ブラウジングやエンタメコンテンツを大画面で楽しめる「タブレット」。しかし、価格の安さを求めると性能が悪かったり、逆に性能は優れているものの高価だったりすることが多く、低価格で高性能なモデルを求める方も多いのではないでしょうか。

そんな方にぴったりなのがXiaomiのタブレット「Redmi Pad SE」です。今回は低価格ながらも性能がよいモデルの魅力をレビュー。タブレットの導入や買い替えを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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急成長中の家電メーカー「シャオミ(Xiaomi)」とは?

Xiaomiは2010年に創業された、中国に本社を構えるスマホ・家電メーカー。低価格で高性能な製品を次々と発売し、創業から4年で中国国内のトップシェアを獲得するまでに成長しました。

特にスマホやスマートウォッチが人気ですが、ほかのスマートデバイスや生活雑貨、電気自動車など幅広く事業を手掛けています。2019年には日本市場に進出し、日本国内でも人気が高まっているメーカーです。

Xiaomiは企業理念として「すべてはファンのために」を掲げ、ユーザーエクスペリエンスを追求した製品開発に取り組んでいるのが特徴。「米粉(MiFan)」と呼ばれるユーザーの声を製品開発の原動力とし、使いやすく機能性に優れた製品を生み出し続けています。

高性能を手ごろな価格で。タブレットのエントリーモデル「Redmi Pad SE」

2023年9月に新発売された、Xiaomiのタブレット「Redmi Pad SE」。同価格帯のタブレットと比較しても、機能性に優れていながら、価格が安く導入しやすいエントリーモデルです。6GB+128Gもしくは4GB+128GBのモデルがラインナップしています。

本製品には、1670万色を表現する、11インチのフルHD+ディスプレイを搭載。画面占有率が84.4%でベゼルが狭めのため、画面が大きく感じました。

また、長時間使用した際に、目が疲れにくい工夫が施されている点も魅力。技術サービスの安全性を認証する機関「テュフ ラインランド」による、低ブルーライト認証・フリッカーフリー認証を取得しています。

動画や音楽などエンタメコンテンツを、スマホより大画面で手軽に楽しみたい方にぴったりのアイテム。ほかにも、タブレットを使う際、追加で買い足すことの多いタッチペン・フリップケース・ガラスフィルムなど、周辺アクセサリーを豊富にラインナップしているのもポイントです。

エンタメコンテンツを快適に楽しめるチップやストレージ

6nm Snapdragon 680を搭載し90Hzのリフレッシュレートを実現

Redmi Pad SEには低価格ながらミドルスペックのチップ「6nm Snapdragon 680」を搭載。パフォーマンス性能が高いほか、快適に操作しやすい、最高90Hzの高リフレッシュレートを実現しています。

表示するコンテンツに合わせて適したリフレッシュレートを自動で選択するため、画面表示のなめらかさとバッテリー持ちを両立しているのが魅力です。実際にブラウジングをしたり、動画を閲覧したりしたところ、カクつきなども感じられず、なめらかに視聴できました。

ストレージは最大1TBまで拡張可能。ダウンロードコンテンツもたくさん保存

本製品のストレージは128GBですが、別売りのmicroSDカードを使用することで最大1TBまで拡張可能。学習のためにたくさんのドキュメントを保存したり、動画をダウンロードして外出先で楽しんだりするためには、ある程度の容量が必要になります。

タブレットの容量が拡張できることで、動画・写真・音楽など大容量のコンテンツもたくさん保存できるようになるのがメリット。ストレージ容量を気にせずに楽しみたい方にぴったりです。

コンテンツを高音質で楽しむ。Dolby Atomos対応クアッドスピーカーを搭載

特に動画や音楽を楽しみたい場合に重要なのが音質。低価格のタブレットは1つのスピーカーで、あまり音質は期待できないモノが多い傾向にありますが、Redmi Pad SEはDolby Atomosに対応したクアッドスピーカーを採用しており、音質にもこだわっています。

映像作品を鑑賞する際も、ホームシアターさながらのサラウンドサウンドを楽しめるのがポイント。実際にさまざまなコンテンツで音を聴いてみましたが、音割れなどもなくきれいで、この価格帯で高音質を実現していることに驚きました。

800万画素のメインカメラと500万画素のフロントカメラも便利

Redmi Pad SEには800万画素のメインカメラと、500万画素のフロントカメラを搭載。メインカメラは趣味用の写真はもちろん、ドキュメントをスキャンしたりメモの写真を撮ったりと、ビジネスや勉強に役立ちます。スキャン用アプリが標準インストールされており、すぐに使えたのが嬉しいポイントでした。

また、フロントカメラも500万画素と高画質。ビデオ通話をした際も十分きれいな写りで、用途の幅が広がると感じました。

薄型軽量で持ち運びやすい

Redmi Pad SEは、サイズが11インチと大きめながら478gと軽量、7.36mmと薄型なのがポイント。500mlのペットボトルを持ち歩くより軽く、73ページ前後の本よりも薄いので、持ち歩く際にかさばりにくいと感じました。

カフェなどで作業をしたり、移動中に動画を見たりと、タブレットを持ち運びたいというシーンは意外に多いもの。携行性の高さは大きな魅力のひとつです。

8000mAhの大容量バッテリーで長時間楽しめる

外出時や長時間使用の際に気になるのが充電の持ちです。Redmi Pad SEは8000mAhと大容量のバッテリーを搭載。スタンバイのみなら43日間、音楽は219時間、動画再生は14時間と、長期間充電しなくても使えます。

バッテリー容量が小さいと、こまめに充電しなければならないほか、充電のタイミングが気になってコンテンツに集中できないのがネックでした。本製品を使って休日に何本も映画を観てみましたが、1日中充電を気にせず視聴できました。

メタリックで美しいボディー。カラーラインナップもおしゃれ

Redmi Pad SEには「アルミニウム合金ユニボディデザイン」を採用しており、スタイリッシュで高級感があるのも魅力。そのデザイン性が評価され、2023年には日本を代表するデザイン賞「グッドデザイン賞」を受賞しています。

カラーラインナップは、使いやすくおしゃれなラベンダーパープル・ミントグリーン・グラファイトグレーの3色。価格が安いタブレットは作りが粗雑なモノも多いなか、本製品は細かい部分までハイエンドタブレットと遜色がない丁寧な作りだったのが印象的でした。

製品情報

シャオミ(Xiaomi) Redmi Pad SE

・ラベンダーパープル

・ミントグリーン

・グラファイトグレー