フレームに差し込んで、サドルを支える目的で使用する「シートポスト」。シートピラーやサドル支柱とも呼ばれており、サドルの高さを調節できるパーツとして知られています。

比較的簡単に交換できる自転車のカスタマイズパーツとしても人気。ただし、さまざまなメーカーから多種多様な製品が発売されているので、購入する際にはどれを選んでよいか迷ってしまいがちです。そこで今回は、おすすめのシートポストをご紹介します。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

シートポストの選び方

直径と長さをチェック

By: amazon.co.jp

シートポストの直径は、製品ごとに異なります。26.8mm、27.2mm、31.6mmなどさまざまなサイズの製品が存在するので、購入する際は所有する自転車に適したモデルを選択しましょう。

シートポストの直径を確認したい場合は、使用中のモノを1度フレームから抜いてみるのがおすすめです。シートポスト径は、フレーム内に収まっていた部分に刻印されている場合が多いのでチェックしてみましょう。

また、シートポストの長さに関しても、基本的に使用しているモデルと同じサイズを選択するのがポイントです。シートポストは、一定量がフレーム内に入っている必要があります。特に、短すぎる場合には、フレームやシートポストが破損してしまう可能性があるので注意しましょう。

角度調節のしやすさをチェック

By: amazon.co.jp

シートポストにサドルを取り付けるヤグラ部分は、角度が調節できます。ボルト1本でサドルを止めるタイプと、2本使用するタイプが存在しますが、角度調節は基本的にどちらも六角レンチがあれば行えます。

角度調節できるシートポストには、ヤグラとポスト両方に溝が刻まれているタイプと、溝なしのタイプが存在。溝があるモデルは溝の位置にあわせて角度を調節し、溝なしタイプは無段階で調節できます。

オフセットをチェック

By: amazon.co.jp

シートポスト上部には、ヤグラと呼ばれるサドルを固定するパーツを取り付けて使用するのが一般的です。ヤグラがシートポストの真上にあるか、少し後ろにずれているかを、オフセットといいます。ヤグラがシートポストの真上にある場合には、オフセットはゼロです。

オフセットが変われば、サドルの位置も変更になるので注意が必要。後方にオフセットされたシートポストを利用すれば、サドルの位置も後ろにずれます。現在使用している自転車が窮屈に感じている場合や、長距離のサイクリングを快適に楽しみたい場合に採用してみましょう。

種類をチェック

ノーマル

By: amazon.co.jp

一般的な自転車に採用されているノーマルタイプのシートポスト。ロードバイクなどには、軽量で振動吸収性に優れたカーボン素材のモノが採用される傾向がありますが、比較的リーズナブルな価格で購入できるアルミ素材の製品も多数存在します。

ノーマルタイプのシートポスト直径は0.2mm刻みでさまざまなモデルが販売されており、ラインナップが豊富。所有している自転車にぴったり一致するサイズを選択しましょう。

サスペンション付き

By: amazon.co.jp

サスペンション付きのシートポストにはスプリングが内蔵されているのが特徴。クッション性があり、路面からの衝撃を効果的に吸収できるのが魅力です。

サスペンション付きタイプの多くはシートポスト径が27.2mmに設定されており、取り付けにシムなどが必要になるケースもあります。あらかじめ留意しておきましょう。

BMX用

By: amazon.co.jp

BMX用に設計されているシートポストの多くは、サドル中央のボルト1本で固定できるピボタルシステムを採用しています。

ピボタルシステムを採用したBMX用のシートポストは、レールのないサドルを利用できるのがメリット。軽量化が期待できるだけでなく、破損に強い構造なのが魅力です。

ただし、ピボタルシステムを採用しているシートポストは、同じピボタルシステム対応のサドルと一緒に使用する必要があります。事前にチェックしておきましょう。

素材をチェック

アルミニウム

By: amazon.co.jp

素材にアルミニウムを採用しているシートポストは、比較的リーズナブルな価格で購入できるのが特徴です。なるべくコストを抑えて、自転車をカスタマイズしたい場合におすすめ。重量は300~400gほどのモデルが一般的です。

カーボンを使用したシートポストより重量はありますが、締め付けに強いのが魅力。頻繁にシートポストの高さを変更する場合におすすめのタイプです。

カーボン

By: amazon.co.jp

素材に「カーボン」を採用しているシートポストは、軽量かつ乗り心地に優れているのが特徴です。カーボン製のシートポストは、重量100~200gほどのモデルが主流。アルミニウム製に比べて100gほどの軽量化が図れます。

また、ほかの素材と比べて路面から受ける衝撃をしっかりと吸収しやすいのもポイントです。

チタン

By: amazon.co.jp

素材に「チタン」を採用しているシートポストは、強度に優れているのが特徴です。アルミニウムやカーボンを使ったシートポストと比べると重量がありますが、耐久性や耐食性が高くハードに使用できます。

また、チタン製のシートポストは、高級感あるデザインのモノが多め。性能はもちろん、自転車の外観にこだわりたい場合におすすめのタイプです。

シートポストのおすすめ

プロ(PRO) LT シートポスト

プロ(PRO) LT シートポスト

堅牢なつくりで幅広い走りを楽しめるシートポスト。AL-6061アルミ製で耐久性が高く、ロードからグラベルまでさまざまなライドにおすすめです。

1ボルトクランプシステムは、サドル角度の幅広い調整を可能にします。SHIMANO Di2バッテリーにも対応。より快適なライドを求める方にぴったりのモデルです。

デダ(DEDA) アルミシートポスト ZERO1

デダ(DEDA) アルミシートポスト ZERO1

2本のボルトでサドルレールを固定するタイプのシートポストです。サドルクランプにフラットトップデザインを採用しているのが特徴。干渉しにくい形状により、底部とレールの間隔が短いサドルであっても確実に固定できるのがメリットです。

素材には、アルミ合金を使用しています。シートポスト径が31.6mmのモデルであれば、重量は295g。また、デダ純正の「Di2バッテリーアダプター」に対応しているのもポイントです。

タイオガ(TIOGA) セプター 2D シートポスト

タイオガ(TIOGA) セプター 2D シートポスト

サドルレールをしっかりと支えられるシートポストです。レールクランプ後部を延長したデザインを採用しているのが特徴。クランプとレールが接触する面積を増やし、より固定しやすいのが魅力です。

素材には、アルミ合金を採用。直径は、27.2mm・30.9mm・31.6mmを展開しています。長さは共通で350mmです。

ギザプロダクツ(GIZA PRODUCTS) シートポスト SP-248D

ギザプロダクツ(GIZA PRODUCTS) シートポスト SP-248D

高い剛性と軽量性を両立したシートポスト。鍛造ワンピース構造のアルミ合金を採用し、しっかりとした剛性を確保しています。ロードバイクからミニベロまで、さまざまな車種に対応するのも魅力です。

シンプルなボルト1本仕様で、サドルを確実に固定。工具による取り付けや調整もスムーズに行えます。愛車のカスタムや、リペアパーツを探している方におすすめのアイテムです。

ディズナ(DIXNA) アークシートポスト V23P021

ディズナ(DIXNA) アークシートポスト V23P021

素材にアルミニウムを使用しているシートポスト。弧をイメージした曲線デザインを採用しているのが特徴です。オフセットは35mm。シンプルかつ美しい外観で、フレームやハンドルを選ばずマッチしやすいのが魅力です。

シートポストの直径は、27.2mmと31.6mmのモデルをラインナップ。クランプは30mmと43mmのタイプに対応します。また、アルミニウム製のシートポストとしては比較的重量が軽めなのもポイントです。

日東(NITTO) SEAT POST S65


日東(NITTO) SEAT POST S65

日東の65周年に作られたシートポストです。シンプルなデザインで、さまざまな自転車にマッチしやすいのが魅力。クロモリフレームを採用したスタイリッシュなロードバイクにもおすすめです。

シートポストの直径は、26.8mm・27.0mm・27.2mmの3サイズがラインナップ。長さは250mmと300mmの2種類のモデルが用意されています。オフセットは24mmに設定されており、シートポスト真上から少し後方にサドルを取り付け可能。現在使用している自転車に窮屈さを感じている方にも適しています。

ケーシーエヌシー(KCNC) ティーアイプロライト 659010


ケーシーエヌシー(KCNC) ティーアイプロライト 659010

素材にアルミニウムを採用しているにもかかわらず、軽量なシートポスト。重量153gと、カーボン製のシートポスト並みに軽量なのが特徴です。

スカンジウムダブルバテッドチューブによって、軽量なだけでなく強度の高さも実現しています。締め付けにも強く、頻繁にサドルの高さを変更する場合にも便利です。

楕円形に削り出し加工が施されたシートポスト内側の形状もポイント。サイズは、直径27.2×長さ350mmです。

ダボス(DAVOS) ドロッパーポスト 80mmトラベル

ダボス(DAVOS) ドロッパーポスト 80mmトラベル

ドロッパータイプのシートポストです。MTBなどでの下りの際、サドルがお尻にヒットしないように手元のレバーでシートポストを上下するのに役立つのが特徴。サドルが高いままだと邪魔になりがちなシーンで重宝します。

同ブランドの「D-604 ネオランドナー」「M-605 All-TRRRAIN」に使える直径27.2mmサイズ。本製品のトラベル量は80mmですが、100mmタイプもラインナップされています。

レバーは別売りなので、ドロッパーポスト用の汎用レバーを用意するのがおすすめ。インターナルルーティング仕様のため、装着後の見た目がすっきり仕上がるのがポイントです。

uxcell 自転車シートポスト

uxcell 自転車シートポスト

サイズ展開が豊富なシートポストです。愛車に合わせやすいのに加えて、価格が安いのがポイント。マウンテンバイク・ロードバイク・MTBなど幅広い車種に対応しているユニバーサルフィットなので、はじめてシートポストを交換するという方にもおすすめです。

素材はアルミニウム合金を採用しており、丈夫で優れた耐久性を発揮。長く愛用しやすいのもポイントです。また、安全ラインマークが入っているなど、取り付けもスムーズに行えます。

TRIWONDER シートポスト

TRIWONDER シートポスト

サスペンション付きの自転車用シートポスト。ライディング中の振動を吸収するのが特徴です。素材には6061アルミニウム合金を使用しています。つや消しの陽極加工により、耐食性が高くサビに強いのが特徴です。

直径は25.4~31.6mmまでの6サイズから選択できます。見やすいスケール刻印で、サドルの高さ調整をスムーズに行えるのも魅力。ロードバイクからシティバイクまで、愛車のカスタムや補修におすすめのアイテムです。

ブリヂストン(BRIDGESTONE) ロングステンレスシートポスト 254S30CC

ブリヂストン(BRIDGESTONE) ロングステンレスシートポスト 254S30CC

サビに強く頑丈な、ステンレス製シートポスト。美しい光沢が自転車の見た目を引き締めます。長さ300mmのロング仕様で、サドルを高く設定したい方におすすめです。

本製品は直径25.4mmのフレームに対応しています。シティサイクルなどのサドル交換や、補修用パーツを探している方にぴったり。耐久性を重視する方におすすめのアイテムです。

チネリ(cinelli) ピラー シートポスト

チネリ(cinelli) ピラー シートポスト

マットな質感が美しいアルミ製シートポスト。表面にはアノダイズド処理が施され、落ち着いたマットブラックの仕上げが魅力です。シンプルなデザインは、さまざまな自転車のスタイルにマッチします。

素材にはアルミ6061 T6を採用。ピラー径は27.2mmと31.6mmを用意しています。愛車のドレスアップや、デザインにこだわりたい方におすすめのモデルです。

サギサカ(SAGISAKA) シートポスト 鉄製 11009

サギサカ(SAGISAKA) シートポスト 鉄製 11009

耐久性に優れた鉄製のシートポスト。長さ300mmのロングタイプで、サドルの高さを十分に確保できるのが魅力です。

シートポスト径は25.4mm。シンプルなブラックカラーは、さまざまな自転車に馴染みます。シティサイクルなどの補修用パーツを探している方におすすめです。

マイクロヒーロー(MicrOHERO) フルチタン合金 軽量シートポスト

マイクロヒーロー(MicrOHERO) フルチタン合金 軽量シートポスト

軽量化を追求する方におすすめの、チタン合金製シートポスト。素材にTi64チタン合金を採用しているのが特徴です。27.2mmサイズで、重量は約190gの軽さを実現しています。

セットバック0mmのストレートタイプで、長さは400mm。直径は27.2mmと31.6mmの2サイズから選べます。ヒルクライムレースなどで、車体の軽さを追求したい方はチェックしてみてください。

BBB TOPPOST 400 BSP-15

BBB TOPPOST 400 BSP-15

細かなサドルセッティングが可能なシートポスト。2つのボルトでサドル角度を微調整できるのが特徴です。クランプ部に目盛りが付いているのもポイントです。

素材にはT6処理を施した6061アルミ合金を採用。接触面積の広いヤグラで、サドルをしっかりと固定します。自分好みのポジションを追求したい方におすすめです。

カロイ(kalloy) アルミシートピラー SP-248D

カロイ(kalloy) アルミシートピラー SP-248D

高さ調整の自由度が高いアルミ製シートポスト。長さが350mmあり、サドルの高さ調整の幅が広いのが魅力です。ロードレーサーからマウンテンバイクまで、さまざまな車種に対応します。

リーズナブルな価格設定で、パーツ交換の入門用としてもおすすめ。コストを抑えながら、自分に合ったライディングポジションを見つけたい方にぴったりのアイテムです。

DJC 自転車シートポスト

DJC 自転車シートポスト

体重約110kgまでのライダーに対応する自転車用シートポスト。素材には、3D鍛造アルミニウム6061を採用しています。

直径は25.4mm・26.8mm・27.2mmの3サイズがラインナップされています。クランプ付きのサドルに取り付けが可能です。耐久性を重視してパーツを選びたい方におすすめのモデルです。

ライトウェイ(RITEWAY) コンフォートポスト BSP-41

ライトウェイ(RITEWAY) コンフォートポスト BSP-41

サスペンション付きのシートポストです。振動減衰およびショック吸収機能が期待できます。サスペンションのリバウンド力を調節できるのが特徴。乗り心地にあわせて好みの調節が行える点も魅力です。

また、リフレクター付きの保護スリーブが付属しているのもポイント。シートポスト可動部を保護できます。

素材には、アルミニウム合金を採用。シートポスト径は27.2mmと30.9mmの2種類がラインナップされています。

エルゴン(ERGON) CF オールロード プロ カーボン セットバック

オフセット25mmのシートポストです。フリップヘッド反転時は13mmに設定。直径7mmレール用で、フレーム上端からヤグラボルトまでの有効長は145~245mmです。

カーボン製で、シートポストを2つに分割しているのが特徴。人間工学的に、乗り心地の硬さを解消しています。また、リーフスプリング機構を採用しているため、路面からの振動を効果的に吸収するのが魅力です。

ベアリングを内蔵した、2つのフローティングピポットを使用。しなりが生じてもサドル角度を水平にキープできるので、適切なポジションでライディングを楽しめます。シートポストの直径は27.2mmで、長さは345mm。乗り心地重視の方におすすめです。

UPANBIKE Extra Long Bicycle Seatpost B128

UPANBIKE Extra Long Bicycle Seatpost B128

手頃な価格で購入できるシートポストです。素材にアルミ二ウム合金を採用しているのが特徴。25.4~31.6mmまで、豊富なシートポスト径が用意されているのも魅力です。

サドルレールは、ボルト1本で固定するタイプ。100kgまでの荷重に耐えるように設計されています。サドルの角度は微調節が可能。比較的簡単にサドルを水平に設定できるのもポイントです。

KHE PIVOTAL BMXシートポスト 360mm 25.4mm 7005

KHE PIVOTAL BMXシートポスト 360mm 25.4mm 7005

BMXフラットランドでの使用にぴったりのシートポストです。重量は約218gで、車体の軽量化に貢献します。本体の材質に、強度の高い7005アルミニウムを採用しているのも魅力です。

ピボットクランプシステムを搭載しており、サドルの角度を調整可能。BMXでのパフォーマンス向上を目指す方におすすめのモデルです。

シートポストの売れ筋ランキングをチェック

シートポストのランキングをチェックしたい方はこちら。