データの高速な読み書きが可能な「SSD」。パソコンに搭載すれば、OSの起動やデータのコピーなどを高速で行えます。外付けタイプであれば、気軽に持ち運べるので便利です。

そこで今回は、おすすめのSSDを内蔵型と外付けタイプに分けてご紹介します。また、選び方やおすすめメーカーについても解説。購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。

SSDとは?

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SSDとはSolid State Driveの略で、画像や動画などのデータを保存する記憶装置です。これまで大容量のデータの保存にはHDD(ハードディスク)が多く採用されてきましたが、最近では小型パソコンにも取り付けられるSSDの需要が高まっています。

SSDとHDDの違い

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SSDはHDDと異なり、内部に磁気ディスクが組み込まれていません。データを読み書きする際の物理的な動作を必要としないため、処理速度に優れているほか、駆動音が発生しにくいのが特徴です。

また、衝撃を与えてもデータが破損しにくいのもメリット。パソコンだけでなく、スマホやタブレット、PS4など幅広いデバイスに対応したモデルも増えています。

SSDの選び方

接続方法をチェック

最も一般的な「SATA接続」

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SATA(Serial ATA)は、多くのパソコンやゲーム機器に採用されている記憶装置を接続するための規格です。PS4のストレージもこの規格に対応しています。SATAにはいくつかバージョンがあり、現在は最新の「SATA 3」が主流です。

SATA 3は最大6Gbpsでの通信が可能になったことから、「SATA 6Gb/s」と表記されている場合もあります。登場したのは2009年で普及し始めたのは2011年頃。現在販売されている製品のほとんどがSATA 3で下位互換にも対応しているため、購入する際はあまり気にする必要はありません。

また、SATAを小型化した「mSATA」規格も存在します。モバイルノートパソコンなどで採用されており、比較的交換の難易度が高いのがデメリット。製品数もあまり豊富ではなく、最近では後継の「M.2」に置き換わりつつあります。

自作PCで人気の「M.2接続」

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M.2接続は、パソコンのマザーボードの拡張端子に直接接続するタイプのSSD。SATA 3やPCI Expressなどの通信方式に対応しているのが特徴です。

PCI Express方式に対応していれば、SATA 3の約1.6倍にあたる10Gbpsでの高速な通信が可能。なかでも「PCI Express 4.0×4+NVMe」に対応した製品は、より高速な通信を可能にします。

ただし、マザーボード側も同等の通信方式に対応していなければ性能を発揮できないので注意が必要です。購入前にSSDとマザーボードの両方をしっかりと確認しておきましょう。

外付けなど手軽に使える「USB接続」

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パソコンの内部に取り付ける必要がなく気軽に導入できるのがUSB接続タイプ。同様の用途で使用されることの多い「外付けHDD」よりも衝撃に強くサイズもコンパクトで、大容量のデータをより気軽に持ち運べるのがメリットです。

最近ではUSB Type-Cケーブルが付属した製品もラインナップ。USB Type-A端子のないモバイルノートパソコンやタブレットを使用している方に適しています。

容量をチェック

パソコンの高速化やちょっとしたデータ保存なら128GB〜256GB

所有するパソコンの起動速度を速めたり、少量のOfficeファイルやテキストファイルを保存したりするのが目的なら、128~256GBのSSDがおすすめです。価格が比較的安いため、予算に限りがあっても気軽に購入できます。

もし容量が足りなくなった場合は、外部のクラウドストレージサービスを活用したり、別途で外付けSSDを追加したりすることで対処可能です。保存ファイルの容量や、保存先をよく検討してから選択しましょう。

ゲームやハイレゾ音源など大容量データの保存には512GB以上

PCゲームのデータや音楽プレーヤーで聴くためのハイレゾ音源データなどは、容量が大きくなりがち。余裕をもって使用するためにも、512GB以上のSSDを選びましょう。

なお、PCゲームのデータ容量は小さいモノで30GB程度、大きいモノで180GB程度です。ハイレゾ音源においては、10曲で1.5GB程度が目安。ゲームタイトルや曲を大量保存する方は、より大容量な1TB以上のSSDを検討しましょう。

高画質な動画や画像を保存するなら1TB以上

4K画質で撮影したビデオファイルや、一眼レフ・ミラーレスカメラで撮影した写真ファイルを保存する場合は、SSDの容量が1TB以上あると安心です。データ1つあたりのファイルサイズが非常に大きいため、512GB程度の容量ではすぐにいっぱいになってしまいます。

ただし1TB以上のSSDは、価格が高い傾向にある点に要注意。定期的にYouTubeなどの撮影をする方や、趣味や仕事で本格的な写真撮影をする方におすすめです。

読み書きの速度をチェック

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SSDは高速な読み書き速度が魅力ですが、製品やモデルによって性能が異なるため注意が必要。特に、重たいデータを頻繁に取り扱う方は、性能が低ければデータの保存に時間がかかり、直接作業の進捗に影響してしまいます。

販売サイトや公式ページのスペック表には「最大読み込み速度560MB/s・最大書き込み速度530MB/s」のように表記されている場合が多く、数値が高いほどファイルの保存やコピーを高速に行うことが可能。「シーケンシャル速度」と表記されている場合もあります。

また、「ランダムアクセス」の性能も速度に関わる重要なポイントなので覚えておきましょう。小さいデータをバラバラに処理する能力の性能を表し、内蔵型SSDにおいては、OSやアプリの起動における快適さに影響します。

SSDのおすすめメーカー

サムスン(Samsung)

サムスンは電子部品・電子製品などを幅広く取り扱う韓国の総合家電メーカーです。日本では、「Samsung Galaxy」のブランド名で販売されているスマホが特に有名。SSDは2.5インチ・M.2の両方を幅広くラインナップしています。

大容量なモデルも取り揃えており、日本国内での流通量も豊富です。外付けSSDも取り扱っており、高性能なモデルが展開されています。

クルーシャル(Crucial)

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クルーシャルは、アメリカのマイクロン・テクノロジーが取り扱うブランドのひとつです。マイクロン・テクノロジーは世界最大のメモリメーカーで、40年以上にも及ぶ長い歴史を有しています。

クルーシャルのSSDは、高性能で耐久性にも優れた安定した性能が魅力。2.5インチSSD、M.2 SSDからポータブルSSDまで幅広くラインナップしています。

シーエフデー(CFD)

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CFDは名古屋に本社を置くパソコン周辺機器メーカーで、メルコグループの子会社です。パソコンの自作パーツを取り扱うブランドも展開しています。

SSDは2.5インチとM.2の両方をラインナップ。エントリーモデルからゲーミング用途にも適した高性能なモデルまで幅広く取り扱っています。また、比較的リーズナブルなので予算を抑えたい方にもおすすめです。

内蔵型SSDのおすすめモデル|SATA

サムスン(Samsung) 860 EVO 500GB MZ-76E500B/EC

耐久性に優れている内蔵型SSD。最新のV-NANDテクノロジーを採用しており、長期間高いパフォーマンスを発揮することが可能です。

また、高速で書き込みできるのもポイント。Intelligent TurbboWriteテクノロジー搭載で、最大520MB/sで連続書き込みできます。読み込み速度も最大550MB/sと高速。書き込み上限は300TBと高い耐久性を有しています。

さらに、PS4での動作確認済みなのでPS4への換装にも利用可能。国内での販売台数が多く、世界シェアトップクラスで人気の製品です。

クルーシャル(Crucial) MX500 CT500MX500SSD1/JP

安定した操作ができる内蔵型SSDです。SATA3に対応しており、読み込み速度は最大560MB/s、書き込み速度は最大510MB/sと高速。PCを素早く起動でき、アプリケーションやファイルもスムーズに動作します。

また、データ保護機能やハードウェア暗号化機能を搭載。ハッキングや万が一の盗難時にデータを保護できます。耐久性に優れており、落下や衝突時にもファイルを破損から保護することが可能です。

さらに、簡単に取り付けられるのもポイント。インストールガイドに沿って作業することで、初心者でも簡単にSSDの取り付けやデータ移行ができます。

シーエフデー(CFD) 内蔵SSD 2.5インチ CSSD-S6M01TCG3VZ

1TBと大容量の内蔵型SSDです。圧縮技術「Smart ZIP」を採用しており、書き込まれるデータが少ないのが特徴。データの書き込み処理を効率的に行えるほか、耐久性にも優れています。

また、3D NAND TLCを採用。インターフェースはSATA 6Gb/秒に対応しています。2.5インチでコスパのよい大容量モデルです。

サンディスク(SanDisk) 内蔵SSD 2.5インチ SDSSDA-240G-G26

読み出し速度最大530MB/s、書き込み最大310MB/sと高速なSSD。起動時間やシャットダウン、データの転送やアプリの応答時間を短縮できるのが魅力です。高いパフォーマンスを発揮し、作業効率をアップできます。

さらに、Windows端末であればドライブの状態をリアルタイムで確認可能。ソフトウェアのアップデート発生時にはアラートで知らせます。発熱性・静音性にも優れている高性能な製品です。

キングストン(Kingston) Q500 SATA SSD SQ500S37/240G

薄さ7mm、重さは41gとコンパクトなSSD。スリムタイプのノートPCやデスクトップなどさまざまなPCに対応できます。冷却性や静音性に優れているのもポイント。取り付けやアップグレードも簡単にでき、初心者でも安心です。

読み取り速度は最大500MB/s、書き込み速度は最大450MB/sとスムーズに動作可能。PS4動作確認済みで、ゲーム用としてやビジネス用としても幅広く活躍する製品です。

シリコンパワー(Silicon-Power) Ace A55 SP512GBSS3A55S25

コスパに優れた、512GBの大容量SSDです。接続方式はSATA 3 6Gb/sを採用。所有するパソコンで取り換えれば、PCやOSの起動を素早くできるのがメリット。また、通信技術に関して信頼性の高いデータ伝送ができる「ECC技術」や、自己監視・分析ができる「S.M.A.R.T.監視システム」などを実装しています。

換装方法が簡単なのもポイント。PCデータのバックアップを取った後、使用中の内蔵HDDを取り出します。その後、本製品をはめ込み、再びカバーを取り付けて完了です。

さらに、PCのデータ破損を防ぐための不良ブロック監視機能を搭載。もし不良ブロックが見つかった場合、置き換えることで通常通り使い続けられるのが魅力です。

そのほか、デバイスモニタリングソフトの「SP ToolBox Software」を無料でダウンロード可能。SSDの使用状況を確認したり、パフォーマンスを検証したりできます。

内蔵型SSDのおすすめモデル|M.2

サムスン(Samsung) 980 PRO MZ-V8P1T0B/EC

高速な処理ができる高性能な内蔵型SSDです。読み込み速度が最大7000MB/s、書き込み速度が最大5000MB/sと優れた処理速度を実現。コンピューターグラフィックや映像編集、データ分析など処理負荷が高い作業を想定して設計されているのが魅力です。

効率的に放熱を行う放熱設計のため、長時間作業しても安定したパフォーマンスを維持。1TBの大容量ストレージを備えているので、動画や写真などのデータもたっぷり保存できます。価格は高めですが、処理負荷の高い作業をする機会が多い方はチェックしてみてください。

クルーシャル(Crucial) P5 CT500P5SSD8JP

セキュリティ面でも安心の内蔵型SSDです。ドライブの暗号化データセキュリティに対応。ビジネスシーンなど重要なデータを扱うシーンにもおすすめです。

読み込み速度は最大3400MB/s、書き込み速度は最大3000MB/sとスムーズな処理が可能。クリエイティブな作業やゲームの起動などあらゆる動作をサクサクこなせます。

ストレージ容量は500GBと程よい容量でコスパに優れているのもポイント。簡単にセットアップできるインストールガイドが付属しているので、初心者の方にもおすすめです。

ウエスタンデジタル(Western Digital) WD Blue SN550 NVMe WDS100T2B0C

低消費電力で優れたパフォーマンスを発揮する内蔵型SSD。1TBと大容量ストレージを備えており、動画や写真など大容量データをたっぷり保存できるのが特徴です。

読み込み速度は最大2400MB/s、書き込み速度は最大1950MB/sとスムーズに動作可能。クリエイティブな作業も高速かつ効率的に行えます。ハイパワーかつ大容量の内蔵型SSDを探している方は、ぜひチェックしてみてください。

ADATA XPG SX8100 ASX8100NP-512GT-C

優れた耐久性を備えた内蔵型SSDです。512GBの大容量ストレージを搭載し、動画や写真などデータをたっぷりと保存できるのが特徴。LDPC、RAIDアクセラレータなどの技術を採用することで、データの安全性と転送の安定性を高めているのも魅力です。

読み込み速度は最大3500MB/s、書き込み速度は最大2400MB/sと高速。負荷のかかる重い処理もスムーズにこなせます。一般的なPCはもちろん、ゲーミングPCを構築する際にもおすすめの内蔵SSDです。

トランセンド(Transcend) TS1TMTE220S

優れたパフォーマンスと耐久性を備えた内蔵型SSDです。容量は1TBと大容量で、動画や写真など大容量データもたっぷり保存可能。動画編集などクリエイティブな作業をする方にもおすすめです。

読み込み速度は最大3400MB/s、書き込み速度は最大1900MB/sと高速な処理が可能。RAIDエンジンとLDPC符号で大切なデータを保護できるのも魅力です。耐久性やセキュリティ面を重視したい方は、ぜひチェックしてみてください。

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外付けSSDのおすすめモデル

サムスン(Samsung) T5 500GB MU-PA500B/IT

手のひらに収まるサイズの外付けSSDです。重さ約51g、厚さ10.5mmと軽量かつコンパクトな設計。カバンやポケットなどに入れてもかさばらず、気軽に持ち運べます。

インターフェースにはUSB 3.1 Gen 2を採用。最大540MB/sでデータの転送が可能です。Android・Windows・MacなどさまざまなOSに対応しており、PS4でも動作確認済みなのでさまざまな用途で使えます。

また、頑丈なメタルボディを採用しているため、最大2mの高さからの落下にも耐えることが可能。万が一のときにもしっかりとデータを保護できます。使いやすく便利なおすすめの製品です。

バッファロー(BUFFALO) ポータブルSSD SSD-PG1.0U3-B/NL

容量1TBと大容量な外付けSSDです。USBケーブルのモールドの一部分も差し込む構造になっているのが特徴。USBコネクタへのストレスを軽減し、破損のリスクを軽減しています。

また、底部には衝撃吸収材、側面には複数のスリットが入ったデザインを採用。滑りにくく万が一の落下時に衝撃を吸収できます。可動部がない設計になっているので、移動中など本体が激しく振動してもデータをしっかり保護可能です。

さらに、サイズが117×75×11.5mmとコンパクトなのもポイント。ワイシャツの胸ポケットにもすっぽりと収まるサイズで、ビジネスシーンにも役立ちます。携帯性に優れた人気の製品です。

サンディスク(SanDisk) ポータブルSSD SDSSDE60-1T00-J25

写真やビデオなどを保存したい方におすすめの製品です。読み出し速度は最大550MB/sと高速。写真やビデオなどのデータを短時間でPCに転送できます。

また、防水・防塵規格のIP55に対応しているのもポイント。水しぶきや雨、ほこりなどにも耐えられます。最大2mからの落下の振動や衝撃にも耐えることが可能な安心設計です。

さらに、インターフェースはUSB 3.1 Gen 2とUSB-C・USB-Aポートに対応。WindowsやMac、PS4などさまざまなデバイスで動作します。外出先でも安心して使用できる持ち運びにおすすめの外付けSSDです。

シリコンパワー(Silicon-Power) 外付けSSD PC60 SP960GBPSDPC60CK

縦横わずか約8cmで手のひらに収まるコンパクトサイズの外付けSSDです。衝撃に強い耐衝撃設計を施しているので、持ち運びにも適しています。ストラップホールを備えているため、バッグなどに取り付けて手軽に携帯可能です。

読み込み速度は最大540MB/s、書き込み速度は最大500MB/sを実現。また、インターフェースはUSB Type-CとUSB Type-Aに対応しているのもポイントです。PCはもちろん、PS4に使える外付けSSDを探している方もチェックしてみてください。

アイ・オー・データ(I-O DATA) ポータブルSSD SSPH-UA1N/E

PS4と接続して使いたい方におすすめの外付けSSDです。PS4・PS4 Proに対応しており、接続ガイド付きなので初心者でも安心。簡単に接続でき、ゲームのロード時間を短縮して快適にゲームを楽しめます。

また、重さ約61g、大きさ80×80mmと軽量かつコンパクト。ICカードサイズで、カバンはもちろんポケットなどに入れて持ち運べます。四隅と表面には衝撃に強いシリコンラバー素材を採用しており、耐衝撃・耐振動にも優れているため安心です。

さらに、SSDの状態や使用状況をチェックできるWindows専用アプリ「診断ミレル」も付属。SSDの状態を定期的に確認できるので、買い替え時期の目安になります。USBバスパワー駆動で使いやすい製品です。

トランセンド(Transcend) ポータブルSSD ESD230C

サイズが77×55.7×9.6mmと、持ち運びやすい外付けSSDです。重量はわずか35gなので、ポーチやポケットに入れても負担になりにくい仕様。コンパクトながら、容量は960GBと大きいのが特徴です。

接続先は、デスクトップ・ノートPCのほか、ゲーム機やOTG機能に対応したスマホにも対応。同梱のUSB Type-Cケーブルと、USB Type-C to Aケーブルを使ってさまざまな機器へ接続できます。

また、AES-256の暗号化に対応しているのもポイント。データの中身を解読されてしまうリスクを抑えられます。そのほか、データのバックアップをする際はバックアップボタンをワンタッチするだけで転送可能。バックアップは、無料の「Transcend Eliteソフトウェア」を利用することで行えます。

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