おしゃれでレトロな雰囲気を演出できる「タイプライター風キーボード」。一般的なキーボードと比較して製品数は少ないものの、デザインや性能の異なるいくつかの製品が販売されています。
本記事では、タイプライター風キーボードのおすすめモデルをご紹介。選び方やおすすめのメーカーなどについても解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
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タイプライター風キーボードとは？
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タイプライター風キーボードは、かつて紙に文字を印刷する際に使用された入力装置であるタイプライターを模したキーボード。丸形のキーキャップを搭載しているのが共通した特徴です。
なかには、よりタイプライターに寄せたレトロなデザインのモデルや、かわいらしいデザインのモデルもあります。丸形のキーキャップや重厚感のある色合いが魅力。デスクワークやホームオフィスに個性的な雰囲気をプラスできます。
機能面では、メカニカル式スイッチを採用した高性能な製品が多く、しっかりとした打鍵感で誤入力を防ぎやすいのがメリットです。
タイプライター風キーボードのメリット・デメリット
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タイプライター風キーボードは、おしゃれな雰囲気を演出できるのが魅力です。インテリアやデスク周りのデバイスをおしゃれなモノやレトロなモノで揃えている方におすすめ。ほかの人とは被らない一風変わったキーボードを探している方などにもぴったりです。
一方で、キートップが丸く小さいデザインのため、指のフィット感が悪く打ちにくさを感じる場合がある点には留意しておきましょう。
タイプライター風キーボードの選び方
接続方式をチェック
Bluetoothで接続する無線タイプ
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無線タイプは、Bluetoothによるワイヤレス接続が可能。接続したいデバイスと一度ペアリングの設定をしてしまえば、次回からはスムーズに接続できます。
Bluetoothに対応したワイヤレスキーボードは、ケーブルの取り回しや長さを気にすることなく使用できるのがメリットです。デスク周りをすっきりとさせたい方にもおすすめ。場所の移動やほかのデバイスとの接続も気軽に行えます。
ただし、無線タイプは、バッテリーの充電や電池の交換が必要です。また、Bluetooth接続は遅延が発生する場合がある点にも注意しましょう。
動作の安定性がよい有線タイプ
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有線接続に対応したタイプライター風キーボードは、主にUSB端子でデバイスと接続します。デバイスを直接ケーブルで接続するので、遅延のない安定した動作を実現します。
ペアリングなどの手間もかけることなく、繋ぐだけですぐに使用できるのも便利なポイント。また、接続したデバイスから電源が供給されるので、充電や電池を交換する手間も必要ありません。
ただし、ケーブルが短すぎると離れた位置にあるデバイスと接続できないので注意しましょう。購入前にどのぐらいの長さが必要かチェックしておくと安心です。
スイッチの種類をチェック
メカニカル式
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メカニカル式のスイッチを搭載したキーボードは、心地よい滑らかな打鍵感が魅力です。メカニカル式は、音や打鍵感などの特徴が異なるさまざまなスイッチがあります。タイプライター風キーボードでは、青軸や茶軸と呼ばれるスイッチを搭載したモデルが多く販売されています。
スイッチはそれぞれ独立しており、キーの数だけ個別のスイッチを搭載。製品にもよりますが、基本的に耐久性が高く、長く使用できます。
メンブレン式
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メンブレン式のスイッチは、回路となるシートにラバーカップが触れることで入力が反映されるスイッチです。シンプルな構造で、手軽に製造しやすいため、価格の安いキーボードに広く採用されている傾向があります。予算を抑えたい方やコスパを重視する方におすすめです。
また、比較的タイピング音は静かなので、シーンや時間帯を問わず使いやすいのもメリット。スイッチが独立しておらず修理は難しいため、故障した際は、ほかのキーボードに買い替えましょう。
日本語配列か英語配列かどうか
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タイプライター風キーボードを選ぶ際は、配列にも注目しましょう。キーボードは、主に日本語配列と英語配列を採用しています。
日本語配列はJIS配列とも呼ばれ、日本語を入力しやすいように配置されているのが特徴。「変換」「無変換」「全角/半角」「カタカナ/ひらがな」などの独自のキーが搭載されています。また、エンターキーのサイズが大きいのも英語配列との違いです。
英語配列は、英語圏を中心に広く世界で採用されている配列。「ASCII配列」や「US配列」と呼ばれることもあり、日本語配列のキーボードとはキーの数や一部のキーの形状が異なります。日本語配列特有のキーなどはありませんが、慣れれば日本語での入力も可能です。
対応OSをチェック
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購入を検討しているタイプライター風キーボードが、どのOSに対応しているかもチェックしておくと安心です。OSには、WindowsやmacOS、iOSなどがあります。特に、Windows・AndroidとMac系のOSでは、一部のキーの配置が異なっているので注意が必要です。
対応していないOSで使用すると、うまく動作しない場合もあります。パソコンでの使用がメインの方は、WindowsやmacOSに対応したモデル、スマホやタブレットの場合はAndroidやiOSに対応したモデルを選びましょう。さまざまなデバイスで使用したい方は、複数のOSに対応したモデルが便利です。
キーピッチにも注目
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キーピッチは、キーの中心から隣のキーの中心までの長さを示したもの。キーピッチは19mmが標準的な長さなので、選ぶ際の目安にするのがおすすめです。
小さめのキーボードなどは、キーピッチが狭い場合もあり、人によっては窮屈に感じてしまう場合も。タイピングのしやすさに関わるので、事前にチェックしておきましょう。
テンキーの有無をチェック
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テンキーは、0～9までの数字などを搭載したキーです。テンキー付きのキーボードは、数字を素早く入力しやすいのが特徴。Excelなどの表計算ソフトや会計ソフトなどで数字を入力する機会が多い方におすすめです。
ただし、キーボード本体の横幅は長くなる点に注意が必要。設置するスペースを確保できるかどうか、事前に確認しておくと安心です。
一方で、テンキーのないキーボードは、テンキーレスキーボードと呼ばれます。テンキーがない分、横幅が短いので、より少ないスペースで設置可能。マウスを操作するスペースも広くとれます。数字を入力する機会が少ない方は、スリムなテンキーレスタイプがおすすめです。
好みのカラー・デザインで選ぶ
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タイプライター風キーボードは、レトロな雰囲気を楽しめるデザインが魅力です。ホワイト・ブラック・ピンクなど、さまざまなカラーのモデルが展開されています。パステルカラーやポップな色使いの製品もおすすめです。
デスク周りの雰囲気作りにも役立つため、部屋のインテリアに合わせたカラーやデザインを選ぶことで、作業効率の向上だけでなく、快適な作業環境も実現します。
タイプライター風キーボードのおすすめメーカー
ロジクール(Logicool)
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ロジクールは、スイスのローザンヌで設立されたLogitech Internationalの日本法人です。マウスやキーボード、Webカメラなどのパソコン周辺機器を数多く取り扱っています。
タイプライター風キーボードは、「POP KEYS」というモデルをラインナップ。ポップなカラーを採用したかわいらしいデザインが特徴です。カラーバリエーションも豊富なので、好みに合わせて選択できます。
Ajazz
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Ajazzは、パソコン周辺機器を取り扱うブランドです。主にマウスとキーボードをラインナップ。充実したスペックを有していながら、比較的抑えめな価格で購入できるコスパのよいモデルを多く展開しています。
タイプライター風キーボードは、コンパクトでかわいらしいモデルをラインナップ。複数のカラーバリエーションを展開しており、好みのモデルを選びやすいのが魅力です。
タイプライター風キーボードのおすすめ
ロジクール(Logicool) POP KEYS K730
おしゃれでかわいらしいデザインを採用した、ロジクールのタイプライター風キーボードです。グレージュ・イエロー・パープルなどのポップなカラーを採用した、複数のカラーバリエーションが展開されています。好みやデスク周りのほかのデバイスなどに合わせて選択可能です。
本体はコンパクトなテンキーレスサイズを採用。スイッチには、心地よい打鍵感が味わえる茶軸のメカニカルスイッチを搭載しています。
対応OSは、WindowsとmacOS。Bluetoothによるワイヤレス接続に対応しています。ケーブルの取り回しを気にすることなく使用できるので便利です。
本製品は単四型乾電池を2本使用。そのほか、交換可能な絵文字キーが8個同梱するのも特徴のひとつです。専用ソフト「Logi Options+」を使用すれば、キーの割り当てなどもカスタマイズできます。
Ajazz タイプライター風キーボード 308i
Bluetoothによるワイヤレス接続に対応した、タイプライター風キーボード。Windows・macOS・iOS・AndroidのさまざまなOSのデバイスと接続可能です。
電源には、単四型乾電池を2本使用。1日8時間使用する場合は、1週間の電池寿命を実現しています。本体は、英語配列を採用したテンキーレスタイプのコンパクトサイズです。複数のカラーバリエーションも展開しており、おしゃれなデザインに仕上がっています。
キーの最上段には、Fnキーとの組み合わせで音量の調節やミュート、コピー&ペーストなどの操作ができる、12個のマルチメディアショートカットキーを搭載。キーボード上でさまざまな操作が可能です。
15分間操作がない場合、自動で待機状態になる省電力設計なので、電池の無駄な消費も抑えられます。比較的安い価格で購入できるため、コスパを重視したい方もチェックしてみてください。
EWEADN タイプライター風キーボード
テンキーを搭載した、フルサイズレイアウトのタイプライター風キーボード。表計算ソフトなどを使う機会が多い方や、数字を頻繁に入力する方にもおすすめです。
シルバーカラーで統一された美しいデザインに仕上がっているのもポイントのひとつ。スイッチはメカニカル式で、軽快な打鍵感が魅力の青軸スイッチを採用しています。
本製品はホットスワップにも対応。メカニカルスイッチを交換してカスタマイズできます。バックライトも内蔵しているので、デスク周りを華やかに彩ることが可能です。
接続方法はBluetoothと有線接続に加えて、USBレシーバーを用いる2.4GHzワイヤレスにも対応。WindowsやmacOS、Androidなど、対応OSも豊富なので、さまざまなデバイスで使用できます。
HKW タイプライター風キーボード WE-TYPKBJIS-AN
シンプルかつレトロなデザインが魅力のタイプライター風キーボード。ブラックカラーのボディとレトロな丸形のキーキャップが特徴です。インテリアにも違和感なく馴染みます。
本製品は、日本語配列を採用したフルサイズ仕様。普段使いから事務作業まで、多用途に使用できます。青軸のメカニカルスイッチを搭載しているので、心地よい打鍵感が味わえるのも魅力のひとつです。LEDバックライトも内蔵しており、イルミネーションパターンの変更や調光も行えます。
Qwerkytoys Qwerkywriter S QWERKYWRITER1S
アルミニウム合金製の筐体を採用した、高級感のあるタイプライター風キーボード。重みがあるので、安定感のあるタイピングを実現しています。本体にはスマホやタブレットを立てかけられるスタンドを搭載しているのも特徴です。
英語配列を採用しており、キーピッチは16mm。接続方法は、Bluetoothによるワイヤレス接続で、WindowsやiOS、AndroidなどのOSに対応しています。
本体に搭載されているリターンバーは、エンターキーとして使用可能。レトロな雰囲気のモデルを探している方はチェックしてみてください。
アイアス(Ajax) タイプライター風レトロキーボード PENNA
テンキーレスタイプのタイプライター風キーボードです。本体サイズは約幅356×奥行き195×高さ54mm。スイッチはメカニカル式を採用しています。
好みの操作を割り当てられる「マクロバー」を搭載しているのも特徴のひとつ。本物のタイプライターを使用しているような雰囲気を味わえます。スマホやタブレットを立てられるスタンドを搭載しているのも魅力です。
接続方法はBluetoothに対応しており、最大5台のデバイスとペアリング可能。対応OSは、Windows・Android・iOSです。背面にWindows/AndroidとiOS/Macを切り替えられるスイッチがあります。
カラーバリエーションは、ピュアホワイトやウッド、オリーブグリーンなどを展開。豊富なカラーバリエーションのなかから、好みのカラーを選択できます。
Risen タイプライター風 メカニカルキーボード
昔ながらのデザインで、レトロな雰囲気を楽しめるタイプライター風キーボードです。テンキーレス仕様で横幅が短いので、スペースをとることなく設置できます。
本製品はBluetooth接続に対応しており、最大3台のデバイスとペアリング可能です。容量2000mAhのバッテリーを搭載。約16時間連続で使用できると謳っています。スイッチには、青軸のメカニカルスイッチを採用。カチャカチャ音とクリック感が楽しめます。
また、LEDバックライトも内蔵しているので、手元が見えにくい環境でもスムーズにタイピングが可能。本体サイドには、音量調節用のノブも搭載しています。
FELiCON メンブレン式 タイプライター風キーボード N518
マウスがセットになったタイプライター風キーボードです。英語配列を採用しており、本体はテンキー付きのフルサイズ仕様。スペースに余裕のある方や、数字を入力することが多い方などにおすすめです。接続方法は、有線接続に対応しています。
本体は、ホワイトのトップパネルとパステルカラーのスイッチを採用したデザイン。ホワイト系のデスクやデバイスと合わせやすいカラーリングです。
メンブレン式なので、タイピング音が静かなのもポイントのひとつ。そのほか、バックライトも内蔵しており、輝度の調節などができます。
ライターからヒトコト
特徴的な丸形のスイッチを搭載した、タイプライター風キーボード。かわいいモデルやレトロなモデルなど、デザイン性の高いモノが数多く販売されています。デスク周りをよりおしゃれな雰囲気にしたい方におすすめ。一般的なキーボードと比較して製品数はあまり多くありませんが、ぜひ本記事を参考にして選んでみてください。