「海のミルク」と称され、栄養が豊富な海の幸「牡蠣」。国内では、広島・岩手・北海道などが名産地として知られています。特に生食用の牡蠣は生産できる場所が限られているため、牡蠣を生で楽しみたい場合は産地から取り寄せるのがおすすめです。
そこで今回は、全国からお取り寄せができる牡蠣をピックアップ。有名な産地のモノをはじめ、生食用・加熱用・冷凍の商品など、幅広くご紹介します。
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牡蠣のお取り寄せの選び方
産地をチェック
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牡蠣を取り寄せる場合は、産地をチェックするのが大切です。特に北海道・広島・岩手・兵庫は、4大牡蠣産地と称されることがある注目の産地。広島県は日本国内で牡蠣の生産量が多く、独自に条例を定めることで食品衛生上の対策を施した安心して食べられる牡蠣を出荷しています。
自然に恵まれている北海道では、特に厚岸産の牡蠣が有名。身がやわらかく、濃厚な味わいの牡蠣を楽しめるのが魅力です。岩手県や宮城県などでは、震災を乗り越えて質の高い牡蠣を作り続けている点に注目。ほかにも熊本県や三重県産の牡蠣も存在するので、さまざまな地域の牡蠣を食べ比べてみるのもおすすめです。
生食用か加熱用かどうか
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牡蠣を取り寄せる際は、生食用か加熱用かを確認してみてください。生食用として出荷できるかどうかは、収獲する海域で決められているのがポイント。生食用の牡蠣ならではののど越しは、やみつきになるおいしさです。
一方、加熱用でも質が低いわけではない点にも注目。生食用と異なり牡蠣に断食を強いたり洗浄を行わなかったりすることで、栄養分をふんだんに含んでいるメリットがあります。牡蠣を購入する際は、希望の食べ方に合わせて生食用・加熱用を選んでみてください。
内容量をチェック
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牡蠣は消費期限が長くないので、食べられる量の商品を選ぶのが大切。なかには同じ商品で、好きな内容量を選べるモノもあります。個数で購入するタイプや重量で購入するタイプがあるので、シチュエーションに合わせて選んでみてください。
同じ重量でも大粒のモノから小粒のモノまで、牡蠣自体の大きさが異なる場合も。内容量と合わせてサイズをチェックするのもおすすめです。
保存方法をチェック
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お取り寄せの牡蠣は冷蔵タイプと冷凍タイプが存在しており、保存方法がそれぞれ異なるのがポイント。冷凍タイプは、食べる前に解凍する必要があります。1個ずつ凍結しているタイプであれば、必要な分だけを取り出して解凍できるので便利です。
冷蔵・冷凍のいずれの場合でも、保存時の推奨温度が提示されているケースがあります。事前に確認しておくことが必要です。
賞味期限をチェック
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お取り寄せの牡蠣は、商品によって賞味期限が異なります。購入する前に確認しておくことが必要です。特に生食用の牡蠣は、出荷日を含めて4日程度と消費期限の短さが特徴。加熱する場合でも5日程度と、保存できる期間は短めです。
すぐに食べられないシチュエーションで牡蠣を購入する場合は、冷凍の商品を選ぶのがおすすめ。冷凍の牡蠣であれば、90日程度保存できる商品も存在します。食べるタイミングも加味して、牡蠣を取り寄せてみてください。
牡蠣のお取り寄せおすすめ
菊地水産 生食用 宮城県産 殻付き牡蠣殻付き 無選別牡蠣
宮城県産のお取り寄せ牡蠣です。海のエキスをふんだんに取り込んだ松島産。身の締まりがよく、磯の香りを堪能できます。旨みも濃く、濃厚な味の牡蠣を食べてみたい方におすすめです。
生食用で、殻付きのまま届くのがポイント。漁師から直送されるため、品質も折り紙付きです。殻をきれいな状態に保つため、洗浄は緩めに行っています。z
消費期限は出荷日から4日。発泡スチロールの容器に入っています。宮城県産の殻付き牡蠣が気になる方は、チェックしてみてください。
海遊 生牡蠣 殻付き 生食用 牡蠣 M
雄勝の漁師が真心を込めて育てた真牡蠣です。雄勝は宮城県石巻市に位置します。本商品は震災からの復興を願い、宮城県雄勝湾の豊かな海のパワーを使って育てた牡蠣です。
豊富な栄養素を含んでいる雄勝湾の海で育った牡蠣は、独特の旨みを備えているとうたわれているのがポイント。年間を通して塩分濃度が安定しており、夏場でも質の高い牡蠣を提供できる点も注目です。
生食用で大きさはMサイズ。生で食べる場合は3～4日、加熱する場合でも4～5日以内に食べるようにしてみてください。
一丸水産 北海道厚岸産 特大殻付き牡蠣 10個入り
牡蠣の聖地とも呼ばれる北海道厚岸産の牡蠣を楽しめるお取り寄せ商品です。年間を通して冷涼な気候が続く厚岸では、質の高い牡蠣を収穫できます。各生産者がよりおいしい牡蠣を追求することで、食感のよさと甘みのある味わいが特徴です。
本商品は、北海道根室のメーカー・一丸水産が生きた状態の牡蠣を買い付け。目利きは同店の店長が行っており、サイズが大きく殻付きの牡蠣を楽しめます。発泡スチロールに入って届き、熨斗にも対応。お中元やお歳暮などにもぴったりです。厚岸産の大きな殻付き牡蠣を味わってみたい方は、ぜひ試してみてください。
ベニレイ 広島県産 冷凍牡蠣 2L 牡蠣 むき身
特に大きい牡蠣のみを厳選したお取り寄せ商品です。容量は2Lで、サイズは約5～6cmです。肉厚で食べ応えがあるのが魅力。殻むきが済んでおり、食べたいときにすぐに食べられるのもポイントです。
育てているのは、広島県倉橋島の生産者。大切に育てられた牡蠣を殻から取り外し、すぐに急速冷凍することで牡蠣のおいしさを閉じ込めているのが特徴です。1個ずつ凍結しており、必要な分だけを解凍して食べられます。
食べる際は、表面を解凍して加熱するのがポイント。家庭用の冷凍庫で、およそ2ヵ月を目安に食べ切るのがおすすめです。冷凍された牡蠣でサイズの大きなモノを探している方は、お取り寄せを検討してみてください。
海洋深層水かきセンター 生食用 真牡蠣 岩手県釜石産 尾崎牡蠣
牡蠣が育つのに適した環境を有する岩手県釜石のお取り寄せ牡蠣です。震災後に生産者が減少し、今では希少性の高い牡蠣として知られているのが特徴。プロの料理人からの需要も多い牡蠣です。
濃厚な甘さと、肉厚で食べ応えのある食感が魅力。三陸産の牡蠣らしく濃厚な味わいのなかにもキレがあり、旨みもしっかりと感じられます。
牡蠣のプロフェッショナルに目利きをされた商品。出荷日を含めて4日間は、生食できるのもポイントです。やみつきになる味わいの牡蠣を試してみたい方は、チェックしてみてください。
松かき 殻付き牡蠣 宮城県産
宮城県産の牡蠣を楽しめるお取り寄せ商品です。松島湾・石巻湾・女川湾・荻浜湾など、宮城県内の牡蠣生産地と連携して質の高い牡蠣を取り扱っているのが特徴。産地の詳細情報をラベルに記載しています。
殻付きで、産地直送の商品。水揚げしたばかりの、鮮度のよい牡蠣が送られてきます。5kg・7kg・9kg・14kgの容量の種類があり、食べたい量に応じて量を選べるのもポイント。牡蠣小屋で食べるような、フレッシュな味わいを楽しみたい方におすすめです。
クニヒロ 兵庫県産 スマートオイスターフレッシュ2S
兵庫県産の殻付き牡蠣です。兵庫県は広島・北海道・岩手と並び、4大牡蠣産地と称されることもある牡蠣の名産地。クセのない味わいで、生食で牡蠣の持つ味わいを堪能できるのが魅力です。
本商品は、メーカー独自の低温高圧処理を施しているのが特徴。殻から取り外しやすく、風味が損なわれていない牡蠣が楽しめます。
冷凍で、消費期限は届いた日から30日。殻付きの牡蠣を食べたい方で、殻をきれいに外す自信がない場合は、ぜひチェックしてみてください。
魚奏 広島産 殻付き牡蠣 訳あり 3キロ 約30個 カンカン焼き
日本でも有数の牡蠣産地として知られる広島県でも、適度な潮の流れと穏やかな波によって牡蠣の育成環境が整う宮島のお取り寄せ商品です。サイズを選別していない訳あり品扱いの牡蠣なので、コストパフォーマンスを気にする方にも適しています。
バーベキューなどで牡蠣を楽しみたい方にもぴったり。広島県は独自の条例で牡蠣の品質をチェックしており、安心して食べられるのも魅力です。
本商品は養殖で冷凍。マイナス18℃以下で保存することが推奨されています。アウトドアで思う存分、牡蠣を楽しみたい方におすすめです。
北辰水産 大粒 2Lサイズ 広島県産 カキ 約1kg
牡蠣の名産地・広島県の高品質な牡蠣を楽しめるお取り寄せ商品です。殻から取り外した牡蠣を急速冷凍することで、フレッシュな味わいを楽しめるのが魅力。1個ずつバラ凍結しており、食べたい分だけ解凍して使えるのもうれしいポイントです。
食べ応えのある2Lサイズ。カキフライ・パスタ・バター焼きなどさまざまな牡蠣料理に使ってみてください。賞味期限は、冷凍の状態で90日。解凍したらできる限り早めに使い切ることが大切です。大粒の冷凍牡蠣を探している方は、ぜひチェックしてみてください。
マルカ水産 冷凍 殻付牡蠣 桃こまち 加熱用 10個
三重県鳥羽市答志島桃取の殻付牡蠣を楽しめるお取り寄せ商品です。品種は桃こまち。殻付きで加熱用の牡蠣です。
桃取は潮の流れが早く、栄養の豊富で牡蠣の生育に適した場所。桃こまちは一年牡蠣で、濃厚な味わいが特徴です。年間を通して特にサイズが大きくなる3～4月の桃こまちを冷凍。あえて少し小さいサイズのモノを少量で詰め合わせた、牡蠣を気軽に食べたい方にぴったりの商品です。
殻の香ばしさや身汁を生かせるため、殻ごと加熱して食べるのがおすすめ。少しだけ牡蠣を食べたいと考えている方は、チェックしてみてください。
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ライターからヒトコト
牡蠣をお取り寄せする際は、産地を確認してみてください。なかでも、生産量が多く、独自の条例で牡蠣を管理している広島産や、ブランドバリューの強い北海道厚岸産のモノがおすすめ。生で食べたい方は、生食用かどうかも確認するのが大切です。すぐに食べられない場合は、賞味期限の長い冷凍タイプを選んでみてください。