レーシングカー用のシートを起源に持つAKRacingの「ゲーミングチェア」。人間工学に基づいて設計されたモノが多く、さまざまな便利機能を搭載しているのが特徴です。近年ではオフィスチェアにも注力しています。一方で、さまざまなモデルがあるため、どれを選べばよいか迷いがち。
そこで本記事では、おすすめのAKRacingのゲーミングチェアをピックアップ。特徴や選び方もあわせて解説します。
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- 目次
- AKRacingとは?
- AKRacingのゲーミングチェアの特徴
- AKRacingのゲーミングチェアのおすすめ
- AKRacingのゲーミング座椅子のおすすめ
- AKRacingのオットマンのおすすめ
- AKRacingのゲーミングチェアの選び方
- 番外編:AKRacingのゲーミングチェアをセールで安く買う方法
- 番外編:アウトレットや中古品は避けるのが無難
AKRacingとは?
「AKRacing」は、人びとに健康で快適な生活をもたらすことを目指しているゲーミングチェアブランドです。レーシングカー用シートの開発・製造を行っており、その技術がゲーミングチェアにも活かされています。
AKRacingの特徴は、自社工場で生産を行っている点です。また、設計・開発・製造をグループ会社内で行っています。なお、モデル・俳優として活躍する本田翼さんがイメージキャラクターに起用されていることでも有名です。
AKRacingのゲーミングチェアの特徴
人間工学に基づいた設計
AKRacingのゲーミングチェアは、人間工学に基づいて設計されているのが特徴。体への負担を抑えることで、ゲームや作業に没頭できる着座環境を実現しています。
また、人間工学に基づいて設計されたゲーミングチェアは正しい姿勢を保つことで、背中や首への負担を軽減できます。長時間座ってゲームを楽しみたい方などにおすすめです。
くつろぐ際に便利な機能を搭載
くつろぐ際に便利な機能を複数搭載しているのも魅力です。腰の負担を低減するランバーサポートや、頭を預けられるヘッドレスト、腕が乗せられるアームレストなどを備えているモデルを多数ラインナップしています。
また、身体の動きや体重移動に合わせて動くロッキング機能が備わっているのもポイント。身体を預けて休憩したり、姿勢を変えたりできるリクライニング機能も便利です。
キャスターにPU素材が使われている
AKRacingのゲーミングチェアは、キャスターにPU素材が使われています。PU素材を採用したキャスターは、床を傷付けにくいのが魅力。フローリングやカーペットなど、幅広い材質の床で使用できます。
また、静音性に優れているのもポイント。移動させても大きな音が発生しにくいので、時間帯を問わず使用できます。キャスター自体の耐久性も高いため、長く愛用できるのも特徴です。
AKRacingのゲーミングチェアのおすすめ
AKRacing Wolf ゲーミングチェア AKR-WOLF
日本人の体格に合わせて設計された、AKRacingのゲーミングチェアです。やや中尺のシリンダーを使うことで、座面の高さを最高40cmと若干低めに設定しているのが特徴です。
AKRacingのなかでもエントリーモデルに位置しながら、機能性に優れているのもポイント。取り外し可能なランバーサポートやヘッドレストに加えて、フラットポジションまで倒せる180°リクライニング機能も備えています。
張地には、肌触りがよく通気性に優れたファブリックを使用。汗で蒸れにくいので、長時間座っても快適な状態を長く維持できます。
カラーはレッドやパープルを含めた4色を展開。カラー部分の素材はPUレザーのため、汚れても簡単に拭き取り可能です。
AKRacing Nitro V2 ゲーミングチェア AKR-NITRO-V2
スタンダードモデルに位置する、AKRacingのゲーミングチェアです。適度なホールド感のある背もたれと快適にくつろげる形状の座面が特徴。長時間座り続けても疲れにくいので、ゲーマーはもちろん、座り仕事の多いクリエイターやライターにもおすすめです。
張地に高耐久仕様のPUレザーが使われているのも特徴。汚れても簡単にお手入れ可能です。座面の内部には専用設計の極厚ウレタンクッションが封入されています。
フルフラットリクライニングや、着脱式のヘッドレストとランバーサポートに加えて、高さ調節可能なアームレストなども搭載。座面の高さは33〜40cmの範囲で調節可能です。
AKRacing Overture ゲーミングチェア AKR-OVERTURE
充実した機能性と豊富な色展開が魅力のAKRacingのゲーミングチェアです。デザインにもこだわったスタンダードモデルで、7種類のカラーバリエーションが展開されているのが魅力。AKRacingでも珍しいパープル・ピンク・イエローもラインナップされています。
堅牢なメタルフレームの上部が「高反発モールドウレタンフォーム」で覆われているのも特徴。一般的なゲーミングチェアのモノと比べて約1.2倍の密度があると謳っています。長時間座り続けても疲れにくいモノを探している方にもおすすめです。
座面位置の調節幅は34〜41.5cmとやや高め。フルフラットリクライニングやロッキングなどの基本機能も備えています。
AKRacing Pro-X V2 ゲーミングチェア AKR-PRO-X/V2
AKRacingを代表するハイエンドモデルのゲーミングチェアです。横幅55cm、背もたれの高さ95cmのゆったりとしたサイズが特徴。本格志向のゲーマーにもおすすめです。
「4Dアジャスタブルアームレスト」を採用しているのもポイント。アームレストの位置を高さ・前後・左右・回転の4軸で自在に調節可能です。マウスやキーボードを理想的な位置と姿勢で操作できます。
長期の使用を想定して、張地に高耐久仕様のPUレザーを使っているのも特徴。座面の高さは32〜39cmの範囲で調節可能です。
AKRacing PINON ゲーミングチェア AKR-PINON
ティーンエイジャー向けに設計された、AKRacingの小型ゲーミングチェアです。適正身長が145〜165cmに設定されているのが特徴。小学校高学年〜中学生の子供が使う学習用のデスクチェアとしてはもちろん、女性など小柄な方向けのゲーミングチェアとしてもおすすめです。
ランバーサポート付きのため、長時間の勉強やゲームでも快適に使用できます。最大150°のリクライニング機能も備えており、作業の合間の休憩にも便利。加えて、アームレストは床面から55〜69cmの高さに調節可能です。
ホワイト・サクラピンク・スカイブルーの爽やかな3色を展開。ホワイトとピンクは張地に高耐久PUレザー、ブルーは通気性の高いファブリックを採用しているので、好みの肌触りや使用環境で選べます。
AKRacing Premium オフィスチェア AKR-PREMIUM/LOW
最上位モデルと謳われる、AKRacingのチェアです。同社のゲーミングチェアが持つ基本コンセプトを継承しつつ、デザインや機能をビジネスシーン向けに仕上げています。高耐久PUレザーの張地は高級感があり、オフィスでも違和感なく使えるので、仕事での普段使い用としてもおすすめです。
座面高が36.5〜43cmに設定されているのも特徴。日本人男性で平均的な身長170〜180cmの方にぴったりです。肩口に当たる部分には極厚のシートクッションを採用。加えて、座面の奥行が56cmと、標準的な日本人の体型に合わせてやや小ぶりになっています。
本製品は「座面チルト機能」も搭載。座面と背もたれの角度を維持したまま座面を沈み込ませることで、着座時に臀部や太ももにかかる負担を分散します。
AKRacing Denimシリーズ オフィスチェア AKR-PREMIUM-DENIM
デニム素材を採用したAKRacingのハイエンドオフィスチェアです。Premiumシリーズをベースにしつつ、岡山県産の上質なデニム生地を張地に採用。自宅の作業部屋はもちろん、カジュアルな雰囲気のオフィスでの使用にもおすすめです。
採用するデニムの生地重量は13オンスを採用。耐久性と取り回しやすさを両立しており、肌触りも良好です。また、縦糸に色移りしにくい性質を持つ特殊な「反応染料」を使用。デニム生地本来のインディゴブルーカラーが美しい状態のまま長く楽しめます。
AKRacingのゲーミングチェアが持つ基本機能も搭載。着脱式のランバーサポートとヘッドレストや、フルフラットリクライニングなども利用できます。
AKRacing Premium Monarca AKR-PREMIUM/MONARCA
本革素材を採用したAKRacingのオフィスチェアです。耐久性と柔軟性を兼ね備えた「カウハイドレザー」を使用しており、経年変化によって味わいが深まります。上質なモデルを長く愛用したい方におすすめです。
「座面チルト機能」や「4Dアジャスタブルアームレスト」も備えており、長時間の座り仕事での負担を軽減します。また、脱着可能なヘッドレストとランバーサポートや、フルフラットリクライニングなどを搭載しているのもおすすめポイントです。
AKRacing 本田翼 監修オリジナルカラーモデル AKR-TSUBASA/HONDA
コラボモデルのゲーミングチェアです。女性を含む幅広い世代の方が使いやすい、ブルーグレーを差し色にした白ベースのカラーが特徴。部屋のインテリアとも馴染みやすい外観なので、ゲーミングチェアを気軽に使いたい方にもおすすめです。
中尺の昇降シリンダーを使うことで、33〜39.5cmの範囲で座面高の調節が可能。男性でも快適に使えるようにアレンジされています。
AKRacing ONE PIECE コラボレーションチェア AKR-ONEPIECE
「ONE PIECE」とコラボした、AKRacingのゲーミングチェアです。作品の主要キャラであるルフィ・ゾロ・サンジ・ナミ・チョッパーをモチーフにした5色で展開。さらに、キャラごとにデザインされた海賊旗のアイコンが、アクセントとして背もたれに刺繍されているのもおすすめポイントです。
張地には肌触りがよく、耐久性にも優れたPUレザーを採用。着脱式のヘッドレストとランバーサポートはもちろん、フルフラットリクライニング機能や、昇降式アームレストなども搭載しています。
AKRacingのゲーミング座椅子のおすすめ
AKRacing 極坐 V2 ゲーミング座椅子 AKR-GYOKUZA/V2
ロースタイルでの使用に最適化されたAKRacingのゲーミング座椅子です。床面に座って作業する場合が多い方におすすめ。ロータイプデスクとの組み合わせはもちろん、リビングでの使用にも便利です。
AKRacingの人気ゲーミングチェア「Pro-X」がモデルになっているのが特徴。サイズに余裕を持たせて設計されているため、使う際の姿勢を選ばず、大柄の方でも快適に着座可能です。着脱式のヘッドレストやランバーサポートが付属するほか、フラットポジションまで倒せるリクライニング機能も備えています。
ベース部分が360°回転するのも魅力。座ったままでも楽に向きを変えられるので、立ち座りがスムーズに行えます。高さ・前後・回転の3方向で調節できるアームレストも便利。張地には耐久性とメンテナンス性に優れたPUレザーが採用されています。
AKRacingのオットマンのおすすめ
AKRacing オットマン AKR-FOOTREST
AKRacingのゲーミングチェアとの組み合わせで、快適な空間をサポートするオットマンです。ゲーミングチェアと統一感のあるデザインを採用。簡易的な椅子としてはもちろん、休息や仮眠の際に使う足置き台としてもおすすめです。
張地にはAKRacingのゲーミングチェアにも使われるPUレザーを使用。内部には専用設計の特殊PUフォームがクッション材として搭載されています。長期間の使用でも型崩れしにくいのが特徴。快適な座り心地や足の置き心地が長続きします。
座面の下には高さ調節用のレバーを搭載。ゲーミングチェアの座面に合わせて高さを31〜39.5cmの範囲で変えられます。脚部には耐久性に優れたキャスターを採用。ストッパー付きなので、足置き台として使う際にもしっかり固定可能です。
AKRacing Denimシリーズ オットマン AKR-FOOTREST-DENIM
デニムならではの上質な風合いが味わえるAKRacingのオットマンです。張地に高品質な岡山県産のデニム生地を採用。Denimシリーズのチェアと組み合わせて、足置き台として使用するのにおすすめです。
張地に使うデニム生地は、質感や肌触りを重視したコットン100%を採用。縦糸には色移りしにくい性質を持つ特殊な「反応染料」が使われているため、デニム生地本来のインディゴブルーカラーが長期間楽しめます。デニム生地にAKRacingのロゴが配されたデザインもおしゃれです。
AKRacingのゲーミングチェアの選び方
プレイスタイルに合った種類のチェアがおすすめ
長時間プレイするならスタンダードなゲーミングチェアがぴったり
ゲームを長時間プレイする機会が多い方には、スタンダードなゲーミングチェアがおすすめです。スタンダードモデルにはホールド性に優れている背もたれが備わっており、ずっと座り続けても身体に負荷がかかりにくいのが特徴です。
また、ガスシリンダーやリクライニング機能、ロッキング機能などが備わっているのもポイント。耐圧を分散させることで、背中や首への負担を軽減する効果も期待できます。
ローデスクでプレイするならゲーミング座椅子が便利
普段ローデスクでゲームをプレイする方には、ゲーミング座椅子がぴったり。通常の座椅子と同じような感覚で使用でき、和室にもマッチします。AKRacingのゲーミング座椅子にはリクライニング機能が付いているため、寝転がって休憩するのにもおすすめです。
さらに、ランバーサポートやヘッドレストなど、便利な機能を複数搭載しているのもポイント。また、高さがないため、圧迫感を抑えて設置できるのも魅力です。
仕事でも使うならオフィスチェアもチェック
仕事用にAKRacingのチェアの購入を検討している方には、オフィスモデルがおすすめ。リクライニングやロッキング、ランバーサポートなどの機能を備えているモノが便利です。
また、AKRacingのオフィスチェアは、シンプルながらも高級感があり、スタイリッシュなデザインを採用しているのもポイント。オフィスの雰囲気を損なうことなく設置できます。機能性とデザイン性の両方を重視する方にもおすすめです。
自分の体に合ったサイズのモノを選ぶ
自分の体に合ったサイズのモデルを選ぶのも重要です。AKRacingのゲーミングチェアのなかには、日本人の平均身長に合わせて設計されたモデルがあります。
また、小学校高学年から中学生までの子供が、ゲームを楽しんだり勉強に励んだりできるよう設計された、ティーンエイジャー向けのモデルも展開。身長の低い方はもちろん、子供へのプレゼント用としてもおすすめです。
シートに使われている素材で選ぶ
AKRacingのゲーミングチェアを選ぶ際、シートに使われている素材もチェックしましょう。採用されている張地の素材には、主にPUレザーとファブリックの2種類があります。
PUレザーの特徴は、天然皮革と同じような質感と肌触りを楽しめる点です。耐久性に優れており、誤って飲み物をこぼしてもサッと拭き取れます。一方、ファブリックは通気性が高く、長時間座っても背中が蒸れにくいのが魅力です。
また、オフィスモデルのなかには、経年変化による味わいの変化が楽しめるイタリアンレザーや、独特のインディゴブルーカラーが楽しめるデニムが張地に採用されているモノもあります。好みに合わせて選ぶのがおすすめです。
アームレストの仕様をチェックする
AKRacingから展開されているゲーミングチェアは、モデルによってアームレストの仕様が異なります。「Pro-X V2」シリーズ以外のモデルには、昇降調整機能付きのアームレストが採用されています。作業しやすい高さに腕を置けるよう、調節できるのが特徴です。
「Pro-X V2」シリーズは、4Dアジャスタブルアームレストを採用。上下だけでなく、前後・左右・回転による調節が行えます。ただし、ほかのシリーズと比較して値段が高めに設定されているため、ニーズや予算に応じて選ぶのがおすすめです。
自分好みのカラー・デザインのゲーミングチェアを選ぶ
AKRacingでは、さまざまなカラーリングのゲーミングチェアが取り扱われています。ベーシックなブラック・ホワイトや、ゲーミングチェアらしいレッド・ブルーなど、自分の好みに合わせて選択可能です。
また、なかには個性が主張できるパープルやピンクといったカラーリングが採用されているモデルも展開。部屋の雰囲気やインテリアに合わせて選ぶのもおすすめです。
コラボモデルもおすすめ
スポーツチームとコラボしたモデルもおすすめです。東北楽天ゴールデンイーグルスモデルやジャイアンツコラボレーションモデルは、野球が好きな方にぴったり。そのほか、サッカーの日本代表とコラボしたモデルや、国民的漫画の「ワンピース」とコラボしたモデルもあります。個性的なモデルが気になる方はチェックしてみてください。
オットマンとチェアの組み合わせでより快適に
オットマンが付いたモデルは快適にくつろげるのがポイント。両足を伸ばしつつ程よい高さで置くことで、足や腰にかかる負担を緩和できるため、リラックスした状態で読書やゲームが楽しめます。
ゲーミングチェアの180°リクライニング機能を使う際にもオットマンはおすすめ。身体全体をゲーミングチェアに預けやすくなるので、仕事やゲームの合間に仮眠をとる場合にも重宝します。
番外編:AKRacingのゲーミングチェアをセールで安く買う方法
AKRacingのゲーミングチェアは、公式サイトで40,000~50,000円台で販売されています。優れた機能を複数搭載している点やデザイン性に優れている点が魅力ではあるものの、決して安い買い物ではありません。
AKRacingは、Amazonでの購入を推奨しているのが特徴。製品ページでは、Amazonの購入ページに移動するリンクが貼り付けられています。Amazonがセールを行っているタイミングを狙えば、AKRacingのゲーミングチェアを安く購入可能。タイムセールやプライムデー、ブラックフライデーなど、さまざまなセールを行っているため、細かくチェックしてみましょう。
番外編:アウトレットや中古品は避けるのが無難
AKRacingの公式では、オンラインショップとしてAmazonをはじめ複数のメーカーがリストアップされています。しかし、アウトレット品を扱っているところはありません。正規のアウトレット品はないため注意しましょう。
また、AKRacingのゲーミングチェアが安く買いたいからといって、中古品を購入するのはおすすめしません。張地やクッション材など、座面に使われている素材が劣化していることが多いため、避けるのが無難です。
AKRacingからは、さまざまなゲーミングチェアが展開されています。一口にゲーミングチェアといっても、その種類はさまざま。モデルによって機能やコンセプトなどが異なるため、ニーズに合わせて選ぶのがおすすめです。本記事を参考に、お気に入りのAKRacingのゲーミングチェアを手に入れてみてください。