日本の大手釣りメーカーとして人気のシマノでは、保冷力や耐久性に優れた高性能なクーラーボックスを展開しています。サイズや保冷力、機能性などが異なるさまざまなモデルを販売しており、用途に応じて選べる豊富なラインナップが魅力です。
そこで今回は、シマノのクーラーボックスにフォーカス。なかでも人気の「スペーザ」と「フィクセル」からおすすめのモデルをご紹介します。選び方についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
シマノのクーラーボックスの特徴
軽さと頑丈さが両立
シマノのクーラーボックスは、釣りでの使用を前提に設計されているのが特徴です。特に海釣りでは、持ち歩いたり椅子として使用したりと、軽量性と耐久性が求められます。シマノのクーラーボックスは内部をリブで補強しており、強度と軽量化に配慮。大人1人が座れるほどの頑丈さを備えています。
また、多くのモデルで底部に滑り止めゴムを採用。堤防や磯場、船など、滑りやすい状況での安定性を有しているのもメリットです。
真空パネルを採用した保冷力の高さ
シマノのクーラーボックスには、真空パネルを搭載したモデルもラインナップ。発泡ウレタンなどの断熱材との組み合わせにより、圧倒的な保冷力を実現しています。
なかでも、フタ部と底面、側面のすべてに真空パネルを備えた「6面真空パネル」のモデルに注目。1面や3面に真空パネルを有したモデルよりも、優れた保冷力を発揮します。さらに高い保冷力がある極厚の真空パネルを採用した「6面極厚真空パネル」モデルもあるので、チェックしてみてください。
ラックトックレバーでラクに開け閉めできる
シマノのクーラーボックスは、簡単に開閉できるラックトップレバーを搭載しています。片手でレバーを引くだけの操作でオープン可能。閉める際も手を添える必要はなく、手を離すだけでフタがパタンと閉まる自動ロック機構を採用しています。
すばやく開閉でき、閉め忘れや保冷力の低下を防げるのもメリット。扱いに慣れていない方でも容易に扱えます。
両開き・取り外しできるフタが便利
モデルによっては、左右どちらからでもフタを開け閉めできる両面開閉タイプもあります。車のトランクに載せていて左右の荷物に挟まれているときなど、向きを変えずに開閉できるため便利です。特に食材や飲み物を多く詰め込んでいる場合、向きを変えるのは大変なので重宝します。
両面開閉タイプはフタが取り外せるのも特徴。左右のレバーを同時に上げればフタが外れる仕組みで、メンテンスが手軽なのも魅力です。
シマノのクーラーボックスの選び方
シリーズで選ぶ
スペーザ
横長で大きな魚を収納するために設計されているのが「スペーザ」です。おもに海釣りで大物を保存するのを想定しています。大容量なので食材・飲み物の保存用としても便利なほか、広い天面は椅子やテーブルとしても使用できるのが特徴です。
横長タイプは手で持ちにくいため、多くのモデルにキャスターを搭載しているのもポイント。駐車場から釣り場やキャンプサイトが遠い場合でも、転がして移動でき便利です。60Lの大容量モデルから25Lの手頃なサイズまで豊富に展開されています。
フィクセル
「フィクセル」はさまざまなタイプが展開されたシリーズ。最大モデルで35L、最小は9Lと、用途に合わせて選択できます。高性能な断熱材を採用した高級モデルから低価格のモデルまで幅広く揃っており、予算を考慮しながら選べるのも魅力です。
なかでも、フラッグシップモデルである「フィクセル・ウルトラプレミアム」は、保冷をしっかりとキープできるのがメリット。連泊での釣りやキャンプで食材・飲み物を長時間保存でき便利です。
保冷力の高さで選ぶ
シマノのクーラーボックスの保冷力は、独自基準「I-CE(アイス)値」で表されています。クーラーボックス内容量の20%の氷を31℃の環境下で1時間キープすることを「1h」と表記。I-CE70hと表示されていれば、氷を70時間保存できる保冷力であることを意味します。
もっとも保冷力に優れているのが「6面真空パネル」を採用したモデル。上面・底面・側面の6面に真空パネルを搭載しており、冷気の漏れを減らし保冷力をキープします。なかでも、真空パネルを厚くした「6面極真空パネル」を用いたモデルは特に保冷力が高いので、チェックしておきましょう。
断熱材の種類で選ぶ
シマノのクーラーボックスで採用される断熱材はモデルによって異なります。最も保冷力に優れているのが「発泡ウレタン」。フロンガスなどで発泡させた断熱材で、住宅でも使用されています。圧倒的な保冷力を発揮する一方、高価なのがデメリットです。
合成樹脂素材に気泡を混ぜたのが「発泡ポリスチレン」。発泡ウレタンより保冷力は少し劣るものの軽量で衝撃にも強く、加工しやすいとして多くのクーラーボックスで使われています。また、発泡ウレタンより安価なのも特徴です。
シマノのクーラーボックスでは、すべてに発泡ウレタンを用いたモデルや発泡ポリスチレンのみを使用したモデル、両方を組み合わせたタイプもラインナップ。発泡ウレタンの使用率が増すほど高価なため、用途や予算を考慮して選択することが重要です。
容量で選ぶ
シマノのクーラーボックスは10L以下のコンパクトモデルから60Lの大型モデルまで、豊富なラインナップが特徴。必要以上に大きなタイプは持ち運びが大変なほか、保冷力にも影響します。保管場所のスペースも必要なので、用途を考慮して適切なサイズを選ぶことが大切です。
船釣りなどで大きな魚を収納したいなら、45~60Lの大容量タイプがおすすめ。キャンプやバーベキューなどでの持ち運びやすさを重視する場合は、22~30L前後のモデルが扱いやすく重宝します。1~2人分の食材や飲み物を保存するのが目的なら、10L前後のモデルでも十分です。
シマノのクーラーボックスおすすめモデル|スペーザ
シマノ(SHIMANO) スペーザ ホエール ライト 65L NS-465T
発泡ポリスチレンを使用した、厚底断熱設計のシマノのクーラーボックスです。高い断熱性を備えているのが特徴。スペーザシリーズのなかでも容量の大きいモデルで、大型の魚が釣れるオフショアシーンにおすすめです。
シマノの基準で約70時間氷をキープできると謳っているのもポイント。また、フタはワンプッシュでロックが可能で、内外どちらからでも開けられるレバーを左右に配置しています。
シマノ(SHIMANO) クーラーボックス スペーザ ホエール リミテッド 600HC-060I
500mlペットボトルを52本収納できる、容量60Lのクーラーボックスです。内寸80cmの横長タイプで、90cmもの大型魚も入れられます。サイズが大きいモデルながら、大型ハンドルとキャスターが付いているため持ち運びは楽々。少々の段差なら乗り越えられ、釣り場やキャンプまで駐車場から距離がある場合にも便利です。
3面に真空パネルを搭載しており、I-CE 75hの優れた保冷力を発揮。連泊での釣りやキャンプで、長時間飲み物と食材を保冷したい場合にもおすすめです。また、堅牢ボディでテーブルや椅子代わりとしても使用可能。底部に滑り止めラバーを備え、滑りやすい場所でも安心です。
シマノ(SHIMANO) クーラーボックス スペーザ ホエール ベイシス 600UC-060I
底1面に真空パネルを搭載した、容量60Lのクーラーボックス。内寸80cmと大型で、大型魚をターゲットにする船釣りでの使用におすすめのモデルです。大型キャスターとハンドルを備え、駐車場から移動距離が長い場合でも簡単に持ち運べます。
クーラー底部にバルジ形状を採用し、断熱材を増量しているのもポイント。地熱の影響を軽減し、夏場の釣りやキャンプで地面の上に置いても保冷力を維持できます。「ワンアクション水栓」を2つ有しており、水をすばやくスムーズに排出できるのもメリットです。
シマノ(SHIMANO) クーラーボックス スペーザ ホエール ライト 450LC-045L
断熱材に発泡ポリスチレンを採用した容量45Lのクーラーボックスです。I-CE 45hの優れた断熱性により、連泊での釣りやキャンプでも保冷力をキープできます。内寸は70cmで、大型魚も収納可能。500mlペットボトルは40本入れられます。
持ち運びに便利なハンドルとキャスターを搭載し、移動は簡単。大型キャスターは段差を乗り越えやすく、釣り以外のさまざまなレジャーで活躍します。上フタは取り外し可能で、お手入れしやすいのもポイント。本体インナー部に抗菌剤入りプラスチック「ノバロン」を用いており、衛生面が気になる方にもおすすめです。
シマノ(SHIMANO) スペーザ プレミアム 35L キャスター NS-B35Y
6面真空パネルにより、優れた保冷力を有したシマノのクーラーボックス。約60cmまでの魚を折り曲げずに入れられる収納力もあり、青物や大型のヒラメなどをまっすぐな状態で保管したい方におすすめです。
ボディには強度のある素材を採用しており、タフに使いやすいのがメリット。底面には滑り止めのゴムを設け、船に乗せても滑りにくい仕様です。
キャスター付きで、荷物をスムーズに持ち運びやすいのもポイント。また、取り外し可能なフタや簡単に開けられる水栓など、メンテナンス性も良好です。
シマノ(SHIMANO) スペーザ ベイシス 25L キャスター NS-D25Y
持ち運びに便利なキャスターとハンドルを備えたシマノのクーラーボックスです。底に真空パネルを使った断熱構造を採用しているのが特徴。氷を約45時間キープできると謳っています。
内側には抗菌ボディを用いており、魚や食材を安心して収納しやすいのもメリット。取り外せるフタやワンアクション水栓など、お手入れのしやすさも良好です。
シマノのクーラーボックスおすすめモデル|フィクセル
シマノ(SHIMANO) フィクセル リミテッド 30L NF-230V
さまざまな姿勢からフタを開閉しやすいシマノのクーラーボックスです。「ラックトップレバーR」を採用しているのが特徴。容量は30Lで、500mlのペットボトルなら約24本入れられます。
断熱構造に、3面一体型真空パネルと発泡ウレタンを用いているのもおすすめポイント。約75時間氷を保ちやすい高い保冷力を有していると謳っています。
シマノ(SHIMANO) フィクセル プレミアム LTDPRO 30L NF-130X
おしゃれなデザインに仕上がっているシマノのクーラーボックスです。黒を基調としたデザインが魅力。見た目を重視して選びたい方におすすめです。
6面真空パネルと発泡ウレタンによる断熱構造で、優れた保冷力を有しているのがメリット。また、大人が座れる頑丈なボディながら、軽量化も実現しています。
シマノ(SHIMANO) フィクセル ベイシス 22L MF-322V
さまざまなアウトドアシーンで活躍するシマノのクーラーボックスです。本製品は、500mlのペットボトルであれば約17本の保管が可能。内幅が39cmあるので、小型の青物なども収納できます。
フタは、左右どちらからでも開けられる両開きタイプを採用しているのがポイント。手を離すと自動で閉まったり簡単にフタの取り外しができたりと、利便性に優れているのもメリットです。
シマノ(SHIMANO) フィクセル ライト II 22L NF-522V
シマノのクーラーボックスのなかでも比較的リーズナブルな価格で購入しやすいモデルです。氷を約35時間キープしやすいと謳っているのが特徴。デイキャンプや釣りなどで重宝します。
大人が上に座れるほどの堅牢ボディで、底面に滑り止めゴムを備えているのもメリット。内側は抗菌仕様なので綺麗な状態を保ちやすく、衛生面を気にする方にもおすすめです。
シマノ(SHIMANO) フィクセル ウルトラプレミアム ZF-517S
容量17Lで手軽に使いやすいクーラーボックスです。小型モデルながら6面極厚真空パネルと発泡ウレタンを組み合わせており、I-CE 68hの優れた保冷力が特徴。夏場でも飲み物を冷たいままキープできる、保冷力の高さを重視したい方におすすめのモデルです。
本体内部には補強リプを設け、ボディ全体の強度を上げているのもポイント。椅子代わりとして使用できるタフなボディが魅力の1台です。
シマノ(SHIMANO) フィクセル ライト RS 12L NF-G12S
ロッドスタンドが2つ付いたシマノのクーラーボックスです。仕掛けを作るときや竿を置く際などに便利。容量約12Lの小型設計で、アジングやメバリングなど、小型の魚を釣る際におすすめです。
片手で簡単に開閉しやすいラックトップレバーに加えて、手を離すと勝手にフタが閉まる自動ロック機能も搭載しているのが魅力。エサの出し入れや魚の収納をスムーズに行える、利便性に優れたクーラーボックスを求めている方にもぴったりです。
シマノ(SHIMANO) クーラーボックス フィクセル リミテッド 90HF-009N
容量9Lのコンパクトなクーラーボックス。小型ながら、1面真空パネルと発泡ウレタンによる、I-CE 30hの優れた保冷力が魅力です。ハンドルに加えてショルダーベルトも装着できるため、容易に持ち運べます。堤防での小物釣りのほか、ピクニックやスポーツ観戦など、さまざまなシーンに対応できるおすすめのモデルです。
魚の投入口は、フタを開けずに中を確認したいときにも活躍。トレーを備えており、濡らしたくないアイテムを分けて収納したいときに役立ちます。
シマノ(SHIMANO) クーラーボックス フィクセル ライト 90LF-009N
容量9L、重さ1.5kgの、軽量コンパクトなクーラーボックスです。I-CE 23hの保冷力で日帰りのレジャーにぴったり。オプションでショルダーベルトも装着でき、ピクニックやフェスなどで移動しながら使いたい方におすすめです。
フタは取り外し可能で、使用後のお手入れは簡単。本体とフタに発泡ポリスチレンを採用した軽量モデルながらも堅牢で、椅子代わりとしても使用でき便利です。
釣った魚や食材の保存に便利なシマノのクーラーボックス。キャスターを備えた製品は移動しやすいのがメリットです。また、長時間使用する頻度が高い場合は、保冷時間にも注目しましょう。今回ご紹介したクーラーボックスを参考に、自分にぴったりな製品を選んでみてください。