ツーリングの臨場感あふれる映像を記録できるアクションカメラ。美しい景色や仲間との走行シーンを、迫力ある映像で思い出として残せます。しかし、製品によって手ぶれ補正や画質などが異なるので、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、バイク・ツーリングにおすすめのアクションカメラをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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バイク・ツーリングにおすすめのアクションカメラの選び方
画質を選ぶ

By: insta360.com
バイクツーリングの思い出を美しい映像で残すなら、画質は重要なチェックポイントです。現在では4K解像度に対応したアクションカメラが主流で、風景の細部まで高精細に記録できます。美しい景色の中を走る感動を、そのまま映像に残せるのが魅力です。
また、バイクの高速走行を滑らかに撮影するには、フレームレートも確認しましょう。フレームレートとは1秒間の動画を構成する静止画の枚数のことで、60fps以上に対応したモデルがおすすめです。動きの速いシーンもカクつくことなくスムーズに映し出します。
フレームレートが高い製品は、スローモーション編集を行うときにも滑らかな映像を実現。なかには、5Kや8Kなどの高解像度な撮影が可能なモデルもあり、映像表現にこだわりたい方に向いています。
手ぶれ補正機能の強いモデルがおすすめ

By: insta360.com
バイクでの撮影は、エンジンや路面からの振動がカメラに直接伝わります。揺れが激しいと映像が見にくくなるため、強力な手ぶれ補正機能が搭載されたモデルを選ぶことが重要です。
代表的な手ぶれ補正は、レンズを動かして物理的にブレを軽減する「光学式」と、画像処理でブレを補正する「電子式」の2種類。光学式は画質の劣化が少なく、より高品質な映像を求める方におすすめです。
多くの製品では電子式が採用されており、なかにはメーカー独自の高度な補正機能を搭載したモデルもあります。専用のジンバルを使わなくても、まるで滑るようにスムーズな映像が撮れるのがポイントです。
画角をチェック

By: dji.com
ツーリング先の広大な景色をダイナミックに収めるには、カメラの画角が重要になります。バイク用のアクションカメラは、150~170°程度の広角レンズを備えたモデルが人気です。広い範囲を一度に撮影でき、迫力のある映像を残せるため、走行風景を自然に撮影したい方におすすめです。
また、撮影後に好きなアングルを切り出して編集できる360度カメラも選択肢のひとつです。撮影シーンに応じて画角を切り替えられる製品もあるので、撮りたい映像のイメージに合わせて選んでみてください。
取り付け方法をチェック

By: dji.com
アクションカメラをバイクで使う場合、取り付け方法はヘルメットと車体の2通りが一般的です。取り付け方法によって映像の見え方が大きく変わるので、撮りたい映像をイメージしてマウント方法を考えましょう。
ヘルメットへの取り付けは、ライダー目線の臨場感ある映像が撮影できるのが魅力です。顎の前やヘルメットの側面が定番の取り付け位置ですが、シールドの開閉などを妨げないように注意が必要です。
バイクの車体に取り付ける際は、ハンドル周りやスクリーンなど、振動の影響が少ない安定した場所が適しています。強力な両面テープで固定するマウントが一般的ですが、より確実に取り付けたい場合はボルトで固定するタイプを選ぶと安心です。
バッテリー持続時間をチェック

By: gopro.com
長時間のツーリングを記録したい方は、バッテリーの持続時間も忘れずに確認しましょう。製品によって連続撮影できる時間はさまざまなので、自分の使い方に合うモデルを選ぶことが大切です。
なかには、4Kの高画質モードでも2時間以上の連続撮影に対応したモデルがあります。日帰りのツーリングでも、バッテリー切れを心配せずに楽しめます。
また、短時間で充電できる急速充電に対応した製品は、休憩中に素早く充電できて便利です。予備のバッテリーを用意したり、モバイルバッテリーで給電しながら撮影したりするのも長く撮影するためのコツです。
急な悪天候に備えるなら防水性能をチェック

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ツーリング中は、急な天候の変化も考えられます。突然の雨でも安心して撮影を続けるために、アクションカメラの防水性能をチェックしておきましょう。防水機能があれば、天候を気にせず撮影に集中できます。
防水性能は「IPX」という規格で示され、IPX0~IPX8の9段階でレベルが分かれています。ツーリング中の雨に対応するには、水の飛まつを防げるIPX4以上の性能がひとつの目安です。
さらに、ノズルからの水流にも耐えうるIPX5以上のモノや、本体のみで水深10m程度の水中撮影が可能なIPX8対応のモノもあります。使用シーンを想定し、適した防水性能を持つカメラを選びましょう。
バイク・ツーリングにおすすめのアクションカメラ
ゴープロ(GoPro) HERO13 BLACK CHDHX-131-FW
| 画質 | 5.3K | 手ブレ補正機構 | ○ |
|---|---|---|---|
| 焦点距離 | – | 撮影時間 | – |
| 防水性能 | 10m | 本体重量 | 125 g |
バイク・ツーリングの臨場感あふれる映像を記録できるアクションカメラ。5.3K60fpsの高画質撮影に対応しているのに加え、従来品よりマイク性能が改善されているのも魅力です。風切り音を抑えながら、ツーリング中の音声をクリアに録音できます。
HyperSmooth 6.0搭載で、走行時の振動を効果的に補正。撮影モードによっては、360度水平ロック機能を活用でき、カメラが回転しても安定した映像を維持します。防水10mにも対応し、さまざまな天候で使用可能。長時間ツーリングを記録したい方におすすめのモデルです。
ディー・ジェイ・アイ(DJI) OSMO ACTION 4 スタンダードコンボ
| 画質 | 4K | 手ブレ補正機構 | 電子式 |
|---|---|---|---|
| 焦点距離 | – | 撮影時間 | – |
| 防水性能 | 18m | 本体重量 | 145 g |
バイクツーリングの躍動を色鮮やかに記録できるアクションカメラ。1/1.3インチの大型CMOSセンサーにより、夜間や薄暗い環境でも明るく高精細な映像を撮影できます。4K/120fpsの高フレームレート撮影に対応し、迫力あるスローモーション映像も実現します。
360° HorizonSteadyを搭載しており、カーブや起伏の多い走行でも水平を保った安定映像を記録可能。防水ケース不要で18mの防水性能を持ち、雨天走行でも安心です。3つのマイクが風切り音を低減し、クリアな音声を収録します。
マグネット式クイックリリース設計により、ヘルメットやバイクへの着脱が素早く行えるのが魅力。最大160分の長時間駆動で、ロングツーリングにも対応できます。高画質な走行映像を残したい方におすすめのモデルです。
ディー・ジェイ・アイ(DJI) OSMO ACTION 5 PRO スタンダードコンボ
| 画質 | 4K | 手ブレ補正機構 | 電子式 |
|---|---|---|---|
| 焦点距離 | – | 撮影時間 | – |
| 防水性能 | 20m | 本体重量 | 146 g |
過酷な環境にも対応する高性能アクションカメラ。次世代の1/1.3インチセンサーを搭載し、40MPの高解像度写真と4K@120fpsの滑らかな動画撮影を実現します。ケースなしで水深20mまでの防水性能を備え、雨天のツーリングやアウトドアシーンでも安心です。
HorizonSteadyによる360°水平補正機能が特徴。バイク走行時の激しい振動でも、映像を水平に保ち安定した撮影が可能です。内蔵ストレージを搭載しており、microSDカードなしでもすぐに撮影を始められます。
撮影環境によりますが、最大4時間の連続撮影ができるバッテリーを採用。-20℃~45℃の耐久性能があり、寒冷地や猛暑でも動作が安定します。デュアルOLED高輝度タッチ画面により、明るい屋外でも視認性は良好。ツーリングの思い出を美しく記録したい方におすすめのモデルです。
ディー・ジェイ・アイ(DJI) OSMO 360 スタンダードコンボ
| 画質 | 8K | 手ブレ補正機構 | 電子式 |
|---|---|---|---|
| 焦点距離 | – | 撮影時間 | – |
| 防水性能 | 10m | 本体重量 | 183 g |
バイクツーリングの臨場感を360°全方位で記録できるアクションカメラ。ネイティブ8K/50fps撮影に対応し、大型2.4μmピクセルを採用することで、従来比2倍のピクセルサイズを実現しています。13.5段のダイナミックレンジとf/1.9の大口径レンズにより、トンネルや夜間走行でもノイズが少なく明るい映像を撮影できるのが魅力です。
業界初の正方形1/1.1インチCMOSセンサーを2つ搭載しており、高コントラストシーンでも鮮明な映像を記録。重量183gのコンパクト設計ながら、内蔵バッテリーは8K/30fpsで最大100分の連続録画が可能です。105GB内蔵ストレージを搭載し、microSDカードで最大1TBまで拡張できます。
高輝度OLEDタッチスクリーンを採用し、走行中の操作も快適です。バイクツーリングの思い出をダイナミックに残したい方におすすめのモデルです。
ディー・ジェイ・アイ(DJI) OSMO NANO スタンダードコンボ
| 画質 | 4K | 手ブレ補正機構 | 電子式 |
|---|---|---|---|
| 焦点距離 | – | 撮影時間 | – |
| 防水性能 | 10m | 本体重量 | 52 g |
マグネット式でヘルメットに簡単装着できるウェアラブルカメラ。143°の広角レンズと1/1.3インチセンサーにより、ツーリングの風景を4K/60fpsで撮影可能です。
撮影環境にもよりますが、最大13.5ストップのダイナミックレンジを実現し、明暗差の激しいシーンでも美しい映像を記録。多機能ビジョンドックと組み合わせれば約200分の連続撮影ができるため、長距離ツーリングにも対応できます。カメラ本体は最大10m防水で、急な雨でも安心です。
分離式設計を採用しており、カメラ部分のみ磁気でさまざまな場所に取り付けられるのが魅力。4K/120fpsのスローモーション撮影にも対応し、走行映像をドラマチックに演出できます。ツーリングの思い出を高画質で残したい方におすすめのモデルです。
Insta360 Ace Pro 2
| 画質 | 8K | 手ブレ補正機構 | ○ |
|---|---|---|---|
| 焦点距離 | – | 撮影時間 | – |
| 防水性能 | 12m | 本体重量 | 177.2 g |
8KセンサーとデュアルAIチップを搭載した、バイク撮影に特化したアクションカメラ。1/1.3インチの大型センサーを採用し、4K60fpsのアクティブHDRにも対応します。ライカと共同開発したSUMMARITレンズにより、暗所でも鮮明な映像を記録できます。
FlowState手ぶれ補正とアクティブHDR機能により、走行中の激しい振動でも滑らかな映像を撮影可能。風切り音を軽減する専用モードを備えており、クリアな音声収録ができるのが魅力です。2.5インチのフリップ式タッチスクリーンを採用しているのもポイントです。
Insta360 Ace Pro
| 画質 | 8K | 手ブレ補正機構 | ○ |
|---|---|---|---|
| 焦点距離 | – | 撮影時間 | – |
| 防水性能 | 10m | 本体重量 | 179.8 g |
バイク走行の迫力をリアルに記録できるアクションカメラ。ライカと共同開発した1/1.3インチセンサーが、明暗差の激しい道路やトンネルでも鮮明な映像を実現します。5nmAIチップによるノイズ低減で、夜間走行も高画質で撮影可能です。
FlowState手ぶれ補正により、振動の多い路面でも滑らかな映像に。GPSアクティビティー統計機能を活用すれば、走行速度や標高、経路などのデータを動画に反映できます。風切り音低減モードを搭載し、高速走行時もクリアな音質を保ちます。
2.4インチフリップスクリーンで撮影アングルの確認が簡単。急速充電対応で、22分あれば80%まで回復するため、ツーリング先での撮影も安心です。バイクでの走行動画を楽しみたい方におすすめのモデルです。
Insta360 GO 3S
| 画質 | 4K | 手ブレ補正機構 | ○ |
|---|---|---|---|
| 焦点距離 | – | 撮影時間 | – |
| 防水性能 | 10m | 本体重量 | 39.1 g |
わずか39gの超小型ボディで4K撮影ができるアクションカメラ。演算能力が50%向上した強化チップと広角レンズを搭載し、従来の2.7Kから進化した高精細な映像を記録できます。バイクのハンドルやヘルメットに装着しても負担になりにくい軽量設計が魅力です。
FlowState手ぶれ補正により、走行中の振動を強力に抑え、滑らかな映像を実現。カメラ単体で10m防水に対応しており、雨天時のツーリングでも安心して使えます。
フリップ式タッチスクリーン搭載のアクションポッドと組み合わせれば、最大140分の連続撮影ができます。AI編集機能でハイライトシーンを自動抽出できるため、長距離ツーリングの思い出を手軽に映像作品にまとめたい方におすすめです。
Insta360 X5
| 画質 | 8K | 手ブレ補正機構 | ○ |
|---|---|---|---|
| 焦点距離 | – | 撮影時間 | – |
| 防水性能 | 15m | 本体重量 | 200 g |
圧倒的な高画質で全方位を記録する360度アクションカメラ。1/1.28インチの大型センサーとトリプルAIチップシステムにより、8K30fpsの360度動画撮影を実現し、後から自由にアングルを選べる楽しさが魅力です。FlowState手ぶれ補正技術を搭載しており、バイク走行中の揺れや振動を強力に抑制します。
暗所撮影に強く、PureVideoモードが夜間のツーリングでも鮮明な映像を記録。水深15mまで対応する防水性能と内蔵ウィンドガードにより、風切り音を低減しながら走行シーンをクリアに撮影できます。急速充電対応の2400mAhバッテリーを搭載し、長時間の撮影が可能です。
ヘルメットマウントやハンドルバーマウントなど、さまざまな取り付け位置に対応。交換可能な強化ガラスレンズシステムを採用しており、万が一の際も安心です。ダイナミックなツーリング映像を残したい方におすすめのモデルです。
Insta360 GO Ultra
| 画質 | 4K | 手ブレ補正機構 | ○ |
|---|---|---|---|
| 焦点距離 | – | 撮影時間 | – |
| 防水性能 | 10m | 本体重量 | 52.9 g |
ツーリングの臨場感を捉える小型ハンズフリーカメラ。1/1.28インチの大型センサーと5nmプロセスのAIチップを搭載し、4K60fpsの滑らかな映像を記録できます。カメラ部は約53gと軽量で、マグネット式のためヘルメットやウェアに簡単に装着可能です。
FlowState手ぶれ補正により、バイクの振動を抑えた安定した映像を実現。4KアクティブHDRやPure Videoモードを備え、暗いトンネルから明るい日差しまで自然な階調で表現できます。48MPの高解像度写真も撮影でき、ツーリング先の景色を鮮明に残せるのが魅力です。
2.5インチのフリップタッチスクリーンを搭載し、走行前後の操作もスムーズ。カメラ単体で約70分、アクションポッド併用で最大200分の連続撮影が可能なので、長距離ツーリングにもおすすめのモデルです。


























アクションカメラ選びでは、走行中の振動を抑える手ぶれ補正機能が重要です。また、天候の変化に対応できる防水・防塵性能や、長時間の撮影に耐えるバッテリー性能も確認しましょう。取り付けやすさもツーリングでは見逃せないポイントです。ぜひ本記事を参考に、自分に適した1台を探してみてください。