指板のメンテナンスに使う「指板オイル」。ギターやベースをキレイに長く使いたい方に適したアイテムです。さまざまな特徴を持った製品が販売されており、どれを選べばよいのか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。
本記事では、指板オイルのおすすめアイテムをご紹介。選び方や使用時の注意点も解説します。自分にぴったりなアイテムを見つけてみてください。
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指板オイルとは?

By: kikutani.co.jp
指板オイルとは、ギターやベースなどの指板をメンテナンスする際に使用するオイルのこと。主に指板の汚れ落としや、木材の保湿を目的として活用されているアイテムです。
レモン・オレンジ・蜜ろう・スクワランなど、さまざまな素材を使用したモノがラインナップされています。クロスに染み込ませた状態で使用する液体状のモノが主流です。
指板オイルを使用するメリット・デメリット
メリット

By: rakuten.co.jp
指板オイルで保湿することで、指板が乾燥によって割れるなどのトラブルを防げるのがメリットです。また、適度に保湿された指板は乾燥した状態よりもツヤがあり、美しく見えます。
指板の汚れを落とす効果がある指板オイルなら、清潔な状態の指板を保てるのもメリットです。なお、保湿が得意なモノや洗浄力を強めたモノなど、指板オイルのなかでも製品によって差があります。自分の用途や使用している楽器にマッチするアイテムを選んでみてください。
デメリット

指板オイルのデメリットは、アイテム選びや使い方を間違えると、楽器に悪影響を与える可能性があること。たとえば、メイプル指板など塗装が施されているタイプの指板だと、指板オイルが合わない場合もあります。
そのため、指板オイルを購入する際は、自分が使用している楽器の指板とオイルの相性を確認するのが大切です。
指板オイルのおすすめ
ミュージックノマド(MUSIC NOMAD) F-ONE OIL MN105
楽器のケアアイテムを中心に取り扱っている「ミュージックノマド」の指板オイル。大手ウクレレメーカーでも使用されているアイテムです。
高品質なツリーオイルとシードオイルを採用。100%天然由来のオイルを採用しており、未塗装のローズウッド指板・エボニー指板・メイプル指板などに使用可能です。
塗布すると、指板を洗浄すると同時に保護。なめらかな手触りに仕上げます。自然な香りが持続するのもおすすめのポイントです。
ヒストリー(HISTORY) HPO3
適量を出しやすい、点眼式ノズルを採用している指板オイル。クロスに染み込ませて使用するほか、指板に直接塗布することもできます。
指板の保湿だけでなく、汚れ落としとして使えるのもポイント。保湿効果は約3ヶ月続きます。フレットの防錆効果があるのも魅力です。
ギターやベース以外に、ウクレレやマンドリンなどにも使えます。無臭タイプなので、オイルのニオイが気になる方にもおすすめです。
尾山製材 木工用みつろうオイル
材木屋が取り扱うおすすめの指板オイルです。椿油と菜種油のブレンドオイルを使用しており、指板に油分の補給が可能。蜜ろう素材も使用しているため、撥水効果が期待できます。
また、緑茶成分を配合し、時間の経過とともに現れるオイルの品質劣化を予防。ニオイが強くなったり、固くなったりしにくいのがメリットです。内容量は100mlです。
ハワード(Howard) Orange Oil
天然のオレンジオイルとミネラルオイルを配合した指板オイルです。汚れを落としながら指板の乾燥を予防します。美しいツヤを与えるので、見た目がよくなるのも魅力です。また、比較的粘度が低く、指板に素早く馴染みます。
ギターの指板オイルとして使うほか、木で作られた家具などにも使用可能。幅広い用途で使えるアイテムが欲しい方におすすめです。
フリーダムカスタムリサーチ(Freedom Custom Guitar Research) レモンオイル SP-P-11
蜜ろうをはじめ、数種類のオイルをブレンドしている指板オイル。洗浄力と保湿力を両立しています。素材にしっかりと染み込み、乾燥や湿気の影響を受けにくい状態にすることが可能。効果が長続きするのも特徴です。
さらに、塗装されていない指板に塗りやすい、適度な粘度なのもおすすめのポイント。内容量は60mlです。
フリーダムカスタムリサーチ(Freedom Custom Guitar Research) MINERAL OIL SP-P-17
無臭・無色で使いやすい指板オイルです。塗布作業中や演奏中にニオイが気になりにくいため、強い香りが苦手な方に向いています。また、肌にやさしい成分と謳われているため、安心して使えるのもメリットです。
サラサラとした低粘度のため、スピーディーに塗り広げられるのもおすすめのポイント。木材への浸透力が高く、しっかりとうるおいを与えます。内容量は60mlです。
ジム ダンロップ(JIM DUNLOP) Fretboard 65 Ultimate Lemon Oil 6554
ギターやベースのアクセサリーをラインナップしている人気メーカー「ジム ダンロップ」の指板オイルです。指板の汚れを落とし、光沢を出したいときにおすすめ。また、塗布すると薄い膜ができるため、汚れや湿気から楽器を保護します。
少量で効果が得られるのもポイント。なお、メイプル指板やラッカー塗装などには使用できないので注意しましょう。
ハワード(Howard) Feed-N-Wax
蜜ろう・カルナバワックス・オレンジオイルを使用した、おすすめの指板オイルです。内容量は140ml。指板にやさしい光沢を与えられます。乾燥・劣化を予防できるのも魅力です。
元々はアンティーク家具用として作られた製品のため、ギターの指板だけでなく、家具にも使えるのがポイント。汎用性に優れた指板オイルを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
ダダリオ(DADDARIO) Lemon Oil PW-LMN
指板のメンテナンスに役立つレモンオイル。汚れや油脂をしっかり落としながら、木材に潤いを与え乾燥によるひび割れから守ります。
タオルに少量垂らして優しく拭くと、ギターやベースの演奏感も向上。指板を自然な艶で仕上げ、弾き心地をなめらかにします。定期的なお手入れで楽器を長持ちさせたい方にぴったりのメンテナンスアイテムです。
フェンダー(Fender) Custom Shop Fingerboard Remedy 2 oz 0990534000
指板のメンテナンスにぴったりの高品質なケア用オイル。蜜蝋をベースにした配合を採用しています。シリコンや樹脂、アルコール不使用のため、さまざまな塗装面に安心して使用できるアイテムです。
少量を塗布するだけで指板に自然な艶と保護膜ができ、木目の美しさを引き立てます。長く愛用したい大切な楽器の指板を守りたい方におすすめです。
Wood Shop Depot Pure Orange Oil WSOR-PURE
天然素材100%で作られたオレンジオイル。ギターの指板部分についた頑固な皮脂汚れを効果的に落とします。クリーニングだけでなく、適度なツヤと潤いを与えることで木材の美しさを引き立てられるのが特徴です。
やわらかい布に染み込ませて、優しく磨くだけとお手入れ方法は簡単。ギター以外にも無塗装やオイルフィニッシュを施した家具など、さまざまな木製品のメンテナンスに使用できるため、大切な木製アイテムを長く美しく保ちたい方におすすめです。
ケンスミス(KEN SMITH) CLASSIC WAX POLISH
天然素材を配合した楽器用ワックスポリッシュ。蜜蝋やレモンオイルなど数種の天然オイルで作られています。汚れ落としから保護まで活用できるうえ、木材の美しさも引き立てます。
オイルフィニッシュやナチュラルフィニッシュの楽器に使用でき、ベタつきが少なく軽い使用感が特徴。ギターの指板だけでなく、無塗装やオイル仕上げの家具など幅広い木製品のメンテナンスにも使えるため、大切な木製品を長く美しく保ちたい方におすすめです。
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指板オイルを塗る頻度は?

演奏をする際に必ず触れる指板は、こまめなメンテナンスが大切。楽器や指板オイルの種類によっても異なりますが、1~3ヶ月に1回程度使用すると安心です。
なお、多くの製品では弦を外さないと指板オイルを塗ることができません。そのため、弦を交換するタイミングで指板オイルを塗ってメンテナンスするのがおすすめです。
指板オイルを使用する際の注意点

楽器に使用されている素材と指板オイルの成分によっては、使用できない場合もあります。アイテムの注意書きをしっかりと確認してから使用するのが重要です。
目立たない場所に少しだけ塗って、素材に異常がないかチェックをしておくと安心して使えます。さらに、指板オイルを塗りすぎると、楽器のトラブルにつながる可能性もあるので注意しましょう。
ギター・ベースなどの楽器をメンテナンスする際に使用する指板オイル。保湿力が高いモノや汚れを落とす力が強いモノなど、アイテムによって性能が異なります。そのため、楽器の状態や用途に合わせてアイテムを選ぶことが大切です。ぜひ本記事を参考にして、自分が使いやすい指板オイルを探してみてください。