化学調味料や保存料を使用せずに作られる「無添加の白だし」。かつお・昆布・しいたけなど、さまざまな種類のだしが使用されています。無添加ならではの、純粋なだしの奥深いうまみ・風味が感じられるのが魅力です。
そこで今回は、無添加の白だしのおすすめをピックアップ。選び方のポイントやだしの種類、醤油の種類など、タイプの違いに関する選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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無添加の白だしの選び方
だしの種類で選ぶ
一般的に白だしには、かつお節・昆布・とびうおなどが使われるのが主流。なかには、しいたけ・さば・えびなどが使われ、メーカーによってさまざまです。例えば、厳選した昆布をメインにしたモノや、複数の種類のだしをブレンドしたモノなど、商品によって異なる個性を楽しめます。
特に無添加の白だしの場合、素材本来の自然なうまみ・風味を味わえるのが魅力。どのようなだしが使われているのかパッケージの原材料を確認し、好みの味わいの白だしを選んでみてください。
醤油の種類で選ぶ
淡口醤油
薄口醤油とも呼ばれる淡口醤油は、関西で広く使われている醤油です。淡口醤油は、色味は薄いものの、濃口醤油よりも塩分濃度が高いのが特徴。製法自体は濃口醤油と同じですが、濃口醤油よりも発酵時間が短いため、薄い色合いになります。
淡口醤油を使用した白だしは、塩味がしっかりしているモノが多い傾向です。やわらかな口当たりで、素材の風味・香りを引き立てます。
白醤油
淡口醤油や濃口醤油が大豆・小麦を主原料にしているのに対し、白醤油の主原料はほぼ小麦です。淡口醤油よりも色が薄く、塩分濃度が高め。料理の色合いの邪魔をしないので、素材の色を生かした彩り豊かな料理に向いています。
より透き通った琥珀色に仕上げるため、精白した小麦を蒸して使うこともあります。お吸い物・炊き込みご飯をはじめ、茶わん蒸しもきれいな卵の色が出せるのでおすすめです。
白醤油は生産量が少ないため、白醤油ベースの白だしはやや高価な傾向にあります。白醤油特有の小麦の甘み・風味が生きており、上品な味わいに仕上がるのが特徴です。
液体か粉末かタイプを選ぶ
無添加の白だしは液体タイプが主流ですが、なかには粉末タイプもあります。液体タイプは希釈するだけで手軽に幅広い料理に使えるのがメリット。直接料理にふりかける使い方もできます。サイズや種類が豊富で、好みの味わいを見つけやすいのも魅力です。
粉末タイプは、使いたい分量をサッと溶かして使えます。隠し味にひとふりするだけで、風味豊かに仕上がるのが魅力。ご飯・パスタ・炒め物などにふりかけて混ぜ込むのもおすすめです。
無添加の白だしのおすすめ
マエカワテイスト だし屋が造った 無添加白だし しあわせ
4つのうまみを合わせた無添加の白だしです。アミノ酸などの調味料・酵母エキス・たんぱく加水分解物無添加で仕上げています。いわし・昆布・とびうお・しいたけの4種類のだしを合わせ、うまみと風味を凝縮しているのが特徴です。
国産原料にこだわり、食塩は赤穂の塩、砂糖は喜界島粗糖を使用しています。独自の「煮釜だし製法」を採用。一般的な白だしは白醤油ベースにだしを加えていますが、本商品は白醬油を使わず、煮釜だし製法・食塩・砂糖のみで作られています。素材のうまみを凝縮。少量でも濃厚なだしの風味を味わえるのが魅力です。
内容量は300ml。1本でみそ汁60人分、煮物40人分ほどが作れます。賞味期限は製造日より10ヵ月間。さまざまな種類のだしの風味を堪能したい方におすすめの白だしです。
マエカワテイスト だし屋が造った 無添加白だし 六合わせ
6種類のだしを合わせた無添加の白だしです。アミノ酸などの調味料・酵母エキス・たんぱく加水分解物は不使用。かつお・昆布・そうだがつお・さば・えび・しいたけの6種類のだしのうまみ・風味を凝縮しているのが特徴です。
独自の「煮釜だし製法」により素材のうまみを閉じ込め、少量でも風味豊かに仕上がるのが魅力。まろやかな味わいの赤穂の塩や、コクとまろやかな甘みがある喜界島粗糖など、副原料にもこだわっています。
醤油を使用していないのもポイント。純粋なだしの濃厚なうまみを堪能できます。内容量は300ml。1本でみそ汁60人分、煮物40人分ほどを作れる分量です。賞味期限は製造日より10ヵ月間。風味豊かな和食本来の味わいを手軽に再現できる無添加白だしです。
浅利佐助商店 昆布白だし
ボトルの中に昆布が入っている無添加白だしです。手掛けるのは、150年以上の歴史を持つ、老舗みそ・醤油メーカー。化学調味料は添加せず、北海道産日高昆布を使用しています。昆布の風味を大切にするために、ボトルの中に昆布そのものを入れているのが特徴です。
ボトルの中の昆布も食べられるのがポイント。料理に風味・うまみを足したいとき、食材の色味を生かしたい煮物・だし巻き卵・うどんつゆなど、幅広く使えます。内容量は500ml、賞味期限は製造日より12ヵ月。昆布だしが好きな方におすすめの無添加白だしです。
徳屋商事 だし屋の女将が作っただしパウダー
粉末タイプの無添加白だしです。化学調味料は使用せず、創業70年のだしメーカーが長年のノウハウを生かして作っています。忙しい日々でも、きちんとだしをとれるようにとの願いを込めて作られているのがポイントです。
鹿児島県産かつお節・高知県産そうだ節を使用。料理の下味付けや、うまみを足したいときにサッとひとふりするだけで味が引き締まります。粉末タイプなので、量を調節しやすいのも魅力です。内容量は45g、賞味期限は180日。万能調味料として幅広く使える便利な無添加白だしです。
節辰商店 鰹白だし
170年もの歴史を持つ老舗だしメーカーが手掛ける無添加白だしです。化学調味料・保存料は使用せず、国産丸大豆醤油と鹿児島県産薩摩かつお節厚削りで仕上げています。スリムタイプで使いやすい容器を採用しているのもポイントです。
希釈するだけで、少量でもおいしい和食を手軽に作れるのが魅力。米2合に対して本商品を大さじ3倍加えるだけで炊き込みご飯が作れます。うどん・おでんなら10倍に薄めて使用してみてください。
内容量は500ml、賞味期限は、未開封で製造から1年。上質なかつお節を使用した無添加白だしを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
フタバ だし屋の白だし
6種類のだしを合わせた、だしメーカーが手掛ける無添加白だしです。化学調味料・保存料は不使用。かつお・そうだがつお・にぼし・昆布・さば・しいたけの6種類のだしを合わせ、うまみたっぷりに仕上げているのが特徴です。
6種類の合わせだしの相乗効果で、だし巻き卵や浅漬けなどのシンプルな料理も奥深い味わいに仕上がります。うどんつゆ・茶わん蒸し・パスタなど、幅広く使えるのが魅力です。内容量は400ml、賞味期限は製造日より6ヵ月。さまざまな種類のだしを合わせた無添加白だしを探している方におすすめです。
渡辺料理研究事務所 無添加万能白だし 希釈タイプ 第9番
「毎日の食事が身体を綺麗にする」をコンセプトに作られた無添加の白だしです。試行錯誤を繰り返し、9回目の試作で完成したことから、「第9番」と名付けられています。焼きあごなど魚介のだしをベースに作られ、化学調味料・保存料は使用していません。
厳しい品質基準をクリアした厳選素材のみを使用。ひと振りするだけで、料理に繊細なまろやかさと深いうまみを加えます。内容量は360ml、賞味期限は12ヵ月。お吸い物・だし巻き卵・鍋物・煮物など、幅広い料理に使える白だしです。
ナチュベジライフ 手作り発酵調味料 料理上手になれる白だし
和歌山県産の食材を中心に作られた無添加の白だしです。化学調味料は使用せず、日本の伝統製法で作られている発酵調味料。和歌山県産の丸大豆醤油をはじめ、原材料にこだわり、すべて国産のモノを使用しているのがポイントです。
国産米純米酒・三州三河本みりん・国産花かつお・北海道産昆布・国産干し椎茸を使用。さまざまな素材のうまみが詰まった、やさしい味わいが特徴です。
淡い色合いで、炊き込みご飯やだし巻き卵など、食材の色を生かした料理にぴったり。内容量は150mlです。から揚げなど、普段の料理に使えば、定番メニューもうまみたっぷりに仕上がります。
白だしのおすすめレシピ
あさりと三つ葉を入れた和風パスタ
材料は、殻付きのあさり・スパゲティ・三つ葉・赤唐辛子・にんにく・オリーブオイル・かつお節・無添加白だし・白ワイン。三つ葉は2~3cm幅に切り、にんにくは粗みじん切り、赤唐辛子は小口切りにしておきます。
あさりは事前に砂抜きし、殻をこすり合わせるようによく洗ってみてください。スパゲティはかためにゆでます。塩は加えないのがポイント。スパゲティをゆでている間に、フライパンにオリーブオイル・にんにく・赤唐辛子を入れ、香りを出します。
にんにくが色付いてきたら弱火にし、白ワイン・あさりを入れてあさりの殻が開くまでフタをして加熱。殻が開いてきたらスパゲティをフライパンに入れ、無添加白だしを加えて味を整えてみてください。最後に三つ葉を加えて、サッと混ぜます。皿に盛り付け、かつお節をトッピングすれば完成です。
白菜のクリーム煮
材料は、白菜・豚肉・しめじ・生クリーム・無添加白だし・水。白菜は大きめにざく切りにし、豚肉は食べやすい大きさに切っておきます。豚肉はバラがおすすめ。しめじは石づきを取り、ほぐしておきます。まずは具材と少量の水をフライパンに入れ、フタをして煮立ててみてください。
ひと煮立ちしたら弱火にし、さらに5~7分煮ます。その後、無添加白だしを加え、フタをして4~5分加熱。最後に生クリームを加え、全体をしっかりと混ぜ合わせたら火を止めます。器に盛り付けたら完成。好みでこしょうをふりかけてみてください。
鶏もも肉の竜田揚げ
定番の竜田揚げも、無添加白だしを使えば味付けが簡単です。材料は、無添加白だし・酒・鶏もも肉・しょうが・片栗粉・油。鶏もも肉はひと口大に切ります。ボウルに切った鶏もも肉・無添加白だし・酒・すりおろしたしょうがを入れ、もみ込んで30分ほど漬け込んでみてください。
下味を付けたら、水気を切って片栗粉をまぶしていきます。熱した油で揚げれば完成です。鶏肉以外でも、きのこやほかの種類の肉もおすすめ。ぜひアレンジを楽しんでみてください。
きゅうりのピリ辛漬け
ご飯にもビールのおつまみにも合うきゅうりのピリ辛漬けのレシピです。材料は、無添加白だし・きゅうり・豆板醤・ごま。きゅうりは乱切りにし、保存袋に豆板醤・無添加白だし・ごまと一緒に入れ、よくもみ込んでみてください。
そのままひと晩冷蔵庫で漬けます。汁気を切って、器に盛り付ければ完成。辛さの度合いは、好みに合わせて豆板醤の量を調節してみてください。
豚もやしのごま白だし鍋
白だしを使えば、鍋物も簡単に作れます。材料は、無添加白だし・水・豚肉・もやし・青ねぎ・すりごま・ごま油。豚肉はバラ肉がおすすめです。まずは、青ねぎは小口切りにし、もやしはサッと洗っておきます。
鍋にもやしを敷き、その上に豚肉をのせ、青ねぎを散らしてみてください。そこに白だし・水・すりごまを加え、ごま油を回し入れたら加熱し、完成。時間がないときにも手軽に作れます。好みで具材を変えてみてください。
白だしは、さまざまな料理の味付けを手軽にできる便利な調味料。かつお・昆布・しいたけなどさまざまな種類のだしが販売されています。無添加の白だしなら、純粋なだしのうまみを堪能できるのも魅力。今回は、さまざまな無添加の白だしをピックアップしています。ぜひお気に入りを見つけてみてください。