プラスチック板を切断する際に便利な「アクリルカッター」。DIYやハンドクラフトなど、さまざまなシーンで役立ちます。しかし、形状や機能などさまざまで、どれを選べばよいか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。

そこで今回は、アクリルカッターのおすすめアイテムをご紹介します。選び方のポイントについても解説するので、自分のニーズに合ったモノを見つけてみてください。

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アクリルカッターとは?

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アクリルカッターは、アクリル板や硬質プラスチック板を切断するための専用工具です。プラスチックカッターという名称でも知られています。一般的なカッターと似た形状をしていますが、より硬度の高い刃を使用しているのが特徴です。

DIY・模型作り・工芸品の製作など、正確で綺麗な切断が求められる場面で活躍。また、プラスチック板だけでなく、厚手の紙やそのほかzの硬質素材を扱う際にも便利です。

使い方は、切りたい場所に刃をあて、深い溝ができるように切れ込みを入れます。板の厚さの3分の1ほどの切れ込みを入れたら、あとは溝に沿って力を入れて折り曲げるだけで簡単に切断可能。ロック機能を搭載するなど安全面に配慮された製品を選ぶことで、安心して作業に取り組めます。

アクリルカッターの選び方

形状をチェック

大型カッタータイプ

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厚みや硬度があるプラスチック板を切断する場合は、丈夫で大きな刃が付いた大型カッタータイプが適しています。

使いやすさを重視する方は、グリップ部の形状や材質などもチェック。しっかり握れて力を入れやすいモノなら、快適に作業できます。また、本体の重さにも注目。アクリル板をカットするには刃を何度も往復させる必要があるため、軽くて使いやすいモノを選ぶのがおすすめです。

小型カッタータイプ

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薄いプラスチック板を切る場合は、小型カッタータイプがおすすめです。大型カッタータイプと比べて小回りが利くのが魅力。直線だけでなく、ちょっとした曲線の切断にも対応できます。

また、グリップが細身なので、手に馴染んで安定して持ちやすいのもポイント。軽量で扱いやすく、DIYや模型作りといった細かい作業にも重宝します。

円切りカッタータイプ

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プラスチック板を円形に切断したいなら、円切りカッタータイプがおすすめです。切断面もなめらかで均一に仕上がるのが魅力。刃の動かし方は直線タイプのカッターと異なりますが、板に溝を入れてから折り取る手順は同じです。

円切りカッタータイプを選ぶ際は、切断可能な円の直径サイズに加えて、固定方法もチェック。なかには、吸盤で素材に固定し、中心にピン穴を開けずにカットできるモノもラインナップされています。

刃の出し方をチェック

手軽に使える「スライド式」

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スライド式のアクリルカッターは、普通のカッターと同じように刃を前後にスライドさせて使います。片手で素早く作業に取り掛かれるのがメリットです。

使わないときは刃を本体にしまっておけるので安心。刃の出し入れを目視で確認できるため、使用時に手や指を傷付けにくいのも利点です。一方、力を加えすぎると刃が前後にぐらつく場合も。適切な力加減で使用するのが大切です。

必要な長さだけ刃を出せる「ネジロック式」

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ネジロック式のアクリルカッターは、使用時に必要なだけ刃を出して、ネジを締めて刃を固定するタイプ。作業準備や片付けにやや時間がかかるものの、スライド式に比べて刃をよりしっかりとロックできるのが魅力です。

また、硬くて厚めのプラスチック板を切る際に、力をしっかり入れても刃がブレにくく、安心して作業できるのも嬉しいポイント。使い終わったあともネジをしっかり締めることで、刃を安全に収納できます。

力を込めても刃が動かない「固定式」

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固定式のアクリルカッターは、刃が本体に直接固定されているのが特徴。大きな力を加えても刃が動かないため、硬くて分厚い板材を切断する際に安定した作業が可能です。

なかには、刃の交換が可能で予備の刃が用意されているモノも。刃を取り外したり装着したりする際は、手指を傷付けないように注意してください。

刃の材質をチェック

工具鋼

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工具鋼は、各種工具に幅広く使われている硬質鋼材の総称。アクリルカッターでは、強度が高いSKS-7や、耐食性に優れているSKS-81などの合成工具鋼がよく使われており、安定した切断力を実現します。

生産性が高いため、比較的リーズナブルな価格で入手できるのもポイント。アクリル板の切断作業を頻繁に行う方や、コストパフォーマンスを重視する方におすすめです。

超硬チップ付き

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超硬チップ付きのアクリルカッターは、硬度の高い素材も切断できるのが特徴。工具鋼と比較して耐久性が高く、優れた切れ味を発揮します。価格帯はやや高めですが、さまざまな用途に使いたい方におすすめです。

一方、アクリルカッターは工具鋼タイプが一般的なので、ラインナップが少ない点はデメリットといえます。

機能性をチェック

替え刃内蔵機能

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アクリルカッターのなかには、本体に替え刃を収納するスペースが設けられているモノも。作業中に切れ味が低下した場合、すぐに新しい刃に交換できるのがメリットです。作業を中断して工具箱の中を探す手間や時間が省けます。

頻繁に刃の交換を求められる作業を行う方や、効率的に作業を進めたい方におすすめです。

左右両用機能

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市販されているアクリルカッターは右手専用のモノが多いなか、左右両用機能を備えたアクリルカッターもラインナップ。グリップや刃の向きが工夫されており、手に馴染みやすいのが特徴です。

右利きの方はもちろん、左利きや両利きの方でも快適に使えます。

アクリルカッターのおすすめメーカー・ブランド

オルファ(OLFA)

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オルファは、カッターナイフをはじめとした刃物手道具の製造・販売を行うメーカーです。1956年に世界初の折る刃式カッターナイフを発明したことでも知られています。

オルファでは、黄色を主体とした製品を多くラインナップ。工具箱の中で目立つため、意図せず触れてしまって怪我をするリスクを軽減できます。

アクリルカッターにおいては、大型カッタータイプと小型カッタータイプを用意。いずれもネジロック式で、替え刃内蔵機能や左右両用機能を採用しており、使い勝手は良好です。

タジマ(TAJIMA)

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タジマは、建築用ハンドツールを中心に、レーザー機器や送風機などの機械系製品などを製造している「TJMデザイン」のブランドです。特に、建築用ハンドツールの分野で圧倒的なトップシェアを誇っています。

本体内に替え刃を内蔵できる、本格派のアクリルカッターを展開。手に馴染みやすい弓型デザインを採用しており、長時間の作業でも快適に使いやすいのが魅力です。

三木技研

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三木技研は、兵庫県に本拠地を置く、超硬工具を専門に製造する総合メーカーです。トンカチ槌類やタイル工具など、建築業界で使用されるさまざまな製品を取り扱っています。

アクリルカッターにおいては、ダイヤモンドに次ぐ高硬度を持ち、耐摩耗性に優れている超硬質合金を採用しているのが特徴。鋭い切れ味を実現しているのが魅力です。

アクリルカッターのおすすめ|大型カッタータイプ

オルファ(OLFA) PカッターL型 205B

オルファ(OLFA) PカッターL型 205B

左右両用機能を備えた大型サイズのアクリルカッター。握りやすく設計されているため、パワーが必要な作業も快適に行えます。ネジロック式で刃をしっかり固定できるため、安定したカットが可能。使用しないときは、刃を本体に収納できるので安心です。

刃の素材にはタングステン鋼を採用。刃の背で切り口の面取りもできるので、作業の幅が広がります。本体に替え刃が2枚内蔵されているほか、別売りの替え刃を利用できるのもメリットです。

特に、厚手のプラスチック板を頻繁に扱う方や、多機能な製品を求める方におすすめのアクリルカッターです。

タジマ(TAJIMA) プラスチックカッター LC701YBL

タジマ(TAJIMA) プラスチックカッター LC701YBL

弓型デザインが特徴のスライド式アクリルカッターです。切断時の手の角度に無理がなく、長時間の作業でも快適に使いやすいのが魅力。また、面取りも可能なので、切断面の仕上がりにこだわりたい方にもおすすめです。

ステンレス鋼の刃を採用。本体に2枚の替え刃を収納可能で、刃の交換を素早く行えます。別売りの替え刃も用意されているため、長期間にわたって使用できるのも嬉しいポイントです。

三木技研 プラスチックカッター A-650

三木技研 プラスチックカッター A-650

刃先に超硬チップを備えた全長14cmのアクリルカッターです。鋭い切れ味を発揮し、アクリル板や硬質プラスチック板のほか、デコラ板・石膏ボード・耐火ボード・スレートなどの切断に便利。また、固定式で握りやすいボディ設計のため、安定して作業を行えます。

別売りで替え刃も用意されているので、長期間の使えるモノが欲しい方にもおすすめです。

エヌティー(NT) プラスチックカッター大メタル P-500GP

エヌティー(NT) プラスチックカッター大メタル P-500GP

薄板の切断にぴったりなネジロック式のアクリルカッター。替え刃ケースをそのまま本体に装着可能で、替え刃の保管や交換が簡単に行えます。専用の替え刃も別売りされているので、長く使えるモノが欲しい方にもぴったりです。

サイズは7.5×21.5×2.7cm、質量は103g。金属製のボディを採用しており、耐久性に優れているのもメリットです。

アクリルカッターのおすすめ|小型カッタータイプ

オルファ(OLFA) PカッターS型 204B

オルファ(OLFA) PカッターS型 204B

左右両用機能を備えたアクリルカッターです。ネジロック式を採用しており、刃をしっかりと固定できるのが魅力。また、本体には替え刃を2枚内蔵できるスペースが設けられているので、刃の交換もスムーズに行えます。

同じシリーズのL型に比べてコンパクトな作りになっているので、持ち運びやすいほか、狭い場所での作業がしやすいのもおすすめポイント。別売りの替え刃も用意されているので、長期間使用できます。

左右どちらの手でも使いやすい小型カッタータイプの製品が欲しい方は、ぜひチェックしてみてください。

ムラテックKDS Pカッター P-11RE

ムラテックKDS Pカッター P-11RE

スライド式のアクリルカッターです。ワンタッチで操作できるシンプルロック機構により、安全に使えるよう設計されています。また、プラ切り刃と小刀刃が各2枚ずつ付属しているのもポイント。シーンに応じて使い分けできるので、さまざまな材料を扱う方におすすめです。

替え刃内蔵タイプなので、必要なときに素早く替え刃を取り出して使用できるのもメリット。別売りの替え刃も用意されているので、長期間使用できます。本製品の全長は約16.2cm、質量は80g。本体はABS樹脂、刃はスチールを採用しています。

アクリサンデー アクリサンデーカッター 131254

アクリサンデー アクリサンデーカッター 131254

力を入れても刃が動かない固定式のアクリルカッターです。刃の素材には炭素工具鋼を採用。板厚5mmまでのアクリル板や塩ビ板などの直線切りに適しているほか、保護紙の切断にも使えます。また、握りやすいグリップ形状で、作業がしやすいのも魅力です。

仕上げの面取りが、刃の腹側と背側の2カ所で行えるのも嬉しいポイント。なお、本製品は刃の交換には対応していません。

光(Hikari) アクリルカッター ACC-1

光(Hikari) アクリルカッター ACC-1

ネジロック式のアクリルカッターです。使用時にはドライバーでネジを締めて刃をしっかり固定できるため、刃のぐらつきを防げるのが特徴。使用しないときは、一度ネジを外して刃を本体のくぼみに収納します。

仕上げの面取り作業を刃先の角や背で行えるので、使い勝手も良好。切断時の安定感を求める方におすすめのカッターです。

タミヤ(TAMIYA) Pカッターll 74091

タミヤ(TAMIYA) Pカッターll 74091

プラスチックモデルの細かな加工や、厚みのあるプラバンのカットに特化したアクリルカッターです。刃には高品質なタングステン鋼が使用されているのが特徴。刃幅が狭く、曲面の内側などでも使いやすい形状が魅力です。

また、使用後は刃を本体に収納できるので、安全性が高いのもポイント。ワンタッチでアクセス可能な収納ポケットには、替え刃が2枚内蔵されています。刃が摩耗した際にも簡単に交換できて便利です。

特に、ミニ四駆をカスタマイズする方や、模型作りが趣味の方などにおすすめのアクリルカッターです。

aninako アクリルカッター

aninako アクリルカッター

スライド式のアクリルカッター。厚さ2mm以内のアクリル板やプラスチック板などの切断に適しています。

握りやすい弓型ハンドルで、長時間の作業でも手に負担がかかりにくいのが魅力。また、本体の背面には替え刃を収納するスペースがあり、刃の交換が必要なときに素早く取り出せるのも嬉しいポイントです。

さらに、数千回の切断テストをクリアした、耐久性の高い鋭い刃を採用。長く使えるモノが欲しい方にもおすすめです。

アクリルカッターのおすすめ|円切りカッタータイプ

エヌティー(NT) プラ板円切りカッター CP-1P

エヌティー(NT) プラ板円切りカッター CP-1P

プラスチック板専用に作られた、円切りカッタータイプのアクリルカッターです。板厚2mmまで対応可能なほか、直径5〜20cmまでの円を切り出すことができます。切り出す際、中心を吸盤で固定するため、ピン穴を開けずにカットできるのも魅力です。

使用方法は、板の厚さの約半分まで切り込んで溝を作ったあと、付属の折取具を使って少しずつ曲げて形を作ります。DIYやハンドクラフトなどで重宝するおすすめの製品です。

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