赤ちゃんに手軽に離乳食を与えたいときに便利なベビーフード。調理の手間が少なく、忙しい日や外出先でも素早く食事の用意ができるのがメリットです。しかし、種類が多いため、どれを選ぶべきか悩む方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、おすすめのベビーフードをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

離乳食・ベビーフードの選び方

月齢に合わせたフードを選ぼう

ベビーフードを選ぶ際は、赤ちゃんの月齢に適しているかをチェック。月齢によって消化機能や噛む力、飲み込む力の発達段階が異なるため、各時期に合った固さや量のフードを選ぶことが大切です。

一般的に離乳食は、5~6ヶ月頃の初期、7~8ヶ月頃の中期、9~11ヶ月頃の後期、12~18ヶ月頃の完了期に分けられます。製品パッケージには対象月齢が記載されているので、必ず確認しましょう。

初期は粉末タイプ、中期以降は調理済みタイプが増えるなど、製品形態も月齢で変わります。赤ちゃんの成長には個人差があり、発達状況や食べる様子を見ながら柔軟に進めるのがポイントです。

使われている食材に注目

By: rakuten.co.jp

ベビーフードを選ぶ際は、使われている食材に注目しましょう。市販のベビーフードは種類が多く、手軽にさまざまな食材を試せる点が魅力です。裏ごしや下ごしらえが必要な食材も、ベビーフードを取り入れることで手軽に与えられます。ベビーフードを上手に活用し、幅広い食材に慣れさせるのがおすすめです。

また、離乳食の段階が進むにつれて、食べられる食材も増えていきます。月齢に合った食材であるか、食べやすい固さかどうかなどを確認したうえで選んでみてください。

食べさせる場所や調理方法に合わせて選ぶ

調理不要ですぐに食べられる「ウエットタイプ」

ウエットタイプは、封を開けてすぐに赤ちゃんに食べさせられる調理不要のベビーフード。レトルトパウチや瓶詰めなどの容器に入っています。忙しい方や外出先で手軽に食事を済ませたい方におすすめです。

そのまま、またはあたためるだけで簡単に食事ができるので、外出時や旅行の際に持ち運びやすく、もしもの災害時の備蓄としても便利。ただし、開封後の保存期間が短いため、冷蔵保存し早めに使い切ることが大切です。

味わいも豊かで、素材の風味を生かした製品も多く見られます。国産米や有機野菜など、素材にこだわった製品もチェックしてみてください。アレンジしやすい素材のみの製品なら、献立の幅を広げられます。

お湯や水で調理する「ドライタイプ」

ドライタイプは、粉末やフリーズドライ状のベビーフードです。お湯や水を加えるだけで簡単に調理できる手軽さが魅力。お湯の量を調節することで、赤ちゃんの好みに合ったやわらかさに仕上げられます。軽量でかさばらず、長期保存がきく点もメリットです。

おかゆや野菜のペーストが短時間で作れるため、日々の離乳食作りの負担を軽減できます。だしやスープなどの製品は、手作り離乳食に加えて味付けやアレンジをすることも可能。幅広いメニューに使えるベビーフードを選びたい方におすすめです。

アレルギー表示や添加物をチェック

By: amazon.co.jp

ベビーフードを選ぶ際は、アレルギー表示を必ずチェック。表示が義務付けられているのは、特定原材料である卵・乳・小麦・えび・かに・落花生・そばの7品目です。また、アーモンドやバナナをはじめとする21品目も表示が推奨されています。

特に卵、乳製品、小麦は、赤ちゃんにアレルギー反応が出やすい食材です。初めての食材を試すときは少量から始め、赤ちゃんの様子を注意深く観察することが重要。心配な点があれば、すぐに医師に相談しましょう。

また、添加物は、基本的に食品を安全に保つために使われています。あまり過敏になる必要はありませんが、気になる方は調味料や保存料など添加物の有無も確認してみてください。

離乳食・ベビーフードのおすすめ|5~6ヶ月

アサヒグループ食品 和光堂 手作り応援 ほうれん草と小松菜

アサヒグループ食品 和光堂 手作り応援 ほうれん草と小松菜

国産のほうれん草と小松菜を使用した、粉末タイプのベビーフードです。使いきりサイズに小分けされており、必要な分だけ使えるので便利。お湯を加えて混ぜるだけで、裏ごしが大変な野菜ペーストが簡単に出来上がります。

おかゆに混ぜたり、ソースに加えたりとアレンジ自在の使いやすさが魅力。5ヶ月頃〜幼児期まで長く使用でき、手作り離乳食に栄養と彩りをプラスします。赤ちゃんの成長に合わせた食事作りに役立つおすすめのベビーフードです。

アサヒグループ食品 和光堂 たっぷり手作り応援 和風だし

アサヒグループ食品 和光堂 たっぷり手作り応援 和風だし

赤ちゃんの離乳食作りをサポートする粉末タイプの和風だしです。鰹節と昆布のうまみが広がる、優しい味わいに仕上げています。食材の味や風味を引き立てるため、魚料理や煮物料理など幅広いメニューに活用可能です。

5か月頃〜幼児期まで長く使える点も便利なポイント。離乳食で不足しがちな鉄分を摂取でき、赤ちゃんの健やかな成長をサポートします。

チャック付き袋タイプで保存しやすく、簡単に開け閉めできる仕様。約20回分使える大容量タイプで、手作り離乳食を頻繁に作る家庭におすすめです。

キユーピー(Kewpie) ベビーフード こだわりのひとさじ 国産りんご

キユーピー(Kewpie) ベビーフード こだわりのひとさじ 国産りんご

国産りんごを裏ごしした、離乳食初期にぴったりのベビーフードです。5〜6ヶ月の赤ちゃんでも食べやすいよう、滑らかな食感に仕上げているのがポイント。りんご本来の優しい甘みと香りを活かした味わいが特徴です。

あたためずにそのまま与えられるため、忙しい日でも手軽に使えます。少量ずつ与えたい場合は、あらかじめ小分けにして冷凍保存することも可能。おやつやデザートとして取り入れるだけでなく、パンがゆなどに乗せるなどのアレンジレシピも楽しめるのでおすすめです。

グリーンマインド(GreenMind) 赤ちゃんのためのお粥

グリーンマインド(GreenMind) 赤ちゃんのためのお粥

楽天レビューを見る

国産有機栽培米100%を使用したオーガニックなベビーフードです。有機JAS認証を取得しており、素材本来の優しい味わいにこだわっているのが特徴。月齢に合わせて米の粒度を調整し、離乳食初期に適したとろとろ食感に仕上げています。

開封後すぐに食べさせられるレトルトパックタイプを採用。容器は自立するため、外出先でそのまま与えられます。お出かけや旅行はもちろん、非常時の備えとしても役立つのでおすすめです。

ケイジェイシー EDISONmama うまみそのままフレーク かぼちゃ

ケイジェイシー EDISONmama うまみそのままフレーク かぼちゃ

お湯で溶くだけで離乳食ペーストがすぐに作れるフレーク食品です。北海道産の完熟かぼちゃを100%使用しており、素材本来の甘みとうまみを楽しめます。お湯の量を変えることで、赤ちゃんの月齢に適した固さに調整可能です。

アレルゲン28品目不使用で、離乳食デビューの赤ちゃんにも安心して与えられます。チャック付きパッケージを採用し、必要な分だけ使えるのも魅力。離乳食だけでなくスープやお菓子作りにも幅広く活用でき、レシピの幅が広がるのでおすすめです。

離乳食・ベビーフードのおすすめ|7~8ヶ月

キユーピー(Kewpie) にこにこボックス お魚かゆと鶏ささみの洋風煮

キユーピー(Kewpie) にこにこボックス お魚かゆと鶏ささみの洋風煮

主食とおかずが楽しめる人気のベビーフード。やわらかく仕上げた鶏肉と野菜をじっくり煮込んだ「鶏ささみと野菜の洋風煮」と、たらを昆布だしで炊きあげた「白身魚のおかゆ」のセットです。素材の風味を生かしたシンプルな味付けで、7〜8ヶ月頃の離乳食中期に適しています。

パッケージには動物のキャラクターが描かれており、パペットのように動かせるのが特徴。口の動きを促す際など、食事中のコミュニケーションに役立ちます。

カップのまま電子レンジで加熱し、お皿に移さずに与えられるのもポイント。外出先でも与えやすいベビーフードを探している方におすすめです。

キユーピー(Kewpie) こだわりのひとさじ 鶏レバーと緑黄色野菜 1/2日の鉄分入り

キユーピー(Kewpie) こだわりのひとさじ 鶏レバーと緑黄色野菜 1/2日の鉄分入り

鶏レバーと緑黄色野菜を食べやすいペースト状に調理したベビーフードです。7〜8ヶ月頃からの赤ちゃんに適した食感で、1瓶で1/2日分の鉄分を摂取できると謳われています。赤ちゃんの成長に大切な栄養素をおいしく取り入れられるのでおすすめです。

にんじん・じゃがいも・かぼちゃ・ほうれんそうなど複数の野菜をバランスよく配合。マッシュポテトと混ぜ合わせるなど、アレンジレシピも楽しめます。あらかじめ小分けにして冷凍保存できるため、日々の離乳食メニューに少しずつ取り入れることも可能です。

すなお食堂 bebeco まるごとささみ

すなお食堂 bebeco まるごとささみ

楽天レビューを見る

下処理に手間がかかる鶏ささみを粉末状にしたパウダーです。タンパク質がたっぷり含まれており、離乳食に加えるだけで手軽に栄養を補えるのが魅力。保存料・香料・着色料・化学調味料は不使用です。

おかゆやスープにふりかけたり、お好み焼きやグラタンの具材に加えたりとさまざまな料理をアレンジできます。手作り離乳食の栄養バランスを整えたい方におすすめです。

はくばく ベビーうどん

はくばく ベビーうどん

食塩不使用で小麦粉のみを使った、離乳食にぴったりのうどんです。赤ちゃんが食べやすいよう、約2.5cmの短くて細い麺に仕上げています。7ヶ月頃〜12ヶ月以降の幼児期まで長く使えるのがうれしいポイントです。

水洗いが必要なく、鍋1つで簡単に調理できるため、忙しい日のメニューにおすすめ。電子レンジでも調理可能で、離乳食作りの手間を大きく軽減できます。チャック付きのパッケージを採用しており、保管にも便利です。

ママセレクト 赤ちゃんだし SO•DA•TU 鰹節&昆布

ママセレクト 赤ちゃんだし SO•DA•TU 鰹節&昆布

赤ちゃんの成長を考えて作られた、国産素材100%の離乳食向けのだしパックです。1袋ずつの使い切りタイプで、毎日の離乳食作りに手軽に取り入れられるのが魅力。沸騰した水150ccに1袋入れておくだけで、簡単に出汁がとれます。

料理に深みをプラスしたり、食材の味を引き立てたりするのに便利。かつお節と昆布のうまみを凝縮しており、天然だしの優しい味わいを楽しめます。離乳食を通して、赤ちゃんの味覚を育みたい方におすすめです。

離乳食・ベビーフードのおすすめ|9~11ヶ月

キユーピー(Kewpie) ベビーフード レンジでチンするハッピーレシピ 鶏五目ごはん

キユーピー(Kewpie) ベビーフード レンジでチンするハッピーレシピ 鶏五目ごはん

外出先でも手軽に与えられる具沢山なベビーフードです。やわらかく仕上げた鶏肉とごぼうなどの野菜を、風味豊かな和風だしで炊き上げています。1袋でさまざまな食材を味わえるのでおすすめです。

1食分のカルシウムが摂れると謳われているのもポイント。パッケージは電子レンジに対応しており、お皿に移さずあたためてそのまま食べられます。あたためなくても食べられるため、非常食としてストックしておくのにも便利です。

キユーピー(Kewpie) 管理栄養士のこだわりレシピ 牛肉のトマトリゾット

キユーピー(Kewpie) 管理栄養士のこだわりレシピ 牛肉のトマトリゾット

9ヵ月頃から楽しめる牛ひき肉と野菜のリゾットです。素材を活かしたうす味に仕上げ、チーズを加えることでコクのある風味に仕上げています。栄養バランスを考えて作られているので、成長期の赤ちゃんの食事におすすめです。

パッケージに書かれたレーダーチャートで、栄養バランスが視覚的に分かりやすいのも魅力。電子レンジや湯煎であたためるだけで食べられるため、忙しい日のメニューにぴったりです。具材は赤ちゃんの成長に合わせた硬さ・大きさに調理されており、毎日の食卓で手軽に使えます。

ピジョン(Pigeon) レンジで蒸しパン 8個入り

ピジョン(Pigeon) レンジで蒸しパン 8個入り

電子レンジで簡単に作れる、赤ちゃん向けの蒸しパンです。りんご&さつまいもなど4種類の味があり、野菜や果物の素朴な味わいを楽しめます。手づかみ食べの練習にもぴったりです。

専用カップが付属し、お皿を用意したり洗ったりする手間が省けます。カップは取っ手付きで、あたためた後にテーブルへ持ち運びやすいのもポイント。手軽に作れるため、忙しい日の朝ごはんやおやつにおすすめです。

アサヒグループ食品 和光堂 WAKODO GLOBAL 牛肉と彩り野菜のハヤシライス

アサヒグループ食品 和光堂 WAKODO GLOBAL 牛肉と彩り野菜のハヤシライス

国産の牛肉と野菜を使った本格的なハヤシライスです。チキンブイヨンとトマトケチャップがまろやかな風味を生み出し、赤ちゃんも食べやすい味わいに仕上げています。お米との相性がよく、食が進みやすいのでおすすめです。

具材は彩り豊かになるような組み合わせで、視覚的にも食事を楽しめるのが魅力。また、離乳食で不足しがちな鉄分やカルシウムを摂取できると謳われています。食育に力を入れたい家庭にもおすすめのベビーフードです。

MiL カインデスト 9か月 プレミアム 離乳食 6袋セット

MiL カインデスト 9か月 プレミアム 離乳食 6袋セット

楽天レビューを見る

具沢山で食べ応えのあるベビーフードです。栄養バランスや赤ちゃんの味覚形成に考慮し、さまざまな食材を組み合わせているのが特徴。食材の固さにもこだわっており、カミカミ期の赤ちゃんの食事をサポートします。

メニューは「カツオの竜田揚げみぞれがけ」「鶏ととまとのリゾット風がゆ」「農夫風ポタージュ」の3種類で、各2袋のセット。素材にこだわったベビーフードを選びたい方におすすめです。

離乳食・ベビーフードのおすすめ|12ヶ月~

ピジョン(Pigeon) 赤ちゃんのやわらかパックごはん 6パック入

ピジョン(Pigeon) 赤ちゃんのやわらかパックごはん 6パック入

国産コシヒカリと北アルプスの天然水で作られた、赤ちゃん向けのパックごはんです。電子レンジで50秒あたためるだけで、ふっくらとした炊き立てのようなごはんが楽しめます。長持ちするため、忙しい日や非常時に備えてストックしておくと便利です。

12ヶ月頃に適した軟飯で、歯茎で噛める程度の固さに仕上げています。ほかにも、7ヶ月頃〜の7倍がゆ、9ヶ月頃〜の5倍がゆをラインナップ。赤ちゃんの成長に合わせて活用できるおすすめのベビーフードです。

ピジョン(Pigeon) 管理栄養士のこだわりレシピ シャキシャキれんこん鶏つくね

ピジョン(Pigeon) 管理栄養士のこだわりレシピ シャキシャキれんこん鶏つくね

栄養バランスに配慮されて作られたベビーフードです。赤ちゃんの味覚を育むために、素材本来の味を活かしてうす味に仕上げているのが特徴。れんこんのシャキシャキとした食感と鶏つくねのやわらかさが組み合わさり、豊かな食感を楽しめます。

レトルトパウチなので、あたためるだけで手軽に1品プラスできるのもメリット。忙しい日の食事準備に役立つおすすめのベビーフードです。

アサヒグループ食品 和光堂 BIGサイズの栄養マルシェ 鯛めし弁当

アサヒグループ食品 和光堂 BIGサイズの栄養マルシェ 鯛めし弁当

鯛飯と豆腐ハンバーグが一緒に楽しめるベビーフードです。量がたっぷり入ったBIGサイズで、赤ちゃんが満足感を得やすいのが魅力。主食とおかずがセットになっており、手軽に食事バランスを整えられます。

カップに入っているため、お皿に移さずそのまま与えられます。また、赤ちゃんが食べやすいように設計されたスプーンが付属。外出先で手軽に食事を済ませられるのでおすすめです。

アサヒグループ食品 和光堂 BIGサイズのグーグーキッチン 五目炊き込みごはん

アサヒグループ食品 和光堂 BIGサイズのグーグーキッチン 五目炊き込みごはん

彩り豊かな具材を混ぜ込み、かつお昆布だしをきかせたベビーフード。具材の食感と、うまみが染み込んだごはんを楽しめます。12ヶ月頃からの赤ちゃんに適した大きめカットの具材がたっぷり入っており、しっかりと食べ応えのある1品です。

また、離乳食で不足しがちな、鉄分・カルシウムを補えると謳われています。手軽に準備できるだけでなく、食事の栄養バランスを整えられるのもメリット。ボリューム感のあるBIGサイズで、食べ盛りの赤ちゃんにおすすめです。

はたけのみかた manma 四季のベビーフードセット

はたけのみかた manma 四季のベビーフードセット

楽天レビューを見る

旬の野菜をたっぷりと楽しめるベビーフードセットです。滋賀県産の食材を使った主食・おかずが3種類ずつ入っています。献立を完結させたり普段のメニューに1品プラスしたりと、生活スタイルに合わせて取り入れられるのでおすすめです。

シンプルな味付けで、食材本来の味わいを引き立てているのがポイント。12ヶ月頃からの赤ちゃん向けに、歯茎で噛めるやわらかさに調理されています。自立式のパウチを採用しており、そのまま食べさせることも可能。ギフトにも喜ばれる高品質なベビーフードです。

離乳食・ベビーフードの売れ筋ランキングをチェック

離乳食・ベビーフードのランキングをチェックしたい方はこちら。

離乳食・ベビーフードのよくある質問・Q&A

離乳食・ベビーフードはいつから始める?

By: amazon.co.jp

離乳食は、母乳やミルクだけでは足りない栄養を補うための大切なステップです。始める時期としては、生後5〜6ヶ月頃が一般的。具体的なサインがいくつかあるので、赤ちゃんの様子を確認して開始のタイミングを見極めましょう。

まずは、首がしっかりとすわり、支えがあれば座れることです。また、大人の食事に興味を示したり、よだれが増えたりするのもひとつの目安。スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなるのも重要なポイントです。

離乳食・ベビーフードの完了期は?

離乳食の完了期は、一般的に生後12〜18ヶ月頃です。ほとんどの食材が食べられるようになる時期であり、固さは歯ぐきで噛めるやわらかさのモノが目安。食べ物から必要な栄養を摂れるようになり、徐々に離乳を完了させていきます。

1日3回の食事に加えて、必要に応じて補食を取り入れるのが基本的な食事リズム。また、手づかみ食べが活発になり、スプーンの練習も少しずつ始められるタイミングです。ただし、赤ちゃんの成長には個人差があるため、焦らずに様子を見ながら進めていきましょう。

離乳食・ベビーフードの進め方

By: rakuten.co.jp

離乳食は、赤ちゃんの成長を考慮して大きく4段階に分けられています。発達に適した食材選びや固さ・食感の調整を行い、赤ちゃんのペースに合わせて進めていくのがポイントです。

5〜6ヶ月頃の離乳食初期は、10倍がゆやすりつぶした野菜など、やわらかく滑らかなモノから開始します。7〜8ヶ月頃の中期には豆腐くらいの固さに調理し、9〜11ヶ月頃の後期にはさらに多様な食感や大きめにカットした食材を取り入れてみてください。完了期には12〜18ヶ月頃を目安に、少しずつ幼児食に近づけていきます。

成長するにつれて食べられる食材や量が増えるため、月齢に合わせて栄養バランスのよい食事を心がけましょう。また、赤ちゃんに合わせるだけでなく、パパやママが気持ちにゆとりを持って進めることも大切。生活スタイルに合わせて、ベビーフードを上手に活用するのがおすすめです。

離乳食・ベビーフードに卵を使う場合の注意点

卵は、赤ちゃんがアレルギーを起こしやすい食材のひとつです。特に、卵白はアレルギーのリスクが高いといわれています。離乳食で卵を使用する際は、慎重に進めることが大切です。

離乳初期の5〜6ヶ月頃は、固ゆでした卵黄を耳かき1さじ程度から試しましょう。卵白は、離乳食中期の7〜8ヶ月頃から少量ずつ与えるのが一般的です。離乳食後期の9〜11ヶ月頃には、固ゆでした卵を全卵で1/2程度食べられるのが目安。生卵や半熟卵は避け、しっかり加熱したモノを少量ずつ与えてください。

初めて与えるときは、赤ちゃんの体調がよい日を選ぶのも重要なポイント。アレルギー症状が出た場合にすぐ小児科を受診できるよう、平日の午前中などを選ぶと安心です。