テントやタープを張る際に使用するペグの携帯に便利な「ペグケース」。コンテナケースやポーチケースだけでなく、丸めて持ち運べるロールケースなど複数のタイプが存在します。
また、さまざまなメーカーから多種多様なモデルが展開されており、購入する際にはどれを選んでよいか迷ってしまいがち。そこで今回はおすすめのペグケースをご紹介します。選び方のコツも解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
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- 目次
- ペグケースを使うメリット
- ペグケースの選び方
- ペグケースのおすすめメーカー
- ペグケースのおすすめ|コンテナケース
- ペグケースのおすすめ|ポーチケース
- ペグケースのおすすめ|ロールケース
- ペグケースのおすすめ|装着タイプ
ペグケースを使うメリット
「ペグケース」は、テントやタープを地面に固定するペグを収納するためのアイテム。基本的にペグは複数本使用するため、ケースに入れておかないとバラバラになって紛失してしまいがちです。
ペグケースを利用すれば、キャンプ場まで携帯する際はもちろん、自宅で保管しておく際も複数本のペグをまとめておくことが可能。なかには、ペグハンマーやガイロープなどを一緒に保管しておける製品も展開されています。
ペグケースの選び方
ペグケースの種類で選ぶ
大量のペグが収納可能な「コンテナケース」
「コンテナケース」と呼ばれる製品は、ハードケースとソフトケースの2つに分類できます。ハードケースは金属素材を使用しているのが特徴。ソフトケースに比べて耐久性に優れています。
一方でソフトケースは、帆布やポリエステルなどの素材を使用。携帯する際に、ペグが動いても音が鳴りにくいメリットを備えています。コンテナケースはハード・ソフトともに長方形のデザインを採用。ペグハンマーやガイロープなどを収納しやすい点もおすすめです。
コンパクトに収納するなら「ポーチケース」
「ポーチケース」と呼ばれる製品は、コンテナケースに比べてコンパクトなデザインを採用しているのが特徴。携帯時はもちろん、収納時にスペースをとりたくない場合にも適しています。
ただし、収納力はコンテナケースのほうが優れています。ポーチケースを購入する際は、収納できるペグの本数や長さなどをしっかりとチェックしておきましょう。
また、ポーチケースはナイロンやコットンなどやわらかい素材を採用しているのが一般的。ソフトケースと同じく、携帯時にペグが動いて音が鳴ってしまうのを防ぎたい場合にもおすすめです。
本数をきちんと管理するなら「ロールケース」
「ロールケース」は、ペグやペグハンマーなどを収納し、丸めて携帯できるのが特徴。持ち運ぶ際はコンパクトな形状にできますが、数十本のペグを入れておけるなど収納力に優れた製品が多いタイプです。
また、ロールケースは広げた際にペグの本数管理をしやすいのも魅力。ペグを紛失してしまうトラブルを予防したい場合にもおすすめのタイプです。
作業しやすい「装着タイプ」
「装着タイプ」のペグケースは、名称の通り身に付けて使えるのが特徴。肩から下げたり腰に装着したりと、複数本のペグをまとめて持ち歩きたい場合に便利です。
また、ペグを身に付けたまま両手が使用できるのもポイント。装着タイプのペグケースは、テントやタープの固定にペグを打ったり回収したりと作業を行う際にもおすすめです。
素材をチェック
ポリエステル・帆布製
ペグケースを購入する際は、種類だけでなく素材にもこだわるのがおすすめ。使用用途や好みに合ったモデルを選択しましょう。
「ポリエステル」や「帆布」を使用したペグケースは、丈夫さをしっかりとチェックしておくのがポイント。先の尖ったペグが安全に持ち運べるか、厚みや硬さなども確認しておくことが重要です。
特に、ポリエステルを使った製品は、「デニール」と呼ばれるスペックを事前に確認しておくのがおすすめ。耐久性や摩擦強度を示すスペックのことで、数値が高いほど優れた強度が期待できます。
金属・樹脂製
「金属」や「樹脂」を採用したペグケースは、衝撃に強いのが魅力。特に、工具箱のような形をした金属製のコンテナケースは、落としてしまった場合や車内で揺られた場合でもしっかりとペグを保護できます。
また、樹脂製のペグケースは、水濡れに強いのもメリット。ペグの腐食を防ぎたい場合にも適しています。さらに、樹脂を使用したモデルは、金属製よりも軽量で携帯性に優れているのもポイント。持ち運ぶ際の負担を軽減したい場合にもおすすめです。
ペグの長さに合ったサイズかどうか
ペグケースは製品ごとに長さが違うので、購入する際は所有しているペグの長さに合っているモデルを選ぶことが重要。長さが足りないとペグが入りきらないので注意しましょう。
キャンプでテントやタープを張る際に使用するペグは、30cmほどの長さが一般的。ただし、30cmよりも短い製品や50cm程度の製品も展開されています。ペグケースを購入する際は、使用するペグの長さを事前にチェックしておくことがおすすめです。
ペグケースのおすすめメーカー
ディーオーディー(DOD)
「ディーオーディー」は、1997年に設立されたアウトドアブランド。テントやタープ、クーラーボックスなど、幅広い製品を取り扱っています。製品にかかるコストが抑えられているのが特徴です。
ディーオーディーは、ペグの持ち運びや出し入れがしやすいペグケースなどを展開。使い勝手に優れた製品を求めている場合におすすめです。
スノーピーク(snow peak)
「スノーピーク」は、1958年に創業された日本のアウトドアブランド。キャンプで使用するアイテムだけでなく、Tシャツやキャップなどアパレル製品も展開しています。
スノーピークが製造するペグケースは、長方形にデザインされたコンテナタイプが人気。厚めの生地が採用された製品も展開しており、安心して使いやすい点もおすすめです。
コールマン(Coleman)
「コールマン」は、1901年にアメリカで創業された大手アウトドアメーカー。テントやタープ、ランタン、クーラーボックスなど幅広い製品を取り扱っています。
コールマンは、水濡れに強いペグケースなどを展開しているのが魅力。底面に撥水加工が施されており、川や海など水辺が近いアウトドアシーンで使用できる点もおすすめです。
ペグケースのおすすめ|コンテナケース
ディーオーディー(DOD) SLASH PEG PAKHAAN(30) BG1-959
ペグの出し入れや持ち運びがラクにできるペグケースです。ファスナーを開けると、本体が大きく開く構造を採用。収納しているペグやペグハンマーなど、必要なアイテムを素早く見つけてスムーズに取り出せるのが魅力です。
また、内部は2気室に分かれています。長さの異なるペグを収納しておく場合に便利です。ペグの長さは30cmまでに対応。テントやタープを張る際に使用する一般的なペグを保管できます。
また、クッション材の入ったインナーハンドルを備えているのもメリット。ファスナーを開いた状態で持ち運びできます。表地には2520Dのポリエステル、裏地には210Dのポリエステルを採用。耐久性に優れているだけでなく、撥水・防汚加工が施されている点もおすすめです。
スノーピーク(snow peak) スノーピーク マルチコンテナ UG-073R
中身が整理しやすい長方形デザインを採用したソフトタイプのペグケースです。素材には6号帆布を使用。幌馬車にも使われるヘビーな生地で作られており、高い耐久性が期待できます。また、取り外し可能な高耐久ベルポーレンを底部に備えているのも魅力です。
本体には、ロゴマークのプリントネームも付属。デザイン性に優れており、おしゃれなペグケースを求めている方にぴったりです。
さらに、アクリルテープのハンドルが付いているのもおすすめポイント。握り心地がよく、快適に携帯しやすい設計です。フタ裏にはメッシュ素材のポケットも搭載。小物を収納しておく場合に便利です。
コールマン(Coleman) ペグケース 2000037441
ペグだけでなく、ハンマーや小物などもまとめて収納できるペグケースです。内部にはペグハンマー用のポケット、フタ裏にはガイロープを入れるポケットを備えています。
また、開いた際に中が見やすい長方形のデザインを採用しているのも特徴。本体サイズは約360×170×170mm、内寸は約310×120×150mmに設計されています。
両サイドにハンドルを備えているのもポイント。上部のハンドルを使い1人で持ち運ぶだけでなく、2人で協力して持つ場合にも便利です。
素材にはコットンキャンバスを採用。底面には撥水加工が施されており、湿った場所で水が浸み込んでしまうのを防げる点もおすすめです。
マーキュリー(MERCURY) マーキュリーMJツールボックス MEMJTB
ブリキのバケツやスチールのメールボックスで有名な「マーキュリー」が製造するツールボックスです。本体サイズは幅35.8×奥行14.6×高さ11.5cm。素材にはスチールが採用されています。英文字のプレート付きのアメリカらしいおしゃれなデザインが魅力です。
本体上部にはハンドルを搭載。持ち運ぶ際にも便利です。カラーバリエーションは、クールホワイト・カーキ・マットブラック・レッド・シルバー・リアルスチールと豊富。ペグケースとしてだけでなく、自宅で小物を入れておく場合にもおすすめです。
チャムス(CHUMS) マルチハードケースL CH62-1824
耐久性に優れたEVA樹脂やポリエステルを使ったペグケースです。耐衝撃性が高いため、安心して使用できるのが特徴。内側側面にはクッション性のあるマイクロフリースが使われており、落としてしまった場合の衝撃や車に積載した際の揺れなどからペグをしっかりと保護できます。
また、可動式の間仕切りが2枚付属しているのもポイント。ペグ以外の小物を収納しておきたい場合に便利です。フタ裏にはメッシュポケットを搭載。本体サイズは幅39×奥行17.5×高さ18cmに設計されており、高い収納力が期待できます。
側面にはハンドルを配置。Dカンには別売りのショルダーベルトが取り付けでき、持ち運びやすさも考慮して設計されています。
ペグケースのおすすめ|ポーチケース
オレゴニアン・キャンパー(Oregonian Camper) ペグキャリー 30
表地にポリエステル素材を使っているポーチケースタイプのペグケースです。内側の素材にはPVCを採用。防水コーティングが施されており、ペグの水濡れを防げるのが魅力です。本体サイズは幅11〜12×高さ30cm。ケース口に付いているフラップは面ファスナー式なので、簡単に開け閉めできます。
また、裏面にペグハンマーを収納できるのもポイント。コンパクトかつ軽量な設計ながら、ペグとペグハンマーをまとめて携帯・収納しておけるおすすめのペグケースです。
アソビト(asobito) ペグケース
長めのペグを収納しておけるペグケースです。最長40cmのペグに対応できるのが魅力。タープや強風用に準備した長めのペグを携帯・収納したい場合に便利です。
また、テント用のペグとケースを分けたい場合にもおすすめ。テントを張る際に使用するペグ用のケースを所有している場合に、追加で購入するケースとしても適しています。
素材のコットンには、生地にロウを染み込ませたパラフィン加工を採用。防水性が高く、ペグが濡れてしまうトラブルも予防できます。さらに、底部の生地が2重にデザインされているのもポイント。先が鋭利なペグを入れた際に穴があきにくい設計が採用されており、高い強度が期待できる点もおすすめです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) キャプテンスタッグ 帆布 ペグ・ハンマー 収納バッグ UL-2044
本体のサイズが幅185×長さ415mmにデザインされている、ポーチケースタイプのペグケースです。テントを張るペグだけでなく、タープや強風用に用意した長さのあるペグを収納しておきたい場合にも便利。ペグと一緒にペグハンマーを保管しておきたいときにも適しています。
本体の素材には綿を使用。軽量ながら強度が高く、丈夫なペグケースを求めている場合にもおすすめの製品です。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) アトス ペグ用収納バッグ M-9411
比較的リーズナブルな価格で購入できるコスパに優れたペグケースです。本体の素材には、PUコーティングが施された330Dのナイロンを使用。低価格ながら、吸音性・耐衝撃性・耐摩耗性に優れた素材が使われています。
本体中央には、コンプレッションベルトを搭載。収納したペグのバラつきを防ぎたい場合に便利です。また、補強布を使用した2重構造の底部を採用しているのもポイント。先の尖ったペグを入れた際に穴があいてしまうトラブルを予防できます。
ペグケースのおすすめ|ロールケース
キャンピングムーン(CAMPINGMOON) ペグ収納ケース B-126
長さ30cmまでのペグを20本収納しておけるペグケースです。丸めた際の大きさは、31×直径13cm。コンパクトなサイズで携帯できるだけでなく、広げた際のサイズは47.5×31cmで、収納されているペグの本数を簡単に確認できます。
本体の素材には6号帆布を採用。体育館マットにも使用されるしっかりとした厚みのある生地が使われており、高い強度が期待できます。また、製品全体に補強布が施された2重構造を採用しており、先の尖っているペグを安心して持ち運ぶことが可能です。丸めたペグケースは面ファスナーで留める設計。素早く開いてペグを取り出せます。
本製品は、ペグハンマーを一緒に収納可能。ペグとペグハンマーをまとめて保管しておきたい場合にも魅力的な製品です。本体外側にはハンドルも搭載。持ち運びやすさを考慮した設計もポイントです。
C&C.P.H.EQUIPEMENT Peg case
ペグを入れてクルクルと巻くだけで収納できるロールケースタイプのペグケースです。丸めた際にバックルでしっかりと固定しておけるのが特徴。車に積んで持ち運ぶ際にケースが開いてしまうトラブルを予防できます。
展開時の本体サイズは、約50×33cm。30本前後のペグを収納できる大容量のケースです。素材には肉厚な帆布を採用。先の尖ったペグを安心して入れられる作りです。
また、裏地に塩化ビニールを使用しているのもポイント。汚れたままのペグを収納する際にも便利です。カラーバリエーションは、カーキ・オリーブ・ブルーの3色を展開。カーキとオリーブにはキャンバス地、ブルーにはデニム地が使われています。
テンマクデザイン(tent-Mark DESIGNS) ペグロールケース
多数のペグをスマートに収納しておけるペグケースです。長さ40cmのペグであれば11本、長さ30cmのペグであれば16本収納できる設計。本体サイズは約縦43×横52cmで、ペグハンマーを収納するスペースも確保されています。
本体の素材には綿、ラベルには床革を使用。裏面はポリ塩化ビニールを生地に圧着させるPVC加工が施されており、耐久性に優れているのもポイントです。
開いた際には、収納されているペグの本数を一目で確認可能。キャンプ場にペグを忘れてしまうなどのトラブルを予防したい場合にもおすすめです。カラーバリエーションは、アウトドアシーンにマッチするカーキとヘッドウォーターカモの2種類が展開されています。
テントファクトリー(TENT FACTORY) Peg-Carry Case 1 TF-CSP-C1
ペグだけでなく、ペグハンマーもまとめて収納しておけるペグケースです。本体サイズは32×15×3cm。30cmのペグを18本とハンマーを1本入れられるスペースが確保されています。
本体の素材にはポリエステルを採用。ペグの汚れが付いた場合は丸洗いできるので、使用後のメンテナンスは容易です。
底部にはPVC素材を使用。撥水性が高く、水が染み込みにくい仕様です。水濡れによって金属製のペグがサビるトラブルを予防したい場合にも魅力的な製品です。
ペグケースのおすすめ|装着タイプ
ディーオーディー(DOD) PEG MAKU HAKOBU PEGBAG PC1-557
腰に巻いて装着できるペグケースです。鍛造ペグであれば30本、ピンペグなら50本収納できる大容量が特徴。ペグやペグハンマーを持ち運びできるだけでなく、装着したまま両手を使ってペグを打るので便利な製品です。
また、ベルトを肩から下げて使用できる点もメリット。携帯方法を2種類から選択できます。メインポケットには面ファスナー式の仕切りも搭載。長さの異なるペグやガイロープなどを分けて収納したい場合にもおすすめです。
ファスナーは大きく口を広げることが可能。ペグの出し入れがしやすい設計です。本体の素材には帆布を使用。カラーバリエーションは、カーキとブラックの2種類が展開されています。
村の鍛冶屋 エリッゼステーク28cm用新収納袋 MK-280F-RING
長さ28cmのペグ用に設計されているペグケースです。ペグ8本に加えて、ペグハンマーも収納しておける製品。中央にハンマー、左右に4本ずつペグを入れたらクルクルと巻いてコンパクトな形状で持ち運べます。
本体に備えているヒモは、丸めた状態で携帯する際にペグを固定し、散らからないようにすることが可能。ケースを広げた際はヒモを利用して腰に装着できます。
素材には、綿・レーヨンを使用。汚れた場合には洗濯できるので、清潔に使用したい場合にもおすすめです。
バンドック(BUNDOK) ペグケース BD-993
24本のペグを収納して持ち歩ける装着タイプのペグケースです。本体サイズは約150×300mm。一般的なテントやタープに使用する、長さ約30cmのペグに対応しています。ベルト部分は長さの調節が可能。体格に合わせて長さを変更できます。上部に付いているハンドルを使用しても持ち運ぶことが可能です。
また、本体の素材には綿を採用。ベルト部分の素材には綿やポリプロピレンを使用しています。
ロゴス(LOGOS) ペグハンマーBOXポーチ 71996527
ペグハンマーが引っ掛けられるループを搭載したペグケースです。使用頻度の高いハンマーをケース外側に取り付けておけるのが特徴。素早くハンマーを取り出してペグを打てます。
素材にポリエステルを採用した本体のサイズは、約幅13×奥行13×高さ32cm。本体上部にはジッパーが付いているので、収納時や携帯時にペグやハンマーがケースから出てしまうことを防げます。
また、2つのカラビナでベルトやベルトループなどに装着できるのもポイント。複数本のペグをまとめて携帯しながらペグ打ちの作業を効率よく行いたい方におすすめのペグケースです。
キャンプで必須アイテムのペグは、ペグケースに入れて携帯・収納するのがおすすめ。なかには、ペグハンマーやガイロープをまとめて入れておける製品も存在します。使用されている素材や本体サイズは製品ごとに異なるので、購入する際は事前にしっかりとチェックしておきましょう。