ランニング時の荷物の持ち運びに便利な「ランニングバッグ」。軽量かつコンパクトなモノや、パソコンも入る大型タイプなどさまざまなモデルがラインナップされています。しかし、各メーカーから数多くのランニングバッグが展開されており、どれを選べばよいのか迷ってしまうことも。
そこで今回は、おすすめのランニングバッグをご紹介。ランニングバッグの種類や選び方のポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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ランニングバッグとは?
ランニングバッグとは名前の通り、ランニングでの使用に特化したバッグのこと。通常のバッグとは異なり、ランニングバッグは身体に密着し、動いた際に揺れにくいデザインが主流です。
ランニングバッグと一言にいっても、鍵やスマホなど最小限の荷物だけを収納できるコンパクトなモノや、パソコンやタブレットも収納できる通勤向けのモノなど、数多くのモデルがラインナップされています。
また、シティラン向けのモノやトレイルランニング向けのモデルなど、目的や競技レベルもさまざま。ランニングする距離や環境に応じて、適切なランニングバッグを選ぶのが大切です。
ランニングバッグの選び方
ランニングバッグの種類をチェック
気軽に走るならコンパクトな「ウエストポーチ」
自宅の周辺などを気軽に走りたい方には、ウエストポーチタイプがおすすめです。軽量かつコンパクトで身体への負担が少なく、身軽な状態でランニングできるのが特徴。ベルトで簡単にフィット感を調節できる点もメリットです。
ウエストポーチタイプには、鍵やスマホなど最低限の荷物だけ収納できるモノや、500ml程度のボトルも携行できるモデルなどがラインナップされています。
通勤ランやトレイルランには「バックパック」
通勤ランやトレイルランニングなど、荷物が多いシーンにはバックパックタイプがおすすめ。バックパックタイプにはメインコンパートメントのほかにもさまざまなポケットが搭載されており、収納力に優れているのが特徴です。
外側にショックコードを搭載しているモデルは、上着やトレッキングポールを挟めるなど汎用性に優れています。ただし、荷物をたくさん入れるとランニング中に揺れやすいため、フィット感の調節や荷物のコンプレッションなど、揺れにくい機能を搭載しているモデルがおすすめです。
フィット感が高く揺れにくい「ランニングベスト」
ベストタイプはフィット感が高く、ランニング中に不快な揺れが生じにくいのが特徴。荷物の重さを感じにくいのもおすすめポイントです。
多くのモデルでショルダーベルトにボトル用のポケットが搭載されており、水分補給のたびに荷物を降ろさなくてよいのがメリット。専用のボトルが付属するモデルもラインナップされているので、気になる方はあわせてチェックしてみてください。
目的に合った容量をチェック
最低限の荷物でコンパクトに走るなら9L以下
コンパクトに走るなら9L以下のモデルがおすすめ。収納できる荷物の量は限られますが、その分身軽に走れるのがメリットです。
5L〜8Lのランニングバッグは、水分・タオル・スマホ・レインウェアなど、ランニングの際に持っておきたい荷物がひと通り入る大きさ。4L以下のモノは鍵やスマホ、少量の携行食など最低限の荷物が入るサイズ感です。
通勤ランやトレイルランには10〜15L程度
通勤ランやトレイルランニングが目的の場合、10L~15Lの容量を目安にするのがおすすめ。通勤ラン向けのバックパックのなかには、メインコンパートメント内にパソコンやタブレット用のポケットを搭載しているモノもラインナップされています。
トレイルランニング向けのモデルは、水分補給をしやすいようハイドレーションシステムを備えていたり、レインウェアやタオルを入れるためのポケットを搭載していたりと機能性に優れているのが特徴です。
ただし、容量が大きすぎるランニングバッグを選んでしまうと、ランニング中に中身が動いて揺れてしまうことも。快適にランニングするためにも、持ち運ぶ荷物の量に適した容量のモノを選んでみてください。
収納性や使いやすさをチェック
収納性は容量の大きさだけでなく、収納したアイテムの取り出しやすさなどの使い勝手も重要なポイントです。
複数のポケットが付属しているランニングバッグは、荷物を分けて収納することで取り出しやすさが向上します。ポケットにファスナーやドローコードが搭載されているモデルは、スマホなどの小物を落としにくいためおすすめです。
また、水分補給のしやすさもチェックしておきたいポイント。ショルダーベルトにボトル用のポケットが付いているモノや、ハイドレーションシステムを搭載しているモデルも使い勝手に優れています。
走る動作を妨げないフィット感や伸縮性をチェック
ランニングバッグを選ぶ際には、フィット感や伸縮性は重要なポイントです。フィット感を確保できないと不要な揺れを生じさせ、ランニング動作の妨げにつながります。
フィット感の調節は、チェストストラップやショルダーベルトが搭載されているかをチェックしてみてください。また、ベストタイプの場合、ストラップに伸縮性があると息苦しさを感じにくいためおすすめです。
快適なランニングには通気性や防水性はマスト
快適にランニングをするには通気性や防水性も大切です。ランニング中は汗をかき蒸れやすいため、メッシュなど通気性に優れた素材を採用しているモデルがおすすめ。背面パッドを取り外して洗える製品もラインナップされています。
また、防水機能を搭載しているランニングバッグであれば、急な雨でも荷物が濡れる心配を軽減できるためおすすめです。
体への負担を減らすには軽さにも注目
身体への負担を抑えたい方は、軽さにも注目してみてください。軽量なモデルは身体への負担を減らしつつ、動きやすさも保てるためおすすめです。
ウエストポーチなどのコンパクトなランニングバッグは軽量なモデルが多く展開されています。バックパックタイプでも200gを切る軽量なモデルもラインナップされているため、あわせてチェックしてみてください。
ランニングバッグのおすすめ
ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) マーティンウィングLT NM62388
シンプルで使いやすいランニングバッグです。トレイルランニング用に開発するテクニカルパックの技術を用い、シティランで使いやすい形に改良。横揺れやブレが少なく、上部に荷物が収納できる逆三角型です。
背面とショルダーハーネスには、通気性に優れる軽量エアメッシュを使用しています。サイズは40×18×5cmで、10インチのタブレットが入る大きさ。キークリップつきフラップポケットや、本体内部のスリットポケットなど収納性は良好です。容量は6Lで、ハイドレーションにも対応しています。
チェストストラップや、リフレクターロゴなど、細かな使い勝手のよさもおすすめポイント。重量は約145gと軽量です。
ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) サミットラントレイニングパック12 NM62390
ベストタイプのランニングバッグです。素材には軽量性と耐久性を両立した70Dリップストップナイロンとストレッチファブリックを使用しています。背面は吸汗速乾機能を有しておりドライな着用感が持続。高さ調整可能な2本のチェストストラップなどフィット感を高める機能も魅力です。
メインコンパートメントは、立ち止まることなく開閉できるフラップ付きのドローコード式を採用。容量は10Lで、ファスナー付きセキュリティポケットやショルダーハーネス部分のストレッチポケット、フロント下部左右のストレッチポケットなど、収納スペースが充実しているのがメリットです。
サイズはMとLの2種類がラインナップされており、重量はMサイズが約198g、Lサイズが約200g。残量に合わせて位置調節できるオリジナルボトルが2本付属するのもおすすめポイントです。ホイッスルつきスピンドルコードやリフレクターロゴなど便利な機能も搭載しています。
ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) アイビス10 NM62398
レースにも対応するランニングバッグです。メインの素材には軽量かつ耐久性に優れた100デニールリサイクルROBICRナイロンを使用しています。本製品はフィット感が高いベストタイプ。ショルダーハーネスの長さは簡単に調整できるほか、取外しと位置調節が可能な2本のチェストストラップがあるため、体格に合わせたフィッテングが可能です。
ショルダーハーネスにはボトルポケットが搭載されており、ランニング中でも水分補給しやすいのがおすすめポイント。本体内部のファスナー付きポケットや、1.5L対応のリザーバー用コンパートメントなど、収納性も充実しています。
本体側面のフックでバンジーコードの位置を調節すれば、トレッキングポールの外付けなどサイドコンプレッションも可能です。サイズは40×22×8.5cm、容量は11L、重量は約310g。カラーはブラックとダークセージの2種類がラインナップされています。
ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) ワンマイル16 NM62383
通勤用としておすすめのランニングバッグです。「走れるデイパック」をコンセプトに開発されており、ファスナー式のメインコンパートメントには13インチまで対応するPCスリーブを搭載。PCスリーブは取り外し可能で、持ち手付きのため使い勝手に優れています。
本体の両サイドにはストレッチメッシュポケット、右側のショルダーハーネス部には収納式のボトルポケットを搭載。ボトム部にはシューズコンパートメントも付いているなど、高い収納性がおすすめポイントです。
フィット感とコンプレッションを同時に調節できるサイドテープや、スライド可能なチェストストラップなど機能面も充実しています。サイズは42.5×26×12cm、容量は16L、重量は約390g。背面の素材に通気性に優れるメッシュを採用している点もおすすめです。
モンベル(mont-bell) クロスランナーポーチ M 1133333
ウエストポーチタイプのランニングバッグ。素材にはモノフィラメント・メッシュを使用しています。身体にしっかりフィットしながら通気性に優れ、汗をかいてもベタつきにくいのが魅力。丸洗いできる点もメリットです。
サイズは11×28×2cmで、500mlのペットボトルを収納できる大きさ。ポケット内にキーリングを搭載している点もおすすめです。カラーはブラックとブルーの2種類がラインナップ。重量は82gと非常に軽量です。
モンベル(mont-bell) クロスランナー ベストパック 3 1133358
ベストタイプのランニングバッグです。素材は背面にストレッチ性に優れるメッシュ素材、パック部分に強度と軽量性を兼ね備えたバリスティックナイロンを採用。パック部分の容量は3Lで、防寒具の収納や、オプションのトレールウォーターパックの装着ができるため、長めのトレイルランニングにおすすめです。
ボトルポケットやジッパー付きポケット、開口部が広く行動食を取り出しやすいポケットなど収納性が充実しています。サイズはS・M・Lの3種類展開で、重量は243gです。カラーはブラックとライトグレーの2種類がラインナップされています。
モンベル(mont-bell) クロスランナーパック 7 1133325
機能性に優れたランニングバッグです。左右のショルダーハーネスには最大600mlのボトルを収納できるショルダーポケットを搭載しています。ボトルの脱落を防ぐボトルストッパーは、ボトルのサイズに合わせて2段階に調節が可能。ショルダーポケット内には小物の収納に便利なメッシュポケットも搭載しています。
サイズは43×32×12cm、容量は7Lで、オプションのトレールウォーターパックの装着が可能。本体側面のポケットやトレッキングポールを取り付けられるポールループなど、収納性に優れています。背負ったまま操作できるコンプレッションコードにより、荷物の揺れを防げる点も魅力です。
背面やショルダーハーネスに、通気性に優れたメッシュ素材を採用しているのもおすすめポイント。使用後には丸洗いできるため清潔に使い続けられます。カラーはダークグレー・ライトグレー・グリーン・ブルーの4種類がラインナップ。重量は267gです。
サロモン(SALOMON) ACTIVE LC1754700001
ウエストポーチタイプのランニングバッグです。本製品には、人間工学に基づいた 3D形状のボトルが付属。ボトル入れは臀部への負担を軽減する位置に搭載されています。手に取りやすいフィット感で、走りながらでも簡単に出し入れできるのがおすすめポイントです。
スマートフォンなどの小さなアイテムを収納できるポケットも搭載。ポケット内にはキーホルダーも付いています。ベルトはフィット感を簡単に調節できるほか、バックルを開いて好みの長さに切ることも可能です。
サイズは44×18×9cm、重量は94g。ランニングだけでなく、ハイキングやスキーなどさまざまなシーンで活躍します。
サロモン(SALOMON) ADV SKIN 5 LC1759000
使い勝手に優れたベストタイプのランニングバッグです。本製品にはソフトフラスクが2本付属。1.5Lのブラッダーに対応するインナースリーブも搭載しており、素早く水分補給できるのが魅力です。
SensiFit構造により、高いフィット感と摩擦の少ない着用感を両立。フィット感を調節できるストラップは伸縮性に優れているため、運動中でも楽に呼吸できるのがメリットです。本製品のサイズは38×19×1cm、容量は5L。フロントジップポケットやトラッシュポケット、両サイドから出し入れ可能な背面ポケットなど多数のポケットを搭載しており、収納性にも優れています。
胸囲に合わせた5段階のサイズ展開や、4種類のカラーなど豊富なラインナップもおすすめポイント。重量は249gです。
ナイキ(NIKE) ラージボトルベルト
650mlのウォーターボトルを収納できるランニングバッグ。ボトルポケットには角度が付いており、スムーズに出し入れできるのがおすすめポイントです。
素材には通気性に優れたメッシュを使用しています。身体にフィットし、ランニングやトレーニング中の揺れを軽減するデザインなのも魅力。リフレクティブスウッシュロゴも搭載しています。
アシックス(Asics) UNDER4 POUCH 3013A158
ストレッチ素材を使用したウエストポーチタイプのランニングバッグです。サイズは本体が約40×10cm、ポケットが約18×10cm。補給食やスマートフォンを収納するのに適した大きさです。
収納アイテムの大きさに合わせてサイドのベルトを調整することで、揺れを軽減できるのがおすすめポイント。メインコンパートメントのほか、コインポケットやキーフックも搭載しており、使い勝手に優れています。
アシックス(Asics) ランニングバックパック 3013A206
収納性に優れたランニングバッグです。メインコンパートメントはレインウェアやサングラスなどの収納ができるほか、ハイドレーション専用の収納スペースを内蔵。外側には、衣類を一時的にホールドできるストレッチコードを搭載しています。
前側にはフィット性を高める簡易的なチェストストラップとウエストストラップを配置。ジェルやボトル用の専用ポケットも付いています。素材は通気性に優れたメッシュをメインに採用し、軽量化されている点も魅力です。
サイズは25×40×10cm。夜間の視認性を考慮したリフレクタープリントも付いています。
アークテリクス(ARC’TERYX) ノーバン 7 ベスト X000007164
スリムなシルエットのベストタイプのランニングバッグです。複数のアジャスターを使って高いフィット感を得られるのが魅力。長距離トレイルランニングや高難度のハイキングでのスピーディな動きをサポートします。
食料や水に加えて、ヘルメットや山で必要なツールなどを携帯できる高い収納性もおすすめポイント。軽量かつ丈夫なストレッチメッシュのパック素材は中身をしっかりと包み込み、バッグ内で動くのを最小限に抑えます。
移動時も簡単にアクセスできる複数のフロントポケットには、フラスク2本分のホルダーを配置。500mlのフラスクが付属するのもメリットです。背面のロゴは視認性を高めるリフレクター機能を搭載。重量は205gと軽量です。
パーゴワークス(PAAGO WORKS) RUSH 20
日帰りハイクや軽量装備でのオーバーナイトなど、さまざまな使い方を楽しめるランニングバッグです。独自の高重心設計により理想的なバランスと背負い心地を実現。無段階調整式ショルダーハーネスや2本のチェストストラップにより身体とパックとの一体感を高めるため、不快な揺れを軽減します。
ショルダーハーネスの上段には500mlのペットボトルを収納できるポケットを搭載。ハーネスの下段にはドローコード付きのポケットが付いており、行動食やスマホの収納に適しています。トップポケットやボトムポケットは背負いながらでもアクセスが可能。メインコンパートメントにはハイドレーションポケットも搭載しています。
トレッキングポールを固定するホルダーも付いており、収納性に優れているのが魅力。サイズは43×28×20cm、容量は19L、重量は450g。背面パッドは取り外して洗える点もおすすめです。
ユーメイクス(U-Makes) ランエアー
収納力に優れたウエストポーチタイプのランニングバッグです。収納スペースは正面ポケット・メインポケット・ペットボトルホルダーを搭載。正面ポケットには6.1インチサイズのスマホも収納できます。
防水・撥水加工が施されているのもおすすめポイントです。小雨の日にも使えるほか、汚れや摩擦に強い点もメリット。内側はメッシュ素材を採用しており、通気性にもすぐれています。
丸洗いできるため清潔に使い続けられるのも魅力。カラーはブラック・ピンク・ネイビー・イエローグリーンの4種類がラインナップされています。
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コンパクトさに特化したモノや、収納性に優れたモデルなど、ラインナップが豊富なランニングバッグ。収納する量はどれぐらいなのか、通勤時にも使うのかなど、使用シーンを具体的にイメージして選ぶのがポイントです。本記事を参考に、自分にピッタリのランニングバッグを見つけてみてください。