3D写真や3D映画は今やおなじみですが、自分で撮影したことがある方はきっとまだ少ないですよね。3Dの撮影と聞くと大掛かりなイメージがありますが、簡単にパーソナルな3D写真や動画が撮れる、アイスランド発の面白いデバイスがあるんです。

一眼レフでもスマホでも3D写真が撮れる「Kúla」


Kúlaは普通のカメラを3Dカメラに変えるデバイス。デジタル一眼レフ用のKúla Deeperと、スマホ用のKúla Bebeがあります。シンプルなデバイスをレンズに付けるだけで、誰でも簡単に3D写真や動画を撮影できます。

撮ったその場で仕上がりをチェック

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By: Kickstarter

一眼レフ用のステップは、次の通り。
1.一眼レフ用のKúla Deeperをレンズに取り付け、撮影。
2.付属のKúla Stereo Viewerを使ってその場で液晶の3D写真の仕上がりをチェック。
3.もっと大きな画面で見たいときは、写真や動画をソフトウェアのKúlaCodeでモニターに適したフォーマットに変換。付属のアナグリフ眼鏡等で見てください。

スマホ用は、レンズにKúla Bebeを取り付け、撮影。仕上がりのチェックは、付属のKúla’s CinemaBox、もしくは3D写真用のアプリで。

3Dになる仕組み

高精度のミラーで2つの観点から画像を取り込むので、撮影すると同じように見える2枚の写真が並んでいます。2つの写真を組み合わせると3D写真に仕上がります。
下の写真は、Kúla Deeperを使用したもの。

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撮った写真を3Dで見る方法

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Kúla Deeperは専用のStereoviewerと赤と青のアナグリフ眼鏡、Kúla BebeはCinema Boxとアナグリフ眼鏡が付いてきます。他にも「WIGGLEGRAM」をはじめとするアプリなど、楽しみ方はあなた次第。

専用ソフトウェア「Kúlacode」

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専用ソフトウェアKúlacodeは、高度な画像加工アルゴリズムで画像を3Dフォーマット別に書き出します。アナグリフ眼鏡や3Dテレビなど、フォーマットを選んでから画像を変換して加工。