肩や腰など全身をほぐすのに役立つ「ストレッチ用ポール」。初心者でも扱いやすく、自宅で手軽に効果的なストレッチが行える人気グッズです。サイズや素材などさまざまなので、どれを選べばよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ストレッチ用ポールのおすすめアイテムをご紹介。選び方のポイントや基本的な使い方も解説するので、自分にぴったりなモノを見つけてみてください。
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- 目次
- ストレッチ用ポールとは?どんな使い方をする?
- フォームローラーとの違い
- ストレッチ用ポールの選び方
- ストレッチ用ポールのおすすめ
- ストレッチ用ポールの売れ筋ランキングをチェック
- ストレッチ用ポールの基本的な使い方
ストレッチ用ポールとは?どんな使い方をする?
ストレッチ用ポールとは、頭からお尻までを乗せて使うフィットネスアイテムのことです。基本的には円柱型でやや硬めかつクッション性を備えており、製品によって長さや太さが異なるのが特徴。ヨガポールやリセットポールなどとも呼ばれています。
上に体を乗せて背中や腰を左右に振ったり、手足を動かしたりして使用。製品自体に効果があるものではなく、肩こり・腰痛・猫背などを予防するためのストレッチやトレーニングを補助してくれます。
アスリートのトレーニングや医療・リハビリの現場などでも活用されています。初心者や高齢者でも簡単に使える手軽さも魅力です。
フォームローラーとの違い
同じ円柱状のフィットネスグッズで、ストレッチ用ポールと似たアイテムにフォームローラーがあります。
ストレッチ用ポールは全長が長くて上半身を乗せられる一方、フォームローラーは全長が短いのが特徴。また、ストレッチなど体をほぐす目的に使用するのがストレッチ用ポールですが、フォームローラーは筋肉のマッサージや筋膜リリースなどを目的に使用されます。
フォームローラーはコンパクトなモデルが多いため、気になる部分をピンポイントでケアできるのがメリット。自宅で簡単に筋肉のセルフケアが行えます。表面の形状や硬さなどバリエーションが豊富なので、好みに合わせて選びやすいのも魅力です。
ストレッチ用ポールとフォームローラーは、形状は似ていても使用する目的が異なります。どちらも手軽に使えて体のメンテナンスやケアに役立つので、両方持っておくのもおすすめです。
ストレッチ用ポールの選び方
体格に合わせて長さと太さを選ぶ
ストレッチ用ポールのサイズは製品によってさまざま。ポール上に仰向けで寝転がるのが基本姿勢なので、頭からお尻までしっかり収まるサイズのモノを選ぶことが大切です。
ストレッチ用ポールの長さは90cmと98cmが主流。小柄な方は短いサイズのモノでも対応できますが、長さに余裕を持たせて選ぶのがおすすめです。
また、太さも重要なチェックポイント。直径15cm程度が標準的な太さで、スリムタイプであれば直径が約10~12.5cmです。体のサイズにフィットしないと、ストレッチ効果が十分発揮されない可能性があるので注意しましょう。
身長155cm以上の方には直径15cm程度のモノ、身長155cm以下の小柄な方にはスリムタイプがぴったり。なお、太さがあるほど負荷がかかりやすいため、痛みを覚えやすい方は身長にかかわらず、細めのモノを選ぶのがおすすめです。
素材で選ぶ
耐久性が高い「発泡オレフィン系樹脂」
発泡オレフィン系樹脂を使ったストレッチ用ポールは、体にフィットしやすいやわらかさを備えているのが魅力。耐久性に優れているため、変形することなくスムーズなストレッチをサポートします。
ほかの素材に比べると、価格がやや高い傾向にあるのがデメリット。長く愛用できるので、コスパよく使えるモノを選びたい方にもおすすめです。
適度なフィット感がある「EVA」
EVAは、やわらかくてフィット感が高いのが特徴です。ストレッチ用ポールの上に寝転んだ際、断面が潰れて楕円状になるため、姿勢が安定しやすいのがメリット。また、体に痛みを覚えにくいので、初心者にもおすすめです。
耐久性も備えているため、長く使いやすいのもポイント。機能と価格のバランスがよい、使い勝手に優れた素材です。
低価格で気軽に使える「ポリエチレン(PE)」
ポリエチレンを採用したストレッチ用ポールは、やや硬めの質感とリーズナブルな価格が特徴です。ほかの素材と比べると手軽に購入しやすいので、ストレッチ用ポールがどのようなモノか試してみたい方に適しています。
一方、熱に弱くて、凹んだり変形したりしやすいのがデメリット。耐久性も低いため、長期間使えるモノを探している方には不向きです。
初心者の方には半円の「ハーフカットタイプ」がおすすめ
ハーフカットタイプのストレッチ用ポールは、かまぼこのような半円状フォルムが特徴です。底面が平らなので、円柱型より転がりにくく、優れた安定感を発揮。さらに、通常タイプより負荷がかかりにくいため、初心者や高齢者におすすめのタイプです。
通常タイプと同じ使い方はもちろん、横向きにして腰や背中の下に入れたり、複数並べて仰向けで寝たり、さまざまな使い方ができるのもメリット。バランスや体幹といったトレーニングにも活用できます。
コンパクト設計のモノが多く、首・肩甲骨・股関節などをピンポイントで狙いやすいのが特徴。持ち運びもしやすいので、外出先でも使えて便利です。
カバーが付いているかをチェック
ストレッチ用ポールにカバーが付いていれば、芯材が傷付いたり汚れたりするのを防げます。経年劣化を抑えながら、きれいな状態で長く愛用できるのが魅力です。
撥水性を備えた合成皮革製のモノなら、お手入れが簡単で衛生的に使えます。汗で濡れたり汚れが付着したりしてもすぐに拭き取れて便利です。なかには、カバーのみを別途販売しているモノもラインナップ。気になる方はチェックしてみてください。
初めての場合は説明書やDVDなどが付属しているモノがおすすめ
ストレッチ用ポールは、仰向けに寝た状態で体を左右に振ったり両手を動かしたりするだけでなく、さまざまな使い方ができるのが魅力です。
首・肩甲骨・背骨など、特定箇所のストレッチだけでも複数のメニューがあります。また、体幹トレーニングといったエクササイズにも活用可能。正しい使い方を知っておくことで、さらなる効果が期待できます。
DVDや取扱説明書が付属したストレッチ用ポールであれば、初心者でも効率よく使えるのでチェックしてみてください。
ストレッチ用ポールのおすすめ
LPN ストレッチポールEX
「ストレッチポール」の登録商標を行っている「LPN」のストレッチ用ポールです。LPNのラインナップのなかではスタンダードなモデルで、フィットネスクラブやジムなどでも多く使われています。
芯材には発泡オレフィン系樹脂、カバーには合成皮革を採用。汗をかいたり汚れが付着したりしても素早く拭き取れるため、衛生的に使えます。サイズは約長さ98×直径15cm。カラーバリエーションが豊富なので、好みに合わせて選びやすいのがポイントです。
基本エクササイズである「ベーシックセブン」をはじめ、さまざまなエクササイズに対応できます。取扱説明書やエクササイズDVDが付属しているため、初心者でも安心して使いやすいのがメリット。長く愛用できるモノを選びたい方におすすめです。
LPN ストレッチポールMX
約長さ98×直径12.5cmとスリムタイプのストレッチ用ポールです。芯材には、発泡オレフィン系樹脂と発泡ウレタンチップを採用。内芯でしっかり背骨を支えます。背中や腰に負荷がかかりにくい、優しい使い心地の製品が欲しい方におすすめです。
日々のセルフコンディションから医療現場でのリハビリまで幅広く活躍。取扱説明書やエクササイズDVDが付いているため、さまざまなメニューをこなせるのが魅力です。
合成皮革のカバーが付属しており、お手入れが簡単。清潔さを保ちやすいモノが欲しい方にも適しています。
LPN ストレッチポール ハーフカット
ハーフカットタイプのストレッチ用ポールです。2本1セットで、1本あたりのサイズが約長さ40×幅15×高さ7.5cm。縦に2本並べれば、スタンダードタイプと同様のエクササイズやストレッチが可能です。
芯材には発泡オレフィン系樹脂を採用。コンパクト設計のため、ピンポイントで狙いたい箇所に当てやすいのが魅力です。さらに、持ち運びもしやすいので、出張・旅行時やジムなどでも活躍します。
スタンダードタイプと組み合わせて使えば、メニューの幅が広がるのもメリット。取扱説明書やエクササイズDVDが付いているため、効果的なストレッチやエクササイズが行えて便利です。
高さがあるモデルだと不安に感じる方や背骨まわりが硬い方にぴったり。底部が平らで安定感もあるため、高齢者にもおすすめです。
リンドスポーツ(LINDSPORTS) ストレッチングクッション PRO sc-l
芯材にEVAを採用したストレッチ用ポールです。軽量で弾力性を備えており、やや硬めに設計しているのが特徴。サイズは長さ98×直径15cmで、本格的に使えるモノを探している方におすすめです。
カバーには汚れに強いPVCを使用。ジッパー部分はカバーで覆われているため、ケガを予防しながらスムーズなエクササイズをサポートするのがポイントです。
直径12.5cmのスリムタイプや長さ45cmのミニタイプもラインナップされています。カラーバリエーションも豊富なので、好みに合わせて選びやすいのが魅力です。
リンドスポーツ(LINDSPORTS) ストレッチングクッション ハーフ 2本セット sc-h
底面が平らなハーフカットタイプのストレッチ用ポールです。2本セットで、1本あたりのサイズが長さ41×高さ7.5cm。面ファスナーが付属しており、くっつければ直径15cmの円柱型としても使えます。
コンパクトなので腰椎・肩・足首・手首など、気になる部位をピンポイントで狙いやすいのが特徴。バランスを取りやすいため、初心者や高齢者も使いやすいのがメリットです。
芯材には、弾力性が高くやわらかいEVAを採用。衝撃吸収力に優れているので、体に優しくて変形しにくいのがポイントです。また、カバーには、汚れに強いPVCを使用。ジッパー部分も覆っているため、ケガの予防効果も期待できます。
長さ98cmも製品もラインナップされています。安定感のあるモノを選びたい方におすすめです。
uFit Performance Pole
優れた耐久性を持つ、発泡オレフィン系樹脂を使用したストレッチ用ポール。防水・防湿・耐熱性能を備えているうえ、耐荷重100kgまで対応します。長く愛用できる丈夫なアイテムを探している方におすすめです。
本体サイズは、長さ98×直径15cmで、身長155cm以上の方に適しています。長さがあるため、全身をしっかりほぐしやすいのが魅力。また、重量が840gと軽量であることから、出し入れを楽に行えるのもメリットです。
カバーには、高耐久で汚れに強いPVCを採用。カラーバリエーションは、クールブラック・ソフトアイボリーの2種類を展開しています。
グロング(GronG) ストレッチ用ポール
トータルスポーツブランド「グロング」のストレッチ用ポールです。芯材にはEVAを採用しており、軽量で弾力性・耐久性に優れているのが特徴。サイズは約長さ98×直径15cmなので、シンプルで使いやすいモノを選びたい方におすすめです。
カバーにはPUレザーを使用。汚れてもすぐに拭き取れるので、お手入れが簡単です。さらに、ファスナーが体に当たらない2重構造を採用しているため、快適にストレッチやエクササイズが行えます。
カラーバリエーションが豊富で、好みに合わせて選びやすいのもポイント。オリジナル説明書が付いているので、初心者でもすぐに使えて便利です。
スタン(stan) ストレッチ用ポール ハーフカット 2way
ハーフカットタイプのストレッチ用ポールです。1本あたりのサイズは長さ41×幅15×高さ8.5cm。2本を縦に並べると長さ82cmで、上半身をしっかり乗せられるのが特徴です。底部が平らなため、優れた安定感を発揮します。
面ファスナーが付属しているので、円柱型としても使用可能。肩・腰・骨盤・脚など、気になる部分をピンポイントで狙いやすいのがメリットです。フォームローラーとして使えたり、トレーニングに活用できたりと、使い勝手に優れています。
芯材にはEVAを採用。通気性・撥水性・耐久性に優れたPUカバーで覆っているため、経年劣化を予防しながら清潔に使えます。
ストレッチ・エクササイズ・筋膜リリースなど、さまざまな用途で使えるのが魅力。デスクワーク時に背中へ挟むこともでき、汎用性に優れたモノを選びたい方におすすめです。
東急スポーツオアシス(TOKYU SPORTS OASIS) リセットポール ショート RP-600
長さ約45cmとショートサイズのストレッチ用ポールです。首・肩・腰・脚など、細かい箇所にもフィットさせやすいのが特徴。ストレッチ・筋膜リリース・筋トレなど、さまざまな用途で使えるのもメリットです。
持ち運びやすいうえ、省スペースで保管できて便利。スポーツ前後のケア用として、車にも常備しやすいサイズ感です。素材にはEVAを採用しており、スタンダードタイプやスリムタイプもラインナップされています。セカンド用として持っておくのもおすすめです。
鉄人倶楽部(IRONMAN CLUB) ピラティスポール IMC-54
適度な硬さの発報ポリエチレンを採用したストレッチ用ポールです。サイズは約長さ91×直径15cmで、耐荷重は80kg。重さは約800gと軽量で価格が安いため、手軽に使いやすいのが魅力です。
ストレッチ・ヨガ・体幹トレーニングなど、さまざまな用途で活躍します。ストレッチ用ポールを試してみたい方にもおすすめです。
ダバダ(DABADA) ヨガポール
サイズが約長さ91.5×直径15cmのストレッチ用ポールです。素材には、やわらかくて弾力性があるEVAを採用。シンプルで使いやすい設計なので、初心者にもおすすめです。
また、トレーニング方法説明書が付属。重さが約678gと軽量で楽に持ち運べます。カラーバリエーションが豊富なので、好みに合わせて選びやすいのもポイントです。
ラ・ヴィ(La-VIE) 整体ストレッチローラー 3B-3903
EVA素材を採用したおすすめのストレッチ用ポールです。程よい弾力性があり、体を優しく支えます。表面に凹凸加工を施しているのもポイント。リラックスしながら上に乗ってコロコロするだけで、心地よい刺激を得られます。
サイズは約長さ90×直径15cm。ストレッチでリフレッシュしたい方はチェックしてみてください。
クレエ(Creer) ストレッチ用ポール
長さ約100cmのストレッチ用ポールです。身長が高い方でも使いやすく、家族など複数人でシェアしたいときに便利。芯材には、耐久性に優れた発泡オレフィン系樹脂を採用しており、長く愛用できます。
合成皮革のカバーで芯材が汚れたり傷ついたりするのを予防。お手入れも簡単で衛生的に使えます。また、マニュアルが付属しているので、初心者でも使いやすいのがメリットです。
カラーバリエーションが豊富で、インテリアに馴染みやすい色が揃っています。出しっぱなしでも部屋の景観を損なわないおすすめの製品です。
カラダスタイル(KaRaDaStyle) ヨガポール
芯材にEVAを採用したストレッチ用ポールです。程よい硬さと反発性を備えており、体を優しく支えます。弾力性や耐久性にも優れているので、スムーズで快適なストレッチをサポートするのが魅力です。
カバーには、PVCレザーを使用。撥水性があるため、汗で濡れたり汚れたりしてもすぐに拭き取れます。
サイズは約長さ98×直径15cm。カラーバリエーションが豊富なので、好みに合わせて選びやすいのもおすすめポイントです。
モダンデコ(MODERN DECO) ピラティスポール cf04
インテリアとの親和性が高いニュアンスカラーが特徴のストレッチ用ポールです。カラーバリエーション豊富なので、お気に入りを見つけやすいのも魅力。見た目のおしゃれさを重視したい方におすすめです。
サイズは約長さ90×直径15cm。素材には発泡ポリエチレンを採用しており、耐荷重は約100kgです。ストレッチ・ピラティス・ヨガ・体幹トレーニングなど、さまざまな用途で活躍。価格が安いのもうれしいポイントです。
ステディ(STEADY) ヨガポール ST141
インテリアにも馴染みやすいナチュラルカラーや、アクティブな気分を高めるビビットカラーのアイテムが展開されているストレッチ用ポール。カラーバリエーションが全5種類と豊富なので、自宅の雰囲気に合わせやすいモノを探している方におすすめです。
長さ100cmのロングボディは、身長180cm以上の方も使用しやすい設計。大人から子供まで、家族全員で使用したい場合にもぴったりのアイテムです。
素材には、耐久性・柔軟性に優れたEVAを採用。重さによる型崩れを起こしにくいため、長く愛用できます。また、手軽にお手入れできる、PVC製のカバーなのもうれしいポイントです。
ストレッチ用ポールの売れ筋ランキングをチェック
ストレッチ用ポールのランキングをチェックしたい方はこちら。
ストレッチ用ポールの基本的な使い方
ストレッチ用ポールの基本姿勢は、ポール上に仰向けで寝た状態。まず、ストレッチ用ポールの端にお尻を乗せて、両手を床に着けます。そのまま両手で体を支えて、背中を添わせながらゆっくり頭まで乗るように倒れましょう。
寝転んだら、膝を90°くらいの角度で立てます。安定感があって、リラックスしやすいポジションでキープするのがポイント。肘は床から離れない位置に置いて、手のひらを上に向ければ基本姿勢の完成です。降りる際は、お尻をずらしてゆっくり滑るように降りましょう。
使用する時間帯のおすすめは、体があたたまっている運動後やお風呂上がり。夜に行えば、1日の生活でこった体をほぐせるのがメリットです。
1日に何回乗っても問題ありませんが、長時間使い続けると体を痛める恐れがあります。1回の使用時間は5~15分程度に留めておきましょう。筋トレやダイエットのように、適度に継続して使うことが大切です。
全身のストレッチをサポートするストレッチ用ポール。サイズや素材などさまざまなアイテムが販売されていますが、好みや使いやすさに合わせて選ぶことが大切です。体の不調を引き起こす原因となる筋肉のこりをほぐすのに役立つため、お気に入りのストレッチ用ポールを見つけてみてください。