ハンドボールを楽しむために必要な「ハンドボールシューズ」。動作がダイナミックなスポーツなので、優れたグリップ力や耐久性を備えたシューズを用意するのが大切です。ただし、モデルによって特徴が異なるため、どれを選べばよいか迷ってしまう場合があります。
そこで本記事では、おすすめのハンドボールシューズをピックアップ。人気メーカーや選び方についても解説します。ぜひお気に入りの1足を見つけてみてください。
ハンドボールシューズの選び方
プレー場所をチェック
屋外

By: amazon.co.jp
ハンドボールは体育館などで行われるイメージですが、屋外で行われることもあり、専用のシューズが開発されています。屋外用のハンドボールシューズは、アウトソールに凹凸が設けられているのが特徴です。凹凸が地面をしっかりと掴むので、グラウンドやクレイコートで高いグリップ力を発揮します。
ただし、屋外用モデルを体育館で使用すると、接地面積が少なくて不安定。怪我をする恐れもあるため、屋内で使用するのは避けるのがおすすめです。
屋内

By: amazon.co.jp
屋内用のハンドボールシューズは、屋外用モデルとは異なり、アウトソールに凹凸がほとんど設けられていないのが特徴です。体育館のようなフラットな床との接地面積が広くなるように作られており、滑りにくいのが魅力です。
また、切り返しやストップアンドゴーなどの動きがしやすいよう、アウトソールに丸型ひし形などの溝が施されているのもポイント。なお、屋外で使用すると滑りやすいので留意しておきましょう。
グリップ力をチェック

By: amazon.co.jp
ハンドボールシューズを選ぶ際、グリップ力の高さも確認しておきましょう。ハンドボールはダッシュ中にストップしたり、切り返して方向転換したりと、動きの激しいスポーツです。そのため、滑りにくいモデルを選ぶ必要があります。
クリップ力を確認する場合は、アウトソールに注目。屋外用なら凹凸の細かさや大きさ、屋内用なら柔軟性を備えた素材かどうかをチェックしてみてください。
耐久性をチェック

By: amazon.co.jp
耐久性の高いハンドボールシューズもおすすめです。プレイ中にアウトソールが剥がれたり、アッパーが破れてしまったりすると、大きな怪我やトラブルに繋がってしまう場合があります。また、耐久性の高いモデルは長く愛用できるため、ランニングコストの面からも確認しておくのが重要です。
たとえば、アッパー部分が人工皮革などで補強されているモノや、ソール部分に耐久性に優れた素材を採用しているモノなどがラインナップされています。より安全に長く使用したい方にぴったりです。
通気性をチェック

By: amazon.co.jp
ハンドボールは動きが激しく、持久力が求められるスポーツでもあるので、プレイ中に汗をよくかきます。そのため、通気性をチェックするのもおすすめです。通気性の高いモデルは、シューズ内部に湿気がこもりにくく、長時間快適にプレイできます。
通気性の高いモデルの多くには、メッシュ素材が採用されているのが特徴。また、ソール部分に通気孔を設けている製品もあるので、気になる方はチェックしてみてください。
ハンドボールシューズのおすすめメーカー
アシックス(Asics)

By: amazon.co.jp
「アシックス」は、1977年に設立された日本のスポーツ用品メーカーです。「オニツカタイガー」などで有名な鬼塚株式会社を前身としており、現在はスポーツウェアやシューズなど、さまざまなアイテムの製造・販売を行っています。
アシックスのハンドボールシューズは、ソール部に「GEL」というアシックス独自の衝撃緩衝材を採用しているのがポイント。優れたクッション性を持つモデルを多くラインナップしています。
アディダス(adidas)

By: amazon.co.jp
「アディダス」は、1949年に設立されたドイツのスポーツ用品メーカーです。スポーツウェアやシューズなどのフィットネスアイテムはもちろん、近年ではファッションアイテムとしても活躍するデザイン性に優れたモノも手掛けています。
アディダスのハンドボールシューズは、フィット性に優れているのが特徴。靴下を着用しているかのような、自然な履き心地を体感できます。また、ボディサイドにアディダスオリジナルの3本線があしらわれているのもポイントです。
サルミング(SALMING)

By: amazon.co.jp
「サルミング」は、1991年に創設されたスウェーデンのスポーツブランドです。当初はアイスホッケーに関するアイテムの製造・販売から事業をスタート。現在ではハンドボールやバレーボールなど、インドアスポーツのアイテムも手掛けています。
サルミングのハンドボールシューズは、さまざまな独自のテクノロジーが多く用いられているのが特徴。また、インドアシューズとグラウンドシューズの両方をラインナップしているのもポイントです。
ハンドボールシューズのおすすめ|屋外向け
アシックス(Asics) GEL-PEAKE 1113A023

アウトソールに耐摩耗性に優れた「ARHR+」を採用している屋外向けのハンドボールシューズ。グラウンドとの摩擦が生じやすいつま先部分に、補強材を配しているのも特徴です。
アウトソールの拇指球下にはピボットサークルを搭載。さまざまなシーンで高いグリップ性を発揮します。また、かかと部には撃緩衝素材である「GEL」を採用しているため、クッション性の高さも良好です。
フィット性に優れたソフトな人工皮革材を採用しているのもポイント。足入れの心地よさを体感できます。耐久性と機能性を兼ね備えており、屋外で使用するプレイヤーにおすすめのアイテムです。
サルミング(SALMING) エレメンツ 3

アッパーにサルミング独自のPU素材「ロックシールド」を搭載した屋外向けのハンドボールシューズ。優れた強度が備わっており、石や砂利などから足を保護しやすいのが特徴です。加えて、より長く愛用できます。
2レイヤー構造を採用しているのもポイント。1層目にはメッシュを採用しており、優れた通気性と快適な履き心地を同時に実現しています。2層目には薄い素材を使用することで効率的な排水を促し、砂利などの侵入をブロックしやすいのが特徴です。
ボディの側面には骨格のような「EXOスケルトンデザイン」を採用。安定性に優れており、左右へ素早く切り返せます。また、足指関節に負担がかかりにくく、長時間快適にプレイが可能。耐久性と機能性に優れたおすすめのアイテムです。
サルミング(SALMING) オーティーコンプ

アウトソールに、オフロードタイヤにも用いられる「ミシュランOCX」を採用した屋外向けのハンドボールシューズです。濡れたアスファルトや乾いたグラウンドなど、さまざまな地面で優れたグリップ性を発揮します。
アッパーに2レイヤー構造を採用することで、快適にプレイし続けられる通気性と優れた耐久性を同時に実現。地面からの素早いレスポンスも感じられます。さらに、「EXOスケルトンデザイン」により、安定性を備えているのも魅力です。
ミッドソールには「耐摩耗インジェクションEVA」を採用。俊敏性と柔軟性が備わっています。また、かかとからつま先に向けて4mmの傾斜を付けることで、スムーズな蹴り出しを実現しやすいのもポイントです。
ミズノ(MIZUNO) ウエーブガイア3 X1GD1850

アウトソールにスタッドアウトソールを採用している屋外向けのハンドボールシューズです。底部に細かな凹凸を搭載しており、グラウンドでも運動場でも滑りにくいのが特徴。優れたグリップ力を発揮します。
ミッドソールには軽量性に優れたインジェクションミッドソールを採用。密着性が高いので底剥がれしにくく、型崩れしにくいのも魅力です。加えて、前足部が広く設けられているため、ゆったりとした履き心地を覚えられます。
ミズノが独自に開発した波型のプレート「MIZUNO WAVE」を用いているのもポイント。優れたクッション性と高い安定性を同時に実現しています。グラウンドで練習をする機会の多いプレイヤーにおすすめのアイテムです。
ハンドボールシューズのおすすめ|屋内向け
アシックス(Asics) スカイハンドJP THH536

アッパーのかかと部に低反発フォームを搭載している屋内向けのハンドボールシューズです。プレイヤーの足形に合わせてゆっくりと変形し、馴染みやすいのが特徴。高いフィット感を覚えられます。
かかと部のミッドソールには衝撃吸収性に優れた「GEL」を採用。クッション性が高く、足にかかる負荷を低減します。加えて、踏み付け部のミッドソールには「SPEVA」を搭載。高い反発性を同時に実現しているのもポイントです。
アウトソールの素材には「N.C.ラバー」を採用。コートに吸い付くような粘り強いグリップ力を発揮します。また、「MAGICVENTILATION」を搭載しているため、通気性の高さも良好。長時間快適にプレイできるモデルを探している方におすすめのアイテムです。
アシックス(Asics) GEL-FASTBALL3 THH546

かかと部にはノンシーリングタイプの「GEL」を、踏み付け部には発泡シートタイプの「GEL」をそれぞれ採用している屋内向けのハンドボールシューズです。クッション性にも優れています。
アウトソールには天然ラバーの含有量が高い素材を採用。シューズとコートとの間に生まれるズレを低減し、優れたグリップ性を発揮します。また、アウトソールに配置した溝により、足の動きに合わせた屈曲性を実現しているのも特徴です。
ミッドソールの中足部に高い剛性が備わっているのもポイント。ねじれに強く、さまざまな方向へスムーズに動き出せます。加えて、メッシュとPUプリントを組み合わせたアッパーを採用しているので、快適な履き心地を体感できるのも魅力です。
アシックス(Asics) BLAST FF2 1073A037

中足部からかかと方向に向けて樹脂トラスティック構造である「TURNTRUSS」を搭載した屋内向けのハンドボールシューズです。外側に壁を設けることで横ブレを低減し、安定したプレイを実現できます。
アシックス独自の「DYNAWRAPシステム」を採用しているのもポイント。シューレースクロージャーと組み合わせることで、高いフィット感を覚えられます。加えて、シューズ内部で足滑りが起きないようにホールド可能です。
アウターソールには天然ラバーの配合比率が高い素材を採用。粘り強さのあるグリップ力を発揮します。また、メッシュとフィルムを組み合わせたアッパーを採用しているのも魅力。ダイナミックなプレイを得意とする選手におすすめのアイテムです。
アディダス(adidas) コート チーム バウンス インドア FZ2615

アッパーに優れた軽量性を有するメッシュアッパーを採用した屋内向けのハンドボールシューズです。長時間のプレイにも適しています。加えて、靴下のようなフィット感や、安定した履き心地を覚えられるのも魅力です。
ミッドソールにはアディダス独自の「BOUNCEテクノロジー」を搭載。着地の度に優れたクッション性を発揮し、足への負担を低減します。さらに、高い反発性と屈曲性も兼ね備えており、足の指で地面を掴む感覚を得やすいのも特徴です。
シューレースクロージャー仕様なので、紐の締め具合でフィット感を細かく調節できます。また、ノンマーキングラバーアウトソール採用で、体育館の床に汚れが付きにくいのもポイント。サポート性に優れたおすすめのアイテムです。
アディダス(adidas) アディゼロ ファストコート 2.0 FZ4669

高性能リサイクル素材のひとつ「プライムグリーン」を用いた屋内向けのハンドボールシューズです。アッパーの50%はリサイクル素材で作られています。環境に配慮されているのが特徴です。
全方向への動き出しに対応したアウトソールを採用。ターンや切り返しなど、ディフェンスとのズレを作る動きがスムーズに行えます。加えて、「Lightstrikeミッドソール」が素早いプレイをサポートするのも魅力です。
アッパーには軽量性に優れており、風通しのよいメッシュアッパーを採用。シューズ内部に湿気がこもりにくく、長時間快適にプレイできます。また、シューズ内で足ズレが起こりにくいのもポイント。スピードに自信があるプレイヤーにおすすめのアイテムです。
サルミング(SALMING) イーグル

特許技術を使用したサルミング独自の素材「D3O」を用いている屋内向けのハンドボールシューズ。衝撃吸収性に優れており、着地時の膝や腰への負担を軽減します。加えて、ソフトな履き心地を覚えられるのも特徴です。
アウトソールの内側にはパフォーマンスEVAを内蔵。高い反発性が備わっています。さらに、「ヘキサグリップ」採用により、優れたグリップ力を同時に実現しているのも魅力です。
かかと部は、人間工学に基づいて開発された「エルゴヒールカップ」を搭載しているのもポイント。快適な履き心地とフィット性が体感できます。耐久性と安定性を兼ね備えたおすすめの1足です。
サルミング(SALMING) ホーク2

クッション性と接地感に優れているソールを搭載した屋内向けのハンドボールシューズ。「リコイルERF」と「ソフトフォーム」の衝撃吸収材を組み合わせているのが特徴です。
ボディの側面には「EXOスケルトンデザイン」を採用。左右に大きく動いてもブレにくい、優れた安定性が備わっています。さらに、つま先への摩擦低減も同時に実現しているため、負担が少ないのも魅力です。
ミッドソールには「耐摩耗インジェクションEVA」を採用。シューズの内側には「ロールバー」が作られているので、踏み出しがスムーズに行えます。スピードに自信があるプレイヤーにおすすめのアイテムです。
サルミング(SALMING) ヴァイパー5

ソールを薄く設計している屋内向けのハンドボールシューズです。足の指でコートを掴むような感覚が得られます。さらに、アッパーの素材にはサルミング独自の「ヴァイパースキン」を採用。安定性を実現しているのも特徴です。
シューズの内側には「ロールバー」が作られているため、踏み出しがスムーズなのも魅力。かかと部には「エルゴジム」を搭載。人間工学に基づいた優れたフィット性と快適な履き心地を体感できます。
加えて、サルミングの独自技術「LMS」搭載しており、ねじれに強いのもポイント。細かいフェイントを得意とするプレイヤーにおすすめのアイテムです。
ミズノ(MIZUNO) ウエーブステルスV X1GA1800

ソールにミズノ独自の素材である「SR touch」を採用した屋内向けのハンドボールシューズです。高い反発性が備わっているので、着地時の衝撃をエネルギーに変換できます。次から次へとプレイを繋げやすいのが魅力です。
着地時の衝撃を緩和するクッション材「VS-1」を採用。足にかかる負担を低減しています。さらに、ミズノ独自の波型プレート「MIZUNO WAVE」を採用しているのも特徴。クッション性と安定性を同時に実現しています。
グリップ力と耐久性に優れた「エクストラグレードラバー」を用いているのもポイント。また、「MIZUNO INTERCOOL」搭載により、通気性にも優れます。運動量の多いプレイヤーにおすすめのアイテムです。
ミズノ(MIZUNO) ウエーブミラージュ4 X1GA2150

アッパーにエアメッシュを搭載している屋内向けのハンドボールシューズです。通気性に優れているため、湿気がこもりにくいのが特徴。シューズ内部で足滑りが起こりにくく、安定してプレイできます。
かかと外側のミッドソールには、ミズノ独自の高反発素材である「MIZUNO ENERZY」を搭載。高いクッション性が備わっており、着地時の衝撃を緩和します。また、反発を活かした、キレのあるプレイが実現しやすいのも魅力です。
アウトソールの中足部には「B-Flex Groove」を搭載。斜め方向の屈曲溝を設けることで、自然な蹴り出しをサポートします。動きやすさを追及して作られているため、スピードに自信があるプレイヤーにおすすめのアイテムです。
ハンドボールシューズの売れ筋ランキングをチェック
ハンドボールシューズのランキングをチェックしたい方はこちら。
さまざまなメーカーから多くのハンドボールシューズが発表されています。屋外用か屋外用かの違いはもちろん、モデルやメーカーによってシューズの強みや特徴が異なるため、プレイスタイルやニーズに合わせてアイテムを選ぶのがおすすめです。本記事を参考に、お気に入りの1足を手に入れてみてください。