記録媒体として主流になっている「SSD」。メインストレージとして使われることが多く、読込速度や書込速度など処理能力に優れているのが魅力です。なかでも、1TBのSSDは汎用性が高く、パソコンやゲーム機などさまざまなデバイスで使えます。
そこで今回は、1TBのおすすめSSDをご紹介。選び方のポイントやおすすめメーカーなどもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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- 目次
- 1TBと2TBどっちがいい?自分の用途に合うかチェック
- SSDのおすすめメーカー
- 1TBのSSDおすすめモデル|外付け
- 1TBのSSDおすすめモデル|内蔵(2.5インチ)
- 1TBのSSDおすすめモデル|内蔵(M.2 SSD)
- SSDの選び方
1TBと2TBどっちがいい?自分の用途に合うかチェック
PCのメイン用途がゲームの場合は、1TBのSSDを選ぶのがおすすめ。PCゲームはデータサイズの大きいモノが多く、256MBや512MB SSDではすぐに容量不足に陥ってしまう可能性があります。
コスパに優れた製品も多いため、エントリーからミドルクラスのゲーミングPCを自作しようと考えている方には1TB SSDがおすすめです。
一方、動画編集やゲーム配信などで大きなデータを扱う場合は2TBモデルが適しています。あらかじめ大容量SSDを購入しておけば、増設の手間を省けるのがメリット。大量のデータを保存する予定がある場合は、検討してみてください。なお、2TBモデルは価格が高い傾向にある点には留意しておきましょう。
SSDのおすすめメーカー
シリコンパワー(Silicon-Power)
「シリコンパワー」は、台北に本社を置く世界有数のPC周辺機器メーカーです。外付けHDDやSSD、メモリーカード、モバイルバッテリーなどの開発を行っており、SSDでは内蔵型と外付けタイプの両方を展開しています。
種類が豊富なのが魅力のひとつ。さまざまな容量のモデルを扱っており、最大4TBのモノも展開されています。内蔵型はM.2 SSDが中心ですが、SATAケーブルを使用する2.5インチタイプも展開しており、PC環境に合わせたカスタマイズが可能です。
ウエスタンデジタル(Western Digital)
「ウエスタンデジタル」は、アメリカのカリフォルニア州に本社を構えるハードディスクやフラッシュメモリ製品を製造する大手メーカー。50年以上続く歴史があり、世界中から信頼が厚いのが特徴です。
SSDに関しては、サイズや容量などのラインナップが豊富で、利用シーンや予算に合わせて選びやすいのが魅力。なかには、ゲームに最適化されたモデルも展開しているので、気になる方はチェックしてみてください。
バッファロー(BUFFALO)
「バッファロー」は、家電やPC周辺機器を幅広く扱う国内メーカー。購入しやすい価格の製品が多く、コスパを重視したい方におすすめです。SSDでは外付けタイプを展開。PCに詳しくない方でも簡単にストレージを増設できます。
持ち運びやすいスティック型やケーブル接続型など、さまざまな取付方法のモデルを展開しているのが魅力。データ復旧サービスを無償で利用できるモノもあり、サポートが気になる方にもおすすめのメーカーです。
1TBのSSDおすすめモデル|外付け
バッファロー(BUFFALO) SSD-PST1.0U3-BA
USBメモリのようなコンパクトなデザインを採用している1TBのSSD。本体サイズは幅14.6×高さ8×奥行28mm。ポートに差し込んだ際に飛び出す部分は約17mmなので、ノートパソコンに接続したまま持ち運びたい場合にも便利です。
また、小型ながら動作時の温度上昇を抑える設計が採用されているのも魅力。安定した動作が期待できます。USBの規格はUSB3.2 Gen2に対応。読み込み時で約600MB/s、書き込み時で約500MB/sと、外付けタイプながら高速なデータ転送が可能です。
さらに、PS5やPS4での動作が確認されている点もメリット。ゲームのデータを保存しておきたい場合にもおすすめです。本製品はバッファロー正規データ復旧サービスが利用可能。ユーザー登録しておけば、データ紛失時の復旧サービスも受けられます。
バッファロー(BUFFALO) SSD-PUT1.0U3BC/D
ケーブルレスで使用できるスティック型の外付けSSD。ACアダプタやケーブルなしで使用できるだけでなく、端子部分を本体に収納できるのが特徴です。片手でスライドを操作するだけで端子を出し入れできます。重量も約17gと軽く、持ち運んで使いたい方におすすめです。
また、本体にストラップホールを備えているのもポイント。ストラップを取り付けたりカバンに固定したりして持ち運べる点も便利です。
USBの規格は、USB3.2 Gen1に対応。読み込み時の速度は約430MB/sです。さらに、米国規格のMIL-STDに対応しています。優れた耐衝撃性能を備えており、大切なデータをしっかりと保護できる点もおすすめです。
サンディスク(SanDisk) サンディスク エクストリーム ポータブルSSD SDSSDE61-1T00-J25
読み出し速度1050MB/s、書き込み速度1000MB/sと、外付けタイプながら高速なデータ転送が期待できる1TBのSSD。大切なファイルをしっかりと保護できる品質に優れたSSDを探している方におすすめです。
さらに、防水・防塵性能を備えているのも特徴。衝撃にも強く、万が一の落下トラブルの際にもドライブを保護できます。
本体にはカラビナループを搭載。カバンに取り付けて携帯したい場合にもおすすめです。
サンディスク(SanDisk) サンディスク ポータブルSSD SDSSDE30-1T00-J26
最大2mの落下保護機能を備えている1TBのSSD。耐久性が高く、本体を衝撃から守れるのが魅力です。また、丈夫なゴム製フックを搭載しているのもメリット。ベルトループやカバンに固定して持ち運び、外出先で使用できる点も便利です。
USBの規格はUSB3.2 Gen2に対応しています。520MB/sの読み出し速度を実現している点もおすすめです。
アイ・オー・データ(IODATA) USB-A&USB-Cコネクター搭載 スティックSSD SSPE-USC1/E
Windowsパソコンだけでなく、MacやiPadなどでも使用できる1TBのSSDです。本体にUSB Type-AとType-Cの端子を両方搭載しているのが特徴。タブレットやスマホのデータをパソコンに転送したい場合にも便利です。
また、作動時の音が静かな点も魅力。端子が側面に寄っているため、隣のポートと干渉しにくいのもメリット。充電しながらでも接続が可能です。
1TBのSSDおすすめモデル|内蔵(2.5インチ)
シリコンパワー(Silicon-Power) Ace A55 SP001TBSS3A55S25
耐久性に優れているSSD。大切なデータを損失してしまうトラブルを予防したい場合にも適しています。「インターナル オート・コピー テクノロジー」が採用されているのもポイント。不良ブロックを監視して置き換える管理を行うことも可能。負荷を低減して効率よくデータを書き込めます。
本製品は手頃な価格で購入できるのもメリット。リーズナブルで使いやすいSSDを探している場合にもおすすめです。
ウエスタンデジタル(Western Digital) WD Blue SA510 SATA SSD 2.5インチ/7mmケース入り WDS100T3B0A
機能性に優れた1TBのSSD。「Acronis True Image for Western Digitalバックアップ」を搭載しており、データのバックアップをしやすいのが特徴。また、サイバー保護ソフトウェアで大切なデータをしっかりと保護できます。
インターフェースにはSATAを採用。最大560MB/sの読み出し速度を実現しています。また、ダウンロードできる「Western Digital SSD Dashboard」を使用できるのもポイント。SSDの健全性や温度、使用可能なスペースなどを管理できます。
クルーシャル(Crucial) Crucial MX500 1TB 3D NAND SATA 2.5インチ 7mm 9.5mmアダプター付き 内蔵型SSD CT1000MX500SSD1
キャッシュ部分に高速SLCフラッシュメモリを採用している1TBのSSDです。保存しているシステムをスピーディに起動でき、ファイルを素早く読み込めます。
電力消費は抑えつつ高いパフォーマンスが期待できるのがポイント。高速かつ静音性に優れたパソコンを自作したい場合にも適しています。また、多くの品質テストをクリアしていると謳われており、信頼性に優れた製品を求めている場合にもおすすめです。
クルーシャル(Crucial) Crucial BX500 1TB 3D NAND SATA 2.5インチ SSD CT1000BX500SSD1
比較的リーズナブルな価格で購入できるコスパに優れた1TBのSSDです。読み取り速度は540MB/s、書き込み速度は500MB/s。インターフェースはスタンダードなSATAが採用されています。
統合型電源損失耐性を備えているのもメリット。停電時のデータ損失を予防できます。加えて、耐久性が高いのもおすすめポイントです。HDDのように可動部がなく故障しにくいだけでなく、落下などの物理的衝撃に強いので安心して使えます。
WINTECH WT200-SSD-1TB
高品質ながら低価格を実現している2.5インチの内蔵型SSDです。大容量タイプで、動画やイラストの保存などにクリエイティブな用途で使用可能。ゲーム用としてもおすすめです。
読み取り速度は550MB/s、書き込み速度は490MB/s。パソコンのドライブをHDDからSSDへ換装し、データをスピーディに転送したい場合にも便利です。
1TBのSSDおすすめモデル|内蔵(M.2 SSD)
ウエスタンデジタル(Western Digital) WD Blue SN580 NVMe SSD WDS100T3B0E
クリエーターやプロフェッショナル向けに設計されている1TBのSSDです。PCI Express Gen4に対応。4150MB/sの読み出し速度を実現しているので、大容量なデータを素早く転送したい場合に適しています。
また、低消費電力設計が採用されているのもポイント。ノートパソコンの充電頻度を軽減できるため、外出時でも長時間使用しやすくなるのがメリットです。
ウエスタンデジタル(Western Digital) WD_BLACK SN770 NVMe SSD WDS100T3X0E
ゲーム向けに最適化されている1TBのSSD。最大5150MB/sの速度でデータを読み込めるので、ゲームのロード時間を短縮して快適に楽しみたい場合に便利です。
PCIe Gen4を採用しており、ゲーム内の応答性とストリーミングを強化します。600TBWの耐久性を備えているのもポイント。長期間使用できるM.2タイプのSSDを求めている場合にもおすすめです。
エムエスアイ(MSI) SPATIUM M371 NVMe M.2
データセキュリティやエラー訂正の機能を搭載している1TBのSSDです。耐久性に優れており、長期間使用できます。5年保証が付いているのも安心して使えるポイントです。
さらに、MSIセンターでデータを移行し、ドライブの健康状態やパフォーマンスの情報を監視が可能。「Actiphyソフトウェアソリューション」を利用して、バックアップやリストアなどを簡単に行える点もおすすめです。
クルーシャル(Crucial) Crucial T500 1TB PCIe Gen4 NVMe M.2 SSD CT1000T500SSD8
バックアップソフトの「Acronis True Image」が使用できる1TBのSSDです。データのバックアップやウイルス対策などが簡単に行えます。大切なデータをしっかり保護したい場合にも適しています。
また、「Microsoft DirectStorage」をサポートしているのもポイント。データを処理するレンダリングが強化されており、ゲームデータの読み込みやアプリのパフォーマンスを高速化できる点もおすすめです。
クルーシャル(Crucial) Crucial P3 Plus 1TB PCIe M.2 2280 SSD CT1000P3PSSD8
マイクロンの高品質な最先端3D NANDを使用している1TBのSSD。アプリケーションや写真、ビデオ、ゲームなどを余裕を持って保存できます。
読み取り速度は最大5000MB/s、書き込み速度は4200MB/sです。5年間の保証が付いているのもメリット。信頼性が高く、パワフルな性能を備えたモデルを探している方はチェックしてみてください。
SSDの選び方
読込・書込速度をチェック
SSDを選ぶうえで、重要なのが読込・書込速度。SSDはHDDとは異なり、ディスクにデータを保存するのではなく、フラッシュメモリにデータを保存します。読込・書込の仕様がHDDと根本的に異なるので、HDDよりも読込・書込速度が2倍以上速いのが特徴です。
SSDのなかでも読込・書込速度を重視したい方は「PCI Express3.0×NVMe」に対応したモデルがおすすめ。ただし、装着難度が高めで、マザーボードに直接取り付ける必要がある点には留意しておきましょう。
規格サイズと接続方式をチェック
2.5
SSDのサイズによっては機器に取り付けられないことがあるので、規格も事前に把握しておく必要があります。特に、PS4へ接続しようと考えている方は、厚さ9.5mm以下、サイズ2.5インチのモノを選びましょう。
2.5インチのSSDの接続方式としては、SATAが主流です。また、SATAのなかにも種類があり、SATAに続く数値が大きいほど読込・書込速度が優れているので要チェック。ただし、接続するデバイス側が対応している必要があるため、事前に確認しておきましょう。
M.2
M.2 SSDは、パソコンのマザーボードの拡張端子に直接装着するタイプのSSD。SATA 3やPCI Expressなどの通信方式に対応しているのが特徴です。
SATA接続方式に比べると換装難易度が高めで、ある程度知識が必要。PCI Express方式に対応していれば、SATA 3の約1.6倍にあたる10Gbpsでの高速通信が可能なため、速度を重視したい方におすすめです。
ただし、SATA接続方式と同様にマザーボード側が通信方式に対応していなければ、十分な性能を発揮できないので要注意。事前にSSDとマザーボードの両方を確認してから購入しましょう。
持ち運んで使うなら外付けSSDがおすすめ
出先で大量の画像や動画ファイルを扱う場合は、外付けSSDがあると便利です。コンパクトに作られている製品が多く、カバンや小さなポーチに入れて手軽に持ち運びできます。
また、USBケーブルでパソコンと接続するので、工具を使ってストレージを換装する手間がないのも魅力です。ストレージを初めて扱う方でも簡単に容量を拡張できます。
HDDよりも主流になりつつあるSSD。発売当初は価格が高く手が出しにくい製品でしたが、年々価格も下がっている傾向にあります。初めて購入する方は、2.5のSATA接続タイプのSSDがおすすめ。機械に詳しく速度を重視したい方は、M.2 SSDをチェックしてみてください。