適量を加えるだけで本格的なスープが作れる「鶏ガラスープの素」。今回は便利な鶏ガラスープの素を、顆粒・ペースト・液体のタイプ別にご紹介します。
鶏ガラスープの素は鶏ガラや鶏肉をじっくりと煮込み、鶏由来のうま味やコクを凝縮しているのが特徴。一から作ると数時間かかる調理を、数分で完了できるのが魅力です。冒頭でご紹介する選び方を参考に、お気に入りの商品を見つけてみてください。
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鶏ガラスープの素の選び方
形状をチェック
顆粒タイプ
顆粒タイプの鶏ガラスープの素は、固まりにくいのが特徴。中華スープ・野菜炒め・チャーハンなど、汁物のほか炒め物にも使えます。また、数多くの商品が販売されており、好みやこだわりに合わせて選びやすいのも魅力のひとつです。
容器の種類もさまざま。場所をとらずに保存できる小袋タイプから、容量が多く扱いやすいプラスチックボトルタイプ、高級感のある瓶タイプなど、用途や頻度に適した容器が選べます。鶏ガラスープの素をはじめて購入する方はもちろん、こだわりを持って選びたい方におすすめです。
ペーストタイプ
ペースト状に加工された鶏ガラスープの素は溶けやすいのが特徴。炒め物やスープなど、顆粒が残りやすい料理にも手軽に使えます。チューブの容器に入っている商品は、必要な分量だけ取り出せるのがポイント。顆粒タイプや液体タイプのように、こぼれ落ちる心配がないのも魅力です。また、立てて省スペースで保存できます。
液体タイプ
液体タイプは鶏ガラスープの素を使って汁物を作りたい方におすすめ。濃縮したモノが多く、好みの濃さで希釈してスープ・おでん・カレー・かけうどんなどに使えます。炊き込みご飯にも使用可能。使いやすさにこだわりたい方は小分けしているタイプの商品がおすすめです。
商品によっては何人前の料理ができるか記載しているモノもあるので、内容量と合わせてチェックしてみてください。1つで4~5人前の料理が作れるモノから、調味料と同じく小さじ1杯ずつ使うモノまで、商品の種類によって使い方はさまざまです。また、原料にこだわって有名な地鶏を使っているモノもあります。
内容量とコスパも重要
和洋中さまざまな料理で活躍する鶏ガラスープの素は、内容量とコスパをチェックするのも大切。使用頻度が少ない方は100g以下の使い切りやすい少量サイズを、毎日のように使いたい方は400g以上の業務用サイズを選ぶのがおすすめです。
少量サイズの商品は容器の種類も豊富で、保存ファスナーが付いた袋タイプのモノや、調理中に便利なワンタッチ容器のモノもあります。
また、使用量の目安をチェックして、コストパフォーマンスに優れているかを確認するのもおすすめです。
健康を気にするなら「無添加」のモノがおすすめ
使われている原料が気になる方は、無添加を謳っている鶏ガラスープの素がおすすめです。無添加といっても、使用していない原料の種類が調味料か着色料かなどが異なります。また、食塩や酵母エキスの使用有無を指すこともあるので、確認が必要です。
無添加の商品も種類が豊富で、それぞれ味わいやこだわりに差があるため、好みに合わせて吟味するのが大切。特に、うま味やコク、奥深さなどの味わいの特徴や商品を使って作れる料理のジャンルも併せて確認してみてください。
塩分量をチェック
鶏ガラスープの素を選ぶ際は、塩分量のチェックも大切です。塩分量が気になる方におすすめなのが、塩分を抑えた鶏ガラスープの素。塩分カットタイプでも食塩相当量は商品ごとに異なります。
また、塩分カットタイプの商品は、ほかの塩味が強い調味料と合わせやすいのもポイントです。塩分量が気になる方や、鶏ガラスープの素をほかの調味料とバランスよく使用したい方に適しています。
鶏ガラスープの素のおすすめ|顆粒タイプ
エスビー食品 李錦記 鶏丸ごとがらスープ
鶏のおいしさが堪能できる鶏ガラスープの素です。主原料に鶏肉・鶏ガラ・鶏油を使用しており、鶏本来のうま味を引き出しています。本商品は香港のレシピをもとに、鶏ガラと香味野菜の風味を際立たせている本格派シリーズです。固まりにくいので、チャーハン・炒め物・スープなど定番の中華料理や、和え物に使えます。
袋の裏に大まかな目安が記載されており、味を調節しやすいのもポイントです。内容量は、袋タイプが30g・100g・200g、ボトルは120gをラインナップ。袋タイプは、袋上部には保存に便利なファスナーが付いています。さまざまな料理に手早く使用できる鶏ガラスープの素を探している方におすすめです。
・1袋
・5袋セット
エスビー食品 李錦記鶏丸ごとがらスープ化学調味料無添加
化学調味料無添加で仕上げている鶏ガラスープの素です。鶏肉・鶏ガラ・鶏油を使って、鶏ならではのおいしさを引き出しているのが特徴。固まりにくい顆粒タイプで、中華スープ・野菜炒め・チャーハンなど、さまざまな料理に使えます。
使用量の目安は2人前あたり小さじ2〜3杯。スープやだしとして使う場合は、お湯200mlに対して小さじ2分の1を加えてみてください。
内容量は23g・75g・150gをラインナップ。保存する際に便利なファスナー付きの袋に入っています。化学調味料を使わずに作っている鶏ガラスープの素を選びたい方におすすめです。
・1袋
・3袋セット
平和食品工業 鶏ガラスープ
鶏ガラ本来のうま味を活かした商品です。鶏ガラのうま味・香りを十分に引き出しているのが特徴。風味豊かに仕上げており、本格的な味わいが楽しめます。また、原料に天日塩・野菜・魚介エキスを使用。天日塩がそれぞれの材料と相性よく混ざり合っているのもポイントです。
奥深いうま味と一緒にコクが感じられ、料理の風味をよりおいしく仕上げます。スープにはもちろん、炒め物にもぴったり。本製品は、料理に便利な顆粒タイプです。
内容量は120gで、筒状の容器に入っています。奥深い味わいが感じられる鶏ガラスープの素を探している方におすすめです。
ノリット・ジャポン UMAMY 比内地鶏丸鶏ガラスープの素
比内地鶏を使用した鶏ガラスープの素です。日本三大地鶏のひとつといわれる、比内地鶏の丸鶏ガラを100%使用しているのが特徴。丸鶏ガラを煮出してスープを作り、うま味を凝縮するため顆粒状に加工しています。化学調味料無添加のこだわりに加え、塩分も控えめに仕上げているのも魅力です。
料理に加えるだけでうま味をプラスし、和洋中さまざまな料理で役立ちます。また、リニューアルによって使用する比内地鶏の正肉の割合を増やし、ブイヨンの香りを抑えているのもポイント。比内地鶏のうま味を強く感じられる風味に仕上がっています。
内容量は75g。リニューアル後の高級感が感じられるラベルは、濃い赤色をベースに、金色や白色で商品名やイラストを入れています。有名な地鶏の味わいが堪能できる鶏ガラスープの素を試してみたい方におすすめです。
味の素 丸鶏がらスープ
本格的な風味にこだわった鶏ガラスープの素です。鶏肉とガラを時間をかけて煮出しているのが特徴。コクと奥深さがありながら、くどさを感じさせない味わいです。味わいのバランスを活かして、スープ・鶏だし鍋・炒め物など、さまざまな料理で活躍します。
また、味に物足りなさを感じる場合にも便利。加熱せずに、かけたり和えたりもできるので、ふりかけ・ひややっこなどにも使えます。
内容量は、調理に便利なワンタッチ瓶入りが55g、袋入りが50g・110g・200g。さまざまな料理に応用できる鶏ガラスープの素を探している方におすすめです。
・1袋
・5袋セット
友盛貿易 太太楽鮮味鶏精調味料 丸鶏ガラスープ
中国で有名なメーカーが手掛ける鶏ガラスープの素です。鶏の香りとうま味をそのまま凝縮した、本格的な味わいが特徴。顆粒タイプなので、スープ・チャーハン・ラーメンなどをはじめ、和洋中さまざまな料理に使用できるのがポイントです。
内容量は500gと大容量。鶏ガラスープの素を頻繁に使用する方におすすめです。
ゆとりの空間 ゆとりのキッチン 鶏がらスープ
国産鶏を使用した鶏ガラスープの素です。鶏ガラから取り出した強いコクに、玉ねぎ・ニンジン・キャベツ・ネギを中心とする野菜のうま味を組み合わせているのが特徴。鶏の香りや味わいをより本格的に感じられるよう、2018年にリニューアルしています。
化学調味料不使用なのもポイント。スープ・チャーハン・ドレッシングなど、中華料理で使うのにもぴったり。リニューアルに伴い、パッケージも一新。白と紺をベースにしたシンプルなラベルデザインが目印です。内容量は60g。野菜のうま味が効いた鶏ガラスープの素を探している方におすすめです。
エバラ食品工業 寸胴革命 顆粒鶏がらスープ
料理の味を引き立てる鶏ガラスープの素。鶏本来のうま味と野菜のコクを効かせているのが特徴です。主な原材料は、食塩・乳糖・チキンオイル・チキンエキスパウダー・ポークエキスパウダー・ベジタブルパウダー・オニオンエキスパウダー。スープの下味用だけでなく、味付けにも使える便利な顆粒タイプです。
中華料理の下味用に使うと、コクをプラスします。スープに使う場合の目安は、お湯150mlに対して3gです。業務用の大容量サイズで、内容量は500g。残量を気にせずに使える鶏ガラスープの素を探している方におすすめです。
・1本
・2本セット
前田家 無添加 鶏スープ
シンプルな原料で仕上げた鶏ガラスープの素です。原材料は鹿児島県産赤鶏さつまの鶏肉と、国内産のおからのみ。食塩・酵母エキス・デキストリン・蛋白加水分解物も使用せず、特許製法を使って作っています。塩味を好みに合わせて調節できるのも魅力です。香味野菜も加えていないため、鶏ならではのうま味を堪能できます。
長い時間をかけて店で作ったような味を手軽に引き出せるのがポイント。和食は味噌汁・そぼろ煮・炊き込みご飯など、洋食はポタージュ・オニオングラタンスープ・リゾットなど、中華はチャーハン・卵スープなど、和洋中さまざまな料理に合います。内容量は袋入り100gと6g分包が10袋の2種類。濃厚な鶏肉のうま味が味わえる鶏ガラスープの素です。
ユウキ食品 減塩ガラスープ
塩分量に配慮した鶏ガラスープの素です。メーカーの製品比で、塩分を30%カットしているのが特徴。塩分量が少ないため、うま味が十分に感じたい場合は、使用量を少し増やすのがおすすめです。減塩タイプの特徴を活かして、塩味があるほかの調味料と合わせても使用できます。
チキンとビーフから抽出したうま味をベースに、野菜のうま味をブレンドしたバランスのよい味わいが特徴。中華スープ・おひたし・にゅう麺など、和洋中さまざまな料理に使えます。
内容量は、瓶入りが110g入り・400g入りを、袋入りが50g入り・800g入りをラインナップ。塩分をカットした鶏ガラスープの素を選びたい方におすすめです。
鶏ガラスープの素のおすすめ|ペーストタイプ
ユウキ食品 化学調味料無添加のガラスープペースト
素材の風味を際立たせる鶏ガラスープの素です。鶏肉エキス・鶏脂に豚肉エキス・豚脂を加えてうま味を強め、香味野菜で臭みを抑えています。やさしい味わいで素材の味を活かすのが特徴。うま味が十分に感じられる、くどさのない淡白な風味に仕上げています。
化学調味料は不使用。料理に使いやすい、よく溶けるペーストタイプの商品です。内容量は90g。手軽に使える鶏ガラスープの素を探している方におすすめです。
鶏ガラスープの素のおすすめ|液体タイプ
日本スープ 丸どりだしデラックス
原料と製法にこだわった鶏ガラスープの素です。国産の丸鶏1羽を贅沢に使い、時間をかけて炊き出した昔ながらの味わいが特徴。まるごと1羽使うことで、品質とうま味をさらに引き出しているのが特徴です。鶏の甘み香りと深みのあるコクが堪能できます。食品添加物・脂肪・酵母エキスを使用せずに作っているのもポイントです。
1~3倍に希釈するタイプ。濃いめでだし巻き卵・茶碗蒸し・餡かけなどに、薄めでスープ・味噌汁・カレーなどにと、料理に合わせて調節できます。和洋中さまざまな料理に活用できるのも魅力のひとつです。
内容量は250gで、容器は保存に便利なレトルトパックタイプ。鶏のうま味を堪能したい方に適した鶏ガラスープの素です。
・1袋
・20袋セット
ジェイ・パントリー 半田の旨味家 鶏だし塩スープ 鶏味塩
野菜と相性がよい鶏ガラスープの素です。国産の良質な鶏ガラ・ネックを少しずつ煮込みながら濃厚なエキスを作っているのが特徴。完成したエキスに、長期熟成と低温仕込のたまり醤油と塩を加えています。鶏のうま味と醤油のうま味が感じられる、本格的な味わいです。
料理の下味として活用でき、素材のおいしさを引き出します。スープ・鍋物・煮物などはもちろん、炒め物にも便利。少量でもうま味が十分に感じられる濃縮タイプの商品なので、小さじ1~大さじ1杯を目安に加えるのがポイントです。
味に物足りなさを感じるときや、深みを加えたいときに使うのがおすすめ。ポトフに加えると、野菜が持つ甘みを引き出します。また、塩の代わりとしても使用可能。料理をより本格的に仕上げられる鶏ガラスープの素を探している方におすすめです。
秋川牧園 とてもまじめなとりがらスープ
新鮮な若鶏から作った鶏ガラスープの素です。蒸気釜を使い、水から若鶏の鶏ガラを煮詰めているのが特徴。煮る途中で鶏ガラを崩し、骨に含まれるうま味を逃がさずスープに閉じ込めています。原材料は国産の鶏骨と食塩のみ。化学調味料と着色料は不使用で作っているのもポイントです。
濃縮タイプの商品なので、作る料理に合わせて希釈して使います。鍋物・おでんはもちろん、カレー・シチュー・スープなど、和洋中問わず幅広い鍋物料理に便利です。好みの濃さに調節可能。50mlの小袋が計5本入っています。シンプルな原料で作った鶏ガラスープの素を味わってみたい方におすすめです。
浅利佐助商店 比内地鶏スープ
日本三大地鶏のひとつとして有名な、比内地鶏を贅沢に使用した鶏ガラスープの素です。比内地鶏の鶏ガラと鶏肉に自家製本醸造醤油を加え、本来の風味を存分に楽しめるよう、化学調味料を使わずに仕上げています。鶏脂を加えており、比内地鶏ならではのうま味とコクを堪能できるのが特徴です。
濃縮5倍タイプの液体スープ。かけうどん・かけそば・炊き込みご飯などの定番料理はもちろん、秋田名物のきりたんぽ鍋も調理可能です。内容量は200gで、目安として4〜5人前の分量が入っています。地鶏を使用した味わい深い鶏ガラスープの素を使ってみたい方におすすめです。
・1袋
・2袋セット
鶏ガラスープの素を使ったおすすめレシピ
チャーハン
シンプルな素材と調味料で仕上げるチャーハンのレシピです。材料はチャーシュー・鶏ガラスープの素・卵・ネギ・ご飯・醤油・黒コショウ・ゴマ油・サラダ油。鶏ガラスープの素は顆粒タイプを使うのがおすすめです。まずは、チャーシューを角切りに、ネギをみじん切りにします。
次に油を引いたフライパンに溶き卵を入れてご飯を炒めますが、卵が固まらないうちにご飯を入れるのがポイント。米粒がパラパラにほぐれたら、チャーシューとネギを加え、醤油と鶏ガラスープで味を調えます。黒コショウ・ゴマ油は風味付け用に、好みで加えてみてください。
野菜の炒め物
夏に収穫できる野菜を使ったレシピです。材料はピーマン・ニンジン・さやいんげん・鶏モモ肉。下味付けには酒・醤油・片栗粉・ニンニク・サラダ油・ごま油を合わせ、調味料には鶏ガラスープの素・オイスターソース・醤油・酒・砂糖を使用します。オイスターソースが味の決め手。ごま油で香り高く仕上げるのがおすすめです。
ピーマン・ニンジンは短冊切りに、さやいんげんはスジを取って4cmほどに、鶏肉はひと口大に切って下味調味料を混ぜます。サラダ油を引いたフライパンでニンニクを炒め、鶏肉・野菜の順に加えて火を通し、合わせ調味料を入れて完成。鶏ガラスープの素を使うことで本格的な風味に仕上がります。
ラーメン
鶏ガラスープの素が味の決め手になるラーメンのレシピです。使用する材料は中華麺・もやし・ネギ・焼き豚・味付きメンマ。調味料に使用するのは鶏ガラスープの素・酒・醤油・ゴマ油・塩・コショウです。野菜を準備する前に、鍋に分量の水と調味料を入れてあたためておきます。
もやしは根を取って軽く茹で、ネギは斜め薄切りにして下準備は完了。やや多めに水を入れた鍋で麺を茹で、好みの硬さに仕上げて器に盛り付けます。事前にあたためておいたスープを投入し、もやし・ネギ・焼き豚・メンマを乗せて完成。自宅で簡単にラーメンを作りたいときに活躍するのが、鶏ガラスープの素です。
鶏ガラスープの素は商品数が多く、好みの味わいに合わせて選べるのが魅力。うま味やコクが強いモノから、淡白な味わいのモノまでさまざまです。また、形状ごとに適した料理が異なるのもポイント。汎用的な鶏ガラスープの素なら顆粒やペーストを、おもに汁物や鍋料理に使いたい方は液体タイプがおすすめです。