ビールなのに酸味を楽しめるのが特徴の「サワーエール」。野生酵母や乳酸菌を利用することで、一般的なビールとは異なる味わいを楽しめます。フルーツなどの副材料を加えた、風味豊かなタイプが存在する点にも注目です。
そこで今回は、サワーエールのおすすめをご紹介します。サワーエールとは、どのようなビールかも解説。ぜひ参考にして、お気に入りの1本を探してみてください。
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サワーエールとは?
サワーエールは、ほかのビールと比べて酸味が特徴のビアスタイルです。発酵の工程でビール酵母だけでなく「野生酵母」や「乳酸菌」などを利用することで、独特の酸味を楽しめるのが魅力。野生酵母にこだわったモノも存在します。
ブルワリーによって酵母・菌・製法が異なり、完成するサワーエールの味わいもさまざま。味わいの肝である酸味も、商品によって穏やかなモノから強烈なモノまであるのがポイントです。
フルーツなどの副材料を加えた風味豊かなサワーエールも。酸味の強いビールが気になる方や少し変わったビールを飲んでみたい方は、ぜひサワーエールに挑戦してみてください。
サワーエールの選び方
度数をチェック
サワーエールを選ぶ際は、アルコール度数に注目。大手メーカーのビールと同等のアルコール度数5%のサワーエールから、アルコール度数7.5%の少し高めのモノまで存在します。
お酒が苦手だけどサワーエールを試してみたい方は、アルコール度数が低めのタイプを。飲み応えのあるサワーエールを飲みたい方は、アルコール度数が高めのタイプを選ぶのがおすすめです。
容器で選ぶ
サワーエールを購入する際は、ビールの入っている容器にも注目するのがおすすめです。容器は、主に瓶または缶の2種類。瓶の商品には、飲む際に栓抜きが必要となる王冠タイプと、シャンパンのようなコルクで密閉しているミュズレタイプがあります。
缶の商品は気軽に開栓して飲めるのが魅力。飲み終えたあとの缶もつぶせるため、瓶と比べて後片付けが容易というメリットもあります。サワーエールを楽しむシチュエーションに適した容器の商品を選んでみてください。
容量で選ぶ
サワーエールを選ぶのに迷ったら、容量で決めるのもおすすめです。缶入りの商品は350mlと500mlが主流。容量の多い500mlの商品を選択すれば、思う存分サワーエールを味わえるのが魅力です。
瓶入りの商品は、330mlが主流。なかには375ml入りの商品も存在します。容器によって容量も異なるので、サワーエールを選ぶ際は容量と容器を併せてチェックしてみてください。
飲み比べできるセットもおすすめ
サワーエールを購入するなら、セット商品を選ぶのもおすすめです。サワーエールをはじめとしたクラフトビールは、さまざまなタイプの味わいがあります。メーカーによっては複数のビールを飲み比べられるセットを販売しているので、要チェックです。
なかには、一風変わった素材を使った季節のビールを飲み比べができるセットもあります。ビール好きな方とのホームパーティーや、お世話になっている方へのギフトとしてサワーエールを探している方は、セット商品を検討してみてください。
サワーエールのおすすめ
木内酒造 常陸野ネストビール 塩梅エール
国産の青梅を使った、爽やかな酸味を楽しめるサワーエールです。ホップをきかせ、適度な苦みを楽しめるのが特徴。塩をアクセントとして加えることで、うまみを感じられる仕上がりです。
アルコール度数は7.5%。容量は330mlで瓶入りです。「常陸野ネストビール」は、木内酒造が手掛けるビールブランド。茨城県那珂市鴻巣で生まれたことから、「巣」を意味する「ネスト」を冠したブランドネームが付いています。
豊かな自然に囲まれた場所に醸造所があり、ビール造りにも適しているのがポイント。原料にこだわってビールを製造しています。こだわりのあるブルワリーが作る、サワーエールが気になる方におすすめです。
・1本
・24本セット
オラホビール ビエール・ド・雷電季節仕込み 極め仕込みシークレット 桃のサワーエール
国産の桃ピューレや桃果汁を使用したサワーエールです。果肉をかじったようなジューシーでぜいたくな味わいが魅力。「ジャパン・ブルワーズカップ2024」のフルーツエール部門で1位を受賞した、実績のあるビールです。
アルコール度数は5%で、容量は350ml。賞味期限は製造から8ヵ月です。手掛けているのは、長野県東御市の豊かな自然の中に位置する醸造所「オラホビール」。1996年に、地域振興の一環としてスタートしたブルワリーです。
トレンドやスタイルにとらわれない、自由なビールを製造しているのが特徴。フルーツの豊かな味わいを楽しめるビールが気になる方は、チェックしてみてください。
平和酒造 平和クラフト SOUR ALE
日本酒の蔵元「平和酒造」が手掛ける平和クラフトのサワーエールです。リキュールや日本酒を製造する酒蔵が、持てる技術を掛け合わせて仕上げている平和ビール。なかでも、本商品は日本酒の古典的な製法である「生酛造り(きもとづくり)」と同じ乳酸発酵を行い、酵母だけでは生み出せないフルーティーな風味と酸味を楽しめるのが特徴です。
和歌山県産南高梅を混ぜることで、クエン酸による風味も加わった複雑な酸味を楽しめます。白桃やかんきつ系のアロマに乳酸やクエン酸の風味が加わり、スパークリングワインやシードルに近い味わいを実現しているビールです。
アルコール度数は5%。各種料理とペアリングが可能です。飲むシチュエーションも問わず、さまざまな楽しみ方で飲めるのも魅力。複雑な酸味を楽しめるサワーエールが気になる方におすすめの1本です。
ミッケラー(Mikkeller) Guavaja
野生酵母や地元の原料にこだわって製造されているサワーエールです。手間暇のかかる製法を採用しているのが特徴。ラボで採取培養させた野生酵母やバクテリアと、地元の水・空気・フルーツを使用しています。
樽熟成を行うことで深みのある味わいのサワーエールに仕上げているのがポイントです。熟成期間は38ヵ月。適度な甘さと酸味を楽しめます。
アルコール度数は7.2%。容量は375mlの瓶入りで、栓はシャンパンのようなコルク栓を採用しています。複雑な味わいのサワーエールを楽しみたい方におすすめです。
バテレ パピリオ
ラズベリー果汁を使って仕上げたサワーエールです。果実と乳酸菌の生み出す爽やかで奥行きのある酸味が特徴。ベリーの風味に加え、ヨーグルトやブラッドオレンジの風味を楽しめるとうたわれています。
酵母はイングリッシュエールイースト、ホップはストラタとモザイククライオを使用。アルコール度数は6.5%です。容量は500ml。缶入りです。
バテレは東京・奥多摩にあるマイクロブルワリー。ビールを飲んだ方の価値観が変わるようなビールを追求している造り手です。ラズベリーを使用したビールが気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
やましろビール やましろビール 6種飲み比べ6本セット
京都府山城の「やましろビール」のビールを飲み比べられるセット。内容は、やましろブルーベリーセゾン・城州白 梅サワーエール・ゆずヘイジーペールエール・玉露セッションIPA・ほうじ茶アンバーエール・やましろ京番茶ポーターの計6種類です。
サワーエールにあたる「城州白 梅サワーエール」は、城陽市青谷梅林特産の梅を用いたビール。京都府で栽培された小麦「せときらら」を使っています。やさしい風味が魅力の1本です。
ほかにも、お茶をはじめ、多様な素材を用いたビールを楽しめます。ビアコンテストで高い評価を獲得した商品も入っているのが特徴です。サワーエールをはじめ、多様なビールを飲み比べてみたい方はチェックしてみてください。
国内外を問わず、さまざまなブルワリーからサワーエールが販売されています。容器や容量、アルコール度数の違いに注目して、気になるアイテムを選ぶのがおすすめ。フルーツや梅などの副材料が使われているタイプも要チェックです。贈答用にしたい方は、サワーエールの入ったセットも検討してみてください。