全身の筋肉に無理なく負荷がかけられる「ローイングマシン」。全身運動なので、持久力や心肺機能の向上も期待できるのが魅力です。スポーツジムで見かける機会の多いマシンですが、個人向けのモデルも増えています。
ローイングマシンといっても、複数のメーカーからさまざまなモデルが展開されているため、どれを選べばよいか迷いがちです。そこで今回は、おすすめのローイングマシンをピックアップ。選び方もご紹介します。
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ローイングマシンとは?
ローイングマシンとは、カヌーやボートを漕ぐ動きが行えるトレーニングマシンのことです。腕・肩・胸に加え、背中や太ももなど全身を鍛えられるのが魅力。効率的に幅広い筋肉へ負荷がかけられます。
ローイングマシンの特徴は、着座姿勢で運動を行うことです。そのため、関節への負荷を少なくすることが可能。膝や腰を痛めるといった怪我のリスク軽減が期待できるメリットがあります。
また、負全身運動を持続的に行うため、持久力や心肺機能の向上が期待できるのもポイント。体力をつけたい方にもおすすめです。
ローイングマシンの選び方
タイプをチェック
油圧式
油圧式のローイングマシンは、ボディに搭載されたダイヤルを回すことによって負荷を細かく調整できるのが特徴です。自身のトレーニングレベルに合わせて負荷を変えられるのはもちろん、その日の体調によっても調節できます。
また、静音性に優れているため、時間帯を気にすることなく使用しやすいのもポイント。加えて、ほかのタイプよりも価格が安いモデルが多いのも魅力です。はじめてローイングマシンを購入する方にもおすすめのタイプです。
磁気抵抗(マグネット)式
マグネット式のローイングマシンは、磁気抵抗によるブレーキシステムを搭載しているのが特徴。マシン内の摩擦が少なく静音性に優れているため、集合住宅に暮らしている方におおすすめです。
一方で、油圧式のローイングマシンと比較して高価であることや、ほかのタイプよりも本体サイズが大きい傾向がある点には注意が必要。予算や設置スペースについて、購入前に確認しておきましょう。
空気抵抗(フライホイール)式
フライホイール式のローイングマシンは、空気抵抗を用いているのが特徴。実際に水の抵抗を受けているような感覚が得られます。シングルスカルやカヌーなど、ボート競技へ参戦しているアスリート向けの本格的なアイテムです。
フライホイール式のローイングマシンは動作音が大きいため、集合住宅での使用にはやや不向きである点に注意が必要。加えて、本体サイズも大きいため、一軒家に住んでいる方や本格的にトレーニングをしたい方におすすめです。
水抵抗(水圧)式
水圧式のローイングマシンは、ボディに搭載されたタンクの中に水が入っており、水による負荷を受けるのが特徴。実際にオールを使ってボートやカヌーを漕いでいるかのような感覚が覚えられます。
ボートを漕ぐ際に必要な筋力や体感、バランス感覚を養いやすいのがポイント。一方で、水漏れが発生しないようにするなど、定期的なメンテナンスが必要です。
折りたためると収納しやすい
ローイングマシンを購入する際に気を付けておきたいのは、設置スペースが広いかどうかです。基本的には常設するため、使用しないときにはデッドスペースになってしまいます。
折りたたみが可能なモデルを選べば、使用しない際コンパクトにできるので、スペースを有効活用できます。また、キャスター付きのモデルを選べば、トレーニングのときだけ手軽に取り出せて便利です。
安定性をチェック
ローイングマシンを選ぶ際、安定性が高いかどうかもチェックしておきましょう。ローイングマシンでのトレーニングは、全身を使って大きく動きます。安定性に欠けるモデルを選んでしまうと、怪我につながりかねません。
そのため、脚や本体が動かないよう、フットプレートに固定用のストラップが付いたモデルなどがおすすめ。また、床を傷つけてしまう恐れもあるため、専用のマットの購入も検討してみてください。
アプリと連動できると便利
スマホアプリと連動させられるローイングマシンを選べば、トレーニングの記録を付けられるのがポイント。スマートフォンやタブレットから見返すこともできます。また、トレーニングメニューを紹介してくれるのも存在するので、チェックしてみてください。
さらに、同じアプリを使用しているほかのユーザーと情報を共有したり、SNSでトレーニング結果をシェアしたりできるのもおすすめ。モチベーションアップにも役立ちます。
モニター表示があると便利
モニター表示付きのローイングマシンを選べば、現在のトレーニング状況が一目で視認可能。アプリと連動できるモデルと同じように、モチベーションを維持できます。集中力があまり続かない方にもおすすめの機能です。
主にモニターで確認できるのは、継続時間・消費カロリー・運動距離・トータル回数など。モデルによって表示内容が多少異なるものの、さまざまな項目をチェックできるのがポイントです。
ローイングマシンのおすすめ
中旺ヘルス(Chuou Health) ローイング・フィット P-3
12段階の負荷調整が可能な油圧シリンダー式のローイングマシンです。脚の高さも3段階に調節が可能。運動経験の有無や目的などに応じて負荷をかけられます。ダイヤルを回すだけの簡単操作なのも魅力です。
ボディ前面にはモニターを搭載。トータル回数や継続時間、消費カロリーなど、ワークアウトに役立つ情報をリアルタイムに表示します。また、ボタンひとつで簡単に表示項目が切り替えられることや、運動終了後に自動でオフになるのも魅力です。
使用時の本体サイズは、約幅91×奥行129×高50cm。折りたたみ時には、約幅40×奥行51×高127cmにまでコンパクトになるので、スッキリと収納できます。
中旺ヘルス(Chuou Health) ローイング・フィット マルチ RN-6360
ローイングモードとABモードの2モードを搭載しているローイングマシンです。ローイングモードでは体重を使用し、背筋や二の腕などの筋肉へ負荷がかけられます。複雑な設定を必要とせず、すぐにトレーニングし始められるのが魅力です。
ABモードは、腕で下半身を引き上げるアブドミナルはもちろん、プルアップ、バックストレッチなど、さまざまなトレーニングが行えます。お腹周りや肩周りのトレーニングにも便利です。
本体サイズは、幅88×奥行125×高さ60cmとコンパクト。重量も18.7kgと比較的軽量です。折り畳み式なので、使わないときにはスッキリと収納できるのもポイント。利便性の高いローイングマシンを探している方におすすめのアイテムです。
中旺ヘルス(Chuou Health) 水流ローイング・ビートル CH-620
水と水車を利用する「ウォーターフライホイールシステム」を搭載した水圧式のローイングマシンです。水量で抵抗が調節でき、タンクには最大約17Lまで水が入れられます。運動不足解消からスピードトレーニングまで、幅広い目的で使用可能です。
長時間使用しても疲れを覚えにくいシートを採用。また、本体前部にはコントロールパネルを備えており。1分間に漕いだ回数や消費カロリーなどの情報がリアルタイムで確認できます。
ほかにも、タンクはパッキンのみの交換だけで水漏れに対応できるなど、お手入れが簡単なのもポイント。実際のボート漕ぎに近い操作感覚が得られ、メンテナンス性に優れているおすすめのアイテムです。
中旺ヘルス(Chuou Health) 清流・ローイングマシン SR-888
水を負荷に使用している水圧式のローイングマシンです。実際にボートやカヤックを漕いでいるような感覚が得られます。バーを引く速さで負荷を調節できるのが特徴。初心者から上級者まで、幅広いユーザーにおすすめです。
ボディ前面にはコントロールパネルを搭載。ストローク数や進んだ距離、継続時間など、運動に役立つ情報が確認できます。さらに、単純な操作で表示項目が切り替えられるなど、操作性も良好です。
フットボードのサイズは6段階に調節が可能。固定用のベルトも付いており、安定してトレーニングが行えます。また、人間工学に基づいたハンドルを採用しており、握りやすいのもポイント。ホームジムへの導入におすすめのアイテムです。
ダイコー(DAIKO) 家庭用ローイングマシン DK-7107A
最大スライド幅が約75cmのローイングマシンです。ステップを足で押しながら踏ん張り、ハンドルを引きながら座面をスライドさせることで、身体全体バランスよく負荷がかけられます。
マグネット式で、8段階に負荷が調節可能。ダイヤルを回すだけで、簡単に変更できます。また、本体前面には大きな字で見やすい液晶操作パネルを搭載。カロリーや心拍数など、ワークアウトに必要な情報がリアルタイムで確認できます。
折りたたみ式で、コンパクトにできるのもポイント。脚部には移動用のキャスターを標準装備しているため、使用しないときには邪魔にならない所へ動かせます。使用時の騒音値は約50dBと静音性も良好。時間帯を問わず運動できるのも魅力です。
ダイコー(DAIKO) 家庭用ローイングマシン DK-7115
風力とマグネットの両方を採用したローイングマシンです。負荷は8段階に調節可能。ボディに風向口が付いており、熱くなった身体をクールダウンできるのが特徴です。
また、デジタルパネルを搭載しており、消費カロリーや運動距離などの情報が一目で確認できます。パネルはコンセント不要の電池式。置き場所を選ばずにトレーニングできるのも魅力です。
使用しないときにはレールを折りたたみ、コンパクトに収納できるのもポイント。高性能ながら比較的価格が安く、初めての方にもおすすめのアイテムです。
ダイコー(DAIKO) 水圧式ローイングマシン DK-6203
タンクの最大容量20Lの水圧式のローイングマシンです。水量に応じて負荷を変えられるのが特徴。連続使用時間は60分で、心肺機能の向上や筋力アップなど、幅広い目的でトレーニングが行えます。
適応身長が130cm以上なので、小柄な方でも使用可能。体重が110kgまでの方が使えるので、体重減少の目的でもトレーニングが行えます。さらに、本体前面のモニターからトータルカウントやカロリーなどの情報が確認できるのも魅力です。
本体サイズは幅54×長さ213×高さ56cm。移動用のキャスターが付いているため、使用しないときには邪魔にならない場所へ移動できます。実際にボートやカヌーを漕いでいるような感覚で運動したい方におすすめのアイテムです。
アルインコ(ALINCO) ローイングマシン2000 FA2000A
ボディ前面にモニターを搭載しているローシンクマシンです。時間やカロリー、累積回数など、運動に役立つ項目が一目で視認できます。ボタンひとつで表示内容が切り替えられることや、電源が自動でオフになるのが特徴です。
油圧シリンダー方式を採用しており、12段階で負荷の変更が可能。健康促進をはじめ、ダイエットや筋力アップなどの目的にも使用できます。さらに、ノブを回すだけで簡単に負荷の調節が行えるのも魅力です。
ペダルに固定用のベルトを標準装備しており、しっかりとペダルを踏み込めるのもポイント。安定性に優れています。さまざまな目的で使用でき、運動不足の方にもおすすめのアイテムです。
アイロテック(IROTEC) ローイングマシン RM201H
12段階の負荷調節が行える油圧シリンダー式のローイングマシンです。シリンダー部のダイヤルを回すだけで、簡単に変更できます。アーム部でも3段階の負荷調節ができるなど、細かくコントロールできるのが特徴です。
固定ストラップ付きのフットプレートを搭載。しっかりと踏ん張れるので、安定してトレーニングが行えます。さらに、フットプレートの間にはカウンターコンピューターを採用。運動時間や消費カロリーなどをモニター表示します。
スライドシートにローラーを内蔵しているのもポイント。スムーズな前後運動が行えます。また、本体サイズは幅60×長さ130×高さ71cm。高い安定性を備えたおすすめのアイテムです。
JOROTO ローイングマシン MR35
ウォーミングアップから有酸素、筋力アップなど、さまざまな目的でトレーニングに適したローイングマシンです。10段階の負荷を調節できるマグネット式を採用。静音性優れ、時間帯を気にせず使用できます。
人間工学に基づいたシートクッションを採用。長時間座っていても疲れにくく、ワークアウトに集中できます。さらに、滑り止め付きのペダルやリアスタビライザーも備えており、安定性の高さも良好です。
ジョンソンヘルステック(Johnson Health Tech) ローイングマシン Oxford6
ダイヤルで20段階に負荷が調節できるマグネット式のローイングマシン。快適性に優れたシートを採用しており、長時間集中してトレーニングが可能です。ボディ前面には5.4インチのブルーバックライトLCDディスプレイを搭載しています。
フットプレートには、足の大きさに応じて締め付け具合が調節可能なストラップを搭載。しっかりと踏ん張れるので、安定してトレーニングが行えます。折りたたみ式なので、トレーニング後はコンパクトに収納できるのも特徴です。
運動記録システム「ViewFit」に対応しているのもポイント。アプリで時間や距離などが日・週・月ごとに確認できるので、モチベーションの維持に繋げられます。また、世界中の人と一緒に頑張れる「チャレンジ」モードを搭載しているのも魅力です。
コンセプトツー(Concept2) RowErg D/PM5
電子パフォーマンスモニターを搭載しているローイングマシンです。グラフやペースボート、カロリーなどの情報をリアルタイムで表示します。結果を自動で保存する機能もあるため、過去のデータを参考にしながらトレーニングできるのも魅力です。
空気抵抗を活用して負荷を掛けるフライホイール採用。実際にオールを漕ぎ、水の抵抗を受けているかのような感覚が得られます。さらに、使用時の回転音や駆動音がほとんどせず、ノイズも少ないのが魅力です。
調整可能なフットレストと人間工学に基づいたハンドルを搭載しており、安定してトレーニングしやすいのもポイント。また、2つの部分にすばやく分離できるため、使用しないときにはコンパクトに収納できます。
メラック(MERACH) MERIT Rowing Machine Q1
非接触型マグネット負荷調整システムを搭載しているローイングマシンです。パーツ同士の摩擦が少なく、熱を持ちにくいのが特徴です。静音性に優れているため、快適に使用できます。
また、16段階に負荷の変更が可能。運動不足解消や筋力アップなど目的に応じて設定でき、初心者から上級者まで幅広いユーザーに適しています。さらに、ボディに搭載したダイヤルを回すことで簡単に調節できるのも魅力です。
フィットネスアプリ「KINOMAP」と連動可能で、トレーニングデータを記録したり確認したりできるのもポイント。また、運動時間や運動距離などをリアルタイムで表示するモニターも備えています。
ノルディックトラック(NordicTrack) RW900 Rower
26段階に強度が調節できるマグネット式のローイングマシンです。用途に応じて細かく負荷を変えられる点や、高い静音性が魅力。また、足のサイズに合わせて調節可能なペダル付きで、安定してトレーニングできます。
22インチのHDタッチスクリーンを搭載しているのもポイント。距離や消費カロリーなどが直感的な操作で確認できます。また、折りたたみ式で、トレーニング後はコンパクトに収納が可能。ハイエンドモデルを探している方におすすめのアイテムです。
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近年、さまざまなローイングマシンが登場しています。油圧式やマグネット式といったタイプの違いはもちろん、モデルによって搭載されている機能も異なるため、運動レベルやニーズ、住まいに応じてアイテムを選ぶのがおすすめです。本記事を参考に、お気に入りのローイングマシンを手に入れましょう。