フレームに差し込んで、サドルを支える目的で使用する「シートポスト」。シートピラーやサドル支柱とも呼ばれており、サドルの高さを調節できるパーツとして知られています。

比較的簡単に交換できる自転車のカスタマイズパーツとしても人気。ただし、さまざまなメーカーから多種多様な製品が発売されているので、購入する際にはどれを選んでよいか迷ってしまいがちです。そこで今回は、おすすめのシートポストをご紹介します。

シートポストの選び方

直径と長さをチェック

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シートポストの直径は、製品ごとに異なります。26.8mm、27.2mm、31.6mmなどさまざまなサイズの製品が存在するので、購入する際は所有する自転車に適したモデルを選択しましょう。

シートポストの直径を確認したい場合は、使用中のモノを1度フレームから抜いてみるのがおすすめです。シートポスト径は、フレーム内に収まっていた部分に刻印されている場合が多いのでチェックしてみましょう。

また、シートポストの長さに関しても、基本的に使用しているモデルと同じサイズを選択するのがポイントです。シートポストは、一定量がフレーム内に入っている必要があります。特に、短すぎる場合には、フレームやシートポストが破損してしまう可能性があるので注意しましょう。

角度調節のしやすさをチェック

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シートポストにサドルを取り付けるヤグラ部分は、角度が調節できます。ボルト1本でサドルを止めるタイプと、2本使用するタイプが存在しますが、角度調節は基本的にどちらも六角レンチがあれば行えます。

角度調節できるシートポストには、ヤグラとポスト両方に溝が刻まれているタイプと、溝なしのタイプが存在。溝があるモデルは溝の位置にあわせて角度を調節し、溝なしタイプは無段階で調節できます。

オフセットをチェック

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シートポスト上部には、ヤグラと呼ばれるサドルを固定するパーツを取り付けて使用するのが一般的です。ヤグラがシートポストの真上にあるか、少し後ろにずれているかを、オフセットといいます。ヤグラがシートポストの真上にある場合には、オフセットはゼロです。

オフセットが変われば、サドルの位置も変更になるので注意が必要。後方にオフセットされたシートポストを利用すれば、サドルの位置も後ろにずれます。現在使用している自転車が窮屈に感じている場合や、長距離のサイクリングを快適に楽しみたい場合に採用してみましょう。

種類をチェック

ノーマル

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一般的な自転車に採用されているノーマルタイプのシートポスト。ロードバイクなどには、軽量で振動吸収性に優れたカーボン素材のモノが採用される傾向がありますが、比較的リーズナブルな価格で購入できるアルミ素材の製品も多数存在します。

ノーマルタイプのシートポスト直径は0.2mm刻みでさまざまなモデルが販売されており、ラインナップが豊富。所有している自転車にぴったり一致するサイズを選択しましょう。

サスペンション付き

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サスペンション付きのシートポストにはスプリングが内蔵されているのが特徴。クッション性があり、路面からの衝撃を効果的に吸収できるのが魅力です。

サスペンション付きタイプの多くはシートポスト径が27.2mmに設定されており、取り付けにシムなどが必要になるケースもあります。あらかじめ留意しておきましょう。

BMX用

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BMX用に設計されているシートポストの多くは、サドル中央のボルト1本で固定できるピボタルシステムを採用しています。

ピボタルシステムを採用したBMX用のシートポストは、レールのないサドルを利用できるのがメリット。軽量化が期待できるだけでなく、破損に強い構造なのが魅力です。

ただし、ピボタルシステムを採用しているシートポストは、同じピボタルシステム対応のサドルと一緒に使用する必要があります。事前にチェックしておきましょう。

素材をチェック

アルミニウム

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素材にアルミニウムを採用しているシートポストは、比較的リーズナブルな価格で購入できるのが特徴です。なるべくコストを抑えて、自転車をカスタマイズしたい場合におすすめ。重量は300~400gほどのモデルが一般的です。

カーボンを使用したシートポストより重量はありますが、締め付けに強いのが魅力。頻繁にシートポストの高さを変更する場合におすすめのタイプです。

カーボン

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素材に「カーボン」を採用しているシートポストは、軽量かつ乗り心地に優れているのが特徴です。カーボン製のシートポストは、重量100~200gほどのモデルが主流。アルミニウム製に比べて100gほどの軽量化が図れます。

また、ほかの素材と比べて路面から受ける衝撃をしっかりと吸収しやすいのもポイントです。

チタン

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素材に「チタン」を採用しているシートポストは、強度に優れているのが特徴です。アルミニウムやカーボンを使ったシートポストと比べると重量がありますが、耐久性や耐食性が高くハードに使用できます。

また、チタン製のシートポストは、高級感あるデザインのモノが多め。性能はもちろん、自転車の外観にこだわりたい場合におすすめのタイプです。

シートポストのおすすめ

ディズナ(DIXNA) アークシートポスト V23P021

素材にアルミニウムを使用しているシートポスト。弧をイメージした曲線デザインを採用しているのが特徴です。オフセットは35mm。シンプルかつ美しい外観で、フレームやハンドルを選ばずマッチしやすいのが魅力です。

シートポストの直径は、27.2mmと31.6mmのモデルをラインナップ。クランプは30mmと43mmのタイプに対応します。また、アルミニウム製のシートポストとしては比較的重量が軽めなのもポイントです。

ディズナ(DIXNA) カーボンフロッグシートポスト

素材にカーボンを採用しているシートポストです。ヤグラ部分はシートポストの真上に設置されており、前後2本のボルトを使ってサドルの微調節が行えます。

重量は215gとカーボン製のシートポストとしては重め。ただし、アルミニウム製のシートポストから交換する場合には、100gほどの軽量化が図れます。

サイズは、直径27.2×長さ300mm。比較的リーズナブルなので、初めてカーボン製の製品を購入する方にもおすすめです。

トムソン(THOMSON) ELITE SEATPOST SPE101

塊から削り出したアルミで作られたシートポスト。ひとつひとつ時間をかけて製造されているのが特徴です。

サドルを取り付けるレールクランプ部には、無駄のないデザインを採用。シートポストの重心を低く保ちやすいのが魅力です。前後に長く設計されているヤグラ部分は、しっかりとサドルを固定可能。衝撃が加わった際にレールが変形してしまうトラブルを防ぐのに役立ちます。

日東(NITTO) SEAT POST S65

日東の65周年に作られたシートポストです。シンプルなデザインで、さまざまな自転車にマッチしやすいのが魅力。クロモリフレームを採用したスタイリッシュなロードバイクにもおすすめです。

シートポストの直径は、26.8mm・27.0mm・27.2mmの3サイズがラインナップ。長さは250mmと300mmの2種類のモデルが用意されています。オフセットは24mmに設定されており、シートポスト真上から少し後方にサドルを取り付け可能。現在使用している自転車に窮屈さを感じている方にも適しています。

シマノ(SHIMANO) PRO LT シートポスト PRSP0115

堅牢性に優れたシートポストです。ロード・マウンテン・グラベルライダーを問わず、さまざまな用途に使用できるのが特徴。素材にはアルマイト加工が施されたアルミニウムを採用しており、耐摩耗性や耐腐食性にも優れています。

また、1ボルトクランプシステムを採用しているのもポイント。サドルの角度調節を幅広い範囲で行えるのも便利です。さらに、比較的リーズナブルな価格で購入できるのもメリット。初めて自転車のカスタマイズを行う場合にもおすすめです。

ケーシーエヌシー(KCNC) ティーアイプロライト 659010

素材にアルミニウムを採用しているにもかかわらず、軽量なシートポスト。重量153gと、カーボン製のシートポスト並みに軽量なのが特徴です。

スカンジウムダブルバテッドチューブによって、軽量なだけでなく強度の高さも実現しています。締め付けにも強く、頻繁にサドルの高さを変更する場合にも便利です。

楕円形に削り出し加工が施されたシートポスト内側の形状もポイント。サイズは、直径27.2×長さ350mmです。

ギザプロダクツ(GIZA PRODUCTS) シートポスト SP-248D

リーズナブルな価格で購入できるコスパに優れたノーマルタイプのシートポストです。クランプやチューブの素材には、アルミ合金を使用。シートポスト径が27.2mmのモデルの場合、重量は295gです。

デザインはシンプルで、カラーはシルバーとブラックの2種類がラインナップ。フレームやサドルの種類を選ばずマッチしやすいだけでなく、ロード・クロス・MTB・ミニベロなど幅広い自転車に対応しているのもポイントです。

UPANBIKE Extra Long Bicycle Seatpost B128

手頃な価格で購入できるシートポストです。素材にアルミ二ウム合金を採用しているのが特徴。25.4~31.6mmまで、豊富なシートポスト径が用意されているのも魅力です。

サドルレールは、ボルト1本で固定するタイプ。100kgまでの荷重に耐えるように設計されています。サドルの角度は微調節が可能。比較的簡単にサドルを水平に設定できるのもポイントです。

デダ(DEDA) アルミシートポスト ZERO1

2本のボルトでサドルレールを固定するタイプのシートポストです。サドルクランプにフラットトップデザインを採用しているのが特徴。干渉しにくい形状により、底部とレールの間隔が短いサドルであっても確実に固定できるのがメリットです。

素材には、アルミ合金を使用しています。シートポスト径が31.6mmのモデルであれば、重量は295g。また、デダ純正の「Di2バッテリーアダプター」に対応しているのもポイントです。

タイオガ(TIOGA) セプター 2D シートポスト

サドルレールをしっかりと支えられるシートポストです。レールクランプ後部を延長したデザインを採用しているのが特徴。クランプとレールが接触する面積を増やし、より固定しやすいのが魅力です。

素材には、アルミ合金を採用。直径は、27.2mm・30.9mm・31.6mmを展開しています。長さは共通で350mmです。

ティーエヌアイ(TNI) シートポスト LW168

チューブ部分の素材にUD仕上げのカーボンを採用しているシートポストです。UDカーボンは、繊維が単一方向のみに並んでいるのが特徴。繊維がクロスした2軸カーボンに比べて、強度に優れているのが魅力です。

軽量なので、らくにダンシングしやすいのもポイント。カーボン製シートポストの強度が心配な場合にもおすすめです。

3T(スリーティ) シートポスト ZERO 25 TEAM STEALTH

サドルを細かく角度調節できるロードバイク用のシートポストです。ヤグラ部分に9.5°の外歯と、10°の内歯を備えているのが特徴。2種類の歯を組み合わせる「DiffLock」システムにより、0.5°刻みでの角度調節を実現しています。

チューブ部分の素材には、カーボンを使用。シートポスト径が27.2mm、長さ350mmのモデルであれば、重量は215gです。オフセットは、0または25mmで使用可能。サドルの位置を好みにあわせて変更できる点もおすすめです。

フレーム差し込み部にはラインが入っており、280mmの長さで使用したい場合にカットが可能。短めのシートポストを求めている場合にも便利です。

USE(ユーエスイー) シートポスト Alien Titanium

素材に、強度に優れたチタンを採用しているシートポストです。シートポスト径27.2mmのモデルであれば、重量は199g。チタン製ながら比較的軽量なのが魅力です。

また、USE独自の3mmアーレンキークランプを採用しているのもポイント。軽量化が図れるだけでなく、サドルをしっかりと固定しやすい点もおすすめです。

HL CORP シートポスト SPS-405/ISO-C/EN15194

チューブ内にスプリングコイルとダンパーラバーを内蔵しているシートポスト。サスペンションによって、路面からの衝撃をしっかりと吸収しやすいのが特徴です。

サスペンションの強さは、下ネジで調節可能。好みのリバウンド力に設定できる点もメリットです。サドルの角度は、-5~18°までの間で調節可能。オフセットは14mmです。

素材には、6161 アルミニウムを使用しています。重量は、シートポスト径27.2mmのモデルで498g。比較的リーズナブルなので、コスパを重視する方にもおすすめです。

ライトウェイ(RITEWAY) コンフォートポスト BSP-41

サスペンション付きのシートポストです。振動減衰およびショック吸収機能が期待できます。サスペンションのリバウンド力を調節できるのが特徴。乗り心地にあわせて好みの調節が行える点も魅力です。

また、リフレクター付きの保護スリーブが付属しているのもポイント。シートポスト可動部を保護できます。

素材には、アルミニウム合金を採用。シートポスト径は27.2mmと30.9mmの2種類がラインナップされています。

サトリ(satori) サスペンションシートポスト HARMONY-LT2

チューブ内にコイルスプリングを内蔵しているシートポスト。路面からの衝撃をやさしく吸収するので、通勤や通学に使用する自転車にもおすすめです。

サドルレールは、左右2本のボルトを使用するタイプ。よりしっかりと固定できるのもメリットです。素材には、AL6061アルミを使用。重量は550gと重めです。

サドルの角度は-5~18°の間で調節が可能。サドルを水平に設定しやすい点も魅力です。

アレスバイク(ARESBIKES) PIVOTAL STEALTH SEATPOST

全長330mmと、比較的長めに設定されているシートポストです。素材には、CNC削り出しのアルミ二ウムを使用。強度に優れている点も魅力です。重量は200gとアルミ製ながら軽め。自転車の軽量化を図りたい場合にも便利です。

また、サドル中央のボルト1本で固定するピボタルシステムを採用しているのもポイント。サドルの固定が簡単なうえ、角度調節も容易に行えます。

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