カメラジャンルのひとつとして確立した「アクションカメラ」。アウトドアやスポーツシーンなど激しい動きが伴う撮影をスムーズにでき、迫力のあるシーンを撮れるのが特徴です。

市場としては国内外、有名無名を問わず、さまざまなメーカーが競合している関係で価格差もあり、アクションカメラの購入を検討しているユーザーにとっては悩ましいものです。そこで今回は業界を牽引しているとも言える「GoPro」にスポットを当て、おすすめモデルをピックアップ。人気機種をご紹介します。

GoProとは?

By: amazon.co.jp

「GoPro」は激しいスポーツやアクティビティの撮影を得意としているアクションカメラ。いわゆるデジタルビデオカメラの一種で、カメラ本体の小ささと防水・防塵に対応しているのが特徴です。

また、一般的なビデオカメラでは撮影が難しい場所に取り付けられるのもポイント。例えばサーフボードの上や野生動物の巣穴などに設置して、これまでとは異なるアングルで非日常的な映像を撮影することができます。

また、ヘルメットなどに固定することも可能。自分が見ている景色や体験しているアクティビティを一人称視点で撮影することで、臨場感たっぷりの映像を撮ることができるのも魅力です。

GoProは通常のビデオカメラでは対応が難しい過酷な環境や激しい動きをものともせず撮影できる領域を大きく広げてくれるので、アクティブなユーザーにおすすめのビデオカメラです。

GoProでできること

水中撮影

By: gopro.com

GoProのアクションカメラは高い防水性能を備えているのが特徴で、本体だけでも10mまでの水深に対応可能。手首にカメラを固定できるストラップやハンドグリップなどのアクセサリーも充実しているので、海辺でシュノーケリングを楽しみながら、その様子を撮影することができます。

また、専用の防水ハウジングを装着すれば、最大水深60mまで潜れるようになるので、本格的なスキューバダイビングの撮影にも対応可能。GoProがあれば自分が体験したマリンスポーツの楽しさや水中の美しい風景を捉えることができるので、まるでそこに一緒にいるかのような映像美を共有することができるのも魅力です。

スポーツ撮影

By: amazon.co.jp

GoProには吸盤でカメラを固定できるマウントが用意されているのもポイント。例えばサーフボードやスノーボード、スケートボードにも取り付けることが可能なので、さまざまなスポーツシーンの撮影ができます。

また、頭部にカメラを固定できるヘルメットマウントや胸部に固定できるチェストハーネスも用意されているので、よりプレイヤーの目線に近いアングルからの撮影も可能。迫力が伝わる映像を手軽に撮れるのも特徴です。

旅行撮影

By: gopro.com

GoProはコンパクトなボディなので収納時もかさばらず、旅先で撮りたいと思ったときにもすぐに取り出して気軽に撮影ができるのが特徴。頭や胸部に装着するマウントやザックのハーネスに取り付けることが可能なので、旅行を楽しみながらの撮影が容易に行えます。

また、GoProはドローンと組み合わせて使える機種もラインナップ。迫力ある空撮にも対応できるので、興味がある方はぜひチェックしておきましょう。

自撮り撮影

By: gopro.com

SNSの普及などによって、もはや撮影方法のひとつとして確立した「自撮り」。特にGoProはコンパクトかつ、自撮り棒と同じように伸びるハンドグリップがアクセサリーに用意されているので、スムーズに自撮りに対応できます。

なお、GoProの機種のなかにはユーザーの呼びかけに応えてくれる、いわゆる音声認識機能の「ボイスコントロールコマンド」が搭載されたモデルがあります。話しかけることで、ビデオの録画や写真の撮影などを自動で対応してくれるのが特徴。音声コマンドは複数パターンがあるほか、10か国の言語/アクセントを認識するほど優秀。かなり便利な機能です。

車載撮影

By: gopro.com

GoProがあればバイクなどの乗り物の撮影もお手のもの。カメラを頭部に固定するヘルメットマウントはもちろん、ハンドルバーやシートに固定できる車載用のアクセサリーも充実しているので、走行中の様子を迫力のあるアングルから撮影できます。

カメラ単体でも高い防水性能があるため、悪天候にも対応可能。防塵機能もあるので、砂埃を気にすることなく、スピード感のある迫力的な映像を撮影することができます。

ペット視点撮影

By: gopro.com

犬や猫を飼っていると、ペットがどんな視点で世界を見ているのか飼い主は気になるところ。そんな好奇心にもGoProは応えてくれます。

純正アクセサリーのなかには犬用のハーネスも用意。胸部または背中にアクションカメラを固定できるので、犬の視点で映像を撮影することができます。なお、サードパーティ製であれば猫にも対応するモデルもあるので、気になる方はチェックしておきましょう。

タイムラプス撮影

By: gopro.com

ある地点での時間の流れを撮り収めた動画のことをタイムラプス動画と言います。一定間隔で撮影した何百枚もの画像を合成して作成しますが、GoProのアクションカメラであれば撮影後に自動合成してくれるので、簡単にタイムラプス動画の作成が可能です。

なお、上位モデルの「HERO5 Black」や「HERO6 Black」には光量の乏しい場所でもきれいにタイムラプス撮影できる機能が搭載されているので、旅行やアウトドアで夜空の星のタイムラプス撮影を行いたい方は留意しておきましょう。

空撮

By: gopro.com

GoProには空撮ができるドローン「Karma」もラインナップされています。当然カメラが必要となるので、同ブランドのアクションカメラを組み合わせることで、快適な空撮に対応することができます。

価格はやや高価ですが、ゲーム感覚でコントロールできる操作性やコントローラー追跡機能など、初心者でも比較的容易に扱えるのが特徴です。

全天球撮影

By: gopro.com

「全天球撮影」とは自分を中心として風景を360°の全方位から撮影するもので、吸い込まれるような映像美が魅力。GoProの現行機では「Fusion」がその一翼を担っていて、簡単に撮影することができます。

しかも、4Kを上回る高画質に対応できるほか、カメラ本体に4つのマイクを搭載してすることによって、360°音声をカバー。映像は現場の空気をよりリアルに追体験できるほど、ハイクオリティに仕上がります。

GoProの選び方

画質で選ぶ

By: gopro.com

GoProのアクションカメラで撮影できる動画はデータ量が豊富なため高画質なのですが、機種によって解像度の差があります。エントリー機の「HERO」ではフルHD画質の動画が撮れますが、上位機となる「HERO6 Black」や「HERO5 Black」では高画質の4Kに対応。

また、同じ4K動画でも「HERO6 Black」はフレームレートが「HERO5 Black」の倍となる60fps。動きをより滑らかに記録できるので、激しい動きのあるスポーツを撮影したい方におすすめです。

静止画に関しては、「HERO」の1000万画素に対し、「HERO6 Black」と「HERO5 Black」は1200万画素に高解像化。前者は画像処理エンジンも搭載しているので、動画だけではなく写真もより鮮明に撮影することができます。

機能で選ぶ

By: gopro.com

GoProのアクションカメラには声で撮影開始などを指示できる「ボイスコントロールコマンド」やタッチディスプレイが搭載されているので使い勝手は良好。なお、「HERO6 Black」と「HERO5 Black」は、暗い場所でもきれいに撮影できる「ナイトフォト」や一定間隔で連続してビデオ録画をする「ループ」などの機能も搭載。また、専用ドローン「Karma」との合体機構にも対応しています。

「Fusion」は360°の全天球撮影に対応。5.2K画質と立体音響の大迫力なVR動画が撮影できることに加えて、そこから好みのアングルでベストショットを抜き出す「OverCapture」機能も備えています。

用途で選ぶ

By: gopro.com

各機種ともに高い基本性能があるため、さまざまな用途に活用できます。とはいえ、それぞれスペックは異なるのでしっかりと確認しておきましょう。

まずは画質。GoProはビデオカメラの一種なので、4K対応かフルハイビジョンなのかは要チェックです。機能としてはタッチパネル対応なのか、手ブレ補正機構は付いているのか、夜間撮影機能は備わっているのかもポイント。また、必要であれば防水性能も把握しておきましょう。

GoProのおすすめモデル

GoPro HERO

2018年発売の「HERO」はGoProシリーズにおけるエントリー機種。上位モデルほど多機能ありませんが、2インチのタッチスクリーンや音声コントロールも備えているおり、シンプルな仕様なので、アクションカメラ初心者でも気軽に操作できます。

動画の画質はフルHDですが、データ量が豊富なので高画質な映像を撮影できます。本体だけでも水深10mまでの防水性能を備えているため、サーフィンやシュノーケリングの撮影にも最適です。

また、タイムラプス撮影にも対応しており、雲や人の流れをストップモーションアニメのように記録できるので、旅先で出会った風景をより印象的に記録できます。「とりあえずGoProがどんなものか試してみたい」という方におすすめです。

GoPro HERO5 Black

GoProシリーズにおける人気機種。発売から2年経つロングセラーモデルではありますが、暗所でもきれいな写真が撮れる「ナイトフォト」や一定間隔に動画をリピート撮影する「ループ」などが搭載。機能性の高さは後継機の「HERO6 Black」と比べても、さほど遜色ありません。

動画は4K撮影に対応し、従来のフルHD動画よりも鮮明で高精細な映像を楽しめます。また、フルHDモードでは120fpsのハイフレームレート撮影に対応しており、動画のスローモーション再生も可能。スポーツ撮影では決定的な瞬間を捉えることができます。

本体にはブレ補正機能が搭載されているため、手持ちでもマウント固定でもブレのない鮮明な映像の撮影が可能。加えて、専用ドローン「Karma」との合体も可能なので、地上だけではなく空撮影も楽しめます。トータルバランスが良好なモデルです。

GoPro HERO6 Black

「HERO5 Black」の後継機。GoProにおけるハイエンドモデルです。高性能なチップ「GP1」を搭載したことで、画質と機能性が大幅に改善されています。

4K動画は従来の2倍となる60fpsに対応し、高速で動く被写体や乗り物でも対応可能。フルHD動画もフレームレートが240fpsに倍加しているので、スローモーション動画で動感をより臨場感たっぷりに撮影できます。加えて、静止画は新たにHDR撮影に対応したので、明暗差の大きな状況でも目で見たままの明るさで再現が可能です。

また、「GP1」によってブレ補正機能も強化。撮影者の動きが激しい状況でもより違和感の少ない安定した映像を記録できます。追加機能としては「タッチズーム」を搭載。被写体までの撮影距離をタッチスクリーン上で直感的に調整できます。

他の機種と比べてやや高価ではありますが、機能性の高さは折り紙付き。満足度の高いアクションカメラを求める方におすすめです。

GoPro Fusion

GoProシリーズにおける全天球アクションカメラ。特徴は両面に搭載された1対の魚眼レンズで、周囲の風景を丸ごと撮り収めたVR動画や全天球写真が撮影できます。観光地で360°のパノラマをバックに自撮りが楽しめるほか、パーティー会場に設置してイベントの様子を記録することも可能なので、カメラの楽しみ方を広げてくれるアイテムです。

また、「OverCapture」機能により、撮影したVR動画からは好みのアングルやベストショットを抜き出して、通常の動画として編集も可能。動画は4Kを超える5.2K画質での記録に対応しているので、どのアングルからでも高精細な動画を撮影することができます。

加えて、立体音響の録音にも対応。映像だけではなく音声も高品質なので、記録した思い出を臨場感たっぷりに楽しめます。水深5mまでの防水性能も備えているのでアクションカメラとしての耐久性も良好です。