腕時計と比べて、あまり馴染みのない"懐中時計"。ポケットからサッと取り出して、ひと目で時間を確認できる便利なアイテムです。腕に時計を着けるのが煩わしく感じる方に向いています。そこで今回は、懐中時計のおすすめをご紹介。デザイン性の高いおしゃれなモデルを見つけましょう。

懐中時計は使う目的を考えて選ぶ

懐中時計は、目的によって選び方が変わります。普段の生活の中で使うなら、持ち歩きやすいコンパクトなモデルがベスト。文字盤の表記も、馴染みがあるアラビア数字(1,2,3,4)だと視認性がよくておすすめです。

ビジネスシーンなど、スーツを着るときに使うなら、シンプルなステンレス製のモデルがよいでしょう。ケースにフタが付いているものを選べば、スタイリッシュで上品な雰囲気を演出できます。

懐中時計の種類

文字盤の種類

文字盤の数字表記は、大きく分けて「アラビア数字」、「ローマ数字」、「表記なし(バータイプ)」の3種類があります。視認性の高さを重視するなら、馴染みのあるアラビア数字(1,2,3,4)がベスト。デザイン性を重視するならローマ数字(Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,Ⅳ)がおすすめです。文字盤がすっきりしている方が好みの方は、数字表記のないバータイプの懐中時計を選びましょう。

ムーブメントの種類

懐中時計のムーブメントは、腕時計と同じように「クオーツ式」が一般的。電池切れの際に交換する手間があるものの、精度が高く、メンテナンスの必要もほとんどないため、使い勝手がよいです。

一方、ゼンマイを巻いて駆動させる「機械式」のモデルもあります。電池ではなく歯車で動くので、寿命がとても長く、メンテナンスしていけば数十年単位で使用可能です。

ケースの種類

文字盤にフタの付いていない「オープンフェイス」と呼ばれるケースが、比較的ポピュラーです。ひと目で時間を確認できるほか、開閉などの動作がないので、スムーズに使えます。文字盤の傷や汚れを気にする方なら、フタが付いている「ハンターケース」の懐中時計がおすすめです。

機械式のモデルなら、「スケルトンケース」という選択肢もあります。内部で歯車が動く様子を眺められるため、時計の構造やカラクリに興味がある方なら選択肢としてはアリです。ただし、見やすさに影響する部分でもあるので、留意しておきましょう。

懐中時計の選び方

懐中時計は文字盤とムーブメント、そしてケースの種類から選ぶのが基本です。「アラビア数字の文字盤×クオーツ式×オープンフェイス」の組み合わせが無難で、部屋に飾って観賞目的で楽しむなら「ローマ数字の文字盤×機械式×スケルトンケース」の懐中時計も候補になります。

使用頻度も大きなポイント。毎日持ち歩いて使うのに、ケースのサイズが大きくて装飾の多い懐中時計を選ぶと、煩わしさを感じてしまいます。パーティーなどの特別なシーンで使うなら、装飾があるデザイン性の高い懐中時計がよいでしょう。

懐中時計のおすすめブランド
シチズン(CITIZEN)

シチズンは、1918年に創業した日本の人気時計ブランドです。誤差の少ない、専用設計のムーブメントを搭載した高級ライン「ザ・シチズン」や、過酷な環境下に耐える「プロマスター」、手の届きやすいセカンドライン「Q&Q」「REGUNO」など幅広いラインナップを揃えています。

ちなみに、シチズンというブランド名は、英語で「市民」を意味する単語の“citizen”が由来です。そこには"市民に愛され親しまれるモノづくり"という想いが込められています。

シチズン(CITIZEN) ポケットウォッチ BC0420-61A

大ぶりな文字盤で視認性のよい懐中時計。数字表記のないシンプルなデザインのため、見た目がすっきりしています。

ケースの直径が36mmで、余裕のあるサイズながら収まりがよく、気軽に持ち歩けるおすすめアイテムです。付属のステンレス製チェーンは、ジーンズなどのベルトループに引っかければ便利。ウォレットチェーンのようにおしゃれに使えます。

シチズン(CITIZEN) REGUNO Goods Press別注モデル KL7-949-51

モノ系雑誌「Goods Press」が別注したAmazon.co.jp限定の懐中時計。太陽光を当てると動力になる「ソーラーテック」を備えていて、電池を交換する必要がありません。また、現在時刻を電波で受信するため、時間合わせも不要。使い勝手のよいモデルです。

ケースと文字盤をブラックで統一させた、そのデザイン性も魅力的。シックなフォルムで、スーツスタイルにもよく似合います。直径は41mmと少し大きめ。存在感のあるモデルを探している方におすすめです。

シチズン(CITIZEN) Q&Q 懐中時計 AA92-4431B

直径32mmの小さな懐中時計。チェーンではなくフックが付属しているため、カバンの持ち手やファスナーなどに引っかけて、ぶら下げるように使うのがおすすめです。もちろん、ズボンのポケットにも入れて持ち歩けます。文字盤はオーソドックスなホワイト。アラビア数字で視認性がよいモデルです。

シチズン(CITIZEN) カンパノラ コンプリケーション CTR57-1181

ホワイトの文字盤に映えるブルーの長針・短針がおしゃれな高級懐中時計。クロノグラフ調の文字盤が美しく、映えるアイテムです。

「パーペチュアルカレンダー」を搭載していて、2100年2月28日まで修正をする必要がありません。そのほか「アラーム」や、現在時刻をサウンドで知らせてくれる便利な「ミニッツリピーター」など、さまざまな機能を備えています。

懐中時計のおすすめブランド
セイコー(SEIKO)

セイコーのルーツは、1881年に創業した「服部時計店」。当初は、中古時計の修理や販売を行う会社でした。自社の時計製造工場を設立したのは、それから11年経った1892年のこと。掛け時計の製造から始まったセイコーの"時計作り"ですが、国産初の腕時計「ローレル」の発売や鉄道時計として指定された懐中時計「セイコーシャ」のリリースなどによって、知名度がアップ。今では世界中のユーザーに品質の高さが認められ、人気時計ブランドとなりました。

セイコー(SEIKO) 鉄道時計 SVBR003

「鉄道時計」という製品名が示す通り、電車の乗務員に愛用されてきた懐中時計。数字が大きく、フォントも見やすいため、ひと目ですぐに現在時刻を確認できます。耐磁性能を備えていて、磁気に強いのもポイントです。

ステンレス製のチェーンではなく、ナイロン製のベルトを採用している点も特徴的。さらに、電池寿命が約10年あるので、長く使い続けられる懐中時計です。

セイコー(SEIKO) ポケットウオッチ SAPM002

ステンレス素材に金色メッキを施した高級感ある懐中時計。ケースにフタが付いているので、ガラス部分を傷付けずに持ち歩けます。閉じたときの装飾が美しく、上司や両親へのプレゼントにもおすすめです。

駆動方法には、時計としては一般的なクオーツ式を採用していて、その精度は年差±10秒ほど。誤差の少ない正確な時を刻むのもポイントです。

懐中時計のおすすめブランド
オリエント(ORIENT)

オリエントは、1950年に誕生した腕時計を扱う企業。設立の翌年に、同ブランドを代表する機械式腕時計「オリエントスター」をリリースしました。現在はセイコーエプソン株式会社傘下の腕時計のブランドを担っています。

オリエントで培ったデザインを活かした「クラシック」や、アウトドアシーンでも使える「スポーティ」が人気ラインナップで、根強いファンから支持を得ています。

オリエント(ORIENT) 手巻き懐中時計 WV0031DD

ローマ数字がおしゃれなオリエントの機械式懐中時計。手で毎日巻き上げる必要がありますが、その分愛着が湧きます。

「パワーリザーブ」が、文字盤の左側に表示されているため、残りの駆動時間をチェックできて便利です。3気圧の日常生活防水を備えているので、多少なら水に濡れても耐えられるモデルです。

懐中時計のおすすめブランド
クローネン&ゾーネ(Kronen & Sohne)

1992年にドイツで生まれたブランド、クローネン&ゾーネ。腕時計をはじめ、メンズ向けの革小物や雑貨などを幅広く扱っています。デザインに強いこだわりを持っていて、時計を作る際は特に"デッサン"の過程を最重視。芸術品のような美しい製品がラインナップされ、人気を集めています。

クローネン&ゾーネ(Kronen & Sohne) 懐中時計 KSP068

メカニカルなスケルトンデザインが男心をくすぐる懐中時計。手で巻くと動き出す機械式のモデルです。ケースの直径が50mmで、とても存在感があります。

文字盤の構造もユニーク。切り抜かれたローマ数字が真ん中のスケルトン部分を囲むように並んでいます。普通の懐中時計では物足りない、インパクトあるモデルを探している方におすすめです。