピードを重視したいなら「シャロー」を

By: amazon.co.jp

「シャロ―」と呼ばれるロードバイク用ハンドルは、丸ハンドルとも呼ばれています。上部と下部の落差が大きく、下ハンドルを握った際にはかなり前傾姿勢になるタイプです。

また、ドロップハンドルの基本的なポジションになるブラケット位置が低くなるのも特徴。ブレーキレバーのブラケットを握った際でも、ある程度の前傾ポジションが維持できます。クラシカルなスタイルのドロップハンドルなので、クロモリを使用したフレームなどにおすすめです。

安定感のある「アナトミック」を

By: amazon.co.jp

「アナトミック」はシャロ―と同じドロップハンドルですが、ハンドル上の部分(フラット)とブラケットの高低差が少ないタイプです。下ハンドルはストレートにデザインされているので、しっかりと握りたい場合にもおすすめ。立ちこぎでペダルを踏みこみ、スピードを出したい場合にも便利です。

ただし、レバーまでの距離が長い点には注意が必要。手が小さめの方や指が短めの方は、ブレーキレバーを握れるか事前にチェックしておくと安心です。

初心者には「アナトミックシャロー」がおすすめ

By: rakuten.co.jp

「アナトミックシャロー」は名前の通り、シャロ―とアナトミックの長所を組み合わせて設計されているタイプです。フラットから先端部分までの長さを表す「リーチ径」や下部の高低差を示す「ドロップ幅」は短め。リーチは70mm前後、ドロップは120mm前後のサイズで展開されています。

ブラケットから下ハンドルに握りかえた際に、姿勢の変化が少ないのもポイント。初めてロードバイクに乗る方はもちろん、体の小さい方にもおすすめのタイプです。

街乗りには「ブルホーン」を

By: amazon.co.jp

牛の角のように先端が突き出したデザインを採用している「ブルホーン」は、ロードバイクで街乗りする際に便利。角にあたる部分は、手首が縦の状態で握れるのでしっかりと力が入ります。

また、比較的ハンドルの幅が狭いのもポイント。他の自転車やバイク、車などが走る車道を走行する機会が多い場合にもおすすめです。

素材をチェック

By: amazon.co.jp

ロードバイク用のハンドル素材には、基本的に「アルミ」や「カーボン」が使用されています。アルミ製のロードバイク用ハンドルは、ラインナップが豊富。価格もカーボン製のモデルに比べて安い場合が多く、初心者はもちろん、コスパを重視する方にもおすすめです。

一方、軽量かつ剛性に優れているカーボン製のハンドルは、高級モデルで使用される傾向があります。カーボンは加工がしやすい素材なので、空気抵抗を考慮したエアロ形状のハンドルなどが展開されています。

ハンドル幅をチェック

By: amazon.co.jp

ロードバイク用のハンドルを購入する際は、「ハンドル幅」をチェックしておくのが重要なポイントです。一般的には380~440mmほどのモデルが多いですが、380mm以下のナローサイズも存在します。

選択する際は肩幅にあわせるのが基本です。ただし、直進性を重視する場合は肩幅より広いモデルがおすすめ。ハンドル幅によって握り方は変化し、姿勢の安定にもつながるので、購入する際は走行スタイルも考慮して選んでみてください。

ドロップ幅とリーチ径をチェック

By: amazon.co.jp

ロードバイク用のハンドルを選ぶ際は、ハンドル幅に加えて、「ドロップ幅」や「リーチ径」をチェックしておくのも重要なポイントです。ドロップ幅とは、ハンドルの上部と下部の高低差のこと。リーチ径は、ハンドルの前後の長さを示します。

ハンドル幅と同じく、ドロップ幅やリーチ径が異なると握る際の姿勢が変わるので留意しておきましょう。ドロップ幅やリーチ径が小さいモデルは比較的握りやすく初心者におすすめですが、深めに前傾姿勢を取りたい場合には、いずれも幅が大きい製品が適しています。

バークランプ径をチェック

By: amazon.co.jp

「バークランプ径」とは、ロード用ハンドル中央部分の直径を表すスペックです。一般的なロードバイクは、26mmや31.8mmのサイズが一般的。特に、31.8mmはMTBでも採用されるサイズで、ラインナップも豊富です。

また、バークランプ径が異なると、ロードバイクによっては取り付けられない場合があるので注意が必要。事前にハンドルを取り付けるステムのコラムサイズを確認しておくのがおすすめです。

ロードバイク用ハンドルのおすすめ

エフエスエー(FSA) K-FORCE コンパクトフルカーボンハンドルバー 185-0057BKG

剛性に優れたカーボン製のロードバイク用ハンドルです。ケブラー繊維によって強化されているのが特徴。耐久性が高いだけでなく、振動減衰力に優れている点も魅力です。また、ステムやブラケットを取り付ける部分には、特に強度を高める補強が施されています。

リーチ径は80mm、ドロップ幅は125mmの設計を採用。ハンドル上部から下部にかけて大きな弧を描いたデザインを採用しており、深い前傾姿勢を取って空気抵抗を減らせる点もおすすめです。

さらに、ハンドルに溝が付いているのもメリット。2本のアウターケーブルが収まり、すっきりと組付けられて便利です。ハンドル幅は、380・400・420・440mmがラインナップ。本製品は440mmが採用されています。

トムソン(THOMSON) CARBON DROP BARS AERO ROAD

強度だけでなく、弾性も兼ね備えたカーボンを素材に採用しているアナトミックタイプのロードバイク用ハンドルです。高強度の炭素繊維だけでなく、3種類の異なるカーボンで作られているのが特徴。剛性と柔軟性のバランスに優れており、路面から伝わる振動をしっかりと吸収します。

ハンドル上部はエアロ形状を採用。ロードバイク用ハンドルが受ける空気抵抗を軽減したい場合にも便利です。バークランプ径は、一般的な318.mmサイズ。ハンドル幅は、400mmと420mmの2種類がラインナップされています。

ゴリックス(GORIX) SENBA ドロップハンドル ショートリーチ

リーズナブルな価格で購入できるコスパに優れたロードバイク用ハンドルです。素材にはアルミを使用。ロードバイク初心者にもおすすめのモデルです。

ハンドル下部は、エンド部に向けて広がるデザインを採用。直進性を高めて安定した走行が期待できるので、車道を走る場合にも便利です。リーチ径は86mm、ドロップ幅は130mm。ロードバイクだけでなく、オフロード走行が目的のシクロクロスやグラベルロードに対応できるのも魅力です。

プロ(PRO) LT エルゴハンドルバー PRHA0285

人間工学に基づいて設計されているロードバイク用ハンドルです。リーチ径は70mm、ドロップは120mmにデザインされたアナトミックシャロータイプ。ブラケットに手が届きやすいだけでなく、ハンドル下部を持った際にも姿勢が前傾しすぎず、ロードバイク初心者でも扱いやすいのが魅力です。

素材には、アルマイト加工が施された6061アルミを使用。比較的リーズナブルな価格で購入できるコスパの高さもおすすめです。クランプ径には31.8mmを採用。ハンドル幅は、400・420・440mmの3種類がラインナップされています。

DEDA ELEMENTI スーパーレジェラ RHM カーボンバー

余分な重さを削ぎ落して設計されているロードバイク用ハンドルです。素材にはカーボン HR40を使用しており、ハンドル幅420mmモデルで185gの重量を実現しているのが特徴。ロードバイクの重量を落とし、パフォーマンスを向上させたい場合に便利です。

また、ドロップ幅を130mmと深めに設計しているのもポイント。ハンドル下部を握って前傾姿勢をとった際に、前腕部がハンドルバーに接触しにくいデザインを採用しているのも魅力です。また、バーエンド部が長めなので、好みのポジションを選択できます。

UPANBIKE Bicycle Handlebar B114-6

軽量なだけでなく、強度にも優れたロードバイク用ハンドルです。素材にAL7075アルミニウムを使用しているのが特徴。アルミ製ながらハンドル上部にエアロ形状が採用されており、空気抵抗を軽減して乗り心地の向上が期待できます。

さらに、適度な弾性を有しているのもメリット。振動減衰特性もしっかりと確保されており、路面から伝わる振動負荷を軽減します。

また、レストバーの取り付けに対応しているのもポイント。ロングライド時に楽な姿勢をとって、休憩したい場合にも便利です。バークランプ径には31.8mmを採用。ロードバイクだけでなく、クルーザーやBMXなどに対応できるのもおすすめです。

UPANBIKE Bent Handlebar B114-7

シンプルなデザインを採用したロードバイク用ハンドルです。リーチ径およびドロップ幅がやや大きめに設計されているのが特徴。クラシカルなロードバイクにもマッチしやすいシャロータイプで、下ハンドルを握った際に深めの前傾姿勢がとれます。

素材には、アルミ合金6061 T6を使用。バークランプ径は25.4mmに設定されています。リーズナブルな価格で購入できるので、コスパの高いロード用ハンドルを求めている方にもおすすめです。

3T SUPERERGO TEAM STEALTH

ショートリーチデザインを採用しているロードバイク用ハンドルです。リーチ径が77mmに設定されており、ブラケットを握りやすいのが特徴。さらにブラケット取り付け部にも工夫が施されており、扱いやすさも向上しています。

ハンドル上部には、卵型のデザインを採用。握りやすく、ロングライド時に疲労軽減効果も期待できます。素材にはUDカーボンを使用。強度屋男性に優れているだけでなく、軽量な点もおすすめです。

フィジーク(Fizik) CyranoR5 アルミ ドロップバー

深い前傾姿勢をとりたい場合に便利なロードバイク用ハンドルです。形状はシャロ―タイプなので、ハンドル下部を握ってしっかりとした前傾姿勢で走行したい場合に便利。リーチ径は85m、ドロップ幅は140mmに設定されています。

北米のフィッティングスタジオで2年以上の月日をかけてポジション研究を行い、プロの選手が好むハンドル形状を調査して設計されているのが特徴。快適な操作性だけでなく、パフォーマンスを最大限に引き出したい方におすすめです。

日東(NITTO) ドロップハンドル スチール B125

クラシカルなデザインが魅力的なロードバイク用ハンドルです。競輪用のバイクにも採用される浅めのアナトミックシャロー形状を有しているのが特徴。ハンドル幅が360mmに設定されているナロータイプです。

素材には、アルミやカーボンではなくスチールを使用。クロモリの細身フレームを採用したロードバイクとの相性にも優れています。リーチ径は92mm、ドロップ幅は152mmと大きめ。初心者は慣れるのに時間がかかりますが、深く前傾姿勢をとって、ペダルをしっかりと踏み込みたい方にもおすすめです。

ティーエヌアイ(TNI) Ergo Sweep カーボン

ハンドル上部が6°後部に向けてスウィープしているカーボン製のロードバイク用ハンドルです。ハンドルを引いた際に力を入れやすいのが特徴。走行時のポジションも維持しやすく、快適な走行をサポートできます。

また、ハンドルのエンド部が左右に3°広がっているのもポイント。上部に比べて下部が長めに設計されており、車体を左右に振った際にバランスを取りやすい点も魅力です。

UPANBIKE B063 Bicycle Handlebar

スタンダードなデザインを採用しているブルホーンタイプのロードバイク用ハンドルです。ハンドル幅は400mm、バークランプ径は31.8mmに設定。素材には高強度な6061アルミニウム合金が使われており、リーズナブルな価格で購入できます。

また、バーエンドの外径が22.2mmと細身にデザインされているのもポイント。握りやすく、ロードバイクを快適に街乗りしたい場合にもおすすめです。

PROFILE DESIGN ブルホーンバー Wing/10a

好みにあわせてグリップ部分の高さを調節できるロードバイク用ハンドルです。ブルホーンタイプのデザインを採用しているのが特徴。上下をひっくり返して取り付ければ、グリップの高さが10mm変わります。

空力性能を重視したい場合にはバーを低めに設置し、快適な走行性を求める場合には高い位置に設定可能。好みに合わせてフィット感調節できるのが魅力です。なお、クランプ径は31.8mmを採用しています。

日東(NITTO) アーバンサイクル用バー RB-021

街乗り向けに設計されているロードバイク用ハンドルです。リーチ径を短めに設定しているのが特徴。先端にブレーキレバーを取り付けた場合でも指が届きやすく、快適な操作性を実現しているのが魅力です。

素材にはスタンダードなアルミニウムを使用。大手メーカーの「日東」が製造する製品ですが、価格が比較的リーズナブルで購入しやすい点もおすすめです。