パソコンを購入する上で重要な項目となる「ストレージ」。あらゆるデータを保存する装置のことで、主に「HDD」と「SSD」の2種類があります。前者は従来から採用されているタイプで大容量かつリーズナブルに搭載できるのが特徴。後者は近年普及しているタイプで、処理スピードが速いのが特徴です。

そこで今回は最近ラインナップが増えているSSDのおすすめ製品をピックアップ。選び方についてもご紹介するので、購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。

SSDとHDDの違い

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SSDとは「Solid State Drive(ソリッドステートドライブ)」の略称であり、フラッシュメモリなどと同じように本体内部に半導体メモリチップを内蔵しています。物理的に稼働するパーツがないので衝撃に強いことがメリット。SATAやM.2規格の接続方法が主流で、高速でのデータ通信が可能です。

一方、HDDは「Hard Disk Drive(ハードディスクドライブ)」の略称で、プラッタと呼ばれる磁性体ディスクにデータを保存するストレージです。データ転送時にはプラッタが高速回転。磁気ヘッドによってプラッタにデータの読み書きを行います。SSDに比べてHDDの価格はリーズナブルですが、外部からの衝撃に弱いことがデメリット。磁気ヘッドによってプラッタが傷つけられると、データの損傷やHDD自体の故障に繋がるのも懸念点です。

SSDの選び方

容量で選ぶ

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SSDに保存できるデータ量は、各モデルの容量に左右されます。例えば、Windows10をインストールする場合には約15GBの容量が必要。OSのアップデートやソフト・アプリの保存を考慮に入れた場合には、少なくとも128GB以上のモデルがおすすめです。

デジカメやスマホで撮影した写真を保存するなら256GB以上がおすすめ。静止画の画素数や枚数によってもデータ量は異なりますが、文書ファイルやメールなどの保存に比べて、大きめの容量が必要となってきます。

動画や音楽ファイルを保存するのであれば500GB以上。動画・音楽ファイルは画質や音質が上がればデータ量も増加します。4K映像やハイレゾ音源の保存を想定している場合には、より容量の大きなモデルがおすすめです。

接続規格を確認

M.2

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SSDの接続規格である「M.2」は、マザーボードの拡張端子に接続するタイプ。メモリカードのように基盤剥き出しの形状が一般的で、SATAケーブルで接続するSSDよりもコンパクトなサイズとなっています。

M.2はSSDのなかでも特に高速通信が可能。HDDはもちろんのこと、ケーブル接続されるタイプのSSDよりも高速でデータの読み書きが行えます。

なお、M.2のSSDは電力消費量が高め。高速なデータの読み書きを行うため、電力の消費に伴って発熱量も増加します。パソコン内部の温度が気になる方は放熱や吸熱の効果が期待できるヒートシンクの購入も検討しておきましょう。

mSATA

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M.2の旧規格にあたるのが「mSATA」。デスクトップパソコンのSSDに使われるSATA規格に分類されますが、本体サイズはコンパクトで、ノートPC用のストレージとして人気です。M.2の形状が細長いのに対し、mSATAはカードのような形状。スロット部分の大きさが違い、互換性はありません。

M.2 SSDに比べると製品のラインナップは少ないですが、6Gb/sの高速データ通信に対応したモデルも発売されています。所有しているノートPCのストレージ交換やアップグレードを検討している方におすすめです。

SSDのおすすめメーカー

サムスン(Samsung)

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韓国を代表するメーカーの「サムスン」。一般向けのSSDは約2年周期でリニューアルしています。最大容量が4TBのモデルも用意されていて、ゲーミングユーザーから支持を得ているのも特徴。製品のなかには最長で10年間の保証が付くモデルもあるなど、アフターサービスも充実しています。

サンディスク(SanDisk)

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フラッシュメモリカードの分野でトップシェアの「サンディスク」。SSD関連製品でもシェアが高く、低価格モデルの「SSD PLUS」シリーズが人気です。ゲーミングユーザーも納得の2TBの大容量タイプの製品もあり、幅広いユーザーを対象としたアイテムをラインナップしています。

ウエスタンデジタル(WESTERNDIGITAL)

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ハードディスクの世界最大手である「ウエスタンデジタル」。HDDとフラッシュメモリ関連で大きな影響力があります。HDDやSSDは製品シリーズによって色分けされており、ユーザーが製品選びで迷わない配慮がなされているのがポイントです。

トランセンド(Transcend)

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「トランセンド」は半導体メモリ製品を取り扱う台湾のメーカー。SSDの製品ラインナップは豊富で、32GBのお手頃モデルから1TBの大容量タイプまで揃っています。製品規格も幅広く用意されているので、初めてSSDの購入を検討している方にもおすすめです。

インテル(Intel)

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「インテル」はパソコンのCPUで有名なメーカー。SSDも販売しており、一般向けで扱いやすい1TB以下の低価格タイプからデータセンター向けの耐久性に優れた最大8TBのモデルまで豊富なラインナップを取り揃えています。

SSDのおすすめモデル

エイデータ(ADATA) Ultimate SU650 ソリッドステートドライブ ASU650SS

「3D NANDフラッシュ」を採用したSSD。3D構造を持つフラッシュメモリを搭載し、データの書き込み速度や省電力性能を向上させています。Read・Write速度は最大520・450MB/s。高速で安定したデータの読み書きが可能です。

高度なエラー検出修正テクノロジーを搭載しているのもポイント。データの破損を自動検出して修正する技術が搭載されており、MTBF(平均故障時間)は最大200万時間とタフネス仕様です。

大切なデータを保護すべく高い堅牢性を有しているのも魅力。衝撃や振動に強いだけでなく、高低温の対応力にも優れています。耐久性の高いおすすめのSSDです。

インテル(Intel) SSD 545sシリーズ SSDSC2KW256G8X1

5年保証付きと安心して使えるSSD。MTBF(平均故障時間)は最大160万時間で、スペック上は寿命を気にせず使える設計です。

インターフェースはSATA3.0 6Gb/sに対応。耐久性能だけでなく、データの通信性能も優秀です。Read・Write速度は最大550・500MB/s。読み出し・書き込み共に高速で行え、快適な作業が可能です。

容量は128GB・256GB・512GB・1TBと製品ラインナップが豊富なのもポイント。初めてSSDを購入する方におすすめです。

クルーシャル(Crucial) MX500

長時間に及ぶ検証テストをクリアしているSSD。信頼性の高いSSDとして人気です。インターフェースは高速なデータ通信が可能なSATA3.0 6Gb/s。OSの高速起動によって作業効率を高められます。

データ通信速度はReadが約560MB/s、Writeが510MB/sと高速。ストレスなくスムーズにパソコン作業を行えます。

本体サイズは2.5インチタイプで厚さ約7mm。9.5mmの厚さへ変換できるスペーサーが付属。PCケースの規格に合わせて使い分けられる点もおすすめです。

サンディスク(SanDisk) ウルトラ 3D SSD SDSSDH3

「NCACHE2.0」と呼ばれるテクノロジーによって、さらに高速なデータ通信を可能としたSSD。本体内の高速バッファ(データの一時保管場所)にデータをすべて書き込んだ後にフラッシュメモリに転送する設計で、スムーズなデータ通信を行えます。

「サンディスク SSD ダッシュボード」によって、ドライブの性能や状態を可視化できるのもポイント。セットアップやディスク解析、ファームウェアの更新などを一括して行えます。

データ通信速度はReadが約560MB/s、Writeが530MB/s。SATA3.0 6Gb/sインターフェースのSSDとしては高速な部類に入るので、データ通信のスピードにこだわりたい方はぜひチェックしておきましょう。

トランセンド(Transcend) PCIe SSD 220S TS256GMTE220S

トランセンドの厳格なテストをクリアした高品質SSD。振動への耐性や高温・低温での動作に加え、高湿状況下での安定したパフォーマンス発揮できるのが特徴です。

3D NANDフラッシュメモリを採用しているのもポイント。Read・Write速度は最大3500・2800MB/sで、高負荷作業時であってもストレスなく対応できます。

書き込み上限データ量は約800TB。高画質な動画・静止画を存分に保存できる寿命を有しているほか、5年間の保証が付いているのも魅力です。

コルセア(CORSAIR) Force Series MP510 480GB M.2 SSD SKU CSSD-F480GBMP510

高速でのデータ読み書きを追求したSSD。規格はM.2で、Read速度は最大3480MB/s、Write速度は最大3000MB/s(960GBモデル)と、高負荷のかかるデータの送受信であってもスムーズに処理できます。

購入から5年間の保証期間付き。長期間の保証と充実したサポート体制により、トラブルが発生した際も安心です。

書き込み上限データ量は約400TB。MTBF(平均故障時間)は最大180万時間となっており、性能だけでなく耐久性が高いのもおすすめポイントです。

ウエスタンデジタル(WESTERNDIGITAL) WD BLACK SN750 NVME SSD

快適にPCゲームがプレイできるSSD。ゲームのロード時間を大幅に短縮し、待ち時間を少なくすることで快適なプレイが可能です。64層からなる3D NANDフラッシュメモリを搭載。ストレージ密度を倍増させることで、コンパクトながら大容量なSSDに仕上がっています。

より高いパフォーマンスを発揮できる「ゲームモード機能」搭載。通常モード時はONとなっている「低電力モード機能」をOFFにすることで、負荷の高い作業もサクサクこなせます。

SSDの熱が気になる方はヒートシンク搭載モデルを選択することも可能。購入を検討している方はPC環境や使用目的に合わせてチョイスしましょう。

プレクスター(PLEXTOR) M9Pe(G)

デザイン性と機能性に優れたSSD。ヒートシンクは、効率よくSSDを冷却するためのフィンの役割を兼ねています。熱を帯びることで性能の低下を引き起こすSSDの弱点をカバーしているので、動画編集やPCゲームなどの負荷がかかる作業に最適です。

一時的にデータを保存する「キャッシュ」を最適化するメーカー独自の技術を搭載しているのもポイント。64層の3D NANDフラッシュやエラー修正技術を取り入れおり、高速で安定したデータ通信を行えます。

Read・Write速度は最大3100・2100MB/sで、MTBF(平均故障時間)は約150万時間。データ通信性能や耐久性、デザイン性など、ユーザーが求めるニーズをバランスのよく兼ね備えたおすすめのSSDです。

サムスン(Samsung) SSD 970 EVO Plus

最大で2TBの大容量モデルが選択できるSSD。「V-NAND」と呼ばれる技術により、コンパクトなボディながら大容量データの保存に対応しています。書き込み上限データ量は約1200TB。長く使えるSSDを求めている方におすすめです。

データの通信速度は高速。Read・Write速度は最大3500・3300MB/sとパフォーマンスは良好です。M.2のSSDのなかでも特に高速なデータ通信が可能なので、複数のソフトを同時に起動させた場合や高画質グラフィックの処理などを行う方はぜひチェックしておきましょう。

サンイースト(SUNEAST) SE800 mSATA3

日本メーカーの「サンイースト」が製造するmSATAのSSD。価格帯としては3000円台からラインナップされており、コストパフォーマンスが高いのが特徴です。

リーズナブルな価格で購入できるにも関わらず、MTBF(平均故障時間)は約200万時間。3年間の保証が付いているので、安価な価格でもアフターサービスも充実しています。

インターフェースはSATA3.0 6Gb/s。Read・Write速度は最大530・400MB/sとなっており、M.2タイプには及ばないものの、HDDよりも快適なデータ通信が可能です。

キングストン(Kingston) UV500SSD SUV500MS

暗号化によるデータ保護機能に優れたmSATAのSSD。256ビットの暗号キーを用いたAESハードウェアベースの暗号化によって、大切なデータをしっかり守れます。

TCG Opal 2.0準拠の自己暗号化機能搭載。SSDに保存されたデータは自己暗号化されるので、手間なく対応できるのもポイントです。64層からなる3D NANDフラッシュメモリのデータ通信速度は、Read 520MB/s・Write 500MB/s。高速でOSを起動し、スムーズにソフトの立ち上げが行えるのが魅力です。

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