ぷちぷちとした食感と辛み、旨みが調和した「明太子」。そのまま食べるほか、料理の材料としても使える便利な食材です。明太子はさまざまなメーカーがそれぞれこだわりを持って製造しており、どの明太子を選ぼうか迷っている方もいるのではないでしょうか。
そこで、今回は、明太子のおすすめを国産と海外産に分けてご紹介します。明太子の選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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明太子のおすすめ
やまやコミュニケーションズ 伝統 辛子明太子 無着色
こだわりの詰まった、やまやの手掛ける辛子明太子です。材料は極寒の北太平洋で行われるスケトウダラ漁へ社員自ら出向き、自社商品に適したモノを厳選。オリジナルブレンドの唐辛子・九州産ゆず・羅臼昆布・厳選した日本酒を用いてタレを作り、味付けを行っているのもおいしさの秘訣です。
長時間の熟成を行うことでまろやかな味わいを実現。細かなこだわりを重ねることで、質の高い明太子を提供しているのがポイントです。完成した明太子は、官能検査や菌検査を経て安定した状態で出荷しています。賞味期間は14日。ぜいたくな味わいの明太子を食べてみたい方におすすめの商品です。
福さ屋 切子 家庭用 無着色 辛子めんたい
福さ屋の切子タイプの明太子です。贈答用の商品を製造する過程で、訳あり品になったモノを集めた商品。薄い皮に覆われているスケトウダラの卵は、丁寧な作業で加工しても傷が入ってしまうケースがあります。
しかし、形が崩れても味わいに変化は生じないのがポイント。価格や量は、贈答用よりもお手頃です。切子であれば、贈答用には適していない外観の明太子を家庭で気軽に楽しめます。
福さ屋では、三日三晩かけてオリジナルのタレに漬け込んで味付けを行っているのもポイント。こだわりの明太子をお得に味わえる商品が気になる方におすすめです。
海千 無着色 博多乾熟明太 旨口
乾燥させたタイプの明太子です。メディアでも取り上げられた商品。塩分を抑えめに製造した明太子を、風味と食感に気を配って乾燥させて仕上げています。作業は熟練の職人が行っているのもポイント。乾燥させているため、明太子なのに常温で持ち運べるのも特徴です。
スライスすれば、お酒のおつまみに。すりおろしたり細かく刻んだりすれば、料理のトッピングにも使えます。たらこはロシア産やアメリカ産のモノを使用。賞味期限は常温で90日と、ほかの明太子よりも長く設定されている点にも注目してみてください。今までにない明太子を楽しみたい方におすすめです。
うめ屋 無着色辛子明太子
うめ屋の手掛ける無着色辛子明太子です。うめ屋は、おいしい明太子を作るために試行錯誤を繰り返しているメーカー。粒立ちがよく3~5年魚を選ぶなど、使用するたらこを厳選し素材の味わいを生かして仕上げています。
切れ・破れなどがなく外観も美しいので、贈答用にもおすすめです。かつおだしをベースに、米発酵調味料なども使用したまろやさが特徴のタレもポイント。3日間漬け込むことで、味をなじませています。
「全国水産加工品総合品質審査会」「モンドセレクション」「iTQi」など、さまざまな食品コンクールでも評価された実績のある商品です。コンクールでも認められている明太子が気になる方は、チェックしてみてください。
九州丸一食品 減塩辛子明太子 無着色
減塩タイプの明太子です。メーカー基準で塩分を35%カット。風味を変えることなく、体にやさしい商品に仕上げています。
明太子らしい旨みはもちろん、適度な辛さが楽しめるのが特徴。おいしさと減塩を両立させるために、東京海洋大学の学術研究院食品生産科学部門のアドバイスを受けて商品開発を行っている点にも注目です。完成した明太子は、金属検査などの検査を受けて安全なモノのみを出荷しています。
ロシア・アメリカ産のスケトウダラの魚卵を使用。賞味期限は冷蔵で14日です。塩分を控えたい方で明太子が好きな方は、ぜひ試してみてください。
稚加榮 無着色辛子明太子 MN2
稚加榮の無着色辛子明太子です。粒立ちがよく、食べ応えのあるたらこを厳選して使用。清酒・食塩・みりん・かつおぶし・しょうゆ・唐辛子粉末・昆布エキスなどで作った特製のタレで味付けした、まろやかなだしの味わいが特徴です。たらこはアメリカ産。上品なパッケージ入りで、贈答用にもぴったりです。
稚加榮は博多の料亭で、昭和36年に創業して以来福岡で事業を拡大し続けている名店。取り扱っている商品は、いずれも料亭で提供する商品と遜色のないクオリティに仕上げたモノばかりです。こだわりの明太子を楽しみたい方は、チェックしてみてください。
弘商 無着色 辛子めんたいこ
北海道産のたらこを用いて作られた、無着色の辛子明太子です。作り方や素材の厳選にいたるまで、味わいを追求した商品。たらこを新鮮な状態で、漬けダレで味付けしているのが特徴です。口に入れた際に広がる卵の風味と、粒立ちのよさによる食感を楽しめます。
まずは、ご飯にのせてそのまま素材の味わいを。ほかにもうどん・卵焼き・明太子パスタで味わってみてください。賞味期限は10日間。化粧箱入りなので、贈答用にもおすすめです。
手掛けているのは、味わいはもちろん安全性にもこだわった明太子を作り続けている博多の明太子メーカー・弘商。国産たらこを使った明太子が気になる方は、チェックしてみてください。
弘商 七味めんたいこ
味付けに七味を用いた明太子です。長野で古くから親しまれている七味メーカー「八幡屋磯五郎」の七味を使っているのがポイント。こだわりの製法で作られた七味は、豊かな香りを備えています。
本商品は、八幡屋磯五郎の七味をぜいたくに使用して漬け込んでいる明太子。熟成による辛さと、七味の芳醇な風味がマッチした味わいです。使用しているのは北海道産のたらこ。魚卵の弾ける食感を楽しめます。
賞味期限は10日。木箱入りなので、贈答用にも適しています。風味豊かな明太子が気になる方におすすめの商品です。
山口油屋福太郎 並切れ明太子 北海道産有色
切子タイプの明太子です。皮が破れたモノや形の悪いモノを詰め合わせた商品。見た目にこだわらず楽しむ家庭用の明太子としておすすめです。メーカーの「福太郎」では、質の高いたらこのみを使用した明太子作りを行っています。
魚卵に合わせたタレを考案し、時間をかけて二度漬けを行うことで深みのある味わいに仕上げているのが特徴です。生産効率が悪くても職人による調味液の配合や二度漬けにこだわり、おいしい明太子作りを追求しています。気軽に良質な明太子を楽しみたい方は、ぜひチェックしてみてください。
鳴海屋 ほぐしめんたい
使い勝手のよい、ほぐしたタイプの明太子です。チューブ入りなので、使いたいときに使いたい分だけ取り出せるのが魅力。切り分ける必要がなく、包丁やまな板が汚れることもありません。
ご飯にのせて食べるのはもちろん、パスタ・お茶漬け・トーストなどさまざまな調理にもおすすめ。賞味期限は冷蔵で15日です。
手掛けている鳴海屋は、昭和3年に福岡で創業した老舗メーカー。素材の味わいを大切にして余計なことをせずに仕上げる商品に定評があり、プロの料理人にも愛用する方が多いとうたわれています。高品質の明太子を気軽に楽しみたい方は、ぜひチェックしてみてください。
小樽きたいち ばくだん 明太子
小分けで使い勝手のよい明太子です。必要な分だけ解凍して使えるよう、250gずつ個別にパックされているのが特徴。製造過程で皮が破れてしまった明太子から皮を取り除き、使いやすくしている商品です。
明太子は、調味液に3~4日間漬け込んで熟成を行っています。調味液には北海道産真昆布を使用。自社グループ内で厳しい品質管理下において加工しています。
コストパフォーマンスにも優れた明太子です。賞味期限は冷蔵で5日、冷凍で1ヵ月。ご飯にかけて食べるのはもちろん、調理に使いやすい明太子を求めている方にもおすすめの商品です。
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明太子の選び方
産地をチェック
明太子を選ぶ際は、原料となるスケトウダラの産地に注目するのがおすすめです。海外産の主な産地はアメリカかロシア。特にロシアはスケトウダラ漁や魚卵の処理技術が高く、主要な産地として知られています。
国内では北海道がスケトウダラの産地として知られており、北海道産のたらこを使用することにこだわった明太子。国内産のたらこは全体の10%程度で、非常に貴重です。贈答用などに用いた場合は、ぜひ国内産のたらこを使った商品に注目してみてください。
辛さで選ぶ
明太子の辛さはメーカーや商品によってもさまざまです。唐辛子はメーカーが独自の配合をしていることもあり、風味や辛みの強さもそれぞれ違います。中辛タイプは唐辛子を控えめに使い、原卵そのものの味わいが感じられるのが特徴。辛党の方には、唐辛子を強めに効かせた辛口タイプがおすすめです。
辛すぎない明太子を探している方には、出汁の旨みを活用したモノがぴったり。昆布やあごだしを使ったモノは、辛みだけでなく旨みや甘みも味わえます。明太子をギフトとして贈る場合は、先方の好みを事前に確認してから選ぶと安心です。
調理に合った種類で選ぶ
切子
切子は、製造途中で傷ができたり大きさが不均一だったりする明太子です。基本的には一本タイプと品質が同じなので、家庭で気軽に明太子を楽しみたい方におすすめ。食べ切りサイズの商品が多く、ちょっとした手土産を用意したい場合にも適しています。
商品の見た目は気にしないけれど、質の高い明太子が食べたい方は、ぜひ切子タイプに注目してみてください。
バラ子
バラ子は明太子から皮を取り除いて、中の魚卵のみを集めた明太子の商品です。主に製造工程で皮が破れてしまった明太子を利用するのが特徴。食べたい分だけを取り分けしやすく、調理にも簡単に使えるのが魅力です。
なかにはチューブに入った、より利便性の高い商品も。ご飯にのせて食べるのはもちろん、調理にも積極的に明太子を使いたい方におすすめのタイプです。
塩分が気になるなら減塩タイプを
塩分を控えたい方は、減塩タイプの明太子を選ぶのがおすすめ。明太子は、15~20gに約0.675~0.9gの塩分が含まれている食品です。
ほかの食材と比べて、非常に塩分が高い食材ではありません。しかし、塩分をできる限り控えたい方は、減塩タイプの商品に注目です。
商品によっては、同メーカーの通常タイプと比べて30%以上の減塩を実現しているモノもあります。味わいが大きく変化しないように工夫されている場合もあるので、健康に気を遣っている方は、お気に入りの減塩タイプを探してみてください。
ギフト用なら一本ものがおすすめ
贈答用に明太子を用いたい場合は、きれいな一本の明太子が入った商品を選ぶのもおすすめ。皮が破れておらずハリのある明太子は、見た目も美しく大切な方へプレゼントするのにも適した食品です。
商品によっては、化粧箱に入れたり木箱を採用したりするなどパッケージに気を遣っているモノもあるので要チェック。お中元やお歳暮選びに迷っている方は、ぜひ一本タイプの明太子を検討してみてください。
人気の有名店・メーカーの明太子が人気
明太子選びで迷ったときは、有名店や人気店が販売するモノをピックアップしてみてください。国産素材を厳選して高級料亭でも使われている「鳴海屋」や、老舗の辛子明太子専門店として知られる「福さ屋」が有名です。創業以来継ぎ足してきた「匠のたれ」でじっくり熟成した明太子が楽しめる「やまや」も人気があります。
有名店のモノを気軽に食べたいなら、形が崩れた「切子(きれこ)」がおすすめ。価格も比較的リーズナブルで、気兼ねなく食べられる商品が数多く販売されています。一方で、きれいな形を保った「一本物(いっぽんもの)」は贈答用にぴったり。シーンに合わせて適したタイプの明太子を選んでみてください。
明太子は独特の食感と奥深い辛みや旨みが味わえ、おつまみにも料理の材料としても使いやすい食材です。魚卵の風味を活かすため、各メーカーが調味料や製造方法に工夫を凝らしているのもポイント。商品によって風味が違うので、好みに合わせて選ぶことが大切です。本記事を参考に、おいしい明太子を探してみてください。