記録媒体として主流になっている「SSD」。メインストレージとして使われることが多く、読込速度や書込速度など処理能力に優れているのが魅力です。なかでも、1TBのSSDは汎用性が高く、パソコンやゲーム機などさまざまなデバイスで使えます。
そこで今回は、1TBのおすすめSSDをご紹介。選び方のポイントやおすすめメーカーなどもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
SSDを選ぶときのポイント
読込・書込速度をチェック

By: amazon.co.jp
SSDを選ぶうえで、重要なのが読込・書込速度。SSDはHDDとは異なり、ディスクにデータを保存するのではなく、フラッシュメモリにデータを保存します。読込・書込の仕様がHDDと根本的に異なるので、HDDよりも読込・書込速度が2倍以上速いのが特徴です。
SSDのなかでも読込・書込速度を重視したい方は「PCI Express3.0×NVMe」に対応したモデルがおすすめ。ただし、装着難度が高めで、マザーボードに直接取り付ける必要がある点は留意しておきましょう。
接続方式をチェック
SATA

By: amazon.co.jp
パソコンやPS4などの内蔵SSDとして使用する場合は、最も一般的な「SATA」接続方式のモノを選びましょう。すでにパソコンやPS4に内蔵されているHDDをSSDへ換装できます。
SATAのなかにも種類があり、SATAに続く数値が大きいほど、読込・書込速度が優れているので要チェック。ただし、接続するデバイス側が対応している必要があるため、事前に確認しておきましょう。
また、SSDのサイズによっては取り付けられないことがあるので、サイズも事前に把握しておく必要があります。特に、PS4へ接続しようと考えている方は、厚さ9.5mm以下、サイズ2.5インチのモノを選びましょう。
M.2

By: amazon.co.jp
M.2接続は、パソコンのマザーボードの拡張端子に直接装着するタイプのSSD。SATA 3やPCI Expressなどの通信方式に対応しているのが特徴です。
SATA接続方式に比べると換装難易度が高めで、ある程度知識が必要。PCI Express方式に対応していれば、SATA 3の約1.6倍にあたる10Gbpsでの高速通信が可能なため、速度を重視したい方におすすめです。
ただし、SATA接続方式と同様にマザーボード側が通信方式に対応していなければ、十分な性能を発揮できないので注意が必要。事前にSSDとマザーボードの両方を確認してから購入しましょう。
持ち運んで使うなら外付けSSDがおすすめ

By: buffalo.jp
出先で大量の画像や動画ファイルを扱う場合は、外付けSSDがあると便利です。コンパクトに作られている製品が多く、カバンや小さなポーチに入れて手軽に持ち運びできます。
また、USBケーブルでパソコンと接続するので、工具を使ってストレージを換装する手間がないのも魅力です。ストレージを初めて扱う方でも簡単に容量を拡張できます。
SSDのおすすめメーカー
サムスン(Samsung)

By: amazon.co.jp
「サムスン」は、電子部品や電子製品など幅広く手掛けている韓国の総合家電メーカーです。日本では「Samsung Galaxy」シリーズのスマートフォンが有名。SSDに関しては2.5インチ・M.2の両方を多数ラインナップしています。
また、耐久性に優れたモデルを取り揃えており、長期的に使えるのもポイント。アフターサービスもしっかりしているため、安心して選べるのも魅力です。高性能なモデルもラインナップしているので、チェックしてみてください。
クルーシャル(Crucial)

By: amazon.co.jp
「クルーシャル」は、アメリカのマイクロン・テクノロジーが取り扱うブランドのひとつ。マイクロン・テクノロジーにおいては世界最大級のメモリメーカーで、高い信頼を集めています。
クルーシャルのSSDは、高性能かつ高耐久なのが魅力。2.5インチSSDからM.2 SSD、ポータブルSSDまでラインナップが豊富なので、利用シーンに合わせて選べるのもポイントです。
サンディスク(SanDisk)

By: amazon.co.jp
「サンディスク」は、アメリカに本拠地を置く、フラッシュメモリ製品を中心に扱っている大手メーカー。SDカードなどが人気で、世界中から高い信頼を得ているのが魅力です。2015年にウエスタンデジタルに買収されましたが、変わらずサンディスクのSSDも取り扱っています。
サンディスクのSSDは独自技術により、長い間パフォーマンスを維持できると謳っているのが特徴。高性能で長く使えるのもポイントです。
ウエスタンデジタル(Western Digital)

By: amazon.co.jp
「ウエスタンデジタル」は、アメリカのカリフォルニア州に本社を構えるハードディスクやフラッシュメモリ製品を製造する大手メーカー。50年以上続く歴史があり、世界中から信頼が厚いのが特徴です。
SSDに関しては、サイズや容量などラインナップが豊富で、利用シーンや予算に合わせて選びやすいのが魅力。なかには、ゲームプレイに最適化されたモデルも展開しているので、気になる方はチェックしてみてください。
1TBのSSDおすすめモデル|外付け
サムスン(Samsung) T7 1TB 外付けSSD MU-PC1T0T/EC
PS4やPS5の外付けストレージ用途におすすめのモデルです。読み込み速度は最大1050MB/秒、書き込み速度も最大1000MB/秒と非常に高速。セーブデータが短時間でロードできるため、長い待ち時間が少なく済みます。PS4とPS5で動作確認済みと謳われているのも、安心して購入できるポイントです。
厚さ8.0mmのスリムでスタイリッシュなデザインを採用。重さも約58gと非常に軽量なので、ポケットに入れて気軽に持ち歩けます。頑丈な金属製の筐体を使用しており、耐久性は良好です。
サンディスク(SanDisk) エクストリーム ポータブル SSD 1TB SDSSDE61-1T00-J25
USB 3.2 Gen2規格に対応したポータブルタイプのSSDです。大容量データを取り扱う機会が多い方におすすめのモデル。読み込み速度が最大1050MB/秒、書き込み速度は最大1000MB/秒と非常に高速なため、大量のデータをスムーズに移行できます。コンテンツ制作や映像の記録など、クリエイティブな用途にピッタリです。
パスワードを保護する「256ビットAESハードウェア暗号化」に対応しているのもポイント。万が一本体を紛失した場合でも、情報漏えいのリスクが最小限に抑えられます。IP55等級の防塵・防水性能を搭載しており、屋外へ気軽に持ち出せるのも便利です。
Type-C to Type-CケーブルとType-C to Type-Aケーブルが同梱されているため、どちらのUSBポートを搭載したパソコンでも利用できます。
サンディスク(SanDisk) ポータブルSSD 1TB SDSSDE30-1T00-J26
携帯に便利な、容量1TBのSSDが欲しい方におすすめのモデルです。丈夫なゴム製のベルトを搭載しているのが特徴。持ち歩く際に指に引っ掛けられるほか、カバンやリュックに固定することも可能など使い勝手は良好です。最大2mからの落下テストにパスしたと謳われているため、誤って落としても慌てる心配はありません。
USB 3.2 Gen2規格対応のType-Cポートを搭載。Type-C to Type-Aケーブルが付属しているので、さまざまなパソコンに接続でき、最大520MB/秒でデータの読み込みがおこなえます。購入しやすい手頃な価格も魅力です。
ウエスタンデジタル(Western Digital) ポータブルSSD 1TB My Passport Go WDBMCG0010BBT-WESN
信頼性の高いHDDで人気のメーカー「ウエスタンデジタル」が販売するポータブルタイプのSSDです。ボディにラバーバンパーを採用するなど、優れた耐衝撃性を有しているのが特徴。安心して携帯できる製品を求める方におすすめです。
一体型のUSBケーブルを搭載しているため、出かける際に忘れたり外出先で紛失したりする心配はありません。本体底面にスッキリと収納して持ち運ぶことが可能です。WD Backupソフトを利用すれば、パソコンのデータが自動でバックアップできます。macOSのTime Machineにも対応しているなど、使い勝手は良好です。
バッファロー(BUFFALO) MiniStation SSD 1TB SSD-PUT1.0U3-BKC
デバイスのUSBポートに直接差し込む、ケーブルレスタイプの外付けSSDです。必要なときに素早く使える製品が欲しい方におすすめ。ケーブルを持ち歩く煩わしさがないのはもちろん、カバンの中で邪魔になる心配もありません。ミリタリーグレードの耐衝撃性を備えているため、安心して携帯することが可能です。
テレビ録画用途に使えるのもポイント。1TBの容量を搭載しており、BSデジタルを約88時間、地上デジタル放送なら約125時間分の録画データが記録できます。動作音が少ないので、寝室などの静かな場所で利用するのにピッタリです。
バッファロー(BUFFALO) MiniStation SSD Professinal Edition 1TB SSD-PHP1.0U3-BA

IP55等級の防塵・防水性能を搭載した外付けSSDです。屋外へ持ち出す機会がある方におすすめのモデル。突然の雨などで多少濡れてしまっても慌てる心配が少なく済みます。USB 3.2 Gen2規格に対応しており、読み込み速度が最大1050MB/秒、書き込みは最大1000MB/秒と非常に高速です。
WindowsPCで使える「CopyBooster」アプリが付属。ファイルのコピーが高速化できるため、大容量のデータを転送する際に重宝します。USB Type-CケーブルとType-A変換アダプターが付いているので、さまざまなパソコンに接続することが可能です。
1TBのSSDおすすめモデル|内蔵(SATA接続)
サムスン(Samsung) 870 EVO 1TB 内蔵 SSD MZ-77E1T0B
主要なホストシステムとの互換性があるSSDです。チップセット・マザーボード・NAS・録画デバイスなどとの互換性をサムスン社内でテストされています。プライベートはもちろん、大切なデータを扱うビジネスユースにも安心して使用できます。
2.5インチのフォームファクターに対応。同規格を採用した、パソコンや家庭用ゲーム機の内蔵ストレージ用途に適しています。最大560MB/秒の書き込み速度性能を有しているため、大容量ファイルを高速で転送することが可能です。
クルーシャル(Crucial) MX500 1TB 内蔵型SSD CT1000MX500SSD1
PCのアップグレード用途におすすめの製品です。SATA接続に対応した、2.5インチ7mmタイプの内蔵型SSD。交換することでOSやアプリの起動が高速化できるため、毎日快適に使用できます。9.5mmのスペーサーが付属しているので、7mmと9.5mm、どちらのドライブとの換装にも対応することが可能です。
SSD取り付けガイドが準備されているのもポイント。ステップごとに詳しく説明されているため、初めての方でも簡単にインストール作業が進められます。
サンディスク(SanDisk) 内蔵 SSD PLUS 1TB SDSSDA-1T00-G27
高解像度の写真やビデオなど、大容量ファイルを頻繁に扱う用途におすすめの内蔵SSDです。SATA3インターフェースをサポートしており、最大読み込み速度は545MB/秒と高速。HDDに比べて消費電力が少ないため、PC電源や冷却システムへの負担が少なく済みます。また、ノートパソコンのバッテリー駆動時間が、長くなる効果が期待できるのも嬉しいポイントです。
「サンディスクSSDダッシュボード」を搭載。WindowsPCを使っている方なら、ドライブの状況がリアルタイムで把握できます。万が一異常が発生した場合には、アラームが通知されるので安心です。
シリコンパワー(Silicon-Power) SSD 1TB Ace A55 SP001TBSS3A55S25
厚さ7mmのボディを採用した、2.5インチの内蔵型SSDです。PS4のHDD換装用におすすめのモデル。読み込み速度が最大500MB/秒と高速なので、ゲームアプリのロードが短時間で済ませられます。振動に強く安心して持ち運べるのも便利なポイントです。
HDDを内蔵した古いノートパソコンのアップグレードにもピッタリ。アクセス速度の高速化が図れるため、ネットサーフィンやパソコン作業が快適におこなえます。3ステップで交換できるなど換装作業は簡単です。
トランセンド(Transcend) SATA-III 6Gb/s SSD220Q 1TB TS1TSSD220Q
価格の手頃な容量1TBの製品です。SATA3インターフェースとSLCキャッシュを採用しているのが特徴。最大550MB/秒の読み込み速度と、最大500MB/秒の書き込み速度を実現しています。コスパに優れた内蔵型のSSDが欲しい方におすすめです。
総書き込みバイト数が最大400TBWあるなど耐久性は良好。パソコンのアップグレード用途にピッタリです。専用アプリ「SSD Scope」を利用すれば、SSDのパフォーマンスや摩耗レベルなどがモニターできます。
1TBのSSDおすすめモデル|内蔵(M.2接続)
サムスン(Samsung) 980 PRO 1TB 内蔵 SSD MZ-V8P1T0B
最大読み込み速度が7000MB/秒の、高速な内蔵型SSDです。SATA接続のSSDに比べて、12.7倍の速度を実現していると謳われているのが特徴。転送速度を重視する方におすすめのモデルです。高性能なゲーミングPCやクリエイティブ用途のパソコンを自作するシーンで活躍します。
放熱設計に優れているのもポイント。ニッケルコーティングが施されたコントローラーとヒートスプレッダーラベルを採用することで、高いパフォーマンスを安定して発揮することが可能です。
クルーシャル(Crucial) P5 Plus 1TB PCIe M.2 2280SS SSD CT1000P5PSSD8
PCI Express Gen4に対応した内蔵SSDです。PS5のストレージ容量拡張におすすめのモデル。最大6600MB/秒の読み込み速度を実現しているので、ゲームアプリの起動は非常に高速です。セーブデータのロードも短時間で完了するため、遊びたいときにすぐにプレイできます。
ドライブ暗号化やエラー訂正などの機能を備えているのもポイント。セキュリティと信頼性に優れているので、ビジネスユースのパソコンでも活躍します。下位互換性が確保されており、PCI Express Gen3にも対応しているなど使い勝手は良好です。
トランセンド(Transcend) PCIe SSD 110Q 1TB TS1TMTE110Q
PCI Express Gen3インターフェースに対応した価格の安い製品です。気軽に購入できる、M.2接続のSSDを探している方におすすめのモデル。コストを抑えつつ、快適に使えるパソコンを自作するような用途にピッタリです。
最大2000MB/秒の読み込みと最大1500MB/秒の書き込みに対応しているため、容量の大きなデータがスムーズに扱えます。消費電力が低く、電源ユニットの負荷が軽減できるのも嬉しいポイントです。
キングストン(Kingston) NV2 PCIe 4.0 NVMe SSD 1TB SNV2S/1000G
価格の手頃な、PCI Express Gen4インターフェース対応モデル。読み込み速度が最大3500MB/秒あるため、大容量ファイルもスムーズに転送できます。コスパを重視する方におすすめのSSDです。
M.2接続に対応しているので、薄型のノートパソコンや小型ケースを採用したデスクトップPCにも容易に組み込めます。
キオクシア(KIOXIA) EXCERIA G2 NVMe SSD 1TB SSD-CK1.0N3G2
最大2100MB/秒の読み込みが可能な、PCI Express Gen3対応のSSDです。パソコンを気軽にアップグレードしたい方におすすめのモデル。M.2接続タイプのため配線の煩わしさがなく、マザーボードに差し込むだけで作業が完了できます。
「SSD Utilityマネージメントソフトウェア」が提供されているのもポイントです。ドライブの残寿命がチェックできるほか、ファームウェアの更新により性能や安定性の向上が図れるなど、幅広いシーンで便利に使えます。
HDDよりも主流になりつつあるSSD。発売当初は価格が高く手が出しにくい製品でしたが、年々価格も下がり導入しやすくなっています。初めて購入する方は、SATA接続タイプのSSDがおすすめ。機械に詳しく速度を重視したい方は、M.2接続タイプをチェックしてみてください。